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そして野営実習初日
学校からバスで移動すること1時間。学校所有の山っていうことで、麓には関所?のような箇所があり、なにやら物々しい警戒が・・・
「あぁあれは一般人が誤って侵入しないようにしてるだけだから安心してね?」
つまり?一般人では対処できない事がこの山の中では起こるってことか・・・魔物でも放し飼いしにしてるのかな?
しかしバスの中は遠足に行くかのような盛り上がりようだ・・・お前ら・・・
そして到着したのは5階建ての複合キャンプ施設・・・屋上には露天風呂もあるらしいが・・・保養所も兼ねてるのかな?
「はい、此処でみんなは今日から3泊4日の野営訓練とその前段階である実習を行います。初日の今日は座学で色々な道具の使い方を習ってもらって、明日はその実践ね?これは男女の区別をしないから、男子もしっかりと料理覚えてね?」
まぁそうだね・・・
「明日の夜まではこの施設を使えるけど、最終日は実際に野営してもらいます。大丈夫・・・安心してね?何もでないから」
・・・今回はって意味かな?
「部屋は各班で使うことになってるけど、男女が同じ部屋・・・になってる班もあるけど、くれぐれも問題は起こさないでね?」
俺たちの班以外にも、男女混合の班は複数あり、それを羨ましく思ってる男子ども・・・いや、慣れた相手じゃなかったら逆に気を遣って疲れてしまうと思うんだが・・・そこを考えるとこの班は・・・俺とレム、ショウも既婚者・・・姐御はフリーだが・・・俺もショウも手を出すのは考えられない。姐御も・・・家が決めた婚約者がいて、学校外でラブラブだと・・・惚気ていた
しかし周囲はまるで林間学校かのように・・・ラブラブイチャイチャな雰囲気が・・・大丈夫か?
「それじゃ、部屋に荷物置いたらクラス毎に教室で勉強よ!?此処は遊びに来てるんじゃないからね?」
とたんに先生が圧を・・・あの年でまだフリーなのかな?
って思ってたらなぜか睨まれた・・・
「よし、まずは・・・(異世界で使う各種道具の説明)・・・こちらのものを持ち込んでも向こうでは使えない事がある。そのためにはいろんな年代の・・・いろんな種類の道具を使うわけだが・・・場合によっては道具を作ることから始めないといけないこともある!」
「先生!僕たちは勇者として召喚されるんなら、そんなことしなくても良いんじゃないですか?」
「現地の兵士とかお供?がするんじゃないの?」
「勇者にそんなことさせるのかよ」
・・・そんな考えじゃ誰もついてこないよ?
学校からバスで移動すること1時間。学校所有の山っていうことで、麓には関所?のような箇所があり、なにやら物々しい警戒が・・・
「あぁあれは一般人が誤って侵入しないようにしてるだけだから安心してね?」
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しかしバスの中は遠足に行くかのような盛り上がりようだ・・・お前ら・・・
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