ニッチなまーったりな、異世界、楽々のーんびり通販生活♪

ep.99 キッキと遊ぶ

　泣きだす８歳のキッキを僕は抱きしめて、それから頭をなでながら、キャンディをキッキにあげた。

　さッ




　異世界でも、能力がなくて生きられない人ってたくさんいる。

　そういう人を僕は助けて、みんなでまったーり暮らして行けたらと思うんだ。せっかく、異世界に来たんだもん。こういう子たちを幸せにするために生きたいよね？

　そのために、僕はお金持ちになったんだから。やっぱり、異世界最高だ！　僕がキッキを助けて雇えるッッ☆彡




「だいじょうぶだよ。キッキ。君はがんばってる」

　キッキはかわいい。いや、かわいくなくても、僕の大切な従業員だ。







　アーロンが、後で僕を褒めてくれた。

「あの・・・なんていうか、従業員として、伊佐木さんに仕えられること、僕、すごく感謝しています。キッキは僕の弟分で、なにをやっても不器用で、それでイジメられたりして。僕はキッキを助けたかった。なんていうか、伊佐木さんって、すごく優しくて、わかった御主人さまです。僕はあなたにずっと仕えたいです」




　少年のアーロンに褒められたけど、すごく、照れくさくて、うれしかったな～☆彡


　ふぅ。キッキが僕の家に来てくれてよかったよ。僕が助けられる。

　あっ、隣の家の坊さんの立てカンバンが変わってる。観てみよう～、



存在がすべて万能の無制限な力を得た存在になっている世界を想像して欲しい。
存在はなんでも自分の好き都合になるために、他人を落とし、自分だけが幸福になろうとする。
それをすべての存在がやっている世界は存在する。
そのときに、存在はすべて地獄への落としあいをはじめ、戦いを永遠に続けることになってしまう。
万能の力を得ながら、存在がやるのは、地獄への落としあいである。
そこで、客観的に考えて欲しい。万能の力を得たときに、あなたがやらなければならないことだ。
それは、他人を落とすのではなく、他人すべてが享楽の環境をすべて手に入れる環境を作ることだ。
そして、落としあいを誰ひとりしなくていい環境を作ることだ。信仰に力を。

アーメン・インシュアラー・陀仏


へえ。万能の力を無制限に不特定多数の人が持つと、

殺し合いをはじめちゃうのか。

なんだか、怖いな。







　今日はお休みにして、キッキと遊ぶことにしたッッ☆彡

　なんだか、キッキは雇い主として僕をこわがってるみたいだし、安心して働けるように、コミュニケーションを取ってみようと思ったんだ。



　だから、僕はキッキに言った。

「キッキ。今日は君はお休みだ。僕と一緒に、庭で遊ぼう。それが君の仕事だ。いいね？」

　８歳のキッキはびっくりして、僕を見上げた。




「あ、あの、ど、どういうことで、でしょうか？」

「いいから今日は遊ぶこと！　普段の仕事の疲れを癒して、僕と遊ぶんだ」




　とはいえ、キッキも何をして遊んだりするかわからない☆彡

　こういうときに、異世界通販を使ってもいいよね？




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　おっ、面白いのがあるね。

　なになに？

　ピロリ

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