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第三章 変容した関係
12.たぬきの贖罪
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奉仕活動をしてくれ。
彼らにそう言われて、ナハヤは一も二もなく頷いた。
だって、ナハヤが作った薬の後遺症で苦しんでいる獣人の様子を観察して、新しい解毒剤を作ってくれ、というものなのだ。
多くの獣人は時間が経てば元に戻る。その時間を短くするための即効薬がナハヤが元々薬を作る過程で生み出したものだ。けれど、一部の獣人は、いつまでも「番の匂い」が分からないままなのだという。というより、誰にでも番の匂いを感じてしまうーーつまりずっと発情中なのだそうだ。
なぜそのようなことが起こるのかわからず、獣人医師たちもお手上げ状態。
ナハヤは雌たちの病棟に入って、必死で聞き取りをして、必死でいくつもの薬草を探して、必死で調合した。
初めて入院している彼女たちをみたとき、地獄だと思った。
大好きな夫が誰かわからないと泣きじゃくる人妻に、番にしか渡したくない純潔を見知らぬ誰かに渡したことで絶望しつつそれでも夢遊して雄を漁る少女。
なんてものを作ったのだと、ナハヤは号泣した。
自分のためだけに、自分が痛くないように、それだけしか考えずに、たくさんの人を絶望に陥れた。
死にたい、と心から思った。
でも、この人たちを救わなきゃいけないと強く思った。
だからナハヤは、この薬を作ったのは自分だと最初に宣言して、泣きながら、頭を何度もこすりつけて土下座した。いくらでも罵って殴ってもいいから、どうか自分に手伝わせてください、と頼み込んだ。
不思議と、ナハヤを直接、攻撃する者はいなかった。
どこか怯えた目でナハヤを見て、嫌悪を露わに顔を背ける。
また変なものを飲ませるんだろうと罵られるのも嫌がられるのも当然だった。
でもナハヤは必死で、昼夜を問わずに彼女たちに張り付き、つぶさに状態を確認し、飛び降りようとするヒトを泣きながら必死で止め、老いた医師たちに薬草の何の根拠もない経験則だけの説明をし、彼ら彼女らに理解を得ようとし、なんなら自分で”悪魔の薬”を飲んでから自分で試薬を飲んで、必死で記録を取った。分かって、と訴え続けた。
一人一人の種族にあわせて、いろいろな効能を試した。
欲しいものは使っていい、といくらでも用意してもらえるので、ナハヤは止まらなかった。
寝食を忘れるので、アルベルトとバルナードに首根っこをひっつかまれて連行されたことも両の指では足りない。でも、ナハヤは逃げないと思っているのか、決してナハヤに鎖をつけて、その病院に縛り付けるようなことはしなかった。まあ、監視はいたけれども。
そんな生活を続けて一月、ようやく1人、2人と「匂い」がわかるという者たちが出てきた。
ぱあっと目を輝かせたナハヤは少しは信用されたらしく、初めて手を握ってもらえ、わんわんと泣いた。
この人たちが全員病院から出られるまで、刑を待ってもらうのは図々しいだろうか。
生きながらえたいずるいものだろうか。
駄目と言われたら、今度こそ熱湯に飛び込もう。絶対に、どんなに苦しくたって。たぬき汁じゃなくたって。一番、苦しんで死のう、と思った。
そんなもの、彼女たちの苦しみの何万分の一でしかないけど。
「ナハヤ」
鍋一杯の薬草を煮詰め終わり、頭に着けていた三角巾と口を覆っていた匂い除けの布を取っていたところ、厨房で声をかけられた。
