433 / 592
第二章:恐怖を煽る二人
第三十四話:狛の予言の
しおりを挟む
それはクラウスが最も聞きたい言葉だった。
場合によっては殺さなければならないと思っていた少女マナを、何があっても守れという言葉。
つまりそれは母や王がマナの正体を知っていて、それでも生かせという意味だろう。
一先ず、その確認を取ってみる。
知っているのなら隠す必要はないし、知らないのなら角のことは隠さなければならない。
「アーツ……叔父さんはマナのことを知ってるんですか?」
「ああ、俺は知っている。まあ、確実ではないが、それでも9割以上は間違い無いだろう。ただし、その話をするにはエリスに出て行って貰わないといけなくなるし、全てを教えることは出来ない」
「……なるほど」
王妃といえど伝えられない様な秘密がマナにはあるらしい。
と言うことは、少なくともこの場で角の話をするのは止めた方が良いだろう。
でも、クラウスにはそれで十分だった。
随分と愛情を注いでしまったマナを殺せと言われたらどれだけの覚悟が必要だったことか分からないし、その覚悟をするくらいならば、一人でドラゴンを相手にする覚悟の方が簡単だ。
例え勝てなかったとしても、それでもドラゴンを前に立ちふさがる方が。
その位クラウスにとってマナは大切な存在になっていた。
しかしそうなると、ここで教えられた情報が行き着く先の心当たりと言えば。
「もしかして、僕の役目はマナをアルカナウィンドのエリザベート・ストームハートまで送り届けることですか?」
世界最強の勇者に預けられるのなら、マナを確実に守ることができる。
魔王擁護の国というのが危ないところではあるものの、ストームハートはそれすら跳ね除けられるほどに強い。
しかし王は首を横に振る。
「いや、マナは君が守るんだ。なんなら行くまでの間に聖女様や鬼神の様に世界を回ってみるのが良い」
「僕が守るのが重要なんですか?」
「そうだ。アルカナウィンドに行くのは最終的にで構わない。まあ、30年後とかになるのは困るが2、3年なら構わない」
「それは母さんの意向もあるんですか?」
「そうだね。どちらかというと、世界を回ってみて欲しいと思っている。僕も、君の母も」
やはりクラウスがマナに出会うことは確定事項だった様で、その上でクラウスとマナという部分が特に重要。
確かにストームハートの所に連れて行くのが目的なら最初からそちらで探せば良かった話だし、転移を使えば済む話だ。
となればクラウス自身がその足でマナを守ることが大事だということも分かる。
その理由には検討がつかないものの……。
ということはしばらくはやはり、マナの行きたい方向に行ってみるのが良いのかもしれない。
「ほかに話は無いかな? 無ければ夕飯まではのんびりと過ごすと良い。考えることもあるだろう」
重要な話は終わったのだろう。
王はそう言って正していた姿勢を少し崩した。
それでも気品のある座り方には変わりない。
それを見て流石は母の弟と思ってしまう辺り、クラウスの母親好きも相当なものだが……。
「はい。失礼しました」
そう言って、クラウスは謁見の間を退室した。
随分と話し込んでしまったが、曖昧に教えられる情報があまり増えても仕方が無い。
確定したマナを守るという一言だけが分かっていれば、それほど悩むことも無いだろう。
今はそれよりも、マナが暴れて侍女達に迷惑をかけていないかが心配だ。
そんなことを考えながら、幼い娘が待つ部屋へと向かう。
――。
「あなた、少し質問してもよろしいですか?」
クラウスが出て行った扉を見つめて、エリスが問う。
元々グレーズ王国軍の勇者部隊に所属していた精鋭の一人であった彼女は、常にクラウスを警戒していた。
「良いよ。何が聞きたい?」
エリスは王妃とはいえ、知っている情報はそれほど多くはない。
精々魔王レインが世間で言うような存在ではないことと、オリヴィアがまだ生きているということくらい。
軍人であった彼女が情報を漏らすことはまず無いとは言っても、それでももしもエレナやイリス、エリーの様な精神系に秀でた者に問い詰められれば情報を漏らしてしまうことは避けられない。
王であっても一般人であるアーツもまたその危機はあるものの、知っているものは少しでも少ない方が良い。
