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活動記録
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「勇者今度は南区で目撃されたってよ」
「見たみた。横断歩道で小学生の列に突っ込みそうになったくるまをかたてで制したらしいじゃん」
「ほんと肉体も勇者補正されてて羨ましいぜ」
「なんだ?お前勇者になりたかったの?」
「馬鹿言うなよ・・・あんな・・・あんな?俺何言おうとしたんだ?」
「ボケるには早いぞ?」
「勇者かぁ・・・やっぱり困っている人は助けたくなるのかねぇ?」
「しかも助けた事で国から報奨金が出るらしいけど、辞退したらしいよ?しかもその時の言葉が」
『国民の税金を自分が使うわけにはいきませんから』
「ですってぇぇぇ!」
「「「「流石勇者様」」」」
米)勇者の呪い
人助けは無償
~勇者目線~
「さて・・・あの人の言った通り、久しぶりに熟睡できたようで・・・こんなにスッキリした朝は何年ぶりだろう」
勇者になれるって聞いて余命分は遊んでやるつもりで・・・軽く返事をしたが・・・さて・・・ピンポーン
「ん?誰だ?」
インターホンを操作して外の様子をモニター越しに確認すると
「こちらに勇者様が発生したと察知しました。どうぞ面会をお願いできますか?」
怪しい宗教勧誘か?
「宗教勧誘ではございません。勇者様の確認と首相への面会の準備を致したく、こちらに伺った次第です」
俺が勇者・・・だと・・・!?あぁ・・・勇者になったんだったな・・・ガチャ
「解除したから部屋まで来てくれ」
そして招き入れた人物は国の勇者担当者だと名乗った。そんな部署があるなんて聞いたこともないけど、一個人が知ってる情報が全てではないというのは・・・そしてそのまま首相官邸に連れて行かれ、昔遊んだゲームのような会話をして、特殊警棒と金一封をもらって放り出された。
「・・・旅?の目的?はまぁ・・・ともかくとして、まずは実験だな」
あのゲームのような行動が本当に取れるのか・・・検証してみないと・・・って事で数少ない友人宅に凸ってみた
「遊びに来たぞ?」
友人はTVを見ていたが、お構いなしにそいつが以前自慢していたタンスの三段目の奥、Tシャツの束の下からヘソクリ200万円を探り出し、目の前で懐に仕舞うが・・・何も言わない。ついでに部屋の中の観葉植物に鉢を持ち上げて目の前で叩き割ってみたが、何も言わない・・・背景かコイツ?なんて疑ったので
「なんか俺勇者になったらしいんだけど、ベッド貸してくれる?」
「どうぞ勇者様。存分にお使いください」
そう言われてベッドルームに案内されて、横になると・・・数秒で何かが回復した気がして・・・
「おはよう。じゃぁまたな」
友人宅での検証・・・それは・・・箪笥貯金の奪取と器物損壊の確認。だが、コレはあくまで知人宅でだ。今度は全く知らない家で試さないと・・・
「ヨシ、あそこの豪邸にしよう!特殊な部屋は特殊な鍵が必要だけど、基本民家は・・・入れたよな?」
ってことで門を押してみると、簡単に開き、玄関にも鍵はかかっていなかった。そのまま土足で室内に入ると、住人がいたのだが・・・こちらを見るもなんの反応も示さない。試しに話しかけてみたら
「勇者様おはようございます」
「・・・おはよ」
定型文が返ってきた・・・さて、リビングに行けばいかつい顔をしたオッサンがソファーで寛いでいたが、やはり何も言わない。そして徐に酒棚から高そうな酒を取り出し、床に向かってガッシャーン!
「・・・」
しかしおっさんはなんの反応も示さない
フッとリビングの一角に違和感を感じ、その場所を近くにあったゴルフクラブで滅多撃ちにして破壊し、中から出てきた金庫に・・・
「鍵かかってないな・・・中は?・・・帯付きが十二個か・・・」
全部背負っていた鞄に入れるんだが・・・相変わらず住人はなにもいわない・・・強盗どころの話じゃないだろ!器物損壊。住居侵入。金品強奪・・・
「じゃ・・じゃあな」
ドキドキしながら家を後にし・・・少し離れたところで様子を見ていたが何も起こらなかった
「・・・コレはマジだな・・・」
子供の頃に遊んだあのゲームみたいじゃないか!なんだ?呪いって・・・最高じゃないか!コレなら半年の余生が楽しめるな!
「さて・・・次は・・・装備の補強しないとなぁ・・・時代的にやっぱり剣より銃かな?と言ってもどこで手に入るんだ?」
何ことを考えながら歩いていると、横断歩道を渡ってる小学生の列に車が
「あっぶねぇなぁあああ“?」
勝手に体が動き、小学生の列と車の間に走り込んでいた
「ちょ!ま!」
思わず車の方に片手を向け、もう片方で自分の顔を覆う・・・ガツン!ん?人と車が当たったにしては、音が・・・それ以前に俺無事なの?
閉じていた目をそっと開けると、突進してきた車を左手だけで止め、後方の小学生たちは無事だった。車の前面は少し凹んでいたが・・・
「ありがとうございます!!」
背後にいた小学生や周囲の見守り隊員達がお礼を言ってきているんだけど実際のところ実感は全くない。体がもじどおり勝手に動いた結果なんだから
「青信号だからって油断して渡るんじゃないぞ?」
俺はそんなこと微塵も思っちゃいないのに口からはそんな良い言葉が漏れ出していた・・・(誰だこいつ?)
「おい!勇者が小学生の列に突っ込みそうになった車を片手で止めたぞ!」
「さすが勇者様!」
「ぁ、こっち向いた!私かな?」
「何言ってんの?私に決まってるでしょ!」
「さすゆう・・・」
その日の夜、自宅にて寛いでいると勇者担当からの電話で、人助けの報奨金が出るって・・・やったぜ!なんて思ってたら口のやつがまた勝手に『国民の税金を自分が使うわけにはいきませんから』なんて口走りやがった!電話の向こうでは担当者が涙声ですごいですさすがですって言ってたが・・・コレも・・・勇者の呪いなのかな?無償の・・・なら、そのぶん家屋捜索で稼がなきゃな!
「見たみた。横断歩道で小学生の列に突っ込みそうになったくるまをかたてで制したらしいじゃん」
「ほんと肉体も勇者補正されてて羨ましいぜ」
「なんだ?お前勇者になりたかったの?」
「馬鹿言うなよ・・・あんな・・・あんな?俺何言おうとしたんだ?」
「ボケるには早いぞ?」
「勇者かぁ・・・やっぱり困っている人は助けたくなるのかねぇ?」
「しかも助けた事で国から報奨金が出るらしいけど、辞退したらしいよ?しかもその時の言葉が」
『国民の税金を自分が使うわけにはいきませんから』
「ですってぇぇぇ!」
「「「「流石勇者様」」」」
米)勇者の呪い
人助けは無償
~勇者目線~
「さて・・・あの人の言った通り、久しぶりに熟睡できたようで・・・こんなにスッキリした朝は何年ぶりだろう」
勇者になれるって聞いて余命分は遊んでやるつもりで・・・軽く返事をしたが・・・さて・・・ピンポーン
「ん?誰だ?」
インターホンを操作して外の様子をモニター越しに確認すると
「こちらに勇者様が発生したと察知しました。どうぞ面会をお願いできますか?」
怪しい宗教勧誘か?
「宗教勧誘ではございません。勇者様の確認と首相への面会の準備を致したく、こちらに伺った次第です」
俺が勇者・・・だと・・・!?あぁ・・・勇者になったんだったな・・・ガチャ
「解除したから部屋まで来てくれ」
そして招き入れた人物は国の勇者担当者だと名乗った。そんな部署があるなんて聞いたこともないけど、一個人が知ってる情報が全てではないというのは・・・そしてそのまま首相官邸に連れて行かれ、昔遊んだゲームのような会話をして、特殊警棒と金一封をもらって放り出された。
「・・・旅?の目的?はまぁ・・・ともかくとして、まずは実験だな」
あのゲームのような行動が本当に取れるのか・・・検証してみないと・・・って事で数少ない友人宅に凸ってみた
「遊びに来たぞ?」
友人はTVを見ていたが、お構いなしにそいつが以前自慢していたタンスの三段目の奥、Tシャツの束の下からヘソクリ200万円を探り出し、目の前で懐に仕舞うが・・・何も言わない。ついでに部屋の中の観葉植物に鉢を持ち上げて目の前で叩き割ってみたが、何も言わない・・・背景かコイツ?なんて疑ったので
「なんか俺勇者になったらしいんだけど、ベッド貸してくれる?」
「どうぞ勇者様。存分にお使いください」
そう言われてベッドルームに案内されて、横になると・・・数秒で何かが回復した気がして・・・
「おはよう。じゃぁまたな」
友人宅での検証・・・それは・・・箪笥貯金の奪取と器物損壊の確認。だが、コレはあくまで知人宅でだ。今度は全く知らない家で試さないと・・・
「ヨシ、あそこの豪邸にしよう!特殊な部屋は特殊な鍵が必要だけど、基本民家は・・・入れたよな?」
ってことで門を押してみると、簡単に開き、玄関にも鍵はかかっていなかった。そのまま土足で室内に入ると、住人がいたのだが・・・こちらを見るもなんの反応も示さない。試しに話しかけてみたら
「勇者様おはようございます」
「・・・おはよ」
定型文が返ってきた・・・さて、リビングに行けばいかつい顔をしたオッサンがソファーで寛いでいたが、やはり何も言わない。そして徐に酒棚から高そうな酒を取り出し、床に向かってガッシャーン!
「・・・」
しかしおっさんはなんの反応も示さない
フッとリビングの一角に違和感を感じ、その場所を近くにあったゴルフクラブで滅多撃ちにして破壊し、中から出てきた金庫に・・・
「鍵かかってないな・・・中は?・・・帯付きが十二個か・・・」
全部背負っていた鞄に入れるんだが・・・相変わらず住人はなにもいわない・・・強盗どころの話じゃないだろ!器物損壊。住居侵入。金品強奪・・・
「じゃ・・じゃあな」
ドキドキしながら家を後にし・・・少し離れたところで様子を見ていたが何も起こらなかった
「・・・コレはマジだな・・・」
子供の頃に遊んだあのゲームみたいじゃないか!なんだ?呪いって・・・最高じゃないか!コレなら半年の余生が楽しめるな!
「さて・・・次は・・・装備の補強しないとなぁ・・・時代的にやっぱり剣より銃かな?と言ってもどこで手に入るんだ?」
何ことを考えながら歩いていると、横断歩道を渡ってる小学生の列に車が
「あっぶねぇなぁあああ“?」
勝手に体が動き、小学生の列と車の間に走り込んでいた
「ちょ!ま!」
思わず車の方に片手を向け、もう片方で自分の顔を覆う・・・ガツン!ん?人と車が当たったにしては、音が・・・それ以前に俺無事なの?
閉じていた目をそっと開けると、突進してきた車を左手だけで止め、後方の小学生たちは無事だった。車の前面は少し凹んでいたが・・・
「ありがとうございます!!」
背後にいた小学生や周囲の見守り隊員達がお礼を言ってきているんだけど実際のところ実感は全くない。体がもじどおり勝手に動いた結果なんだから
「青信号だからって油断して渡るんじゃないぞ?」
俺はそんなこと微塵も思っちゃいないのに口からはそんな良い言葉が漏れ出していた・・・(誰だこいつ?)
「おい!勇者が小学生の列に突っ込みそうになった車を片手で止めたぞ!」
「さすが勇者様!」
「ぁ、こっち向いた!私かな?」
「何言ってんの?私に決まってるでしょ!」
「さすゆう・・・」
その日の夜、自宅にて寛いでいると勇者担当からの電話で、人助けの報奨金が出るって・・・やったぜ!なんて思ってたら口のやつがまた勝手に『国民の税金を自分が使うわけにはいきませんから』なんて口走りやがった!電話の向こうでは担当者が涙声ですごいですさすがですって言ってたが・・・コレも・・・勇者の呪いなのかな?無償の・・・なら、そのぶん家屋捜索で稼がなきゃな!
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