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第四章 冷酷な外の世界
20. 間違った選択
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「あ、んー、んぅうっ、はぁ……ひ、ひあ……は……」
「……ふ、は……っ、ん、可愛い。愛してる」
今日も天上人といわれる彼らが、溢れるほどに口づけて、可愛い、愛してると囁く。
二人とも一緒にベッドに入るものの、ナハヤが朝から病院に行くためか、”挿入”するのは一晩で一人。いつもじゃんけんで勝った方だけがどこかの場所に入れていた。
その分、眠るまでの時間に体力の余裕ができ、二人にたくさん頭を撫でられたり、食事後というのにお菓子を食べさせられたりする。
本当に彼らは食べさせるのが好きなようで、お菓子を摘んだ指先がナハヤの唇に触れるたびに、どちらも尻尾がパタパタと揺れていた。
ソフィアから、銀狼は孤高の存在だから伴侶以外に尻尾なんて振らないと教えられた。ナハヤはようやくもしかして自分は本当に”彼らの”伴侶と選ばれているのかと図々しく思った。
けれど、すぐにやっぱりおかしいのだと心を押しとどめる。
だって、色々詳しいソフィアが、銀狼は独占欲の塊だから決して伴侶を他の雄に近づけたりしないと何度も強く言う。ならば、二人ともの「伴侶」なんて存在し得ない。
どちらかを選べではなく、どちらも選べ、と言われる以上、ナハヤには全く理解ができない。
もしかして、本当に、ナハヤが何か二人をおかしくしてしまったのだろうか。
一つ思い当たるのが、いつも煮込んでいる薬草鍋だ。ダージャジャ草を煮立てているから匂いだけでもおかしくなりかねない。
彼らが豹変したのだって調合室で口当ての布をしてなかったからかもしれない。
番と誤解して、だから、二人ともが番を持ちたがっている……?
そのことに思い至った瞬間、ナハヤはあまりの恐怖に恐れ慄いた。なんて大罪だろうかと。
でも彼らは、泣きじゃくったナハヤの懸念を鼻で笑って一蹴し、解毒薬を飲んでもくれない。
むしろ解毒剤を即勧められたことにブーブー言っていた。
「そこはさぁ愛されたいから黙っておこうとか葛藤とかさぁ……本当、素直だね、ナハヤ」
「ナハヤらしいけど、全然信じてくれてねえのな」
意味がわからない。
これもダージャジャ草に惑わされているから?
番の匂いを誤解して、自分が正しいと信じているから?
ナハヤはわからない。
それに輪をかけて理解ができないのが、二人がナハヤ以外、「どちら」はどうでもよさそうなことだ。
「ナハヤが今、答えられないことが困るなら、バルと答えておけば。どうせ二人のものだし」
「ああ、長男と認識されてる"アル"よりは面倒ねえしな」
ナハヤは彼らがいろいろなところで「入れ替わっている」とようやく気がついた。
「……なして今日はバル様がアル様のふりをしていたじゃ?」
「こないだの人族の式典はアルが行ったから今日は俺。疲れたからナハヤに早く会いたくてそのまま行った」
悪びれる様子もないバルナードがぐるぐると喉を鳴らして、裸のナハヤを改めて抱きしめる。
「なして……二人は、自分の名前を大事にしないんだか?」
ナハヤはミイナだったらよかったのに、とそればかりを突き付けられて生きてきた。だから、自分の名前で呼ばれないことは消えたようで怖い。事実、名前で呼ばれた回数は、この二人によるものが一番多いと思う。
けれど二人は、”アル”と”バル”のどちらでもよさそうで、意味が分からない。
「俺たちは”同じ”だからだよ」
「……違うじゃねか?」
匂いも、仕草も、考え方も。比べてみれば違う。彼らが”同じ”というのは、”アル”という器と”バル”という器。
「ああ。それは家族とナハヤだけがわかってくれればいい。外には”同じ”ほうが楽なんだ」
「なして?……そんなの、変だ。寂しくない?」
ナハヤに”違う”ことがわかるのを求めたのに、”同じ”でいいと主張する意味が分からない。
「双子だって、それぞれ違う。だから……自分は自分だって、みんなにそう認めてもらえないと、悲しいじゃろ?だから、違いがわかるからと、わしに、こ、こんなことするんじゃろ?」
二人はきょとんと瞬いて、それから、優しく笑った。
「可愛いねナハヤ」
「優しいなナハヤ」
両側からぎゅっと抱きしめられた。
「俺たちはナハヤが分かってくれていたらそれだけでいい」
「でも、違いがわかる子を探してたって……」
「そう、特別なたった一人に分かってもらえたら、うれしいなとは思う」
「でもな、そのこと以上に、俺たちはその”違い”で選ばれる、選ばれないなんて御免なんだ」
「だから、どちらでもいいんだよ。どうでもいい奴らが言う、君の相手がどちらだろうとも。真実、君が二人のものでさえあれば」
二人の言葉をナハヤはどうしても咀嚼できなかった。
*
ナハヤは考えるのがあまり得意ではない。
ずっとミイナに聞いていたし、ミイナに言われることをこなすことで必死だったからだ。
でもミイナに会ったらダメと言われる。
だからソフィアという新しい依存先に頼ってしまった。二人以外の誰かに聞いてみたかった。
それに、友達だというソフィアが、友達なら秘密を教えあうものでしょう、と何度もしつこく聞いてきて、段々と答えないことを責められるのも苦手だった。
答えなければと思うけれど、友達だから嘘をつくのもよくないのではとも思ったのだ。
「ねえ今日こそ教えてよ。相手は誰?フリーなのでどっち?」
「………ぇ、あの……だ、誰にも言わない?」
「もちろん!友達の秘密だもの!」
「……あの、えと……、お、おかしいんじゃが、その、実は、二人とも……」
「え……はあ?」
「へ、変じゃよな?でも二人ともを同じに選べって、わし、どうしたら……もしかして二人は何か薬草の匂いでおかしくなってる?とかそんな……でも、解毒はいらないって笑って……」
だが、ふと、ナハヤは気がついたしまった。
驚愕よりも嫌悪に染まったソフィアの眼差しに。
ナハヤははっきりと凍りつき、しまった、と過ちを悟った。
ーーは?独占欲が強くて伴侶を奪われると狂う銀狼が一人を共有するなんてありえない。異常だわ。
ーーナニソレ。アンタ、希少な銀狼のオスを二人も独り占めしているの?
ーーアンタ一体なにしたの?こんなんじゃおこぼれもないじゃない。親切にしてやったのに。
言うんじゃなかったと思っても、出した言葉は消せない。
最低、と吐き捨てて、離れていってしまったソフィアに項垂れるしかなかった。
慌てて事の顛末を伝えられた二人は、不思議に一つ笑って、別にいいんじゃない、わかっていたことだ、と気にしていなかった。
ナハヤはその意味もわからない。
次の日には、全てが広がり、極めて露悪的な言葉に晒されるようになった。
『次代の王たちは"悪魔の薬"で番を誤解しているのかもしれない』と。
銀狼は強いからそんなことはなく何かの魂胆があるという声と、銀狼が伴侶を共有なんてできるわけがなくおかしくされているのだという声と。
でもいずれにせよ、やはり、犯罪者のナハヤなんかが王たる銀狼のつがいではない、とその認識が広がっていく。
ナハヤが自分を守ってもらうために何かしたのだと強く疑われ始めた。直接に手は出されないが、銀狼に従う本能が強い狼族ですらナハヤを排除したがり、居場所はもうどこにもない。
ソフィアはもう二度と近づくのを許してくれなかった。
秘密だと、言ったのに。
友達だから教えて、と言ったのに。
ナハヤの心は潰れそうに痛んだ。
こんなに、心が痛むことがあるなんて、ずっと、知らなかった。
アルベルトとバルナードに撫でられ、抱きしめられる都度、静かな涙が溢れていく。
「だからヒトを信用したらいけないよって言ったのに」
アルベルトの言葉が痛かった。
ナハヤは馬鹿で世間知らずで、二人のこともおかしな噂に巻き込んでしまった。薬如きで狂わされる王だなんて、と失望の声を上げさせてしまった。
「俺たちは何を言われても平気だから気にすんな」
バルナードの言葉が申し訳ない。
ナハヤのせいなのに、ナハヤのせいと言われないことがこんなに辛いなんて知らなかった。ナハヤのことでなくたってナハヤのせいと言われる方がよっぽど楽だ。だって自分だけ我慢すればいいんだから。
「ナハヤ、もう外に行かなくたっていいんだよ」
「そうだ。何もしなくていいから、ずっと俺たちとここにいたらいい」
でもその言葉には頑なに頷けなかった。
だって自分以外で、あんな薬の副作用を治す人が見つかっていないのだから。
責任は取らなくてはならない。
自分だけ、綺麗に整えられた広い部屋で、黙っていてもご飯が出てきて、誰のひどい声も聞こえなくて、たくさん二人にお菓子をもらって、悪いことも全部忘れて、大事に大事にされているなんて、そんなのはおかしい。
そんなのは、あってはならないことだ。
だってナハヤは悪いことをしたから償わないとバチが当たる。
「強情だなあ」
