不登校だから。

る。

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2話

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ー目覚めー

俺、一原皚斗の過去の話でもしようか。何故、俺はここまでの変態になって、今もセックスを堪能しているのか。まずは中学一年生の春に戻ろう。

ー ー ー ー ー ー ー

「一原皚斗です、好きな食べ物はプリンです。よろしくお願いします。」

中学一年生の春、クラスの皆で自己紹介をしあっていた。その時の俺はまだ、純粋でセックスのセの字も知らなかった。

そんな俺だが、割と皆と仲良くなれてクラスの中心核的存在になれた。その生活に俺は満足していた。誰もが俺の方を見てくれて俺中心で回っていってる。その感覚に酷く溺れていった。

しかし、皆の反応が変わるのが一年生の夏だ。一年生の合宿の中、風呂に入った。そこで出てきた話題である。一人の男の子(以後A君と呼ぼう)が発した。

「皚斗ってオナニーしたことあるの?」

オナニー。その言葉は当時、性知識を持ち出した俺にとってはとても恥ずかしい言葉だった。顔を真っ赤にしてコクコクと頷く。するとA君が

「したことねぇだろ?剥けてねぇんだからさ。」

「は?」

思わず間抜け声を出してしまった。他の皆もクスクス笑っている。なんで、と問い掛けた。確かにその頃の俺はオナニーすらも怖くてなかなかする勇気が無かったのだけれど。A君は

「皮、剥けてねぇもん」

あの頃の俺は何も知らなすぎた。別に剥けてなくともオナニーは出来る。その事を知らなかった当時の純粋な俺は真に受けてしまった。

その頃から俺の生活は崩れていく。

1つ目は、イジメだ。まぁ、不登校の原因ではないが。

イジメといってもセクハラのようなもので、俺はカラダを沢山触られた。それは別に嫌じゃなかった。むしろ、愛されてる感があって良い。自分で言うのもおかしいが俺の顔はどちらかというと女々しいと思う。クラスの男子は女子を犯したくてたまらない様だけど、そんなことする勇気が無いので俺で我慢してるらしい。それでも俺にとっては気持ちよかった。だからそれでも良いかな、なんて思っていた。それでも次第にメスとなったこの体は友達だけでは足りなくて、ついにはネットに手を出した。SNSで[からだが疼くので犯してください]と書き、自分の一番エロいと思った自撮りを上げる。いいねは沢山貰ったけど肝心の犯してくれる人はゼロだった。そんな現実に落胆していた時、一件のDMが届いた。

[犯してもよろしいでしょうか?]

たったの1文だ。でも、その頃の俺はとても嬉しくなった。その人と画面上で沢山話した。その相手は神崎元親さんと言う。五十二歳で、建設業を営んでいるそうだ。ネットで調べると神崎さんの会社は割と儲けているっぽい。奥さんは五年前に亡くなったそうで、息子さんも自立したそうだ。そんな中、なんで俺を選んだ?と問いかけると亡くなった奥さんに酷く似ているらしい。そんなこと言われたら少し心が不安定になりそうだ。そんなので俺が神崎さんの傷を癒せるのだろうか。まぁ、やってみるしかないか。

時は流れ中学一年生の冬、すっかり変態な俺の体は興奮のあまりピクピクと痙攣している。俺は神崎さんとビデオ電話をしているのだ。神崎さんは京都に住んでるらしく、俺は神奈川に住んでいる。家が遠いのあり、時間が合わないのもあって結局最初はビデオ電話にする、ということが決まった。スマホのカメラに向かってアナルを見せている。日頃から友達に犯されまくったこのアナルはヒクヒクと肉棒を欲しがって玩具をあてがい行為を見せつける俺は甘ったるい声を上げた。

