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第138話 父、雄一郎
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今日は息抜きに日本へ帰ってきている。
やっぱり自分の部屋は落ち着くなぁ。
あれからせっせと自分の枕を置き換えたりしていたので、今は前の自分の匂いではなく今の自分の匂いで満ちている。
体が変わると匂いも変わるとは予想もしなかったしね。
「遥。おはようございます」
階下のリビングへ行くとお父さんが座って朝ご飯を食べていた。
今日も朝から焼き魚と玄米ご飯、漬物と卵焼きという何度も見たメニューが並んでいる。
「おはようございます、お父さん」
父の名前は【雄一郎】だ。
フルネームにすると【御神楽雄一郎】になるので名前を書くとき若干面倒くさそうなのが難点だと思う。
でも書類とかで6文字以上の名前が入ってるとちょっとかっこいいかもしれないとも思うから不思議だ。
「遥、若葉さんから聞きましたけど、異世界で神様になってしまったとか?」
朝食の席で急にお父さんがそんな話をしてきた。
そういえばお父さんは勇者をしていたとか?
「はい。お父さんは昔【勇者】だったと聞きましたけど」
「あっははは。懐かしくて恥ずかしい話ですね」
黒髪で顔の良い父は笑いかけるだけで女性ファンが増えるという。
なるほど、こういうものなのかと、性別が変わってからその理由を知った。
なんとなく【可愛らしい】というのだ。
「お父さんはどんなことをしていたんですか?」
これは完全に興味本位な質問だ。
でもお父さんは嫌がる素振りを見せずに教えてくれた。
「私が召喚されたのは、今のお義父さんの世界でしたね。何でも自分たちでは対処できない【魔物の王】を倒してほしいということでした。そして同時に疑問も抱いていましたよ。なぜ自分たちでは倒せないのかと」
たしかに【魔物の王】と呼ばれる存在は、あの世界の神々では倒せないと聞く。
なぜなら、【魔物の王】は神々が生み出した人間たちの欲と怨嗟によって生み出されたものだからなのだそうだ。
極論を言ってしまえば、人類が絶滅するか戦争をできない状態にすれば発生確率を抑えられるということでもあるのだが、現実的ではない。
「でも現地で集めたサポートをしてくれる仲間、そしてこっそり付き添ってくれた召喚者でもある女神の若葉さんのおかげでどうにか討ち果たすことができたというわけです」
お父さんは笑顔でそう説明してくれた。
これはお父さんとお母さんの馴れ初めでもあるのだ。
「でも私の攻撃以上に強かったのは、やはり若葉さんでしたね。【魔物の王】は人類種を滅亡させるためだけに生まれ、行動するらしいのですが、今回はさらに【亜神】と呼ばれるガラの悪い者にも邪魔をされました。【魔物の王】も強かったのですが、それ以上に強かったのはこの【亜神】で、若葉さんと協力して倒した結果、【魔物の王】も崩れて消え去りました」
どうやら【魔物の王】の背後には【理外の者】がいたようだ。
あのガラの悪い人たちというなら、その話も納得できるというもの。
「【魔物の王】が消え去った後は、世界各地を回りながら点在している【亜神】を倒して回りました。ただその中でも、話の通じる黒いスライムにだけは全く歯が立ちませんでしたね。殺されることこそなかったものの、若かった私は無謀にも挑んで、まさに秒殺されてしまいましたよ」
どうやらお父さんは瑞歌さんと出会っていたようだ。
今再び出会っていたらどうなるのだろう?
「その時、そのスライムは何か言っていましたか?」
その時の瑞歌さんは何をしていたのだろう?
「なんでも『お姉様』を探しているとか。まぁ少し会話をしただけで消えられてしまいましたけどね」
どうやら瑞歌さんはその時から同じ行動を繰り返していたようだ。
病的というかなんというか。
「もしまた出会えたら何を話したいですか?」
これも興味本位の質問だった。
「お姉さんは見つかりましたか? ですかね」
ですよね! わかってました。
「それに最近ですが、若葉さんから聞きました。あのスライムの探しているお姉さんが若葉さんのお母さんだったということを」
「!」
お母さん、いつの間にかそんな話を……。
「やはり遥も知っていましたか。だからでしょうかね。最近神社に天津神たちが訪ねて来たんですよ。娘が戻ってきたら高天原へ来るようにと伝言を残して」
「えっ?」
何やらボクは天津神に呼び出されているらしい。
何かやったっけ? いや、何もやっていないはずなんだけど……。
「えっと、落ち着いたらでいいですか?」
「えぇ。天津神にとっては人間の寿命の間程度待つくらい問題はないでしょう。そんな私も、人間であったはずなのに今や半神ですからね」
これはボクも初めて知ったことだった。
まさかお父さんが人間をやめていたなんて。
「お爺様によってですか?」
「いいえ。若葉さんと婚姻したことで、お祝いにと天津神に」
「お母さんとの婚姻を知って天津神が?」
ということは、天津神はお母さんのことを認識しているということになる。
お祝いに来るくらいならなおのことだろう。
最近の呼び出し、身に覚えのないボク、お母さんと天津神。
もしかして、呼び出しの理由はお婆様?
なら行く前に分体の作成を完了しておかなければいけないか。
「ところで今日はどうするんですか?」
不意にお父さんがそんな質問を投げかけてきた。
「予定は決め手ないですね。妖種の移住者とか探せたらなと思っていますけど」
日本からの移住者、絶賛募集中です。
何でもできますし、お金も稼げますよ!
「そういえば最近、政府がとある指針を出したと発表がありましたね」
「とある指針、ですか?」
「えぇ。どうやら天津神が関わっているようで、異界の産物を買い取る商会を妖精郷に作ったとか」
どういうことだろう? それに妖精郷にはボクは行ったことがない。
「妖精郷への入郷申請は光葉さんが行ってくれましたので、今後いつでも入れますよ。近くの入り口は私の神社です」
「え、お父さんって門番もしていたんですか?」
これもまた知らないことだった。
お父さん、もしかしてパシられてませんか?
「かくいう私も、若葉さんと結婚するまでこの世界に妖種がいるとはしらなかったんですよね。妖精郷を知ったのも入ったのも初めてでしたし」
そう言えばこの世界では妖種のことは知られていないんだっけ。
人類の知らない隣の住人である妖種。
昔で言うところの妖怪が種族になったものが妖種にあたる。
「いいですね。今度行ってみようかなぁ」
「そうですね。ところで、予定がないようでしたら、神社に来ませんか? みんなが見たい見たいというもので、お披露目も兼ねてですが」
「え、いや~、どうでしょう……」
見世物になるのはちょっとなぁ……。
そもそもボク自身あまり神社には行ったことがないのだ。
「あら、いいじゃない。私も一緒に行くから行きましょう?」
「お、お母さん」
渋るボクにそう話しかけたのは、毎度お馴染みお母さんだった。
「え、いや、でも」
「ついでに試着体験もできるわよ?」
「!?」
お母さんのその言葉を聞いて、ボクは軽く反応してしまった。
そんなボクの反応をお母さんが見逃すはずがない。
「定期的にアルバイトしてもいいのよ? もちろん、衣裳はプレゼント」
「む、むむむ」
「えっと、若葉さん? 遥はどうしたんですか?」
誘うように言葉を重ねるお母さんと悩むボク。
そして知らぬ父は戸惑うばかり。
「雄一郎さんにはあとで教えてあげるわ。私も一緒に着てあげるから早く準備なさい?」
「あい」
お母さんに促され、ボクは渋々その言葉に乗るのだった。
しかし、新しい衣装かぁ。
これは、自撮りが楽しみかもしれない。
やっぱり自分の部屋は落ち着くなぁ。
あれからせっせと自分の枕を置き換えたりしていたので、今は前の自分の匂いではなく今の自分の匂いで満ちている。
体が変わると匂いも変わるとは予想もしなかったしね。
「遥。おはようございます」
階下のリビングへ行くとお父さんが座って朝ご飯を食べていた。
今日も朝から焼き魚と玄米ご飯、漬物と卵焼きという何度も見たメニューが並んでいる。
「おはようございます、お父さん」
父の名前は【雄一郎】だ。
フルネームにすると【御神楽雄一郎】になるので名前を書くとき若干面倒くさそうなのが難点だと思う。
でも書類とかで6文字以上の名前が入ってるとちょっとかっこいいかもしれないとも思うから不思議だ。
「遥、若葉さんから聞きましたけど、異世界で神様になってしまったとか?」
朝食の席で急にお父さんがそんな話をしてきた。
そういえばお父さんは勇者をしていたとか?
「はい。お父さんは昔【勇者】だったと聞きましたけど」
「あっははは。懐かしくて恥ずかしい話ですね」
黒髪で顔の良い父は笑いかけるだけで女性ファンが増えるという。
なるほど、こういうものなのかと、性別が変わってからその理由を知った。
なんとなく【可愛らしい】というのだ。
「お父さんはどんなことをしていたんですか?」
これは完全に興味本位な質問だ。
でもお父さんは嫌がる素振りを見せずに教えてくれた。
「私が召喚されたのは、今のお義父さんの世界でしたね。何でも自分たちでは対処できない【魔物の王】を倒してほしいということでした。そして同時に疑問も抱いていましたよ。なぜ自分たちでは倒せないのかと」
たしかに【魔物の王】と呼ばれる存在は、あの世界の神々では倒せないと聞く。
なぜなら、【魔物の王】は神々が生み出した人間たちの欲と怨嗟によって生み出されたものだからなのだそうだ。
極論を言ってしまえば、人類が絶滅するか戦争をできない状態にすれば発生確率を抑えられるということでもあるのだが、現実的ではない。
「でも現地で集めたサポートをしてくれる仲間、そしてこっそり付き添ってくれた召喚者でもある女神の若葉さんのおかげでどうにか討ち果たすことができたというわけです」
お父さんは笑顔でそう説明してくれた。
これはお父さんとお母さんの馴れ初めでもあるのだ。
「でも私の攻撃以上に強かったのは、やはり若葉さんでしたね。【魔物の王】は人類種を滅亡させるためだけに生まれ、行動するらしいのですが、今回はさらに【亜神】と呼ばれるガラの悪い者にも邪魔をされました。【魔物の王】も強かったのですが、それ以上に強かったのはこの【亜神】で、若葉さんと協力して倒した結果、【魔物の王】も崩れて消え去りました」
どうやら【魔物の王】の背後には【理外の者】がいたようだ。
あのガラの悪い人たちというなら、その話も納得できるというもの。
「【魔物の王】が消え去った後は、世界各地を回りながら点在している【亜神】を倒して回りました。ただその中でも、話の通じる黒いスライムにだけは全く歯が立ちませんでしたね。殺されることこそなかったものの、若かった私は無謀にも挑んで、まさに秒殺されてしまいましたよ」
どうやらお父さんは瑞歌さんと出会っていたようだ。
今再び出会っていたらどうなるのだろう?
「その時、そのスライムは何か言っていましたか?」
その時の瑞歌さんは何をしていたのだろう?
「なんでも『お姉様』を探しているとか。まぁ少し会話をしただけで消えられてしまいましたけどね」
どうやら瑞歌さんはその時から同じ行動を繰り返していたようだ。
病的というかなんというか。
「もしまた出会えたら何を話したいですか?」
これも興味本位の質問だった。
「お姉さんは見つかりましたか? ですかね」
ですよね! わかってました。
「それに最近ですが、若葉さんから聞きました。あのスライムの探しているお姉さんが若葉さんのお母さんだったということを」
「!」
お母さん、いつの間にかそんな話を……。
「やはり遥も知っていましたか。だからでしょうかね。最近神社に天津神たちが訪ねて来たんですよ。娘が戻ってきたら高天原へ来るようにと伝言を残して」
「えっ?」
何やらボクは天津神に呼び出されているらしい。
何かやったっけ? いや、何もやっていないはずなんだけど……。
「えっと、落ち着いたらでいいですか?」
「えぇ。天津神にとっては人間の寿命の間程度待つくらい問題はないでしょう。そんな私も、人間であったはずなのに今や半神ですからね」
これはボクも初めて知ったことだった。
まさかお父さんが人間をやめていたなんて。
「お爺様によってですか?」
「いいえ。若葉さんと婚姻したことで、お祝いにと天津神に」
「お母さんとの婚姻を知って天津神が?」
ということは、天津神はお母さんのことを認識しているということになる。
お祝いに来るくらいならなおのことだろう。
最近の呼び出し、身に覚えのないボク、お母さんと天津神。
もしかして、呼び出しの理由はお婆様?
なら行く前に分体の作成を完了しておかなければいけないか。
「ところで今日はどうするんですか?」
不意にお父さんがそんな質問を投げかけてきた。
「予定は決め手ないですね。妖種の移住者とか探せたらなと思っていますけど」
日本からの移住者、絶賛募集中です。
何でもできますし、お金も稼げますよ!
「そういえば最近、政府がとある指針を出したと発表がありましたね」
「とある指針、ですか?」
「えぇ。どうやら天津神が関わっているようで、異界の産物を買い取る商会を妖精郷に作ったとか」
どういうことだろう? それに妖精郷にはボクは行ったことがない。
「妖精郷への入郷申請は光葉さんが行ってくれましたので、今後いつでも入れますよ。近くの入り口は私の神社です」
「え、お父さんって門番もしていたんですか?」
これもまた知らないことだった。
お父さん、もしかしてパシられてませんか?
「かくいう私も、若葉さんと結婚するまでこの世界に妖種がいるとはしらなかったんですよね。妖精郷を知ったのも入ったのも初めてでしたし」
そう言えばこの世界では妖種のことは知られていないんだっけ。
人類の知らない隣の住人である妖種。
昔で言うところの妖怪が種族になったものが妖種にあたる。
「いいですね。今度行ってみようかなぁ」
「そうですね。ところで、予定がないようでしたら、神社に来ませんか? みんなが見たい見たいというもので、お披露目も兼ねてですが」
「え、いや~、どうでしょう……」
見世物になるのはちょっとなぁ……。
そもそもボク自身あまり神社には行ったことがないのだ。
「あら、いいじゃない。私も一緒に行くから行きましょう?」
「お、お母さん」
渋るボクにそう話しかけたのは、毎度お馴染みお母さんだった。
「え、いや、でも」
「ついでに試着体験もできるわよ?」
「!?」
お母さんのその言葉を聞いて、ボクは軽く反応してしまった。
そんなボクの反応をお母さんが見逃すはずがない。
「定期的にアルバイトしてもいいのよ? もちろん、衣裳はプレゼント」
「む、むむむ」
「えっと、若葉さん? 遥はどうしたんですか?」
誘うように言葉を重ねるお母さんと悩むボク。
そして知らぬ父は戸惑うばかり。
「雄一郎さんにはあとで教えてあげるわ。私も一緒に着てあげるから早く準備なさい?」
「あい」
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これは、自撮りが楽しみかもしれない。
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