学年揃って異世界召喚?執行猶予30年貰っても良いですか?

ばふぉりん

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宿木亭

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 少し歩くとお姉さんに教えられた通りの看板が見つかり、夕食時なのだろう良い匂いが宿に誘うようだった

「ここか。さてさてテンプレはあるかな?」

 ノリノリでワクワクである

「すみませーん。ギルドで紹介されたんですけど、とりあえず一泊できますか?」

 入口は・・・引き戸ではなかった

 中に入ると向かって左側が飲食スペースの様で正面に受付カウンターがあり、そこには

「いらっしゃいませーお食事ですか?宿泊ですか?」

 ケモ耳美少・・・年が待ち受けていた

「とりあえず一泊お願いできるかな?食事は今からと明日の朝食で」

 テンプレ回避・・・いや、ここのテンプレは回避じゃダメだろ!
 ってか美少年ってなんだよ!

 ノノ置いといて

「一泊二食で銀貨5枚になります」

 ここでの貨幣は

 鉄貨  10円
 銅貨  100円
 銀貨  1000円
 金貨  10000円
 大金貨 10万円
 白金貨 100万円

 それ以上もあるらしいが、そんな金額はフラグとしか思えないので、全力回避である

 となると、宿泊費4000円で食事が夕食600円の朝食400円ってところか?

「じやあ、銀貨5枚と、チップで鉄貨1枚な」

「よろしいのですか?」

「頑張ってお手伝いしろよ?」

「はい、ありがとうございます!
 お部屋は二階の上がってすぐ左になります。夕食はすぐに召し上がりますか?」

「そうだな、先に夕食を食べてから部屋に行こう。朝食は何時からだい?」

「朝食は冒険者の方も来店するので6時から10時までとなってます。朝食の時間に間に合わなかった場合の返金はお受けできないのでご了承ください」

 なかなか堂に入った説明である

「ギルドの受付けで料理が美味しいってオススメされたのが楽しみだな!」

「アイシャさんの紹介だったんですね!それなら母にも伝えておきますね!」

 どうやら料理番は母親のようだ

「さって何が出てくるかな~♪」


 

 数分後目の前のテーブルには

「今日のオススメはボアと根菜の煮込みシチューです。パンは3個まで食べ放題となってますのでご自由に。飲み物は果実水が2杯までとなってます。3杯目からは追加となりますがアイシャさんのご紹介との事なので何杯でもOKですよ」

 これは明日アイシャさんにお礼言わなきゃ

 それでは

「食材と調理してくださった皆様に感謝して、いただきます!」





「ご馳走様でした!」





 食レポは苦手なので割愛させて頂きます




 さて、部屋はどんな感じかな?



 普通でした。キチンと鍵が掛かり、ベッドも清潔なシーツで覆われてはいるが、板間に寝る感じで寝心地は悪かった。盗難防止策なのか窓はあるが申し訳程度の大きさしかなく、出入りは不可能だ

「これは宿としての利用でなく食事処としての利用かな?」

 ベッドは硬く寝れなかったので、インベントリから高級羽毛布団3点セットを出し無事快眠したのであった


 翌朝


「んーいー朝だ!」

 最高である

「さてと、布団は仕舞って、朝食は何かな?」

 食堂に降りると冒険者の姿もチラホラ見受けられ、空いた席に座ると

「おはようございます!今日の朝食はボアサンドとヤギミルクです!」

 まさかのダブルボアであった

 美味しかったのが少し悔しい!

「さて、香織にお土産買ったりもしたいし・・・少年!ちょっとこっちに来てくれるか?」

 と受付カウンターの前に呼び出し・・・

「パシャっ!」

「なんですか?今の」

「ありがとう。これは追加のチップだよ」

 と鉄貨を5枚渡して

「料理美味しかったよ!また来るね!」

 試験の時間までまだ余裕があったので、街を散策することにした

「パシャっ」「パシャっ」「パシャっ」

「「「「「「この人は何してるんだろう?????」」」」」」

 完全な不審者である

「そろそろ良い時間かな?ギルドに行って試験だ!」

 ギルドに着くと若草色のセミロングのお姉さんが、受付に居たので

「アイシャさん!おはようございます!宿のご飯美味しかったです!」

 元気よく挨拶すると

「少年?私はアイシャではないよ?アイシャは・・・の・・・」

 まさかのであった


 詐欺だ!「パシャっ」


 ノノ置いといて

「先程は失礼しました。宿木亭で受付でオススメされたと伝えたらアイシャさんって名前が出たのでつい・・・」

「あはは、それは仕方ないね、私も名乗ってなかったからね。申し遅れました、私の名前はアイリーンと申します。よろしくね?」

 この世界にはで始まる名前が多いのかな?アイラとかアイシャとかアイリーンとか・・・そのうちアイーンとか出てこないだろうな?フリじゃないからな!

