姉に巻き込まれて異世界転移〜ワガママ舌を満足させます〜

ぺんたまごん

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 そう。さっき森の様子がおかしいって言ったけど、最近はぐれ恐竜がすごく増えたんだって。草食恐竜も肉食恐竜も増えているから、森は前ほど安全じゃなくなっていた。

 卵が希少だって言ってたけど、最近は一週間に一回卵が見つかる。以前の森なら二.三ヶ月に一回見つかればいい頻度だったんだ。異常性がわかるよね。

 しかもつい最近、肉食恐竜と戦闘になってラインさんが足を怪我してしまった。大事ではなくて、数日で良くなったんだけど、ヴィス君も森に出るから、怪我しないか毎回不安になる。

「ルイが作る卵料理楽しみだ。今日は何にする?」
「う、うん。そうだね、旭にオムライスと、だし巻き玉子にしようかな」
「だし巻き玉子。あれは美味しいから嬉しい」

 ヴィス君がチュッとキスしてくれる。
 僕はその唇が離れるのを惜しむように、少しだけヴィス君の口周りの獣毛をはむっと唇で咥えた。
 ヴィス君はプハッと破顔する。

「可愛いイタズラだね」

 僕の頭をヨシヨシた撫でた。嬉しいけど、して欲しいことはちょっと違う。

「……今日は人間化して、いっぱいキスしたい」
「ああ、もちろんいいよ。夜が待ち遠しいね」

 ううっ、本当発情期の時に出会ったから、出会いの方がグイグイ来た印象が強くて、この冷静な対応がちょっと悲しい。……いや、だいぶ。
 夜と言われたけど、恋しくて周りに人がいることを忘れて自分からチュチュして、そのままギューッと抱きしめていたら、ヒューヒューと冷やかしが入った。お姉ちゃんと旭だ。

「見ましたか旭さん。瑠偉さん、いちゃいちゃしてますね」
「見ましたママ。いちゃいちゃですね」
「チュチュ、ギュッギュッってしてますね」
「ぶちゅぶちゅしてますね」

 これは井戸端会議ごっこと言うお姉ちゃんと旭との間でしか流行っていないマイナーな遊びである。まぁこの世界で井戸端会議することがないからね。

「もう、揶揄わないで」
「いいのよ。もっとラブラブしなさい。いつ離れ離れになるか誰にもわからないんだから」
「それは間違いない」

 僕はお姉ちゃんのお言葉に甘えて、夕食準備までの時間をヴィス君と過ごすことにした。
 僕たちの部屋に戻ると、僕はちゃちゃっとヴェールを脱いで、ヴィス君にギュッと抱きつく。

「ヴィス君」
「ルイ」

 僕が名前を呼ぶと、愛しいヴィス君も僕を呼んでくれる。

「好き」
「ああ、俺も好きだ」
「……人間になってくれる?」
「もちろん」

 ヴィス君はゆっくりと獣人から人間化していった。
 すっかり艶を取り戻した絹のように美しい銀髪と、ひと回り逞しくなった端麗な筋肉。

 そして美しい顔が僕を見て微笑んでいる。眼福。
 この姿僕しか知らないんだって。自分だけしかこんなにかっこよくて、綺麗で、エロい顔をすることを知らないなんて、すごく嬉しい。自分だけの人。僕って意外と嫉妬深いのかな。ヴィス君といると、自分の意外な一面を発見できる。

「ルイ……」
「ヴィスく……んっ」

 先程とは違う人の唇の感触にうっとりと目を瞑る。熊さんの口も好きだけど、熊さんの時は口が大きいから隙間ができるんだよね。
 人の姿なら口が隙間なくヴィス君で満たされるから、僕は積極的にヴィス君の舌に自分の舌を絡めていく。

「ふっ、……ん、んっ」

 兆しを見せる僕の息子をヴィス君の脚に擦り付ける。僕勃ってるよ。触って、とあからさまに腰を押しつけて誘うと、ヴィス君は僕のモノをズボンの中からスッと出して、手で愛撫してくれた。
 僕もヴィス君の元気のない息子を服の上からスリスリする。
 大きくなります様に。うう、やっぱならないか。

「はっ……気持ちい、」
「ルイが気持ち良さそうな顔好きだ」
「ん、ふっ……早くヴィス君も気持ちよくなってほしいのに」
「発情期になったら一ヶ月抱き潰すから覚悟しててくれよ?」
「うん。もうお尻は準備満タンだよ」

 お尻の拡張は順調に行き、ヴィス君の大きな息子さんも迎え入れれるぐらい拡げることができるようになったよ。あとは適時固くならないように拡げるのみ。

「あっ!ヴィス君っ……も、出る!」
「うん。気持ちよくなって」
「は、あっ、ああっ!」

 ピュクピュクと震えながら、白濁を出していく。ヴィス君は溢れないように大きな手で受け止めてキスしてくれた。

「ルイすごく可愛かった」
「ふはぁ……。ヴィス君ありがと……」

 射精後で気だるくなり、ヴィス君にコテンと身体を預けると、ヴィス君はそのままベッドに僕を抱いて連れて行き、ギュッと抱きしめてくれた。

「ヴィス君すごいね」
「何がだ?」
「僕がぎゅーってしたいってわかったから」
「それは俺もしたかったからな」

 僕は嬉しくてヴィス君の胸板に顔を埋めた。森に行った後だから汗の匂いがする。

「ヴィス君、森に行くとき、気をつけてね」
「ああ。もちろんだ」

 ヴィス君が怪我をして帰って来た時、僕がすぐに手当てできるように傷薬を小袋に入れて持ち歩こう。傷薬は誰が詳しいかな。薬に詳しいサールさんあたりに聞いてみようと考えながら、僕は夕食準備までの短い時間、ヴィス君充電をした。満タン。

 そういえばヴィス君が発情期の時、子種の貝を使うのか考えてみてくれって言ってきた。ヴィス君的なは僕との子どもを欲しいって。
 もし欲しいと思ってくれるなら、春になったら子種の実を飲んでくれたら嬉しいと言われて、僕はまだどう答えたらいいのかわからなかった。

 家族が好き。だから自分もお姉ちゃんのように家族を作りたいなってずっと思っている。でもお姉ちゃんの出産の生々しい痛みの報告を聞いたことがある僕としては、産むのはかなり怖い。

 ヴィス君との子ども可愛いと思う。
 欲しいとも……うん、思う。
 でも恐怖の方が強すぎる今は返事は保留。まだ時間はあるからね。ゆっくり考えたいと思います。
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