「まあ、それがナハヤかもな」
後悔するのに、と彼らが重ねて呟いたとしても、やっぱりナハヤは頷かなかった。
「……ふ、は……っ、ん、可愛い。愛してる」
今日も天上人といわれる彼らが、溢れるほどに口づけて、可愛い、愛してると囁く。
二人とも一緒にベッドに入るものの、ナハヤが朝から病院に行くためか、”挿入”するのは一晩で一人。いつもじゃんけんで勝った方だけがどこかの場所に入れていた。
その分、眠るまでの時間に体力の余裕ができ、二人にたくさん頭を撫でられたり、食事後というのにお菓子を食べさせられたりする。
本当に彼らは食べさせるのが好きなようで、お菓子を摘んだ指先がナハヤの唇に触れるたびに、どちらも尻尾がパタパタと揺れていた。
ソフィアから、銀狼は孤高の存在だから伴侶以外に尻尾なんて振らないと教えられた。ナハヤはようやくもしかして自分は本当に”彼らの”伴侶と選ばれているのかと図々しく思った。
けれど、すぐにやっぱりおかしいのだと心を押しとどめる。
だって、色々詳しいソフィアが、銀狼は独占欲の塊だから決して伴侶を他の雄に近づけたりしないと何度も強く言う。ならば、二人ともの「伴侶」なんて存在し得ない。
どちらかを選べではなく、どちらも選べ、と言われる以上、ナハヤには全く理解ができない。
もしかして、本当に、ナハヤが何か二人をおかしくしてしまったのだろうか。
一つ思い当たるのが、いつも煮込んでいる薬草鍋だ。ダージャジャ草を煮立てているから匂いだけでもおかしくなりかねない。
彼らが豹変したのだって調合室で口当ての布をしてなかったからかもしれない。
番と誤解して、だから、二人ともが番を持ちたがっている……?
そのことに思い至った瞬間、ナハヤはあまりの恐怖に恐れ慄いた。なんて大罪だろうかと。
でも彼らは、泣きじゃくったナハヤの懸念を鼻で笑って一蹴し、解毒薬を飲んでもくれない。
むしろ解毒剤を即勧められたことにブーブー言っていた。
「そこはさぁ愛されたいから黙っておこうとか葛藤とかさぁ……本当、素直だね、ナハヤ」
「ナハヤらしいけど、全然信じてくれてねえのな」
意味がわからない。
これもダージャジャ草に惑わされているから?
番の匂いを誤解して、自分が正しいと信じているから?
ナハヤはわからない。
それに輪をかけて理解ができないのが、二人がナハヤ以外、「どちら」はどうでもよさそうなことだ。
「ナハヤが今、答えられないことが困るなら、バルと答えておけば。どうせ二人のものだし」
「ああ、長男と認識されてる"アル"よりは面倒ねえしな」
ナハヤは彼らがいろいろなところで「入れ替わっている」とようやく気がついた。
「……なして今日はバル様がアル様のふりをしていたじゃ?」
「こないだの人族の式典はアルが行ったから今日は俺。疲れたからナハヤに早く会いたくてそのまま行った」
悪びれる様子もないバルナードがぐるぐると喉を鳴らして、裸のナハヤを改めて抱きしめる。
「なして……二人は、自分の名前を大事にしないんだか?」
ナハヤはミイナだったらよかったのに、とそればかりを突き付けられて生きてきた。だから、自分の名前で呼ばれないことは消えたようで怖い。事実、名前で呼ばれた回数は、この二人によるものが一番多いと思う。
けれど二人は、”アル”と”バル”のどちらでもよさそうで、意味が分からない。
「俺たちは”同じ”だからだよ」
「……違うじゃねか?」
匂いも、仕草も、考え方も。比べてみれば違う。彼らが”同じ”というのは、”アル”という器と”バル”という器。
「ああ。それは家族とナハヤだけがわかってくれればいい。外には”同じ”ほうが楽なんだ」
「なして?……そんなの、変だ。寂しくない?」
ナハヤに”違う”ことがわかるのを求めたのに、”同じ”でいいと主張する意味が分からない。
「双子だって、それぞれ違う。だから……自分は自分だって、みんなにそう認めてもらえないと、悲しいじゃろ?だから、違いがわかるからと、わしに、こ、こんなことするんじゃろ?」
二人はきょとんと瞬いて、それから、優しく笑った。
「可愛いねナハヤ」
「優しいなナハヤ」
両側からぎゅっと抱きしめられた。
「俺たちはナハヤが分かってくれていたらそれだけでいい」
「でも、違いがわかる子を探してたって……」
「そう、特別なたった一人に分かってもらえたら、うれしいなとは思う」
「でもな、そのこと以上に、俺たちはその”違い”で選ばれる、選ばれないなんて御免なんだ」
「だから、どちらでもいいんだよ。どうでもいい奴らが言う、君の相手がどちらだろうとも。真実、君が二人のものでさえあれば」
二人の言葉をナハヤはどうしても咀嚼できなかった。
*
ナハヤは考えるのがあまり得意ではない。
ずっとミイナに聞いていたし、ミイナに言われることをこなすことで必死だったからだ。
でもミイナに会ったらダメと言われる。
だからソフィアという新しい依存先に頼ってしまった。二人以外の誰かに聞いてみたかった。
それに、友達だというソフィアが、友達なら秘密を教えあうものでしょう、と何度もしつこく聞いてきて、段々と答えないことを責められるのも苦手だった。
答えなければと思うけれど、友達だから嘘をつくのもよくないのではとも思ったのだ。
「ねえ今日こそ教えてよ。相手は誰?フリーなのでどっち?」
「………ぇ、あの……だ、誰にも言わない?」
「もちろん!友達の秘密だもの!」
「……あの、えと……、お、おかしいんじゃが、その、実は、二人とも……」
「え……はあ?」
「へ、変じゃよな?でも二人ともを同じに選べって、わし、どうしたら……もしかして二人は何か薬草の匂いでおかしくなってる?とかそんな……でも、解毒はいらないって笑って……」
だが、ふと、ナハヤは気がついたしまった。
驚愕よりも嫌悪に染まったソフィアの眼差しに。
ナハヤははっきりと凍りつき、しまった、と過ちを悟った。
ーーは?独占欲が強くて伴侶を奪われると狂う銀狼が一人を共有するなんてありえない。異常だわ。
ーーナニソレ。アンタ、希少な銀狼のオスを二人も独り占めしているの?
ーーアンタ一体なにしたの?こんなんじゃおこぼれもないじゃない。親切にしてやったのに。
言うんじゃなかったと思っても、出した言葉は消せない。
最低、と吐き捨てて、離れていってしまったソフィアに項垂れるしかなかった。
慌てて事の顛末を伝えられた二人は、不思議に一つ笑って、別にいいんじゃない、わかっていたことだ、と気にしていなかった。
ナハヤはその意味もわからない。
次の日には、全てが広がり、極めて露悪的な言葉に晒されるようになった。
『次代の王たちは"悪魔の薬"で番を誤解しているのかもしれない』と。
銀狼は強いからそんなことはなく何かの魂胆があるという声と、銀狼が伴侶を共有なんてできるわけがなくおかしくされているのだという声と。
でもいずれにせよ、やはり、犯罪者のナハヤなんかが王たる銀狼のつがいではない、とその認識が広がっていく。
ナハヤが自分を守ってもらうために何かしたのだと強く疑われ始めた。直接に手は出されないが、銀狼に従う本能が強い狼族ですらナハヤを排除したがり、居場所はもうどこにもない。
ソフィアはもう二度と近づくのを許してくれなかった。
秘密だと、言ったのに。
友達だから教えて、と言ったのに。
ナハヤの心は潰れそうに痛んだ。
こんなに、心が痛むことがあるなんて、ずっと、知らなかった。
アルベルトとバルナードに撫でられ、抱きしめられる都度、静かな涙が溢れていく。
「だからヒトを信用したらいけないよって言ったのに」
アルベルトの言葉が痛かった。
ナハヤは馬鹿で世間知らずで、二人のこともおかしな噂に巻き込んでしまった。薬如きで狂わされる王だなんて、と失望の声を上げさせてしまった。
「俺たちは何を言われても平気だから気にすんな」
バルナードの言葉が申し訳ない。
ナハヤのせいなのに、ナハヤのせいと言われないことがこんなに辛いなんて知らなかった。ナハヤのことでなくたってナハヤのせいと言われる方がよっぽど楽だ。だって自分だけ我慢すればいいんだから。
「ナハヤ、もう外に行かなくたっていいんだよ」
「そうだ。何もしなくていいから、ずっと俺たちとここにいたらいい」
でもその言葉には頑なに頷けなかった。
だって自分以外で、あんな薬の副作用を治す人が見つかっていないのだから。
責任は取らなくてはならない。
自分だけ、綺麗に整えられた広い部屋で、黙っていてもご飯が出てきて、誰のひどい声も聞こえなくて、たくさん二人にお菓子をもらって、悪いことも全部忘れて、大事に大事にされているなんて、そんなのはおかしい。
そんなのは、あってはならないことだ。
だってナハヤは悪いことをしたから償わないとバチが当たる。
「強情だなあ」
「まあ、それがナハヤかもな」
後悔するのに、と彼らが重ねて呟いたとしても、やっぱりナハヤは頷かなかった。
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