「アイリーンさんですね、よろしくお願いします。僕はショウです。試験お願いしてもよろしいですか?」

 さて、どんな試験か楽しみだな

「わかりました。えーっと・・・あ、カインさん、本日の試験受験者がこられてますので、広場にて試験官お願いします!」

 今日は酒場のカウンター付近にも何人かの冒険者が居たようで、その中の一人にアイリーンさんが声をかけて、場所の移動となった

「カインだ。ボウズが受験者か?ってのは珍しいな?まるで大昔の勇者様みたいだな」

 これはカラコンや魔法で色を変更する事も視野に入れておいた方が良さそうだな?

「ショウです。よろしくお願いします!」

「元気があるな。よし、じゃあそこの袋を向こうの台の上に持っていってみろ!」

 目の前にはに見かける位の大きさの袋が置いてあり、持ち上げてみると砂?石?色々入って大体15~20Kg位の重さで、これなら身体強化しなくても大丈夫そうだからそのまま肩に担いで持っていき、台の上に置くと

「よしっ合格だ!」

 これだけで合格のようだ

「その重さの袋を中には引き摺って移動させるヤツもいてな、だからに置いてもらったんだよ。移動するだけなら街中のお手伝い。台の上に置ければ採取。最初から担いで持っていけるなら外壁工事ってな感じでな?」

 なるほど、これが第一の試験って事ですね

「それじゃぁ二つ目の試験は?」

「なんだ?討伐依頼も受けたいのか?それなら俺と模擬戦だな?」

 こちらを舐めてるのかな?まぁ、見た目と年齢で舐められてもおかしくはないか

「はい、討伐で稼がなきゃいけない事情があるので、よろしくお願いします!」

 別に稼がなくてもいいのだが、こう言っておかないと人夫としてしか見てくれなさそうだったので

「得物は・・・短剣で良いか?俺が二本持ってるから一本貸してやるよ、ほら」

 腰に刺してたナイフをコチラに放り投げてきたが、危なげなく逆手で受け取り重心を確かめるように刀身を摘んだり手の中で遊んでると

「おいおい、ナイフの扱いも熟練だな?重心を探ってたが、投げるのか?」

「そうですね、この重心の感覚なら・・・シュタッ!」

 つい借り物というのも忘れて先程土嚢袋を運んだ台の横にあった案山子の眉間に向かって投げてしまった

「あ!すみません!借り物なのに投げちゃって・・・」

「・・・いや・・・大丈夫だよ?今ので実力も分かったし、俺も模擬戦しなくて済んだし・・・(模擬戦してたら確実に負けてたな)君の実力は討伐依頼でこそ発揮される!」

 とまで言ってもらえた

「ありがとうございます!」

 さて次はギルドの説明かな?







「おーいアイリーン?何者だ?あの子供!」

「どうされましたカインさん。試験終わったんですか?」

「どうもこうもないよ!力に関しては外壁工事でも問題ないが、討伐依頼の試験だよ!」

「え!討伐依頼の試験もやったんですか?」

「そこの案山子にナイフ刺さってるの見えるか?そう、mのな?」

 カインさんに言われて目を凝らすと確かに案山子の眉間にナイフが刺さってるのが見えた

「そのナイフな?俺がボウズに貸して、軽く打ち合いでもして実力をみようと思ったんだが」

「まさか打ち合いであの子のナイフをあそこまで弾いたんですか!?なんて無茶を!」

「違うんだ!あのボウズは今アイリーンが立ってるその場から案山子に刺したんだ!」

「カインさん大丈夫ですか?まだ昨夜のお酒が残ってるんじゃ?」

「シラフだ!酔って試験官する奴が何処にいるんだ!」

「私の記憶してる限りでも3回ありましたが・・・申し開きはありますか?」

「ゴメンなさいですorz」
「いや、それでもあれからは心を入れ替えてやってるじゃないか!それに今回は子供の試験だぞ!万が一があったら大変じゃないか!」

「そうですよ?今すぐは無理でも、将来優秀な冒険者になるかもしれないんですから!それで、本当のところはどうなんですか?」

「だからさっきも言っただろ!からmの案山子にで眉間を刺したんだよ!」





「ホント?」

「マジだって!」





「はぁ~」

「これはギルマスにも報告しなきゃいけないかな?」





 やらかしてますね
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