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第1話:主人公気取りの和井内くん
3.転校生の本
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神社にいる和井内くんを見つけた僕とノートは、和井内くんにバレないように隠れながら和井内くんを見ていた。
「ねえ、他の人がこの様子見たらストーカーとか不審者とか思わない?」
「大丈夫、ランドセル背負ってるから俺ら。」
「だとしても、いじめっ子だと思われるんじゃ…。」
「カイは心配しすぎ。大丈夫だよ。それに、普通に気になるでしょ。和井内くんが何をしてるのか。」
「そうだけどさ…。」
そう言いながら、和井内くんを見る。和井内くんは、神様にお願いをしているように見えた。
「普通に参拝してるね。」
「うん。何をお願いしてるんだろ。…僕、話しかけにいこうかな。」
僕はそう言った。
「まじ!?まあ、普通に気にはなるけど。あ、座ったね。」
「本当だ。本読み始めたな。」
「あれ、あの本の表紙見たことあるような…。」
ノートはそう言った。
「そうなの?まあ、ノートの家本屋さんだし見たことあるんじゃない?」
「確かに。」
「でも、僕も見たことある気がするなあ…。何の本か見える?」
「うーん。赤くて、人が3人描かれてるのは見える気がする…。漫画っぽい気がするけど…。」
「漫画!?学校に持ってきてたってこと!?」
「分かんない。というか、普通に俺よりもカイの方が目がいいんだから、カイの方が見えるんじゃない?俺眼鏡だし。」
「うーん、ちゃんと見えないから分かんないな…あの本。」
僕とノートはしばらく和井内くんの様子を見ていた。
「どうする?話しかけに行く?」
「チャンスではあるよな。…よし、行こう!」
「ちょ、ちょっと待って。和井内くん立ち上がってる。」
ノートにそう言われ、和井内くんを見ると、本当に立ち上がっていた。和井内くんは大きく息を吸い、
「こんにちはー!!」
と、耳を塞ぎたくなるぐらい大きな声で叫び始めた。
「は、はあ?」
僕はそう呟いた。
「オレの名前は、和井内八葉!普通の小学6年生!実は、この町に引っ越してきたばかり。これからどんな友達ができるのだろうか!」
と、和井内くんが言い始めた。まだ1人で言い続けている。…え、怖い。
「え、これ、僕らに気づいてないよね?」
僕は、ノートにそう言った。
「うん。だって、和井内くんコッチ全く見てないもん。…やめる?」
「…やめよう。」
そう言って、僕とノートは和井内くんに話しかけるのをやめて、家に帰った。
「帰ったものの、気になるんだよなあ。」
僕は、自分の部屋で勉強をしながらそうつぶやいた。だって、ずっと意味わかんないことしてるんだもん。なんであんなことしてたんだ?そういえば、和井内くんが持っていたあの本、結局何だったんだろう。
「ただいまー!」
と、お母さんが買い物から帰ってきたのか、声が聞こえた。
「おかえり!」
僕はそう言いながら、リビングの方へ向かった。
「はい、今日のおやつ。」
「ありがとう。ん、これ…。」
お母さんに買ってもらったおやつに、いつもとは違う絵が描かれていた。キャラクターが3人描かれている。
「そこに描かれてる男の子たち、生海が見てるアニメのキャラクターじゃなかった?最近流行ってるアニメだったよね。コラボしてたから買ってきたよ。」
「え、そうなの!?ありがとう!」
僕はそう言い、リビングのソファに座っておやつを食べ始める。このアニメの原作の漫画欲しいんだよね。漫画でも楽しみたい…ん?そういえば、1巻の表紙って…。
「わかった!」
「え、どうしたの急に。」
僕が思わず言葉に出したせいで、お母さんはびっくりしてそう言った。
「あ、ごめん。お母さん、今から本屋さん行ってきてもいい?」
