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OHANASHI(好きだねこのサブタイ)
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先に軽く食べておいてくれ。とのことで、案内されたのは、ドレスコードはないけど、入りづらいところだった。
「まぁ、食えってんなら食うけどね?どうせ食べながらじゃ話しにくいから、後半の飲みの状態でになるだろうし」
そこそこ高級志向なお店で、中華かな?色々と手の込んだ料理の中にも、胃にやさしい料理が目についた。
「医食同源ってところか?デザートもまんまだな?杏仁にゴマ団子・・・アイスまであるのか」
「気に入ってくれたようだね?」
夢中になって食べてると、いつの間にかギルドマスターさんと最初に対応してくれた受付のお嬢さんが立ってて
「こちらの受付嬢も一緒に話を聞いていいかしら?悪いようにはしないし、今後の事も含めてね?」
「はぁ~。まずは座ってください。女性を二人も立たせたままで話をするなんて、そんなんじゃ俺の程度が知れますんで。レムもいいよな?」
「かまわにゃいにゃ!ギルドマスターさんもそっちのおねーさんも、嫌な匂いはしにゃいにゃ」
この子・・・
「ありがとうね。では・・・改めて乾杯でいいかしら?」
「「「「かんぱーい(にゃ)」」」」
乾杯して軽く食事を再開して、仕事終わりということでアルコールも入りだしたタイミングで「この世界」発言に関してのお話が始まりだした。
「最初にぶっちゃけます。俺とレムはこの世界の外から転移というスキルで来ました。もちろん帰れますし、他の世界(もう一つの異世界と自宅世界だけ)にも行けます。それと、上位(神)存在とも会ってますね。その際に俺とレムも上位存在になりました。これはあまり関係ないですね」
「「・・・」」
「なので、最初に着いた町で、他の世界から持ち込んだ品を売ってお金に換えたり、のんびりと旅をしてる感じです。
それとこれが大事な事なんですが・・・」
「「ゴクッ」」
「特に何か使命を受けてきたとかはないので、どうか安心してください。魔王討伐とか、世界の危機とかはないので。
勿論不安になるでしょうから、明日以降ギルドで真偽の水晶を握った状態で、もう一度話しても大丈夫ですよ?」
とりあえずは、途中で途切れない程度に一気に喋って、今は二人に考え、相談する時間を与えてみた。
その間にこっちはこっちでアルコールの味を確かめたり、ギルドマスターさんたちが来る前に料理人に頼んでおいた物を持ってきてもらって、テーブルに置いた。
「さて、一度落ち着きましょうか。
これはお二人が来る前にこのお店の料理人長さんとはなして、見たことがない!と言われたものです。勿論試食もしてもらいました。そのうえでお二人に食べて頂こうかと思いまして」
生クリームたっぷりのイチゴのショートケーキだ!
ぉ?レムもロックオンしたぞ?女性陣二人は・・・それが何なのかわからないが、目が離せなくなっている。
「これは俺が居た世界で代表的なデザートです。1ホールは厨房にて、確認してもらった料理長さんや給仕の方々に食べてもらいました。これはそれとは別のホールでして、切り分けますね?」
八等分に切り分けてから小皿に移し、それぞれの目の前に出す。
「柔らかいので注意して食べてくださいね?」
フォークを刺すのもためらうほどの柔らかさと、未知の食感。そして甘さ・・・とりわけこの店の甘味と違うから余計に衝撃は大きかったようだ。そしてあっという間に食べ終わり、夢見心地の二人とは真逆にレムは
「カイにゃ~?もう1個!もう1個欲しいにゃ~」
猫なで声・・・いや、そんな甘えた声でお願いされたら・・・いやまぁ、こうなるとわかってたけどね?
「ハイハイ。あまり食べすぎるのも良くないから、この1個で終わりだよ?」
と、もう1個小皿に移すと、目をキラキラさせて、今度はゆっくりと味わい、愛しむ様に・・・・って?
お二人もそれを羨まし気に凝視してるではありませんか!
「どうぞ・・・お食べ下さい」
ま、八等分したのを4人だしね?ボクの分は・・・ぁ、この部屋担当の給仕さんと目が合った・・
けど、それより先にレムが反応したため、そっちに流れてしまった。
「とまぁ、この世界にないものということで紹介しましたが、別にスィーツでなくてもよかったんですけどねぇ?」
こちらからはとりあえずは以上だ。次は・・・
「ごちそうさま。これはすごいものを食べてしまったわね?また食べれるかしら?」
「このお店の料理長が再現できるのであれば、可能ですが・・・あまりお勧めはできませんね」
「なぜ!なぜですか!!」
受付嬢さんの食いつきが尋常じゃないよ!?
「・・・砂糖を使用するんですが、今食べたサイズでだいたい・・・ごにょごにょ・・・くらい使うので、頻繁に食べると・・・腹部や全体的に丸みを帯びてくるのですよ・・・それでもよろしければ、止めませんが?」
「「・・・」」
「ハイリスクハイリターンです。この世界では」
ダイエット食品やダイエットという概念のない世界でこれらが顔を出すとね・・・
質素倹約?肉と野菜?働かねば食えない!生きれない!そんな世界に息抜き程度の甘味なら大丈夫だけど、ねぇ?
「流行らせる方法はあります。が、自己責任でお願いします!」
-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-
ここまで駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
今年の投稿はこれを最後とさせていただきます。
それでは皆様よいお年をお迎えください。
「まぁ、食えってんなら食うけどね?どうせ食べながらじゃ話しにくいから、後半の飲みの状態でになるだろうし」
そこそこ高級志向なお店で、中華かな?色々と手の込んだ料理の中にも、胃にやさしい料理が目についた。
「医食同源ってところか?デザートもまんまだな?杏仁にゴマ団子・・・アイスまであるのか」
「気に入ってくれたようだね?」
夢中になって食べてると、いつの間にかギルドマスターさんと最初に対応してくれた受付のお嬢さんが立ってて
「こちらの受付嬢も一緒に話を聞いていいかしら?悪いようにはしないし、今後の事も含めてね?」
「はぁ~。まずは座ってください。女性を二人も立たせたままで話をするなんて、そんなんじゃ俺の程度が知れますんで。レムもいいよな?」
「かまわにゃいにゃ!ギルドマスターさんもそっちのおねーさんも、嫌な匂いはしにゃいにゃ」
この子・・・
「ありがとうね。では・・・改めて乾杯でいいかしら?」
「「「「かんぱーい(にゃ)」」」」
乾杯して軽く食事を再開して、仕事終わりということでアルコールも入りだしたタイミングで「この世界」発言に関してのお話が始まりだした。
「最初にぶっちゃけます。俺とレムはこの世界の外から転移というスキルで来ました。もちろん帰れますし、他の世界(もう一つの異世界と自宅世界だけ)にも行けます。それと、上位(神)存在とも会ってますね。その際に俺とレムも上位存在になりました。これはあまり関係ないですね」
「「・・・」」
「なので、最初に着いた町で、他の世界から持ち込んだ品を売ってお金に換えたり、のんびりと旅をしてる感じです。
それとこれが大事な事なんですが・・・」
「「ゴクッ」」
「特に何か使命を受けてきたとかはないので、どうか安心してください。魔王討伐とか、世界の危機とかはないので。
勿論不安になるでしょうから、明日以降ギルドで真偽の水晶を握った状態で、もう一度話しても大丈夫ですよ?」
とりあえずは、途中で途切れない程度に一気に喋って、今は二人に考え、相談する時間を与えてみた。
その間にこっちはこっちでアルコールの味を確かめたり、ギルドマスターさんたちが来る前に料理人に頼んでおいた物を持ってきてもらって、テーブルに置いた。
「さて、一度落ち着きましょうか。
これはお二人が来る前にこのお店の料理人長さんとはなして、見たことがない!と言われたものです。勿論試食もしてもらいました。そのうえでお二人に食べて頂こうかと思いまして」
生クリームたっぷりのイチゴのショートケーキだ!
ぉ?レムもロックオンしたぞ?女性陣二人は・・・それが何なのかわからないが、目が離せなくなっている。
「これは俺が居た世界で代表的なデザートです。1ホールは厨房にて、確認してもらった料理長さんや給仕の方々に食べてもらいました。これはそれとは別のホールでして、切り分けますね?」
八等分に切り分けてから小皿に移し、それぞれの目の前に出す。
「柔らかいので注意して食べてくださいね?」
フォークを刺すのもためらうほどの柔らかさと、未知の食感。そして甘さ・・・とりわけこの店の甘味と違うから余計に衝撃は大きかったようだ。そしてあっという間に食べ終わり、夢見心地の二人とは真逆にレムは
「カイにゃ~?もう1個!もう1個欲しいにゃ~」
猫なで声・・・いや、そんな甘えた声でお願いされたら・・・いやまぁ、こうなるとわかってたけどね?
「ハイハイ。あまり食べすぎるのも良くないから、この1個で終わりだよ?」
と、もう1個小皿に移すと、目をキラキラさせて、今度はゆっくりと味わい、愛しむ様に・・・・って?
お二人もそれを羨まし気に凝視してるではありませんか!
「どうぞ・・・お食べ下さい」
ま、八等分したのを4人だしね?ボクの分は・・・ぁ、この部屋担当の給仕さんと目が合った・・
けど、それより先にレムが反応したため、そっちに流れてしまった。
「とまぁ、この世界にないものということで紹介しましたが、別にスィーツでなくてもよかったんですけどねぇ?」
こちらからはとりあえずは以上だ。次は・・・
「ごちそうさま。これはすごいものを食べてしまったわね?また食べれるかしら?」
「このお店の料理長が再現できるのであれば、可能ですが・・・あまりお勧めはできませんね」
「なぜ!なぜですか!!」
受付嬢さんの食いつきが尋常じゃないよ!?
「・・・砂糖を使用するんですが、今食べたサイズでだいたい・・・ごにょごにょ・・・くらい使うので、頻繁に食べると・・・腹部や全体的に丸みを帯びてくるのですよ・・・それでもよろしければ、止めませんが?」
「「・・・」」
「ハイリスクハイリターンです。この世界では」
ダイエット食品やダイエットという概念のない世界でこれらが顔を出すとね・・・
質素倹約?肉と野菜?働かねば食えない!生きれない!そんな世界に息抜き程度の甘味なら大丈夫だけど、ねぇ?
「流行らせる方法はあります。が、自己責任でお願いします!」
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ここまで駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
今年の投稿はこれを最後とさせていただきます。
それでは皆様よいお年をお迎えください。
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