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第151話 薬学研究とポーションづくり
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医療施設を新たに作ろうという話なのだが、機械の導入は容易ではない。
なぜならそれだけのお金がないからだ。
まぁある程度であればお母さん経由で頼むことはできるだろうけど……。
「とりあえず今できる医療行為は少ないです。徐々に設備は増やすしかないですね」
建築完了するまでは仮の建物にて開設することにした。
今すぐにできることといえば結構原始的なことばかりで、例えば包帯を巻くとか薬効のあるハーブをすり潰して包帯に染み込ませたりして傷口に当てるとかだ。
それ以外だと、ミカがある程度外科手術ができ、ミナは注射関連も出来るし看護もできるくらいだろうか?
大がかりな検査とかそういうのは基本的に今はできない。
まぁ、治癒魔法や治癒魔術といったものがあればそういうのは必要ないのかもしれないが、ボクはそうは思わないので魔法治療のみの治療行為はやらないことにした。
「遥様、薬学研究部を設立しました。素材開発部と技術開発部の協力を得て薬学の専門研究が行えるようになりました」
「おー、それはすごいです!」
薬草などに詳しい子を各研究部からスカウトし、今回新たに薬学研究部を設立することができた。
これにより、薬学に関係する研究や実験に専念する環境が整い始めたといえるだろう。
「研究所からも薬学に関する知識とアドバイスをもらっていますので、本日から仮施設にて研究が始められます」
どうやらフェアリーノームたちにも研究所と関わる子が増えてきたようだ。
といっても種族的交流ではなく技術交流といったところのようだが。
「薬液を作るための道具ですが、ちょっと古めかしくして大釜とか置いちゃいますか?」
いわゆる魔女がよく茹でているあれである。
まぁこれは冗談のつもりなんだけどね。
「魔法錬金でしたらそれでもいいと思いますけど、基本的にポーションにしかなりませんよ?」
「え、ポーションはそれでもできるんですか!?」
「はい。釜の底に合成の魔法陣を刻んでおけば基本的に何にでも使えます」
知らなかった。
冗談のつもりで言ったのに、まさか本当にそれで薬が作れるだなんて……。
「ちなみにポーションはどうやって作るんですか?」
興味が湧いたのでフェアリーノームに釜でのポーションの作り方を尋ねる。
「ではまずは、この小さなポーション1瓶分作れる釜を用いて作ってみましょう。まずはこの緑色の草を用意します。これは【アルム草】という草で、先っぽがギザギザしているのが特徴です。これを薬研ですり潰して緑の塊にします」
「はい」
突然始まった実習、ボクは見様見真似で用意された道具を使って緑色の球を作った。
「これを火にかけ水を入れた釜に入れます。沸騰したら入れてくださいね。このとき使う釜は合成の魔法陣を刻んだものを使ってください」
「はい」
言われたとおりに水を入れた釜を火にかける。
すると沸騰し始めてきたので、緑の塊を投入する。
少しして、緑の塊はドロッと溶けて水を緑色に染めていった。
「これだけだと苦い水なので、今回ははちみつを入れて甘みを加えます。それとはちみつの中にある薬効も一緒に合成されるので少しあまい回復ポーションになります。もちろんほかの素材を入れても効果は上乗せされていくので、より良いポーションができるでしょう」
「や、やってみます……」
フェアリーノームに言われたとおりにはちみつを投入。
すると水はオレンジと緑が混じったような色合いになった。
見た目は非常に汚い。
「これ、もっときれいにできないのでしょうか」
緑とオレンジの混ざった汚い液体を見ながらボクはそう呟いた。
「薬効を抽出できれば透明度は増します。なので蒸留器で抽出してしまうのも手ですね。この合成釜は魔法陣の影響で合成対象を溶かして成分を合成するようになっています。なので、出来上がったものを蒸留するか、それとも最初に蒸留しておいて混ぜ合わせるかのどちらかを考える必要があります」
「ふむ……」
そうアドバイスを受けたので、さらなる高みを見るべく手ほどきを受けながら蒸留する。
すると、透明な液体が出てきたのだ。
「これは濃縮液ですね。これを薄めて使うことでポーション量を増やすことができます。さっきまでの状態ではあれで一本分ですけどね」
「おぉー!!」
どうやら一手間加えることで生産量を増やせるようだ。
といっても一本分ではほぼ誤差のようなもののようだが……。
「ちなみにこの蒸留って人間たちはやっているんですか?」
「いえ、蒸留器自体高価なのと手間がかかるので専業でやっている人以外はそうそう所持していないようです。それでも質の低いポーションが多いんですけどね」
ちなみにこれ以外のやり方でポーションを作ることはできる。
スキルでの合成や魔法陣を直接描いての合成、そしてボクの【アイテムクリエイト】だ。
スキルでの合成は基本的に1対1であり、品質も均一になるが、ボクの【アイテムクリエイト】では選び放題だ。
純度も選べるし本数も選べる。
そのうえ瞬時にできるのだから、もうほぼチートである。
「でも、これはこれで楽しいですね……」
初めて手作業をしてみたが、これは楽しいと思った。
ちょっとしばらくやってみようかな?
「ポーション作りの楽しさをわかって貰えてうれしいです!」
フェアリーノームもとても嬉しそうに微笑んでいる。
「あ、そうです。星光結晶の粉を混ぜたらどうなりますかね?」
ボクはふとそんなことを考えた。
「やってみますか?」
フェアリーノームも興味津々な様子だ。
「やってみましょう!」
というわけで実験が始まった。
これ単体でも様々な効果が認められるわけだが、ポーションに混ぜたらどうなるかという実験は初めてとなる。
「というわけで、さらさら~……」
フェアリーノームに渡しても消えてしまうのでボクが直接入れる必要がある。
「変化は……。お、光りましたね」
「どうなっているのか気になります」
1つまみを原液に入れると、一瞬だが原液が光ったのが見えた。
明らかに何か効果がついているようだ。
「調べてみますね」
そう言うと、フェアリーノームは粉末の入った原液を手に取り調べ始める。
最初は「ふむふむ」と頷いていたフェアリーノームだが、だんだんとその表情が驚きに満ちたものに変わっていく。
「ど、どうでした?」
「結論から言います。これはだめですね」
「だ、だめですか……」
まさかのダメ出しである。
効果消えちゃったのかな?
「ちなみにどんなところがダメでしたか?」
今後の参考までに聞いてみることにした。
すると奇妙なことを言われてしまった。
「まず、これを飲めば欠損した手足や失った臓器などが再生します」
「は、はい……。えっ?」
「次に寿命が延びます」
「え?」
「成長不良の人が飲めば正常な状態に直してくれます」
「……」
ダメだと言われた理由がようやくわかった。
これは世の中に出してはいけないやつだ。
「あと、原液を飲むと最低でも1日は各属性の魔法や状態異常を無効化します。また原液を振りかけると瀕死の重傷者でも復活します」
「も、もうわかりました。つまりこれ、出してはダメな奴ですね」
「はい、その通りです。私たちが女神だった頃にはこういうものを作ることはありましたが、人間に渡すようなことはありませんでした。それくらいの禁制品です」
「うぅ……」
どうやら星光の粉末を混ぜると効果が上がりすぎるようだ。
もしくは、星光の粉末が素材自体の能力を消して上書きしちゃっているのかもしれない。
どちらにしてもこれはだめなやつだということはわかった。
「新作、頑張って作ってみます」
「遥様、ふぁいとです!」
「はい!」
可愛らしいフェアリーノームに応援されて、ボクのやる気は回復した。
もっと応援してもらおうかな……。
なぜならそれだけのお金がないからだ。
まぁある程度であればお母さん経由で頼むことはできるだろうけど……。
「とりあえず今できる医療行為は少ないです。徐々に設備は増やすしかないですね」
建築完了するまでは仮の建物にて開設することにした。
今すぐにできることといえば結構原始的なことばかりで、例えば包帯を巻くとか薬効のあるハーブをすり潰して包帯に染み込ませたりして傷口に当てるとかだ。
それ以外だと、ミカがある程度外科手術ができ、ミナは注射関連も出来るし看護もできるくらいだろうか?
大がかりな検査とかそういうのは基本的に今はできない。
まぁ、治癒魔法や治癒魔術といったものがあればそういうのは必要ないのかもしれないが、ボクはそうは思わないので魔法治療のみの治療行為はやらないことにした。
「遥様、薬学研究部を設立しました。素材開発部と技術開発部の協力を得て薬学の専門研究が行えるようになりました」
「おー、それはすごいです!」
薬草などに詳しい子を各研究部からスカウトし、今回新たに薬学研究部を設立することができた。
これにより、薬学に関係する研究や実験に専念する環境が整い始めたといえるだろう。
「研究所からも薬学に関する知識とアドバイスをもらっていますので、本日から仮施設にて研究が始められます」
どうやらフェアリーノームたちにも研究所と関わる子が増えてきたようだ。
といっても種族的交流ではなく技術交流といったところのようだが。
「薬液を作るための道具ですが、ちょっと古めかしくして大釜とか置いちゃいますか?」
いわゆる魔女がよく茹でているあれである。
まぁこれは冗談のつもりなんだけどね。
「魔法錬金でしたらそれでもいいと思いますけど、基本的にポーションにしかなりませんよ?」
「え、ポーションはそれでもできるんですか!?」
「はい。釜の底に合成の魔法陣を刻んでおけば基本的に何にでも使えます」
知らなかった。
冗談のつもりで言ったのに、まさか本当にそれで薬が作れるだなんて……。
「ちなみにポーションはどうやって作るんですか?」
興味が湧いたのでフェアリーノームに釜でのポーションの作り方を尋ねる。
「ではまずは、この小さなポーション1瓶分作れる釜を用いて作ってみましょう。まずはこの緑色の草を用意します。これは【アルム草】という草で、先っぽがギザギザしているのが特徴です。これを薬研ですり潰して緑の塊にします」
「はい」
突然始まった実習、ボクは見様見真似で用意された道具を使って緑色の球を作った。
「これを火にかけ水を入れた釜に入れます。沸騰したら入れてくださいね。このとき使う釜は合成の魔法陣を刻んだものを使ってください」
「はい」
言われたとおりに水を入れた釜を火にかける。
すると沸騰し始めてきたので、緑の塊を投入する。
少しして、緑の塊はドロッと溶けて水を緑色に染めていった。
「これだけだと苦い水なので、今回ははちみつを入れて甘みを加えます。それとはちみつの中にある薬効も一緒に合成されるので少しあまい回復ポーションになります。もちろんほかの素材を入れても効果は上乗せされていくので、より良いポーションができるでしょう」
「や、やってみます……」
フェアリーノームに言われたとおりにはちみつを投入。
すると水はオレンジと緑が混じったような色合いになった。
見た目は非常に汚い。
「これ、もっときれいにできないのでしょうか」
緑とオレンジの混ざった汚い液体を見ながらボクはそう呟いた。
「薬効を抽出できれば透明度は増します。なので蒸留器で抽出してしまうのも手ですね。この合成釜は魔法陣の影響で合成対象を溶かして成分を合成するようになっています。なので、出来上がったものを蒸留するか、それとも最初に蒸留しておいて混ぜ合わせるかのどちらかを考える必要があります」
「ふむ……」
そうアドバイスを受けたので、さらなる高みを見るべく手ほどきを受けながら蒸留する。
すると、透明な液体が出てきたのだ。
「これは濃縮液ですね。これを薄めて使うことでポーション量を増やすことができます。さっきまでの状態ではあれで一本分ですけどね」
「おぉー!!」
どうやら一手間加えることで生産量を増やせるようだ。
といっても一本分ではほぼ誤差のようなもののようだが……。
「ちなみにこの蒸留って人間たちはやっているんですか?」
「いえ、蒸留器自体高価なのと手間がかかるので専業でやっている人以外はそうそう所持していないようです。それでも質の低いポーションが多いんですけどね」
ちなみにこれ以外のやり方でポーションを作ることはできる。
スキルでの合成や魔法陣を直接描いての合成、そしてボクの【アイテムクリエイト】だ。
スキルでの合成は基本的に1対1であり、品質も均一になるが、ボクの【アイテムクリエイト】では選び放題だ。
純度も選べるし本数も選べる。
そのうえ瞬時にできるのだから、もうほぼチートである。
「でも、これはこれで楽しいですね……」
初めて手作業をしてみたが、これは楽しいと思った。
ちょっとしばらくやってみようかな?
「ポーション作りの楽しさをわかって貰えてうれしいです!」
フェアリーノームもとても嬉しそうに微笑んでいる。
「あ、そうです。星光結晶の粉を混ぜたらどうなりますかね?」
ボクはふとそんなことを考えた。
「やってみますか?」
フェアリーノームも興味津々な様子だ。
「やってみましょう!」
というわけで実験が始まった。
これ単体でも様々な効果が認められるわけだが、ポーションに混ぜたらどうなるかという実験は初めてとなる。
「というわけで、さらさら~……」
フェアリーノームに渡しても消えてしまうのでボクが直接入れる必要がある。
「変化は……。お、光りましたね」
「どうなっているのか気になります」
1つまみを原液に入れると、一瞬だが原液が光ったのが見えた。
明らかに何か効果がついているようだ。
「調べてみますね」
そう言うと、フェアリーノームは粉末の入った原液を手に取り調べ始める。
最初は「ふむふむ」と頷いていたフェアリーノームだが、だんだんとその表情が驚きに満ちたものに変わっていく。
「ど、どうでした?」
「結論から言います。これはだめですね」
「だ、だめですか……」
まさかのダメ出しである。
効果消えちゃったのかな?
「ちなみにどんなところがダメでしたか?」
今後の参考までに聞いてみることにした。
すると奇妙なことを言われてしまった。
「まず、これを飲めば欠損した手足や失った臓器などが再生します」
「は、はい……。えっ?」
「次に寿命が延びます」
「え?」
「成長不良の人が飲めば正常な状態に直してくれます」
「……」
ダメだと言われた理由がようやくわかった。
これは世の中に出してはいけないやつだ。
「あと、原液を飲むと最低でも1日は各属性の魔法や状態異常を無効化します。また原液を振りかけると瀕死の重傷者でも復活します」
「も、もうわかりました。つまりこれ、出してはダメな奴ですね」
「はい、その通りです。私たちが女神だった頃にはこういうものを作ることはありましたが、人間に渡すようなことはありませんでした。それくらいの禁制品です」
「うぅ……」
どうやら星光の粉末を混ぜると効果が上がりすぎるようだ。
もしくは、星光の粉末が素材自体の能力を消して上書きしちゃっているのかもしれない。
どちらにしてもこれはだめなやつだということはわかった。
「新作、頑張って作ってみます」
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「はい!」
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