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ジュナ視点⑧ ありがとうとごめんなさい
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草を踏みしめて私は走る。こう言う夜で辺りが見えない時コンパスは便利だ。
(確か、小さい時にお母様にねだって入手したのだっけ)
走る。走る。とにかく北へ、リナードがいる町へ向かってひたすら走る。
「はあっ、はあ……」
さすがに息が切れてしまった。すると集落の道を歩く老いた小柄の男性に遭遇する。試しにリナードがいる町への向かい方を聞くと、ここからこの道をまっすぐ北へ向かえばすぐに到着出来るという答えが帰って来た。
「だが、国境を超えなければ入れないぞ。お嬢さんは専用の書類とか持っているのかね?」
「あ……」
そんなものは持っている訳が無い。だが、この人にその事がバレたら危ない気がしたので、作り笑いを浮かべて持ってますと答えたのだった。
「今日はもう暗い。行くなら明日にしたらどうだ?」
「すぐに到着するのでしょう? なら行くわ」
私はそのまままっすぐ北へと走り出した。集落をぬけたあたりで彼が言っていた国境があった。国境は石造りの壁がどんと私の前に立ちはだかる。石造りの壁には規則正しく松明が灯された小窓のようなものがある。なので灯りは確保されている状況と言えるだろう。
しかしこのタイミングでバケツにをひっくり返したかのような大雨が降り出した。
(嘘でしょ?!)
さすがに私はあんな壁登れない。どこかに階段か何かはないだろうか。
すると、私の左側に石造りの小さな階段があった。私は滑らないように慎重に登り、そしてそのまま石造りの壁を超えた。
「なんだ?! 物音がしたぞ?」
(気づかれた?)
兵に気がつかれてしまった。私は大急ぎで走り出しその場から離れつつリナードのいる町へ走る。
「追え!」
という声が聞こえなくなるまで走った。気がつけば私の身体はずぶ濡れだ。それに寒い。手足が凍えそうだ。
(早く、いかないと……)
頭がガンガンと痛み出して、咳も出る。これは雨にうたれたからだろうか。
足取りもいつの間にか次第におぼつかなくなってくる。
(私は、リナードの元へと行くのよ!)
リナードが欲しい。リナードのぬくもりが欲しい。それだけが私をかき立てる。
「ここだ……」
リナードの家は本人が言っていた通りの立派なお屋敷だった。正門には警備の者がいるので、彼にリナードに会いたいと告げると、彼は驚いた様子でリナードを呼びに行った。
私の身体はもう限界だ。寒くて立つのもやっと。足はだるい上に靴擦れで痛いのもある。
「ジュナさん……どうしてここに」
「来て、しまいました……」
私は困惑するリナードに対し、とびきりの笑顔を浮かべた所で私の記憶はそこで一旦途切れた。
「……」
目を覚ますと、見知らぬ天井と部屋の内装が目に飛び込んで来た。服も濡れていないし、少し冷えがましになったような気がする。白っぽいクリームの天井と壁。すると左側からリナードの声が聞こえてくる。
「ジュナさん?」
「……リナード?」
「気づいたのですね。良かった」
「あ……私はどうやってここに?」
「私が運びました。服はメイドの方に」
「……ありがとう」
心の底から感謝の気持ちと言葉が零れ落ちたのは、いつぶりだろうか。
リナードはベッドの横にある茶色いつやつやの椅子にゆっくりと腰掛けた。
「体調が良くなったら、修道院へ戻った方が良いかと」
やはり、修道院へ帰るように進められた。
「嫌よ。修道院を出たくてあなたに会いたくてここに来たもの」
「ですがあなたは流刑に処された身。しかもここは別の国です。あちらの国の方に知られればどうなるか……」
「怖いの?」
「……はい。立場もありますからね。それにあなたは元は侯爵家の令嬢。私は医者。どうして私を?」
そんなの決まってる。欲しくなったから。一目惚れしたからだ。
「そりゃあ、一目惚れしたから。欲しくなったから。それではいけない?」
「ジュナさん……」
私はゆっくりとリナードに手伝って貰いながらベッドから起き上がった。よく見ると部屋は修道院にいた部屋の2倍くらいは広い。机にクローゼットと家具もあちらより充実している。
「私、ここに住みたい」
「……ですが」
「分かってる。言わないで。それと、ごめんなさい」
なぜ、謝罪の言葉が出たのかは自分でもわからない。だけど言わなきゃならないという考えがぱっと浮かんでそれに駆られたのだ。
「分かりました。ではまずは病気を治しましょう」
「はい」
私は気だるいままの腕をリナードに向けた。そして硬く握手を交わす。
リナードの手は大きくてゴツゴツした見た目なのに柔らかくて温かい。ジョージやお父様とは全く違う。それにずっと触れたくなる手だ。
「温かいわね」
「手は常に温かくしているんです。医者なので」
「そう、なんだ」
私はもう一度ベッドに横になる。やはり起きているのはしんどい。
「飲み物、いりますか?」
「ええ」
「何にしますか?」
「何でも良いわ」
リナードが用意してきたのは、お白湯だった。ゆっくりと飲むと胃の底から温まった。
「ありがとう。温まったわ」
「いえいえ、どういたしまして」
(確か、小さい時にお母様にねだって入手したのだっけ)
走る。走る。とにかく北へ、リナードがいる町へ向かってひたすら走る。
「はあっ、はあ……」
さすがに息が切れてしまった。すると集落の道を歩く老いた小柄の男性に遭遇する。試しにリナードがいる町への向かい方を聞くと、ここからこの道をまっすぐ北へ向かえばすぐに到着出来るという答えが帰って来た。
「だが、国境を超えなければ入れないぞ。お嬢さんは専用の書類とか持っているのかね?」
「あ……」
そんなものは持っている訳が無い。だが、この人にその事がバレたら危ない気がしたので、作り笑いを浮かべて持ってますと答えたのだった。
「今日はもう暗い。行くなら明日にしたらどうだ?」
「すぐに到着するのでしょう? なら行くわ」
私はそのまままっすぐ北へと走り出した。集落をぬけたあたりで彼が言っていた国境があった。国境は石造りの壁がどんと私の前に立ちはだかる。石造りの壁には規則正しく松明が灯された小窓のようなものがある。なので灯りは確保されている状況と言えるだろう。
しかしこのタイミングでバケツにをひっくり返したかのような大雨が降り出した。
(嘘でしょ?!)