「いいけど、遅くならないでね。」
「うん!行ってきます!」
僕はそう言って家を出て、自転車に乗って本屋さんに向かった。
「ねえ、他の人がこの様子見たらストーカーとか不審者とか思わない?」
「大丈夫、ランドセル背負ってるから俺ら。」
「だとしても、いじめっ子だと思われるんじゃ…。」
「カイは心配しすぎ。大丈夫だよ。それに、普通に気になるでしょ。和井内くんが何をしてるのか。」
「そうだけどさ…。」
そう言いながら、和井内くんを見る。和井内くんは、神様にお願いをしているように見えた。
「普通に参拝してるね。」
「うん。何をお願いしてるんだろ。…僕、話しかけにいこうかな。」
僕はそう言った。
「まじ!?まあ、普通に気にはなるけど。あ、座ったね。」
「本当だ。本読み始めたな。」
「あれ、あの本の表紙見たことあるような…。」
ノートはそう言った。
「そうなの?まあ、ノートの家本屋さんだし見たことあるんじゃない?」
「確かに。」
「でも、僕も見たことある気がするなあ…。何の本か見える?」
「うーん。赤くて、人が3人描かれてるのは見える気がする…。漫画っぽい気がするけど…。」
「漫画!?学校に持ってきてたってこと!?」
「分かんない。というか、普通に俺よりもカイの方が目がいいんだから、カイの方が見えるんじゃない?俺眼鏡だし。」
「うーん、ちゃんと見えないから分かんないな…あの本。」
僕とノートはしばらく和井内くんの様子を見ていた。
「どうする?話しかけに行く?」
「チャンスではあるよな。…よし、行こう!」
「ちょ、ちょっと待って。和井内くん立ち上がってる。」
ノートにそう言われ、和井内くんを見ると、本当に立ち上がっていた。和井内くんは大きく息を吸い、
「こんにちはー!!」
と、耳を塞ぎたくなるぐらい大きな声で叫び始めた。
「は、はあ?」
僕はそう呟いた。
「オレの名前は、和井内八葉!普通の小学6年生!実は、この町に引っ越してきたばかり。これからどんな友達ができるのだろうか!」
と、和井内くんが言い始めた。まだ1人で言い続けている。…え、怖い。
「え、これ、僕らに気づいてないよね?」
僕は、ノートにそう言った。
「うん。だって、和井内くんコッチ全く見てないもん。…やめる?」
「…やめよう。」
そう言って、僕とノートは和井内くんに話しかけるのをやめて、家に帰った。
「帰ったものの、気になるんだよなあ。」
僕は、自分の部屋で勉強をしながらそうつぶやいた。だって、ずっと意味わかんないことしてるんだもん。なんであんなことしてたんだ?そういえば、和井内くんが持っていたあの本、結局何だったんだろう。
「ただいまー!」
と、お母さんが買い物から帰ってきたのか、声が聞こえた。
「おかえり!」
僕はそう言いながら、リビングの方へ向かった。
「はい、今日のおやつ。」
「ありがとう。ん、これ…。」
お母さんに買ってもらったおやつに、いつもとは違う絵が描かれていた。キャラクターが3人描かれている。
「そこに描かれてる男の子たち、生海が見てるアニメのキャラクターじゃなかった?最近流行ってるアニメだったよね。コラボしてたから買ってきたよ。」
「え、そうなの!?ありがとう!」
僕はそう言い、リビングのソファに座っておやつを食べ始める。このアニメの原作の漫画欲しいんだよね。漫画でも楽しみたい…ん?そういえば、1巻の表紙って…。
「わかった!」
「え、どうしたの急に。」
僕が思わず言葉に出したせいで、お母さんはびっくりしてそう言った。
「あ、ごめん。お母さん、今から本屋さん行ってきてもいい?」
「いいけど、遅くならないでね。」
「うん!行ってきます!」
僕はそう言って家を出て、自転車に乗って本屋さんに向かった。
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