ナハヤは慣れているけれどダージャジャ草の煮詰めた匂いだけで獣人を酔わせることもある。だからちゃんと口を布で覆わない人は入ったらダメと言っているのに、無防備に紺色の騎士服のまま、左に分け目を持ってきている彼はズカズカと入ってくる。
「あ、口を覆わないとダメ…」
「あはは、大丈夫だよ。聞いたよ、ナハヤ。二人、退院したんだって?すごいことだ」
その明るいニュースはとても喜ばしいものだ。しかしナハヤはきょとんと黒い瞳を瞬いた。
目の前に立った彼が、いつものように膝を曲げて優しく頭を撫でてくれる。
「偉いね、ナハヤ。頑張ったね」
優しい声に穏やかな笑顔。だけど。
「……なに、してるんですか?バル様」
「………」
「あれ?バル様ですよね?なんで、アル様の真似しているんですか?」
目の前の男がすぅっと表情を失くしたので、ナハヤはびっくりする。
「え……、あれ、ちげぇか……でも、バル様……、ん、バル様の匂いじゃ……」
バルナードはミントの匂い、アルベルトはレモングラスの匂いがする。
ナハヤは鼻に自信があった。くん、と、彼の胸に寄って、鼻を引くつかせて、確信する。
「髪は違うけど、やっぱりバル様だ?」
「……マジか。すげえなお前の鼻」
にぃっと男の唇が大きく持ち上がった。片方の牙を見せて笑うのはバルの笑い方だ。
「あ、やっぱりバル様……どうしたんだか?わっ」
「ほんと、すげえなあ」
ぐしゃぐしゃと頭を撫でられ、ついでに両頬を挟み込んで顔も撫でられる。
「うぶ…っ、バ、バルさ……」
「バール、抜け駆けするなって言ってるだろ」
扉の向こうからもう一人が現れる。右に髪を流しているが、こちらがバルナードなら、あちらはアルベルトだ。
彼は顔をもぎゅもぎゅとされているナハヤのそばに来た彼が、レモングラスの匂いがするアルベルトが、腰に腕を回し、首筋に銀色の耳をこすりつけた。
「ふぎゅっ?」
「どっちが抜け駆けだ」
そのナハヤの肩を取り戻し、今度はバルナードがフサフサと耳を擦り付けてくる。
「ひぇ?」
何じゃこれ?とナハヤは思った。するとアルベルトの匂いがする手がナハヤの目を覆う。
「あー、まじでこんな理想通りってあるんだな。ありえねえよな。本当に?」
「………お前ってさあ、疑り深いね」
「お前が失敗しただけじゃねえの?」
「んだとこら」
「ほらみろ」
「どんだけお前といると思ってるのさ。馬鹿にしないでもらえる?」
「24年?」
「はは、なげえ道のり」
「さて、ナハヤ。わかる?」
言われてナハヤの前から手が離れていく。
光が戻ってきた視界には、どちらも右に分けた髪の銀狼。同じ顔、同じ背丈、同じ服、同じ耳に尻尾。
まったく同じ二人が左右の手をそれぞれ持って、ニヤニヤと笑っている。バルナードの笑い方だ。
でも。
「右がバル様で、左がアル様だ」
「「………」」
二人が顔を見合わせた。
そして同時にふはっと吹き出した。
「ああまいった。まいったなあ」
「すげえなあ、ナハヤは」
「………えっと、頭混乱するで、あのう、いつもの喋り方にしてくれねか……」
まだ逆の喋り方をする二人の意地悪に、ナハヤは困惑する。
「ふっ、くっく、本当に区別がついてるんだねえ」
「すまねえな。アルがとにかく疑い深いんだ」
「バルが直情型だからそうなっただけだよ。なに、直感を信じろって。信じて裏切られたら俺たちどうなるかわかってんの?言われているだろ。”当主は狂うわけにはいかない”」
「あーはいはい、耳にタコができるくらい聞いてるっての。だから我慢しただろ。お前のめんどくせー遠回りな案にも乗ってやった。結果、これだ。万々歳。いいじゃねえか」
