6 / 15
勇者は監視されている
しおりを挟む
翌日からは豪邸訪問を繰り返した
どうやら人助け等は全体に知れ渡ってしまうが、家屋捜索等は知られることはなかった
「・・・億超えてんじゃね?」
自宅のベッドの下にはエロぼ・・・じゃなく、帯付きがいくつも・・・
「遊んで暮らせ・・・いや、どこで誰が見てるかもわかんないな・・・それこそ国民全員監視員じゃないか・・・しかもだぞ!?なんで俺の行動記録が新聞に載ってるんだよ!顔写真付きで!家の場所がバレてないのは良いけど・・・これじゃぁお姉ちゃん遊びもできないじゃない・・・か・・・ん?そっか・・・呼べばいいじゃないか!」
早速綺麗どころ数人を自宅に派遣してもらい、しっかりと遊んだ・・・翌朝の新聞には
【勇者近隣の住人を呼んで祝勝会!】
あれ?内容が・・・違うな・・・俺が呼んだのは高級風俗嬢だったはずだが・・・そういえば昔は拒まれたプレイもすんなり受け入れてくれたような・・・検証してみるか・・・?
そして俺は昼間っから派遣型のメンズエステ(非風俗)を数人呼び、風俗行為を強要した・・・エステ嬢は笑顔で対応してくれた・・・そして翌日の新聞・・・
【勇者自己メンテナンスを頼み、心身ともにリフレッシュ!】
・・・改変されていた
「・・・勇者の呪い怖いな・・・」
米)勇者の呪い
都合の良い方に解釈され、情報は改変される
「今回の勇者はよく働くなぁ」
新聞記事・・・最初は三行広告程度だったのが既に一面を飾るようになっていた。しかもこの決定的瞬間をよく写真に収めることができたな!って位の・・・むしろ勇者専門のストーカーが高性能動画を撮っていて、その中から切り取ったかのうような・・・そんな写真ばかりだった
「そういえばあれから何件も人助けやらなんやらやってて、その度に報奨金を断ってるけど・・・生活費とかはどうなってんですかねぇ?」
至極当然の疑問だ。勇者とはいえ・・・要するに無職だ。とある漫画で『趣味でヒーローやってる者だ』なんていたけど、彼も無職だよね?
「それは・・・勇者補正ってやつじゃないのか?謎の多い職業だからね」
謎の多い職業?じゃぁ無職じゃねぇな!
「どれどれ・・・浸水被災地にて、水浸しの畳や家具類の撤去に困る住人に対して無限収納のスキルを用いて無償撤去。その身体能力と無限収納スキルを使って大量の物資援助。その有り余る能力を用いて、崖崩れの土砂を撤去して、孤立を解消。そして今回の報奨金は全て被災地の復旧に充てる・・・・っと・・・」
勇者って・・・一国に一人は必要なんじゃないのか?むしろ海外派遣される可能性だってあるんじゃないか?
その身一つで・・・物資の運搬も無限で・・・護衛もいらない要人・・・
「・・・記事だけ見てると聖人ですよね」
「まぁな、でも裏では何してるかわかったもんじゃないけどな」
「それって?」
「軽い悪事・・・勇者の行動を妨げる行為はそれこそ悪とみなされるかもしれないからな・・・例えばさっき言ってた生活費だって・・・もしかしたらどこかから調達してるかもしれないぞ?ほら・・・昔あったゲームでもさ」
あぁ・・・民家や城の宝箱や壺の中からヘソクリやら薬やらを無断失敬してもお咎め無しとか・・・アレか・・・
「なんにしても、勇者の相対者がいないんなら、このままでも良いかもしんねぇな」
「相対者?」
「勇者が相対するものといえば?」
「・・・魔王?」
「正義がいれば悪がいてこその物語だろ?正義のみの物語なんて・・・殆ど無いよな?」
言われてみれば・・・桃太郎には鬼が・・・戦隊ヒーローには悪の組織が・・・悪がいるからこそ正義が映える・・・むしろ悪のいない世界に正義だけいても・・・裏を返せば正体不明の脅威だよね・・・いつその矛先が・・・
「でも、それこそそうなったら勇者記事が知らせてくれるんじゃ無いですか?」
「そうだな・・・そうならないことを願って・・・いや・・・願うことしか俺たちにはできないな」
魔王のいない世界で勇者は何を目的に生きているんだろう・・・
どうやら人助け等は全体に知れ渡ってしまうが、家屋捜索等は知られることはなかった
「・・・億超えてんじゃね?」
自宅のベッドの下にはエロぼ・・・じゃなく、帯付きがいくつも・・・
「遊んで暮らせ・・・いや、どこで誰が見てるかもわかんないな・・・それこそ国民全員監視員じゃないか・・・しかもだぞ!?なんで俺の行動記録が新聞に載ってるんだよ!顔写真付きで!家の場所がバレてないのは良いけど・・・これじゃぁお姉ちゃん遊びもできないじゃない・・・か・・・ん?そっか・・・呼べばいいじゃないか!」
早速綺麗どころ数人を自宅に派遣してもらい、しっかりと遊んだ・・・翌朝の新聞には
【勇者近隣の住人を呼んで祝勝会!】
あれ?内容が・・・違うな・・・俺が呼んだのは高級風俗嬢だったはずだが・・・そういえば昔は拒まれたプレイもすんなり受け入れてくれたような・・・検証してみるか・・・?
そして俺は昼間っから派遣型のメンズエステ(非風俗)を数人呼び、風俗行為を強要した・・・エステ嬢は笑顔で対応してくれた・・・そして翌日の新聞・・・
【勇者自己メンテナンスを頼み、心身ともにリフレッシュ!】
・・・改変されていた
「・・・勇者の呪い怖いな・・・」
米)勇者の呪い
都合の良い方に解釈され、情報は改変される
「今回の勇者はよく働くなぁ」
新聞記事・・・最初は三行広告程度だったのが既に一面を飾るようになっていた。しかもこの決定的瞬間をよく写真に収めることができたな!って位の・・・むしろ勇者専門のストーカーが高性能動画を撮っていて、その中から切り取ったかのうような・・・そんな写真ばかりだった
「そういえばあれから何件も人助けやらなんやらやってて、その度に報奨金を断ってるけど・・・生活費とかはどうなってんですかねぇ?」
至極当然の疑問だ。勇者とはいえ・・・要するに無職だ。とある漫画で『趣味でヒーローやってる者だ』なんていたけど、彼も無職だよね?
「それは・・・勇者補正ってやつじゃないのか?謎の多い職業だからね」
謎の多い職業?じゃぁ無職じゃねぇな!
「どれどれ・・・浸水被災地にて、水浸しの畳や家具類の撤去に困る住人に対して無限収納のスキルを用いて無償撤去。その身体能力と無限収納スキルを使って大量の物資援助。その有り余る能力を用いて、崖崩れの土砂を撤去して、孤立を解消。そして今回の報奨金は全て被災地の復旧に充てる・・・・っと・・・」
勇者って・・・一国に一人は必要なんじゃないのか?むしろ海外派遣される可能性だってあるんじゃないか?
その身一つで・・・物資の運搬も無限で・・・護衛もいらない要人・・・
「・・・記事だけ見てると聖人ですよね」
「まぁな、でも裏では何してるかわかったもんじゃないけどな」
「それって?」
「軽い悪事・・・勇者の行動を妨げる行為はそれこそ悪とみなされるかもしれないからな・・・例えばさっき言ってた生活費だって・・・もしかしたらどこかから調達してるかもしれないぞ?ほら・・・昔あったゲームでもさ」
あぁ・・・民家や城の宝箱や壺の中からヘソクリやら薬やらを無断失敬してもお咎め無しとか・・・アレか・・・
「なんにしても、勇者の相対者がいないんなら、このままでも良いかもしんねぇな」
「相対者?」
「勇者が相対するものといえば?」
「・・・魔王?」
「正義がいれば悪がいてこその物語だろ?正義のみの物語なんて・・・殆ど無いよな?」
言われてみれば・・・桃太郎には鬼が・・・戦隊ヒーローには悪の組織が・・・悪がいるからこそ正義が映える・・・むしろ悪のいない世界に正義だけいても・・・裏を返せば正体不明の脅威だよね・・・いつその矛先が・・・
「でも、それこそそうなったら勇者記事が知らせてくれるんじゃ無いですか?」
「そうだな・・・そうならないことを願って・・・いや・・・願うことしか俺たちにはできないな」
魔王のいない世界で勇者は何を目的に生きているんだろう・・・
1
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります
真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」
婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。
そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。
脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。
王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う
yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。
これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。
神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~
あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。
それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。
彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。
シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。
それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。
すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。
〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟
そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。
同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。
※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる