13 / 43
裏工作って大事だよね?
しおりを挟む「失礼します」
さてまたもややってきましたナナリーさんの私室。中身45歳からすれば中学生なんて完全に事案モノだし、それくらいの子供がいてもおかしくないから、他の子にはそんな感情は全く抱けませんよ?(そう考えると二十歳前後で結婚してればナナリーさん位の娘がいてもおかしく無かったんだよなぁ~)
ノノ置いといて
「ゆっくり休めましたか?まさか丸一日寝てるとは思いませんでしたが、かなりお疲れだったようですね?」
今日はキチンとノックしてから入りましたよ?
「こんばんわ。ノックしてから入ってくるのはいいけど、そこは扉ではなく窓ですよ?」
いけね、ついバルコニーから入っちゃった
「申し訳ありません。扉からだと衛士さんに止められると思ったので」
先日の張り紙の件で扉の前に衛士さんが立つ様になったらしい
「まぁ良いでしょう。それで何か用があったんじゃなくて?それとも本当に体調確認だけなのかしら?」
本題を先に済ませてからにしますかね
「失礼しました。では本題から。」
「ナナリー様は先程帰還について若干濁らせて説明なさいましたが、それはもしかして魔王を倒せば帰れるとかではないですか?」
ピシリと目を見開き
「なななにを仰ってるのかわかりましぇんが」
わかりやすいほどに挙動り噛んだ・4・
「ナナリー様?上に立つものとしてもう少し腹芸やポーカーフェイスを嗜むのも大事かと思われますが・・・予想通りの反応である意味助かりました」
「まあ、僕の他何名かはその説明でも納得するかもしれませんが、出来れば他の生徒には内緒でお願いできますか?この【ホンモノ】というスキルは考えてるほど軽いスキルではないのですから」
と伝えるも
「そんなに危険なスキルなのですか?察するには偽物をホンモノに変えるだけのスキルなのでは?」
はい、勘違い頂きました!
「そうですね、多分今現在他の大多数の生徒たちはそう考えてるでしょうが、実際は・・・この様に魔法も使えるようになる可能性を秘めているのです」
と言い僕はバルコニーにでて、城壁のない平野(安全確認OK生体反応無し)に向かって片手を突き出し
「星々の怒り」
すると一拍の間の後夜空が赤く燃え地表に無数の燃える石が落ちていき、無数のクレーターを作り出した
ナナリーさんは( ゚д゚)な顔で硬直し、他の窓や庭からは
「魔王の襲来か!」
「まだ何も準備できてないんだぞ!」
「クソっもっと早く逃げればよかった!」
「俺今からアイラちゃんに告白してくる!」
「てめ!まて!俺が先だ!」
「俺隊長に告白してくる!」
「「「「???」」」」
「お嬢様大丈夫ですか?もしや魔王の襲来ですか?」
扉の外から衛士や侍女さんの声が聞こえてくるが、そこはやはり突入してくる事はなく、声だけでの安否確認であった
流石に見知った声での安否確認には反応できたようで
「私は大丈夫です!外の現象は魔王の襲来とは限りませんが、朝まで完全武装3交代にて周辺警備に当たりなさい!召喚者様を落ち着かせるのです!」
流石は副団長様だ。
「ってことで、このスキルはこんな昇華もするので、場合によっては勇者の補助でなく、メインに組み込めるのも可能ですが、多分僕以外では不可能ですね。それと」
これ大事
「僕は魔王討伐とか帰還には一切興味ないので」
本日2度目の( ゚д゚)頂きました!
「なんで?その力があれば魔王も!周辺諸国の悩みも!世界の平和だって!」
「はいストップ!」
ナナリー様はビクッとしてとまり、唇を噛みしめてコチラを伺いますが
「本当に興味ないんです。魔王って何ですか?完全悪なんですか?話し合ってみましたか?何をもって魔王なのですか?そもそも本当に魔王が悪で此方が正義なのですか?それが分からない内にこの力を振るえば僕が魔王認定される程の力を内包してるんですよ?」
ここでインベントリからよく冷えたペットボトルの紅茶を一口飲んで喉を潤し
「今はこの力はどこにも向けません。数年とはいえ共に学んだ同級生ですし、僕の安全対象は香織1人ですが、先のことは女神様も誰も分からないのですから」
ナナリー様静かになったな・・・
「ねえ?それ飲み物ですよね?私にも頂けるかしら?」
副団長様は強者だ・・・
「どうぞ」
と、つい何も考えずにペットボトルを差し出すとナナリー様は一瞬の躊躇をみせるも
「コクッコクッ美味しい!」
「あ、間接キ・・・」
言わなければ良かったのについ・・・おっさんでも美人さんとの間接キスには・・・
「あっ・4・」
外見上は15歳と24歳・・・
中身では45歳と24歳・・・
どっちにしても事案である・・
「さて、本題も終わりましたので、安眠グッズを数点と、アロマオイル等を渡しておきますね?先日置いておいたお香はやはり火を扱うのであまりよろしくないことに気がつき、此方のオイルをお出ししましょう。」
そしてアロマオイルの使い方や効能、念のために養○酒も出して、お暇するのであった。
窓から
47
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
【本編完結】転生隠者の転生記録———怠惰?冒険?魔法?全ては、その心の赴くままに……
ひらえす
ファンタジー
後にリッカと名乗る者は、それなりに生きて、たぶん一度死んだ。そして、その人生の苦難の8割程度が、神の不手際による物だと告げられる。
そんな前世の反動なのか、本人的には怠惰でマイペースな異世界ライフを満喫するはず……が、しかし。自分に素直になって暮らしていこうとする主人公のズレっぷり故に引き起こされたり掘り起こされたり巻き込まれていったり、時には外から眺めてみたり…の物語になりつつあります。
※小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様でほぼ同時投稿しています。
※残酷描写は保険です。
※誤字脱字多いと思います。教えてくださると助かります。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
せっかく傾国級の美人に生まれたのですから、ホントにやらなきゃ損ですよ?
志波 連
恋愛
病弱な父親とまだ学生の弟を抱えた没落寸前のオースティン伯爵家令嬢であるルシアに縁談が来た。相手は学生時代、一方的に憧れていた上級生であるエルランド伯爵家の嫡男ルイス。
父の看病と伯爵家業務で忙しく、結婚は諦めていたルシアだったが、結婚すれば多額の資金援助を受けられるという条件に、嫁ぐ決意を固める。
多忙を理由に顔合わせにも婚約式にも出てこないルイス。不信感を抱くが、弟のためには絶対に援助が必要だと考えるルシアは、黙って全てを受け入れた。
オースティン伯爵の健康状態を考慮して半年後に結婚式をあげることになり、ルイスが住んでいるエルランド伯爵家のタウンハウスに同居するためにやってきたルシア。
それでも帰ってこない夫に泣くことも怒ることも縋ることもせず、非道な夫を庇い続けるルシアの姿に深く同情した使用人たちは遂に立ち上がる。
この作品は小説家になろう及びpixivでも掲載しています
ホットランキング1位!ありがとうございます!皆様のおかげです!感謝します!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる