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エッチは楽しい

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 一応の頭である老騎士のジェイガンをフェラチオとオナニーとアロエローションで掌握した。

 そこから、5人の子どもたちがセティの指示で動く。

「お前たちは、私の言うことだけ聞きなさい。フェラチオをして、騎士たちに、ブタニク食わないで育てるといっぱい食える。鶏食わないといっぱい食える。蕎麦育てるといっぱい食える。薔薇を育てるとローション増える。アロエを育てるとローション増える。それだけを言いなさい。言えば私が騎士に隠れて、焼き土を食べさせてあげよう」

 父はブタを飼っていた。それはただブタを食うよりは育てて数を増やすことを母に聞いたからだ。ブタは土を食う。育てると多量の肉になると。

 それと同じことを、僕はやりたかった。

 鶏は1日にタマゴを一個産む。蕎麦は育てるとほとんど水なくパンが食える。薔薇はアロエよりも上等なセックスのためのローションとなって殺菌効果が高いし、ウィルスを減らせる。アロエはセックスローションだけど、育てるのが簡単だ。

 これらすべてを使って、シアルフィ領に経済圏を作りたい。

 人が暮らせる町で、普通に生活ができる都市だ。

 絶対にできるはずだ。

「セティ。聞いて」

 セティにつたない言葉でなんどもつっかえながらそれを説明すると、セティは全部を理解してくれた。

 セティは頭のいい人間じゃない。

 ただ、普通の常識を理解できる弱さを持った人間だった。

 弱さが足りないから人間は知能を持つことができない。

 畑を襲うとものが食べれるから、畑を育てない。人を襲うと金が手に入るから金を育てない。

 セティは、6年生くらいの歳の中で一番顔がよく、一番弱かった。

 だから、僕の部下で賢者として、僕は風のフォルセティを選んだ。

 セティは魔法は使えないけど、ふんわりした風のように子供に語って子どもを動かせる賢者だった。

 風のフォルセティ。

 5人の子どもたちが騎士たちに言う。

「エッチ楽しい。ブタニク食わないで育てるといっぱい食えるってセティに聞いた」

「エッチ楽しい。鶏を食わないで育てるといっぱい食えるってセティに聞いた」

「エッチ楽しい。蕎麦を育てるといっぱい食えるってセティに聞いた」

「エッチ楽しい。薔薇を育てるとローション増えるってセティに聞いた」

「エッチ楽しい。アロエを育てるとローションが増えるってセティに聞いた」

 5人の子どもたちは、セティからセックスの技を学んで、騎士たちの性のオモチャになりながら、

 セティの言葉を話した。

 そこからセティは、クソ神殿で火を得て、土を焼き子供たちに焼き土を渡す。

「ナイショにするんだよ。私の言葉を伝えると、焼き土が食えるって」

 そこから子どもたちはセティの言うことを聞かないで、子どもたちの間に、エッチの技は伝えないで、セティの言葉だけを広げた。

「エッチ楽しい。ブタニク食わないで育てるといっぱい食えるってセティに聞いた」

「エッチ楽しい。鶏を食わないで育てるといっぱい食えるってセティに聞いた」

「エッチ楽しい。蕎麦を育てるといっぱい食えるってセティに聞いた」

「エッチ楽しい。薔薇を育てるとローション増えるってセティに聞いた」

「エッチ楽しい。アロエを育てるとローションが増えるってセティに聞いた」

 農民も女も、賢者フォルセティの言葉を守って、そこから、畑と家畜を保つようになった。

 僕はなんとか平常を保った世界で、眠くなって眠りについた。

 そこにナイトメアが襲って来た。

 繰り返される無限の悪夢だ。

 ぐしゃんぐしゃん

 嫉妬地獄。

 家畜を好きに奪えない人間が僕を殺す。

 ぐしゃんぐしゃん

 鶏を好きに食えない人間が僕を殺す。

 ぐしゃんぐしゃん
 
 蕎麦を食えない人間が僕を殺す。

 ぐしゃんぐしゃん

 薔薇を食べられない人間が僕を殺す。

 ぐしゃんぐしゃん

 アロエを食べられない人間が僕を殺す。

 ぐしゃんぐしゃん

 焼き土を食べれない子供が僕を殺す。

 100憶回繰り返される地獄の中で、僕はただ打たれるだけの痛みの塊となっていた。

 僕は傷みで頑丈だったはずなのに、

 過去の弱い何もできない僕が出て来て、痛みで僕を苦しめ続ける。

 恐怖で叫びたい気持ちの中、僕は絶叫を続ける。

 ぐしゃんぐしゃん

 セティ。フォルセティ。何故僕を助けない。セティ。フォルセティ。

 そこにイジ川がやって来て、僕の代わりにすべての人間たちの嫉妬を受けて殺され続けた。

 イジ川が言った。

「慶瞬。アタシはあんたを嫉妬の黒幕にしてすべての嫉妬をあんたひとりに食らわして、好き放題にいっぱいものを食べて、好きな男と愛し合って男をとっかえひっかえして、あんたの恋愛世界を壊したんだ。あんたは冷たいヤツで、それで優しい扱いやすいヤツだったから、あんたを嫉妬の対象にすればいいと思ったんだ。すべてあんたが悪いことにすりゃ、あんた弱くて死んでも蘇るヤツだから、全員が痛めつけて憂さ晴らしするだろ?」

 イジ川は全員の嫉妬を受けて好き放題に全員から拷問を受けながら笑った。

「ただ、アタシは調子に乗った。恋愛のリーダーがアタシにして、好き放題に心のきれいな美男美女とだけ恋愛して、最悪の人間を忘れて好き放題やって、ドンつまりに来たんだ。それであんたの身代わりをする羽目になった」

 ぐしゃんぐしゃん

 イジ川のお蔭で僕は傷みが取れて精神の世界に戻れる心理状態になった。

 イジ川が最後に言った。

「忘れるんじゃないよ。慶瞬。大切なのは、あんた一人じゃなくて、滅びかけの世界で大勢救うことだ。そこがはじまりなんだ。アンタを殺すアタシを見つけて助けてくれ」

 また、ファンタジーの世界に戻れた。

 悪夢であるナイトメアはすごく怖い。ナイトメアを食らっているときに、まるで現実のように思えてくるから。

「眠れないのですか? アークさま」

「うん。ちょっと」

「だったら、私の胸で少しお休みなさい。悪い夢も見ないように。あなたが理想の世界を作れるように」

 僕はセティの12歳のきれいな体に抱かれて眠った。
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