「そうだね」
ずしり、と前からバルナードの腕が肩に乗る。反対に背中側からアルベルトの腕が腰に回った。
背の高い二人の腕が四本も体に絡みついて動けない。
「……あの?」
「ナハヤ、本当によく頑張ったね。みんな君を褒めていた。もちろん、許せることではない感情もたくさんあるけれど、でも君はとっても、とっても頑張ってくれた。十分な禊だよ」
「まさか自分から薬を作った犯人だって全員の前で言うと思わなかったぜ。肝が冷えた。お前にたくさん匂いを付けておいてよかった」
後ろからアルベルトの手が回り、ナハヤの顎を掴む。そのまま後ろを向かされると頬にちゅっと柔らかな感触があった。視界にはアルベルトの高い鼻梁と黒い髪が焦点を失いながらぼんやり映る。
「は……」
「だからさあ、抜け駆けしてんのいつもお前の方だろ」
今度はバルナードがぐきっとナハヤの頬を掴みなおし、反対側の頬に、またちゅっと。
「へ、は、あ?」
これはどういうことだろう。
ナハヤは混乱した。とっても混乱した。
けれど、ナハヤを囲う腕の檻はますます狭まるばかりだ。アルベルトとバルナードがくっついているが如く、彼らに挟まれて潰されている。
「え、……く、くるしいんだが?」
「ナハヤ、ごめんね。もう逃がせない」
「まっ、最初から逃す気があったかは微妙だけどな。覚悟しな」
「はへ?………はっ、汁を?ついに?」
ナハヤの脳裏にたぬき汁がまたよぎった。
もう少しできることを考えたかったが、彼らが決めたならもうそれでいいにするしかない。
「くっ、そうだな、別の汁なら溺れるんじゃねえ?」
「下ネタ……まあ、事実か。頑張って飲もうね」
するりと腰を撫でられた。
「の、のむ……?浸かるんじゃねえだ?」
二人がナハヤの頭の上でまた顔を見合わせたのがわかった。
「「まあ浸かりたいって言うならいくらでも?」」
ナハヤはコトリと首を傾げた。
彼らにそう言われて、ナハヤは一も二もなく頷いた。
だって、ナハヤが作った薬の後遺症で苦しんでいる獣人の様子を観察して、新しい解毒剤を作ってくれ、というものなのだ。
多くの獣人は時間が経てば元に戻る。その時間を短くするための即効薬がナハヤが元々薬を作る過程で生み出したものだ。けれど、一部の獣人は、いつまでも「番の匂い」が分からないままなのだという。というより、誰にでも番の匂いを感じてしまうーーつまりずっと発情中なのだそうだ。
なぜそのようなことが起こるのかわからず、獣人医師たちもお手上げ状態。
ナハヤは雌たちの病棟に入って、必死で聞き取りをして、必死でいくつもの薬草を探して、必死で調合した。
初めて入院している彼女たちをみたとき、地獄だと思った。
大好きな夫が誰かわからないと泣きじゃくる人妻に、番にしか渡したくない純潔を見知らぬ誰かに渡したことで絶望しつつそれでも夢遊して雄を漁る少女。
なんてものを作ったのだと、ナハヤは号泣した。
自分のためだけに、自分が痛くないように、それだけしか考えずに、たくさんの人を絶望に陥れた。
死にたい、と心から思った。
でも、この人たちを救わなきゃいけないと強く思った。
だからナハヤは、この薬を作ったのは自分だと最初に宣言して、泣きながら、頭を何度もこすりつけて土下座した。いくらでも罵って殴ってもいいから、どうか自分に手伝わせてください、と頼み込んだ。
不思議と、ナハヤを直接、攻撃する者はいなかった。
どこか怯えた目でナハヤを見て、嫌悪を露わに顔を背ける。
また変なものを飲ませるんだろうと罵られるのも嫌がられるのも当然だった。