ところがやはり、アーツは王だった。
世界のあらゆる国と国交を結び、例えアルカナウィンドとでも口八丁手八丁で他国に不信感を持たれることもなく和平を結んでいる。
賢王と呼ばれるアーツにとって最も大切なものは何かと言われれば、クラウスでもエリスでもなく、グレーズ王国だ。
それを、英雄レインを悪に仕立て上げた時から決めていた。
「あの青年は何者ですか? あの威圧感と不信感、どう見ても常人ではありません。
オリヴィア姫の子どもということは聞いていましたが、父のことは世界的秘密とは……」
エリスにとって、クラウスは異常だった。
対峙した姿勢とは真逆の言い知れぬ不安感と、明らかに秀でた実力。
そして、秘密の多さ。
王は少しも悩まずに言う。
「その質問には答えよう。ただし、もしも口外したり君が誰かに捕まって口を割らされたりしたら、見捨てなければならなくなる。それでも良いかい?」
「……ええ、王家に嫁いだ時点で覚悟しています」
今まで聞いたことの無い様な淡白な物言いに、流石に冷や汗を垂らしながら答えると、王は「仕方ない」と続きを話し始めた。
「彼はレインとサニィの実子だ。サニィの魔法によって保管されていた受精卵を姉上が代理出産した、正真正銘魔王と聖女の息子」
「魔王と聖女の……なるほど。……では、本人に秘匿する理由は?」
確かにそれは世界に知れればとんでもないことになる。
王がクラウスに頭を下げた理由もよくわかるし、世界には隠さなければならないこと。
ただし、何故クラウス本人にまで隠しているのかと言われれば分からなかった。
「クラウスは自分のことを知ってはいけない人間だ。問題は魔王の息子というだけではないんだ」
「……というと?」
「彼は狛の予言の世界を変える者、世界を変えたもの。器にして鍵、もしくは一振りの剣。言い方はなんでも良いんだけどね」
今一的を射ないその言葉に、エリスは首を傾げる。
それに対して王は「せっかくだから」と更に続きを話すことにした。
「実は、クラウスさえ死ねば世界は平和になる。一時的にだけどね。だから、ここでエリスが彼を殺してくれても、俺は構わない」
場合によっては殺さなければならないと思っていた少女マナを、何があっても守れという言葉。
つまりそれは母や王がマナの正体を知っていて、それでも生かせという意味だろう。
一先ず、その確認を取ってみる。
知っているのなら隠す必要はないし、知らないのなら角のことは隠さなければならない。
「アーツ……叔父さんはマナのことを知ってるんですか?」
「ああ、俺は知っている。まあ、確実ではないが、それでも9割以上は間違い無いだろう。ただし、その話をするにはエリスに出て行って貰わないといけなくなるし、全てを教えることは出来ない」
「……なるほど」
王妃といえど伝えられない様な秘密がマナにはあるらしい。
と言うことは、少なくともこの場で角の話をするのは止めた方が良いだろう。
でも、クラウスにはそれで十分だった。
随分と愛情を注いでしまったマナを殺せと言われたらどれだけの覚悟が必要だったことか分からないし、その覚悟をするくらいならば、一人でドラゴンを相手にする覚悟の方が簡単だ。
例え勝てなかったとしても、それでもドラゴンを前に立ちふさがる方が。
その位クラウスにとってマナは大切な存在になっていた。
しかしそうなると、ここで教えられた情報が行き着く先の心当たりと言えば。
「もしかして、僕の役目はマナをアルカナウィンドのエリザベート・ストームハートまで送り届けることですか?」
世界最強の勇者に預けられるのなら、マナを確実に守ることができる。
魔王擁護の国というのが危ないところではあるものの、ストームハートはそれすら跳ね除けられるほどに強い。
しかし王は首を横に振る。
「いや、マナは君が守るんだ。なんなら行くまでの間に聖女様や鬼神の様に世界を回ってみるのが良い」
「僕が守るのが重要なんですか?」
「そうだ。アルカナウィンドに行くのは最終的にで構わない。まあ、30年後とかになるのは困るが2、3年なら構わない」
「それは母さんの意向もあるんですか?」
「そうだね。どちらかというと、世界を回ってみて欲しいと思っている。僕も、君の母も」
やはりクラウスがマナに出会うことは確定事項だった様で、その上でクラウスとマナという部分が特に重要。
確かにストームハートの所に連れて行くのが目的なら最初からそちらで探せば良かった話だし、転移を使えば済む話だ。
となればクラウス自身がその足でマナを守ることが大事だということも分かる。
その理由には検討がつかないものの……。
ということはしばらくはやはり、マナの行きたい方向に行ってみるのが良いのかもしれない。
「ほかに話は無いかな? 無ければ夕飯まではのんびりと過ごすと良い。考えることもあるだろう」
重要な話は終わったのだろう。
王はそう言って正していた姿勢を少し崩した。
それでも気品のある座り方には変わりない。
それを見て流石は母の弟と思ってしまう辺り、クラウスの母親好きも相当なものだが……。
「はい。失礼しました」
そう言って、クラウスは謁見の間を退室した。
随分と話し込んでしまったが、曖昧に教えられる情報があまり増えても仕方が無い。
確定したマナを守るという一言だけが分かっていれば、それほど悩むことも無いだろう。
今はそれよりも、マナが暴れて侍女達に迷惑をかけていないかが心配だ。
そんなことを考えながら、幼い娘が待つ部屋へと向かう。
――。
「あなた、少し質問してもよろしいですか?」
クラウスが出て行った扉を見つめて、エリスが問う。
元々グレーズ王国軍の勇者部隊に所属していた精鋭の一人であった彼女は、常にクラウスを警戒していた。
「良いよ。何が聞きたい?」
エリスは王妃とはいえ、知っている情報はそれほど多くはない。
精々魔王レインが世間で言うような存在ではないことと、オリヴィアがまだ生きているということくらい。
軍人であった彼女が情報を漏らすことはまず無いとは言っても、それでももしもエレナやイリス、エリーの様な精神系に秀でた者に問い詰められれば情報を漏らしてしまうことは避けられない。
王であっても一般人であるアーツもまたその危機はあるものの、知っているものは少しでも少ない方が良い。
ところがやはり、アーツは王だった。
世界のあらゆる国と国交を結び、例えアルカナウィンドとでも口八丁手八丁で他国に不信感を持たれることもなく和平を結んでいる。
賢王と呼ばれるアーツにとって最も大切なものは何かと言われれば、クラウスでもエリスでもなく、グレーズ王国だ。
それを、英雄レインを悪に仕立て上げた時から決めていた。
「あの青年は何者ですか? あの威圧感と不信感、どう見ても常人ではありません。
オリヴィア姫の子どもということは聞いていましたが、父のことは世界的秘密とは……」
エリスにとって、クラウスは異常だった。
対峙した姿勢とは真逆の言い知れぬ不安感と、明らかに秀でた実力。
そして、秘密の多さ。
王は少しも悩まずに言う。
「その質問には答えよう。ただし、もしも口外したり君が誰かに捕まって口を割らされたりしたら、見捨てなければならなくなる。それでも良いかい?」
「……ええ、王家に嫁いだ時点で覚悟しています」
今まで聞いたことの無い様な淡白な物言いに、流石に冷や汗を垂らしながら答えると、王は「仕方ない」と続きを話し始めた。
「彼はレインとサニィの実子だ。サニィの魔法によって保管されていた受精卵を姉上が代理出産した、正真正銘魔王と聖女の息子」
「魔王と聖女の……なるほど。……では、本人に秘匿する理由は?」
確かにそれは世界に知れればとんでもないことになる。
王がクラウスに頭を下げた理由もよくわかるし、世界には隠さなければならないこと。
ただし、何故クラウス本人にまで隠しているのかと言われれば分からなかった。
「クラウスは自分のことを知ってはいけない人間だ。問題は魔王の息子というだけではないんだ」
「……というと?」
「彼は狛の予言の世界を変える者、世界を変えたもの。器にして鍵、もしくは一振りの剣。言い方はなんでも良いんだけどね」
今一的を射ないその言葉に、エリスは首を傾げる。
それに対して王は「せっかくだから」と更に続きを話すことにした。
「実は、クラウスさえ死ねば世界は平和になる。一時的にだけどね。だから、ここでエリスが彼を殺してくれても、俺は構わない」
0
あなたにおすすめの小説
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる