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第1章 すべてはスマホ誤作動から
4.スマ質取られてます
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いつもは定時で帰りたいと山積みの書類を見て思うのに、今日ばかりは定時来るなとずっと思い続けた。なんならキーボードを叩くスピードをいつもの30パーオフにした。
それでもそこのパートさんより書類が減るスピードが速いってなんなの。パートさん遅すぎでしょう。
いやパートさんに私が言うとお局嫌味ひどいとパワハラか……いや……。
「おねーさん!じゃなかった、瀬川さん!」
「ひっ!」
いつにないイライラに目がすわってきたとき、窓口に無邪気に現れた元凶の男。
誰、あいつを周りにいた文系男とはまるで違ういい体だなとか見ちゃってたの。書類書くために下を見てる時とか鼻とかびっくりするほど高くて二重の目がクリクリで同じ日本人とは思えないイケメンだなとか思ってたの。
私だよ。
過去の私に教えてあげたい。あいつは恐喝犯だと。
二度と懇切丁寧に漢字と申請書類の書き方教えてやらなくていいと。
「ゲェッ、こんな定時間際にまた来た漢字未習得男」
ぼそっと呟いたパートさん。じっと意識向けてたから聞こえたわ。
まあ定時間際に長時間ああだこうだされたくないのはわかる。けどあなた初めて黒沢誠を見た時には目をハートにして飛びつくように窓口座ったよね?すごい手のひら返し。そもそも受付担当でしょ。ゲェッはないでしょ、仕事してよ。
「せがわさぁん」
押し付ける気満々の媚びた声を出す彼女に、よし、絶対来期の推薦は課長に出さない、と心を決めて、渋々席から立ち上がる。
どうせ瀬川案件だ。
誰も代わってはくれやしない。
それに向こうだって私以外に用はないだろう。
「本日はどのようなご用件で?」
「せがわふみさん、何時に帰れそう?このまま帰れる?」
受付カウンターの椅子に座ると、彼も机の対面で大きな体では壊れそうなパイプ椅子にぴょんと座った。
こういう何気ない仕草が大型犬みたいなんだ。
それにしたってギシギシすごい音させて揺れないでほしい。
役所ってこういう備品を買うお金ないから、ないっていうか貴重な税金をやすやす使えないから、ボロいんだよね。
「まだ仕事があるので定時は無理そうです。スマホ返してください」
周りに聞こえないように声を潜めて、ニコニコ無邪気に笑う男を睨む。けれどまるで堪えた様子もなく、じゃあずっと外で待ってるね!と忠犬みたいなことを言ってくる。
一般には知られていない非常口から帰ろうかと思ったけれど、よく考えなくても定期券がモバイルだ。
別にお金払えば帰れるけど、買ったばかりで癪に触る。それにそもそもやっぱりスマホがないと落ち着かないし、スマホがないとこの人の悪用を止める電話をする手段もない。実家に帰るにしたって友達のところに行くにしたって連絡手段がない……職場の人に借りるのはちょっと……、ううん、背に腹は変えられないか?
でも、役所玄関で待たれてて誰かに「瀬川さん待ってるんです」って言われた日には次の日質問攻めに合うのは間違いないし、わざとこの人が口を滑ららせたら私は公務員人生詰む。
世の中空前の人手不足という。
転職は容易だろうか。
しかしここまでのキャリアをこんなところで全て失うなんて悔しすぎる。
公務員だなんて堅実なアヤちゃんらしいわね、という親兄弟親戚近所のおばちゃんに、なんて説明したものか。いや民間のがちゃんと残業手当出るって転職した先輩も言ってたし……。
「おーい、聞いてる?」
「いえ、少し逃避していました」
「あは、そのまま口にしちゃうのふみさんらしい」
ねえ君、いつから下の名前で呼んでいいと言った?
間違ってるしまあいいけど。
口が悪くなっている自覚はある。
が、実はこちらが素だ。声でいい子ちゃんを作るうちに内心の口は悪くなる一方だった。
「仕事終わるの何時くらい?」
「さあわかりません。デスクが埋もれるほどあるので」
「えー、こんな時間で?そんなの明日やればいいじゃん。早く帰ろうよ」
何言ってるんだ、私の効率を落とした張本人が。
こんなやつお前で十分だ。
お前のせいだよ!
ああ、口には出せない。世間体大事で小心者な私。
「疲れてるんじゃない?目の下、隈できてる」
突然、するりと私の頬に固い指先が当たった。
そのままメガネの下を潜り抜けて目元にもカサついた親指が触れてするっと撫でる。
「は……?」
「最近、ふみさんが紙の方を向くたびにここ青いなーってくたびれてるなーって思ってたんだ」
くたびれ……?いま悪口言われてるの、私?
けれど黒沢誠はこれっぽっちも悪びれた様子はなく一周回って無邪気な笑顔を見せている。
「いつ見てもふみさん、他の人よりキビキビ動いてて忙しそうなんだもん。だから今日はもう終わりにしよ?」
両側にある衝立は人一人分のスペースしか取ってない。なのに無理やりに私の顔の横に倒した顔を捩じ込んでくるからかなり近くて。
何度も顔を合わせているのに、真ん中は普通の黒目に対して縁だけが薄茶色っぽい瞳だったなんて初めて知った。
カラコン?にしてはくっきりしてない。
それにしたって、近い。近すぎる。
咄嗟のことに固まった私の右手を大きくて分厚い男らしい手が握り込んできた。
えっ、まさか職場でセクハラ受けてるの?
えっっ。手を、にぎ、られ……えっ、なんか息がかかって……?
「……まあ、でもふみさん困らせるのも本意じゃないし。1時間は待ってあげる。それ以上経っても玄関に来てくれなかったら、せがわふみさんに約束破られた。ふみさん知りませんか?って、出てきた人みんなに聞いて回るからね」
夜はみんな裏口から出るだろうけど、合同庁舎の玄関側を通って駅に行く人だっているから、そこで喚かれたら困る。
瀬川ふみ、なんていないとバックれてもいいけれど、瀬川でバレるたろうな。よく来るこのガタイのいいイケメンのこと、同じフロアの他の課でも覚えてる人はそれなりにいそうだし。
「それにスマホないと困るでしょ?」
それは困る。お前のセクハラと合わせて二重に困る。
「ね、今日の夜、付き合ってくれたらちゃんとスマホ返してあの写真も消すからさ」
そんなびっくりするほどのイケメンな顔してなんで私みたいなくたびれた女にエロ親父みたいなこと囁いてくるのよ。イケメンなのに国語が小学生レベル以外の残念ポイント増やして何したいのこの人。
呆然としていた衝撃からふと立ち直り、バシっと手を振り払った。
「この書類は………こことここが不備です。受け付けられません。本日は窓口ももう閉まりますので別日に持ってきてください」
口でそう言いながら、さらさらと近くにあったメモ帳に1時間後に駅前の行きつけの居酒屋チェーンの前で待ち合わせの旨を記載する。役所の玄関で待ってたら絶対無視して帰る、スマホは遺失物でいい、とも。
平日の真ん中だ。忘年会シーズンにはまだ早い。予約なしでも入れるだろう。
「はぁい、次も絶対瀬川さんが対応してくださいね」
にんまり、というのがぴったりの表情で付箋を受け取った彼。
トントン、と彼が机の上に置いた自分のスマホの画面を叩いたのがわかった。こっちにはスマホだけでなくて写真もあるんだぞ、と言いたいのだろう。
流れるような悪知恵だ。いったいどんなワルの道を歩んできたと言うのか。
「ほんっと、アレで男子小学生みたいな頭じゃなければ最高物件なんですけどねえ」