でもナハヤは必死で、昼夜を問わずに彼女たちに張り付き、つぶさに状態を確認し、飛び降りようとするヒトを泣きながら必死で止め、老いた医師たちに薬草の何の根拠もない経験則だけの説明をし、彼ら彼女らに理解を得ようとし、なんなら自分で”悪魔の薬”を飲んでから自分で試薬を飲んで、必死で記録を取った。分かって、と訴え続けた。
一人一人の種族にあわせて、いろいろな効能を試した。
欲しいものは使っていい、といくらでも用意してもらえるので、ナハヤは止まらなかった。
寝食を忘れるので、アルベルトとバルナードに首根っこをひっつかまれて連行されたことも両の指では足りない。でも、ナハヤは逃げないと思っているのか、決してナハヤに鎖をつけて、その病院に縛り付けるようなことはしなかった。まあ、監視はいたけれども。
そんな生活を続けて一月、ようやく1人、2人と「匂い」がわかるという者たちが出てきた。
ぱあっと目を輝かせたナハヤは少しは信用されたらしく、初めて手を握ってもらえ、わんわんと泣いた。
この人たちが全員病院から出られるまで、刑を待ってもらうのは図々しいだろうか。
生きながらえたいずるいものだろうか。
駄目と言われたら、今度こそ熱湯に飛び込もう。絶対に、どんなに苦しくたって。たぬき汁じゃなくたって。一番、苦しんで死のう、と思った。
そんなもの、彼女たちの苦しみの何万分の一でしかないけど。
「ナハヤ」
鍋一杯の薬草を煮詰め終わり、頭に着けていた三角巾と口を覆っていた匂い除けの布を取っていたところ、厨房で声をかけられた。
ナハヤは慣れているけれどダージャジャ草の煮詰めた匂いだけで獣人を酔わせることもある。だからちゃんと口を布で覆わない人は入ったらダメと言っているのに、無防備に紺色の騎士服のまま、左に分け目を持ってきている彼はズカズカと入ってくる。
「あ、口を覆わないとダメ…」
「あはは、大丈夫だよ。聞いたよ、ナハヤ。二人、退院したんだって?すごいことだ」
その明るいニュースはとても喜ばしいものだ。しかしナハヤはきょとんと黒い瞳を瞬いた。
目の前に立った彼が、いつものように膝を曲げて優しく頭を撫でてくれる。
「偉いね、ナハヤ。頑張ったね」
優しい声に穏やかな笑顔。だけど。
「……なに、してるんですか?バル様」
「………」
「あれ?バル様ですよね?なんで、アル様の真似しているんですか?」
目の前の男がすぅっと表情を失くしたので、ナハヤはびっくりする。
「え……、あれ、ちげぇか……でも、バル様……、ん、バル様の匂いじゃ……」
バルナードはミントの匂い、アルベルトはレモングラスの匂いがする。
ナハヤは鼻に自信があった。くん、と、彼の胸に寄って、鼻を引くつかせて、確信する。
「髪は違うけど、やっぱりバル様だ?」
「……マジか。すげえなお前の鼻」
にぃっと男の唇が大きく持ち上がった。片方の牙を見せて笑うのはバルの笑い方だ。
「あ、やっぱりバル様……どうしたんだか?わっ」
「ほんと、すげえなあ」
ぐしゃぐしゃと頭を撫でられ、ついでに両頬を挟み込んで顔も撫でられる。
「うぶ…っ、バ、バルさ……」
「バール、抜け駆けするなって言ってるだろ」
扉の向こうからもう一人が現れる。右に髪を流しているが、こちらがバルナードなら、あちらはアルベルトだ。
彼は顔をもぎゅもぎゅとされているナハヤのそばに来た彼が、レモングラスの匂いがするアルベルトが、腰に腕を回し、首筋に銀色の耳をこすりつけた。
「ふぎゅっ?」
「どっちが抜け駆けだ」
そのナハヤの肩を取り戻し、今度はバルナードがフサフサと耳を擦り付けてくる。
「ひぇ?」
何じゃこれ?とナハヤは思った。するとアルベルトの匂いがする手がナハヤの目を覆う。
「あー、まじでこんな理想通りってあるんだな。ありえねえよな。本当に?」
「………お前ってさあ、疑り深いね」
「お前が失敗しただけじゃねえの?」
「んだとこら」
「ほらみろ」
「どんだけお前といると思ってるのさ。馬鹿にしないでもらえる?」
「24年?」
「はは、なげえ道のり」
「さて、ナハヤ。わかる?」
言われてナハヤの前から手が離れていく。
光が戻ってきた視界には、どちらも右に分けた髪の銀狼。同じ顔、同じ背丈、同じ服、同じ耳に尻尾。
まったく同じ二人が左右の手をそれぞれ持って、ニヤニヤと笑っている。バルナードの笑い方だ。
でも。
「右がバル様で、左がアル様だ」
「「………」」
二人が顔を見合わせた。
そして同時にふはっと吹き出した。
「ああまいった。まいったなあ」
「すげえなあ、ナハヤは」
「………えっと、頭混乱するで、あのう、いつもの喋り方にしてくれねか……」
まだ逆の喋り方をする二人の意地悪に、ナハヤは困惑する。
「ふっ、くっく、本当に区別がついてるんだねえ」
「すまねえな。アルがとにかく疑い深いんだ」
「バルが直情型だからそうなっただけだよ。なに、直感を信じろって。信じて裏切られたら俺たちどうなるかわかってんの?言われているだろ。”当主は狂うわけにはいかない”」
「あーはいはい、耳にタコができるくらい聞いてるっての。だから我慢しただろ。お前のめんどくせー遠回りな案にも乗ってやった。結果、これだ。万々歳。いいじゃねえか」
「そうだね」
ずしり、と前からバルナードの腕が肩に乗る。反対に背中側からアルベルトの腕が腰に回った。
背の高い二人の腕が四本も体に絡みついて動けない。
「……あの?」
「ナハヤ、本当によく頑張ったね。みんな君を褒めていた。もちろん、許せることではない感情もたくさんあるけれど、でも君はとっても、とっても頑張ってくれた。十分な禊だよ」
「まさか自分から薬を作った犯人だって全員の前で言うと思わなかったぜ。肝が冷えた。お前にたくさん匂いを付けておいてよかった」
後ろからアルベルトの手が回り、ナハヤの顎を掴む。そのまま後ろを向かされると頬にちゅっと柔らかな感触があった。視界にはアルベルトの高い鼻梁と黒い髪が焦点を失いながらぼんやり映る。
「は……」
「だからさあ、抜け駆けしてんのいつもお前の方だろ」
今度はバルナードがぐきっとナハヤの頬を掴みなおし、反対側の頬に、またちゅっと。
「へ、は、あ?」
これはどういうことだろう。
ナハヤは混乱した。とっても混乱した。
けれど、ナハヤを囲う腕の檻はますます狭まるばかりだ。アルベルトとバルナードがくっついているが如く、彼らに挟まれて潰されている。
「え、……く、くるしいんだが?」
「ナハヤ、ごめんね。もう逃がせない」
「まっ、最初から逃す気があったかは微妙だけどな。覚悟しな」
「はへ?………はっ、汁を?ついに?」
ナハヤの脳裏にたぬき汁がまたよぎった。
もう少しできることを考えたかったが、彼らが決めたならもうそれでいいにするしかない。
「くっ、そうだな、別の汁なら溺れるんじゃねえ?」
「下ネタ……まあ、事実か。頑張って飲もうね」
するりと腰を撫でられた。
「の、のむ……?浸かるんじゃねえだ?」
二人がナハヤの頭の上でまた顔を見合わせたのがわかった。
「「まあ浸かりたいって言うならいくらでも?」」
ナハヤはコトリと首を傾げた。
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