「はぁ゛ん…♡」

ぐちゃぐちゃと卑猥な音が携帯に集音される。神崎さんも言葉で攻めていく。

「もっとちゃんと声出して?」

「やぁ♡おか、ぁ゛さん゛に見らぁ、れ゛るぅ゛♡♡♡ぁ゛あん♡」

一応家族がリビングにいる。見られたらマズイ。だけどこのスリルも興奮材料になる。自分で玩具に媚を売って、萎えることを知らない冷たい物質を俺の肉壁に擦りつけていく。気持ちいい、気持ちいい。本当の大人のモノが味わいたくて仕方がない。俺は汚く喘ぐ。神崎さんは優しく笑って

「いつか君を愛撫出来たら良いのにね」

と呟く。それは俺も一緒だ。はやく神崎さんの本物のおちんちんでイってみたい。しかし、俺も中学生だしお金がない。親に言おうとしても絶対に“セックスしに行くから”なんて理由をつけてられない。神崎さんも仕事が忙しくてなかなか時間がないそうだ。
そんな期間が続いた。画面越しの会話だけのセックス。それだけでも随分と興奮もできた。友達にも沢山犯されて満足出来ていた。と思っていたのにやはり俺は神崎さんを欲しがっている。そんな中に転機が訪れた。

神崎さんが東京出張に来る。そのついでに神奈川県、俺の住んでいるところに来てくれるらしい。ちょうど春休み。俺ははやく三月にならないかな…なんて思いながらも神崎さんとの画面越しのセックスを楽しんだ。



そして待ち望んだ三月。

学校も終業式を終えて暇な期間に入る。俺は課題を一日で済ませ、神崎さんが来るのを待ちわびる様に自信の孔を虐めていった。拡げて、画面越しに見えた神崎さんのおっきなおちんちんが入るように友達からも沢山死ぬほどおかしてもらった。


やっと神崎さんに会える…!!
約束の日、俺はパッと目を光らせ起き上がる。あまり眠れなかったけど眠たくもない。服を着て出来るだけ可愛くしようっと。そして俺は家を出た。指定された駅へと向かう。すれ違う人の目など気にもならない。俺は興奮の目で駅前をキョロキョロと見渡す。すると、画面の中で何回も見た顔が目に入る。五十代にしてはスラっとした筋肉質な体型、顔もダンディーと言うべきなのだろうか。男らしい。少し黒い髪の毛に混じった白髪さえも彼の顔を引き立たせる。俺はその顔に見とれる。慌てて

「神崎さんですよね?俺、一原皚斗って言います!!神崎さんに会いたくて…!ホント嬉しいです!!」

俺は神崎さんの手を掴む。すると神崎さんは

「君が一原くんだね。やっぱり直接合うと緊張するね。」

神崎さんが小さく微笑む。回りから見たら親子みたいな感じになる。それでもおかしくない年齢差である。俺は神崎さんの大きな腕に自らの腕を絡め、俺たちはラブホに向かう。

「僕と会いたいってよく言ってくれたね。もしかしたら誘拐犯かもしれないのに。」

「ううん♡ゆーかいはんでも犯してもらえるなら幸せ…♡♡」

俺は既に声が甘ったるくなっている。神崎さんの関西弁の訛りを隠すようにした喋り方が好きでつい頬が緩む。この人に会えて良かった。そんな感覚が不思議と訪れる。

ラブホに着くと、俺の心臓の動きは速くなる。これから俺は神崎さんに…なんて思えば後ろがひくつくのが自分でも分かる。俺は神崎さんに部屋のお金を払って貰った。俺も一生懸命ためたお小遣いを払おうとしたが

「僕が楽しませて貰うんだから」

と言われて最終的に払って貰った。なんて紳士的な人なのだろう…。俺は神崎さんが発する言葉全てにドキドキしている。部屋に入ると何だか厭らしい雰囲気に包まれる。神崎さんはドアを閉めた瞬間に抱き締められた。やばい。俺は顔を真っ赤にする。それでも次第に力が抜けるような色めかしい声をた。

「……はぁ゛ん♡♡」

「早速やけど、しよっか?」

神崎さんの訛りににへへっと笑い、コクコクと頷く。ベッドに座り、服を脱いでいく。何度も画面の前で裸になっていたけど、流石にリアルで服を脱ぐのは恥ずかしいものだ。それでも俺のアナルはひくついていて、興奮しているが。神崎さんもスーツのズボンを下ろした。下着も脱いでいた。おっきい…。自分よりも何倍も大きい、画面越しで見るよりも迫力がある。友達のとも違う、雄の臭いがしてくる。俺はそれだけでも腰が浮いてしまう。神崎さんは薄く微笑んで

「フェラ、出来る?」

俺はコクコクと首を縦に振った。神崎さんはその怒濤を俺の口に近付ける。俺はうっとりとした目でそれを見つめる。そして口をひらき、舌を出す。それと同
時に神崎さんは俺の頭を掴む。

「うぐっ゛♡♡」

甘い嗚咽が聞こえる。ホンモノだ。俺の全身が歓喜する。今日までいっぱい友達のをフェラしてきた。そして、友達のより大きい玩具でもフェラしてきた。だけど神崎さんのモノは、玩具よりも遥かに大きい。俺は目を細める。雄の臭いが濃く感じられる。神崎さんは

「やっぱり、健気で可愛いよ。」

と言ってくれた。俺は嬉しくてつい、頑張って舐めるのに集中する。きっと今の俺の顔はとても崩れているだろう。でも普段、人に見せてはいけないような顔も神崎さんだけには良いと許してしまう。だから俺は鼻を伸ばして汚く舐めていく。

「おごぉ゛っ♡♡おっ゛っ゛んぅ゛♡♡おごぉ゛♡♡」  

俺は汚く喘ぐ。口のなかを支配されて興奮していく。どんどん自分のモノが勃ち上がる。そして後ろもひくつく。神崎さんの波打つモノが爆発する。俺の口のなかに雄の味が広がる。
口に自由が戻ってきた俺は神崎さんにこう告げる。

「口じゃなくてぇ゛…
 こっちに欲しいのぉ゛♡♡♡」

「君は本当に淫乱だね。」

神崎さんは苦笑する。そして俺の腰を荒く掴む。この時のために浣腸もしてきた。すべての準備をしてきた。それを見抜いた神崎さんは薄く微笑んで俺に言う。

「本当に君は…」

その言葉からは嫌悪という感情は感じられなかった。むしろ、興奮の声にしか聞こえなかった。自分も興奮して穴が伸縮していく。神崎さんはその怒濤を俺に入れてきた。

「はぁ゛ぁ゛♡♡♡♡」

全身が喜んでいることが自分でも分かる。今までに味わってきた事と、全く比にならない程の快楽。俺は甘い吐息を飲み込みながらも腰を振る。初めての感覚だ。お腹のなかを支配されている気がする。圧迫感がたまらない。神崎さんは腰を揺らし出す。

「あっ゛♡あっ゛♡」

突かれる度に甘ったるい声を上げてしまう。その感覚が気持ちよくって、腰を振ってしまう。早くいきたい。気持ちよくなりたい。その感覚が俺のなかを支配する。どんどん快楽に蝕まれて頭がおかしくなっていく。

「あへっ゛♡♡♡壊れちゃうぅ゛♡♡」

「分かったよ。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こうして俺たちの関係が始まった。神崎さんは月に一度のペースで関東に来るらしい。そのペースで俺も神崎さんに犯してもらうことにした。そして、玩具や、友達だけでは足りないアナルは日に日に拡張されていく。神崎さんと会えない日はSNSで知り合ったおとこの人とヤっている。

高校生になると同時に俺は神崎さんの住む、京都の学校へ進学する。元々、絵を描くのが好きだったのでそれは良かった。男子校だから興奮してたのに前に言った通り落胆してしまった。

だから今は不登校となって、神崎さん、他の大人たちとの行為を重ねていっている。簡単に言えば快楽のために休んでいる。それで俺は満足だ。その生活で幸せだ。

俺は今日も男を捕まえてヤっている。

メスの快楽に溺れながら
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