念動力ON!〜スキル授与の列に並び直したらスキル2個貰えた〜

ばふぉりん

文字の大きさ
27 / 124

歩きながら

しおりを挟む
「ある程度はカモフラージュすることもしなきゃな」

 刃のみを単体で飛ばして攻撃する手段とするのはいいけど、問題は・・・投げる?
 勝手に飛んでいくのはダメだよね・・・?
 腰の短剣分の偽装とは別に、投げやすいように何枚かは・・・うん、右手甲に張り付けとけばいいか。こう・・・「射出!」みたいに?刃と獲物は『アポーツ』で回収すればいいし、何か言われたら『魔法』ですで、しらを切るかね。

「レムもハイビーストとかいう上位種になったけど、強化されたのは可愛さの他に何がある?」

 種族の存在力がUPして、可愛さがUPって・・・いいんだけどさ

「腕を振るうと、斬撃が飛んでいくにゃ・・・こんな感じにゃ」

 レムが森に向けて右手を外から内に薙ぐと、多分普通の人には見えない斬撃が飛んでいき、森の入り口の木を数本まとめて輪切りにしてた。ざっと4本の斬撃だったからね。

「すごいじゃないか!ただ、飛ばすときは人差し指だけを立てて、足元ぎりぎりを薙げば、狩りも簡単になると思うよ?」

 4本の斬撃を飛ばしたら、獲物も人も輪切りだよ・・・魔物の素材とか考えると、あまりお勧めできないよね?もちろん、縦の斬撃でも、素材が面倒なことになりかねない。

「わかったにゃ!色々試してみるにゃ!」

「そうだね。獣人でも半獣化でも、獣化状態でも使えるようになってれば、色々安心だよ?レムはどの姿になってても可愛いから、心配なんだよ」

 実際、獣化してじゃれてるときに斬撃が発生してしまい、危うく首と胴体がオサラバ!しそうになったけど、ハイヒューマンに進化してたから、かすり傷程度で済んだけど・・・うん、人って辞めてるね?

「さ~てそろそろ街も見えてきたし、前回のようなことは起こらない・・・よね・・・?」

 

 はい、普通に門から入って、現在ギルドです。まだまだ低ランクの新人?冒険者ですが、一応どんな依頼があるのかとか、他の街から来ました的な事の報告しておいた方がいいかな~とおもって、来ました。


「ども、今日この街についた新人です。
 しばらくはこの街で依頼をこなしつつ、気に入れば拠点にしようかと思ってるので、どうかよろしく願いします」

 受付のお嬢さんはやさしく対応してくれて、レムの事を気に入ってくれた様子だった。勿論レムもね?

 依頼は、採取系も討伐系も多種多様に揃ってて、大型の魔物の討伐依頼も張り出してあったが、常設依頼ということで、ゴブリンやオークなどの害獣?認定なのもあった。基本的にはそこまで目立たないように適度にこなしていくつもりだし、そもそもまだ登録したてだから・・って・・

「はい、カイザーさんとレムちゃんですね?港町のサブマスターさんから連絡が届いてますので、ちょっとお時間よろしいですか?」

 対応してくれた受付のお嬢さんの背後から新たな刺客が現れて、奥の特別室にドナドナされました。
 港町からここまで、かなりゆっくりのんびり歩いてたからなぁ・・・そりゃ情報のほうが先に到着してるってぇの。

「さて、私がこの街のギルドマスターなんだけど、二人はとても優秀らしいわね?あそこのサブマスターが太鼓判を押すくらいだし、何よりこの手紙の【決して怒らすな】って、普通は書かないわよ?
 まぁ、何をしたかとは聞かないから安心して?もちろん、ここでの活動に問題が生じるような内容なら聞き出さないといけないけど、大丈夫よね?」

 特にヤバいことはしてないんだけど・・・といっても、無理か。
 両手落としてるもんな・・・

「HAHAHA勿論ですよ。あの時は感情的になって、若干制御できてなかったですが、今は訓練しながらこの街にきたので、大丈夫ですよ?
 こなければ。ですが」

 降りかかる火の粉は払うよ?それ以上に、レムに関しては全力全開で・・・対応したらだめなの分かってるから、極力周りを注意しながら、払うけどね?てことで、ちょっと聞いておこうかな?

