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飼育許可
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「お父様!今日は夕食ご一緒できますか?」
「珍しいな、ナナの方からお誘いとは。これは仕事頑張って終わらせないとな。多少の前後はするかもしれないが、今日の夕食は一緒に食べよう」
お父様に無理言っちゃったけど、大丈夫だよね?それにあの子のことも早めにしたほうが。
「メイ!お父様が今日の夕食は一緒できるって!お仕事の時間調整してくれるって!」
「あらあら、はしゃいじゃって、淑女が台無しですよ?お嬢様。それにあの子が目を覚ましそうですわ」
随分と長く眠ってたけど今日はなんだかもぞもぞと時折り動くようになってた
「あ、伸びた!今度は丸まったわ・・・ウフフ可愛いなぁ~
あ、目が・・・起きるのかな?」
「クァっ!」
「・・・」
「・・・」
「おはよう?お寝坊さんだね」
「お、おはようさん・・・嬢ちゃんは誰なんや?ここはどこや?」
「初めまして。私の名前はナスターシャ。宰相の娘よ。親しいものは『ナナ』と呼ぶわ。ここは帝都。貴方は木陰に倒れていて、私とメイドがお世話させてもらったわ。安心して、誰も貴方を傷つけようとしないから」
目を覚ましたけど、起き上がる事はせず、まずは私の紹介を黙って聞いててくれたわ
「ワイの名前は『ポチ』言いますねん。気がついたらあんさんらに介抱してもろうてたようで、あんじょうおおきに。まだ本来の力が戻ってけぇへんのか本調子には程遠いから、迷惑やなかったらもう少しここで休ませてもろうてもええか?
アカン、語彙力もおかしくなっとる」
この子随分しっかりと喋る・・・見た目は子・・・でも・・・ううん、そんな事はどうでもいいの。この調子ならすぐ元気なる。
「それでも貴方は寝てばかりで大丈夫なの?ご飯は?お水かミルクを用意するわ。体が弱っている時は固形物は体に悪いと聞きますし」
そうだ、メイは?さっきまでいたのに・・・あ、ミルクを取りに行ってたのね、流石だわ。寝床にしてるシーツの替えも一緒に。
「お嬢様、目を覚まされたのならまずは何か口に入れたほうがよろしいかと思いまして、ミルクをお持ちしました。シーツの替えもあるので、万一零されても大丈夫です」
「ありがとうメイ。こちら『ポチ』さんとおっしゃるそうです。ポチさん、此方は一緒のお世話してた私の専属メイドの」
「メイとお呼びください。お嬢様共々ポチ様の御姿にメロメロになっております。お腹も空いてるかとおもい、まずはミルクをどうぞ」
ほんと、凛々しい御姿。きっと立ち上がり走る姿は・・・//////////
「ありがとさん、ワイは貴族さんと喋れるような言葉使いができんさかい、めいわくかけるとおもうが、たのまぁ。
それと、用意してくれて申し訳ないが、ワイ食ったり飲んだり出来んのや。あ、食欲が無いとかやないで?この世に生・・・意識が芽生えてアイツと出会ってから、そう言ったもんを摂取する体じゃないねん。せやから、そんな悲しそうな顔せんでええんやで?」
許せない。ぽちさんをそんな身体にしたなんて!
「珍しいな、ナナの方からお誘いとは。これは仕事頑張って終わらせないとな。多少の前後はするかもしれないが、今日の夕食は一緒に食べよう」
お父様に無理言っちゃったけど、大丈夫だよね?それにあの子のことも早めにしたほうが。
「メイ!お父様が今日の夕食は一緒できるって!お仕事の時間調整してくれるって!」
「あらあら、はしゃいじゃって、淑女が台無しですよ?お嬢様。それにあの子が目を覚ましそうですわ」
随分と長く眠ってたけど今日はなんだかもぞもぞと時折り動くようになってた
「あ、伸びた!今度は丸まったわ・・・ウフフ可愛いなぁ~
あ、目が・・・起きるのかな?」
「クァっ!」
「・・・」
「・・・」
「おはよう?お寝坊さんだね」
「お、おはようさん・・・嬢ちゃんは誰なんや?ここはどこや?」
「初めまして。私の名前はナスターシャ。宰相の娘よ。親しいものは『ナナ』と呼ぶわ。ここは帝都。貴方は木陰に倒れていて、私とメイドがお世話させてもらったわ。安心して、誰も貴方を傷つけようとしないから」
目を覚ましたけど、起き上がる事はせず、まずは私の紹介を黙って聞いててくれたわ
「ワイの名前は『ポチ』言いますねん。気がついたらあんさんらに介抱してもろうてたようで、あんじょうおおきに。まだ本来の力が戻ってけぇへんのか本調子には程遠いから、迷惑やなかったらもう少しここで休ませてもろうてもええか?
アカン、語彙力もおかしくなっとる」
この子随分しっかりと喋る・・・見た目は子・・・でも・・・ううん、そんな事はどうでもいいの。この調子ならすぐ元気なる。
「それでも貴方は寝てばかりで大丈夫なの?ご飯は?お水かミルクを用意するわ。体が弱っている時は固形物は体に悪いと聞きますし」
そうだ、メイは?さっきまでいたのに・・・あ、ミルクを取りに行ってたのね、流石だわ。寝床にしてるシーツの替えも一緒に。
「お嬢様、目を覚まされたのならまずは何か口に入れたほうがよろしいかと思いまして、ミルクをお持ちしました。シーツの替えもあるので、万一零されても大丈夫です」
「ありがとうメイ。こちら『ポチ』さんとおっしゃるそうです。ポチさん、此方は一緒のお世話してた私の専属メイドの」
「メイとお呼びください。お嬢様共々ポチ様の御姿にメロメロになっております。お腹も空いてるかとおもい、まずはミルクをどうぞ」
ほんと、凛々しい御姿。きっと立ち上がり走る姿は・・・//////////
「ありがとさん、ワイは貴族さんと喋れるような言葉使いができんさかい、めいわくかけるとおもうが、たのまぁ。
それと、用意してくれて申し訳ないが、ワイ食ったり飲んだり出来んのや。あ、食欲が無いとかやないで?この世に生・・・意識が芽生えてアイツと出会ってから、そう言ったもんを摂取する体じゃないねん。せやから、そんな悲しそうな顔せんでええんやで?」
許せない。ぽちさんをそんな身体にしたなんて!
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