さすがに私はあんな壁登れない。どこかに階段か何かはないだろうか。
すると、私の左側に石造りの小さな階段があった。私は滑らないように慎重に登り、そしてそのまま石造りの壁を超えた。
「なんだ?! 物音がしたぞ?」
(気づかれた?)
兵に気がつかれてしまった。私は大急ぎで走り出しその場から離れつつリナードのいる町へ走る。
「追え!」
という声が聞こえなくなるまで走った。気がつけば私の身体はずぶ濡れだ。それに寒い。手足が凍えそうだ。
(早く、いかないと……)
頭がガンガンと痛み出して、咳も出る。これは雨にうたれたからだろうか。
足取りもいつの間にか次第におぼつかなくなってくる。
(私は、リナードの元へと行くのよ!)
リナードが欲しい。リナードのぬくもりが欲しい。それだけが私をかき立てる。
「ここだ……」
リナードの家は本人が言っていた通りの立派なお屋敷だった。正門には警備の者がいるので、彼にリナードに会いたいと告げると、彼は驚いた様子でリナードを呼びに行った。
私の身体はもう限界だ。寒くて立つのもやっと。足はだるい上に靴擦れで痛いのもある。
「ジュナさん……どうしてここに」
「来て、しまいました……」
私は困惑するリナードに対し、とびきりの笑顔を浮かべた所で私の記憶はそこで一旦途切れた。
「……」
目を覚ますと、見知らぬ天井と部屋の内装が目に飛び込んで来た。服も濡れていないし、少し冷えがましになったような気がする。白っぽいクリームの天井と壁。すると左側からリナードの声が聞こえてくる。
「ジュナさん?」
「……リナード?」
「気づいたのですね。良かった」
「あ……私はどうやってここに?」
「私が運びました。服はメイドの方に」
「……ありがとう」
心の底から感謝の気持ちと言葉が零れ落ちたのは、いつぶりだろうか。
リナードはベッドの横にある茶色いつやつやの椅子にゆっくりと腰掛けた。
「体調が良くなったら、修道院へ戻った方が良いかと」
やはり、修道院へ帰るように進められた。
「嫌よ。修道院を出たくてあなたに会いたくてここに来たもの」
「ですがあなたは流刑に処された身。しかもここは別の国です。あちらの国の方に知られればどうなるか……」
「怖いの?」
「……はい。立場もありますからね。それにあなたは元は侯爵家の令嬢。私は医者。どうして私を?」
そんなの決まってる。欲しくなったから。一目惚れしたからだ。
「そりゃあ、一目惚れしたから。欲しくなったから。それではいけない?」
「ジュナさん……」
私はゆっくりとリナードに手伝って貰いながらベッドから起き上がった。よく見ると部屋は修道院にいた部屋の2倍くらいは広い。机にクローゼットと家具もあちらより充実している。
「私、ここに住みたい」
「……ですが」
「分かってる。言わないで。それと、ごめんなさい」
なぜ、謝罪の言葉が出たのかは自分でもわからない。だけど言わなきゃならないという考えがぱっと浮かんでそれに駆られたのだ。
「分かりました。ではまずは病気を治しましょう」
「はい」
私は気だるいままの腕をリナードに向けた。そして硬く握手を交わす。
リナードの手は大きくてゴツゴツした見た目なのに柔らかくて温かい。ジョージやお父様とは全く違う。それにずっと触れたくなる手だ。
「温かいわね」
「手は常に温かくしているんです。医者なので」
「そう、なんだ」
私はもう一度ベッドに横になる。やはり起きているのはしんどい。
「飲み物、いりますか?」
「ええ」
「何にしますか?」
「何でも良いわ」
リナードが用意してきたのは、お白湯だった。ゆっくりと飲むと胃の底から温まった。
「ありがとう。温まったわ」
「いえいえ、どういたしまして」
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