「ということで、ちょっと聞きたいんですけど、ギルドマスター含めてこの街は俺のじゃないですよね?例えば、隣の部屋とか天井から見てる人たち・・・」

 まぁ、どこの世界でも似たようなもんだよね?直接見るか、他の手段で見るか、ってのは

「あ~、私は反対したんだけどね?サブマスターが「アレは注意した方がいい!」なんて危機管理問題だ!とか言い出してね?無論、こうやってバレた限りは、サブマスターと見てた子たちにも何らかのペナルティを与えないとね?
 サブマスターには、余計なことをして相手の心証を悪くしたペナルティを。
 見られてることがバレた子たちは、一応このギルドで諜報系の道に進んでる子だから、訓練系のペナルティを課さないとね?」

 諜報系がバレちゃダメだろ・・・ってか、俺の方が上だから、バレて当然なんだけどな。普通の奴なら十分だとおもうけど、今回の事で慢心せずに上昇していくなら、それもアリかな?
 サブマスターは単にコイツ生意気!とかそんな程度だと思うけど、ギルドマスターという上の言うことを押し曲げてまでこう言った事をしたのは頂けないので、金銭的なペナルティをお願いしようかな。

「でしたら、サブマスターさんには俺がこの街で拠点を見つけるまでの間の生活費を担当してもらっていいですか?ここで月給の何割減とかじゃなく、それまでの生活費が請求される方が面白いかな?と思うんで」

 別に盛大に飲み食いするわけじゃないよ?サブマスターがという事実を街の皆に知らしめるという・・・嫌がらせだ。

「へぇ~、それは面白いわね?確かに減給しても、それは当人にしかわからない罰だけど、その方法なら周りにも示しが付くわね?それ採用!
 ただし、あまり羽目を外したツケは付けないようにね?」

「そこはある程度信用してもらえれば・・・それに、あくまで拠点を見つけるまでなので、友好な関係を早めに構築して、優良物件がみつかれば、それだけ早く解放されるわけですから。
 勿論、だからと言って下手に出たり、特別扱いはしてほしくないですけど」

 そうなったら早々に他の街に行くだけ・・・って思ってたら、ギルドマスターさんもそれを察したらしく

「そうね、それはギルドにとっても街にとっても悪手でしかないものね?」

「それと、諜報系の方々は、今のままでも十分優秀と思うけど、服装にも気を付けた方がいいですよ?衣擦れの音が目立ってたので。今回のような待ち伏せで対応するときは、そうならないような服装を心がけるといいんじゃないですかね?こぉ・・・身体に張り付くような?」

 この世界にゴムやタイツなどの伸縮素材があればいけど、無いなら無いで、考えた方がいと思うよ?

「そこまで・・・そうか、完敗だな。今後のテーマにするとしよう」

「それで、今日はもういいですか?宿を探さないといけないので」

「いや、迷惑もかけたから、こっちで探しておいたし、宿代は支払ってある。1週間分だけどね?勿論サブマスター払いに後で変えておこう」

 わ~わるいかおしてるよこのおねーさん
 スラっとしたスタイルに程よい胸部装甲・・・年齢的にはアラs「エルフという種族だ」ー・・・

「どうしてこの世界の奴は相手のセリフや思考に割り込みかけて突っこんでくるんだよ!」

「『この世界?』とはどういうことかしら?まるで他の世界から来たようないいか・・た・・だ・・け・・ど・・」

 はい、おれちゃんヤラカシマシター

「HAHAHAHAHAHA」

「AHAHAHAHAHAHA」

「「・・・」」

「今日仕事が終わったら詫びも含めて、食事でもどうだね?
しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様

コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」  ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。  幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。  早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると―― 「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」  やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。  一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、 「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」  悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。  なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?  でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。  というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!

詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~

Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」 病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。 気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた! これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。 だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。 皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。 その結果、 うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。 慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。 「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。 僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに! 行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。 そんな僕が、ついに魔法学園へ入学! 当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート! しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。 魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。 この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――! 勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる! 腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)

みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。 在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る

マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息 三歳で婚約破棄され そのショックで前世の記憶が蘇る 前世でも貧乏だったのなんの問題なし なによりも魔法の世界 ワクワクが止まらない三歳児の 波瀾万丈

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります

内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品] 冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた! 物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。 職人ギルドから追放された美少女ソフィア。 逃亡中の魔法使いノエル。 騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。 彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。 カクヨムにて完結済み。 ( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )

迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜

サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。 父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。 そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。 彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。 その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。 「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」 そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。 これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

処理中です...