ポケットに手を突っ込んで歩く背筋はピンとしていて、ヤンキー感はまるでない。長身で背中側も鍛えた様子がわかる筋肉のシルエットは、そうだ、実家のテレビで見たオフシーズンのスポーツ選手のようだ。
パートさん、でもあの人、スマ質を取って、さらにはあらぬ写真を撮って、意味不明な恐喝してきますよ。
はあ……っ、と一つ大きなため息が出た。
それでもそこのパートさんより書類が減るスピードが速いってなんなの。パートさん遅すぎでしょう。
いやパートさんに私が言うとお局嫌味ひどいとパワハラか……いや……。
「おねーさん!じゃなかった、瀬川さん!」
「ひっ!」
いつにないイライラに目がすわってきたとき、窓口に無邪気に現れた元凶の男。
誰、あいつを周りにいた文系男とはまるで違ういい体だなとか見ちゃってたの。書類書くために下を見てる時とか鼻とかびっくりするほど高くて二重の目がクリクリで同じ日本人とは思えないイケメンだなとか思ってたの。
私だよ。
過去の私に教えてあげたい。あいつは恐喝犯だと。
二度と懇切丁寧に漢字と申請書類の書き方教えてやらなくていいと。
「ゲェッ、こんな定時間際にまた来た漢字未習得男」
ぼそっと呟いたパートさん。じっと意識向けてたから聞こえたわ。
まあ定時間際に長時間ああだこうだされたくないのはわかる。けどあなた初めて黒沢誠を見た時には目をハートにして飛びつくように窓口座ったよね?すごい手のひら返し。そもそも受付担当でしょ。ゲェッはないでしょ、仕事してよ。
「せがわさぁん」
押し付ける気満々の媚びた声を出す彼女に、よし、絶対来期の推薦は課長に出さない、と心を決めて、渋々席から立ち上がる。
どうせ瀬川案件だ。
誰も代わってはくれやしない。
それに向こうだって私以外に用はないだろう。
「本日はどのようなご用件で?」
「せがわふみさん、何時に帰れそう?このまま帰れる?」
受付カウンターの椅子に座ると、彼も机の対面で大きな体では壊れそうなパイプ椅子にぴょんと座った。
こういう何気ない仕草が大型犬みたいなんだ。
それにしたってギシギシすごい音させて揺れないでほしい。
役所ってこういう備品を買うお金ないから、ないっていうか貴重な税金をやすやす使えないから、ボロいんだよね。
「まだ仕事があるので定時は無理そうです。スマホ返してください」
周りに聞こえないように声を潜めて、ニコニコ無邪気に笑う男を睨む。けれどまるで堪えた様子もなく、じゃあずっと外で待ってるね!と忠犬みたいなことを言ってくる。
一般には知られていない非常口から帰ろうかと思ったけれど、よく考えなくても定期券がモバイルだ。
別にお金払えば帰れるけど、買ったばかりで癪に触る。それにそもそもやっぱりスマホがないと落ち着かないし、スマホがないとこの人の悪用を止める電話をする手段もない。実家に帰るにしたって友達のところに行くにしたって連絡手段がない……職場の人に借りるのはちょっと……、ううん、背に腹は変えられないか?
でも、役所玄関で待たれてて誰かに「瀬川さん待ってるんです」って言われた日には次の日質問攻めに合うのは間違いないし、わざとこの人が口を滑ららせたら私は公務員人生詰む。
世の中空前の人手不足という。
転職は容易だろうか。
しかしここまでのキャリアをこんなところで全て失うなんて悔しすぎる。
公務員だなんて堅実なアヤちゃんらしいわね、という親兄弟親戚近所のおばちゃんに、なんて説明したものか。いや民間のがちゃんと残業手当出るって転職した先輩も言ってたし……。
「おーい、聞いてる?」
「いえ、少し逃避していました」
「あは、そのまま口にしちゃうのふみさんらしい」
ねえ君、いつから下の名前で呼んでいいと言った?
間違ってるしまあいいけど。
口が悪くなっている自覚はある。
が、実はこちらが素だ。声でいい子ちゃんを作るうちに内心の口は悪くなる一方だった。
「仕事終わるの何時くらい?」
「さあわかりません。デスクが埋もれるほどあるので」
「えー、こんな時間で?そんなの明日やればいいじゃん。早く帰ろうよ」
何言ってるんだ、私の効率を落とした張本人が。
こんなやつお前で十分だ。
お前のせいだよ!
ああ、口には出せない。世間体大事で小心者な私。
「疲れてるんじゃない?目の下、隈できてる」
突然、するりと私の頬に固い指先が当たった。
そのままメガネの下を潜り抜けて目元にもカサついた親指が触れてするっと撫でる。
「は……?」
「最近、ふみさんが紙の方を向くたびにここ青いなーってくたびれてるなーって思ってたんだ」
くたびれ……?いま悪口言われてるの、私?
けれど黒沢誠はこれっぽっちも悪びれた様子はなく一周回って無邪気な笑顔を見せている。
「いつ見てもふみさん、他の人よりキビキビ動いてて忙しそうなんだもん。だから今日はもう終わりにしよ?」
両側にある衝立は人一人分のスペースしか取ってない。なのに無理やりに私の顔の横に倒した顔を捩じ込んでくるからかなり近くて。
何度も顔を合わせているのに、真ん中は普通の黒目に対して縁だけが薄茶色っぽい瞳だったなんて初めて知った。
カラコン?にしてはくっきりしてない。
それにしたって、近い。近すぎる。
咄嗟のことに固まった私の右手を大きくて分厚い男らしい手が握り込んできた。
えっ、まさか職場でセクハラ受けてるの?
えっっ。手を、にぎ、られ……えっ、なんか息がかかって……?
「……まあ、でもふみさん困らせるのも本意じゃないし。1時間は待ってあげる。それ以上経っても玄関に来てくれなかったら、せがわふみさんに約束破られた。ふみさん知りませんか?って、出てきた人みんなに聞いて回るからね」
夜はみんな裏口から出るだろうけど、合同庁舎の玄関側を通って駅に行く人だっているから、そこで喚かれたら困る。
瀬川ふみ、なんていないとバックれてもいいけれど、瀬川でバレるたろうな。よく来るこのガタイのいいイケメンのこと、同じフロアの他の課でも覚えてる人はそれなりにいそうだし。
「それにスマホないと困るでしょ?」
それは困る。お前のセクハラと合わせて二重に困る。
「ね、今日の夜、付き合ってくれたらちゃんとスマホ返してあの写真も消すからさ」
そんなびっくりするほどのイケメンな顔してなんで私みたいなくたびれた女にエロ親父みたいなこと囁いてくるのよ。イケメンなのに国語が小学生レベル以外の残念ポイント増やして何したいのこの人。
呆然としていた衝撃からふと立ち直り、バシっと手を振り払った。
「この書類は………こことここが不備です。受け付けられません。本日は窓口ももう閉まりますので別日に持ってきてください」
口でそう言いながら、さらさらと近くにあったメモ帳に1時間後に駅前の行きつけの居酒屋チェーンの前で待ち合わせの旨を記載する。役所の玄関で待ってたら絶対無視して帰る、スマホは遺失物でいい、とも。
平日の真ん中だ。忘年会シーズンにはまだ早い。予約なしでも入れるだろう。
「はぁい、次も絶対瀬川さんが対応してくださいね」
にんまり、というのがぴったりの表情で付箋を受け取った彼。
トントン、と彼が机の上に置いた自分のスマホの画面を叩いたのがわかった。こっちにはスマホだけでなくて写真もあるんだぞ、と言いたいのだろう。
流れるような悪知恵だ。いったいどんなワルの道を歩んできたと言うのか。
「ほんっと、アレで男子小学生みたいな頭じゃなければ最高物件なんですけどねえ」
ポケットに手を突っ込んで歩く背筋はピンとしていて、ヤンキー感はまるでない。長身で背中側も鍛えた様子がわかる筋肉のシルエットは、そうだ、実家のテレビで見たオフシーズンのスポーツ選手のようだ。
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