2 / 5
第01話 追放。そして旅立ち
しおりを挟む
「イラリア、今日限りでお前はクビだ」
急な呼び出しをいただき、何事かと思ったら、まさに晴天の霹靂でした。
この方はグリアム様。
城内で人員の配置を担当されている、とてもお偉い方です。
「あら、それは残念です……理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
冷静さを装いつつも内心では混乱していました。何か不手際があったのかと、ぐるぐると定まらない思考に耽ってしまいます。
「お前のような田舎者に、この城の名を冠するワインを作っては欲しくないということだ。しかもワイン部門の統括責任者だと?馬鹿げている」
「そう申されましても……私は辞令に従っただけですので」
「黙れ!減らず口を叩きおって」
いいか!と憤りを隠さず、グリアム様はお話を続けられました。
「お前も知っての通り、この国はワインの輸出によって莫大な富を築きあげてきた。ワインは、我が国の経済を支える最も重要な位置づけ、象徴《シンボル》なのだ。だというのに、その統括責任者がお前のような田舎出身で気品のかけらもない小娘だと?他国からもいい笑いものだ」
小娘、とは少々複雑ですね。顔立ちが幼いのは仕方のないことかと。
「はあ。私の生い立ちはひとまず置いておいて。後任の方はお決まりなのでしょうか」
「ふん、教えてやる義理もないが良いだろう。クーラだよ。お前も知っての通り、副統括責任者だ。適当な人選といえるだろう」
クーラ様ですか?……ああ、思い出しました。とてもお綺麗な方でしたね。ただ残念なことに、お話をしたことがほとんど無かったので忘れていました。
あの方は、虫が苦手だとブドウ畑にはお顔を出されていませんでしたし。それに、アルコールの匂いがきついからと醸造所でもお見かけしたことがありませんでした。私の主な作業場でもある、研究所にもいませんでしたし。
普段はどこにいらっしゃったのかしら?
「そうですか、残念です。今年は過去に類を見ない素晴らしいワインができそうでしたので」
「そんなことは知ったことか。どうせ今までもこの国の持つ素晴らしい土壌や天候に頼ってワインを作ってきたのだろう。この地があれば、誰にでもできるのだよ。たまたま、お前の作った変わり種が評価されたからといって、いい気になるなよ!」
「はあ。誰にでもですか……」
それに、変わり種とは随分な言い方ですね。作るの、すごく大変でしたのに。
「理解したか?なら、さっさと荷をまとめて明日の朝にでもこの城を立ち去れ」
どうやら、これ以上の対話は不可能なようですね。
「承知いたしました。それでは明日にはこのお城を出ていきます。長い間お世話になりました」
グリアム様ったら、こちらを見てもくれませんのね。片手で小動物を追い払うような動作をしていらっしゃる。さすがに傷つきます。
グリアム様の部屋を出ると、一人の美しい女性と目が合いました。私を嘲笑うかのような表情で見つめています。おや、クーラ様でしたか。
「こんにちは。クーラ様」
「あら、ごきげんよう。どうかされましたの?ひどく落ち込んだ表情をされていますわよ」
「ええ。実は本日付けでお城をクビになってしまいまして」
あら!と、白魚のような御手でご自分の口元を覆われました。
「それは驚きですわ。その件で、私もグリアム様に呼ばれたのかしら?」
あらあら、声が弾んでとても嬉しそうです。何か良いことでもあったのでしょうか?
「ええ、そうだと思います。私の後任は、クーラ様になるとおっしゃっていましたので」
「そんな大役が務まるか不安ですわ。ですが、後任として一生懸命頑張らせて頂きますわね」
「仲間の皆様を、ブドウをよろしくお願いいたします」
激励を兼ねて握手を求めましたが、急いでいるからと断られてしまいました。土にまみれたこの手で、あの柔肌に触れようとするのは失礼でしたでしょうか?
─グリアム執務室─
「やあ、クーラ。よく来たな」
「グリアムさまぁ。この度は無理を聞いて下さり感謝いたしますわ」
甘い声色を出しながら、クーラはグリアムのすぐ横に腰かけると、そっと自身の両手を彼の太腿へと乗せた。
「私にかかればこのくらい容易いことだ。今年はあの小娘の言う通り、過去に類をみないワインができるだろう。素晴らしい天候に恵まれているからな。国内のみならず、他国からの評価もかなりのものになるだろう。そうなれば、手柄は統括責任者のお前と、そんなお前を推薦した私のものになる」
「ええ。ご期待に添えるよう全力を尽くしますわ」
「そうだ。私の為に励めよ」
「……はい!」
クーラは我慢できないと言わんばかりに、グリアムへと抱き着く……そして、嗤った。
(フフフフッ)
歪んだ笑み。それが溢れ落ちるのを我慢できなかった。こんな顔を見られるわけにはいかない。
この男を利用して、やっとこの地位まで登り詰めた。あの邪魔だった田舎者を遂に追い出せたんだ。この私を差し置いて目立ちやがって!以前から目障りだったのよ。
でも、それも過去のこと。これで私がこの国の顔になるのね。近い将来訪れる未来に想いを馳せて、恍惚とした表情を浮かべてしまう。ああ、ワインのリリース時にはインタビューをいくつも受けることになるだろう。美しいワインの作り手として、その名はきっと他国にまで及ぶことになる。
農業などという芋臭いものに興味はない。しかし一国の経済を支えるアイテムなのだから、そこは妥協してやるか……婚約者には王侯貴族の中から、吟味して飛びきりのを選ぼう。そう、私の将来は約束されたも同然だ。
(その際は、この男もさっさと切り捨てる)
「グリアムさまぁ~」と耳元では甘い声で囁きながらも、彼を見下す目は、一層冷たく鋭利なものへと変わっていく。
その視線の先には、窓辺に飾られた白い薔薇と何故か伏せられた写真立てがあった。
◇ ◇ ◇
「これで全部かしら?」
グリアム様に、明日の朝には出ていくようにと言われてしまいましたので、自室に戻り荷造りを行っていましたが、ようやく終わりました。すっかり深夜になってしまいましたね。
(コンコンコン)
あら、ノックの音。誰かしら、こんな時間に?
「どうぞ、お入りになって」
「失礼します」
「あら、どうしましたか?皆様お揃いで」
扉を潜ってきたのは、私が統括責任者を務めていたワイン部門の方々でした。
「聞きましたよ。今日でお辞めになると」
「どうして教えて下さらなかったのですか?」
「私は一体、これから誰にワイン作りを教わればよろしいのですか!?」
あらあら、矢継ぎ早に質問されましても、私の口は一つだけですし、困りましたね。
「落ち着いてください。皆さん。まず最初に……」
私は深々と頭を下げました。
「ごめんなさい。私も今日初めて告げられたのです。皆様への挨拶は、明朝に伺おうと思っていました。だって皆さん、いつもお忙しくて疲れているでしょうから」
「水臭いですよ。それに、一番忙しいのはあなた自身じゃないですか」
ルーチェ。私の右腕なんて呼ぶのはおこがましいですが、本当に色々と手伝ってくれましたね。私が悩んでいる時はずっとそばで話を聞いてくれた。すごく頼りになる男性です。
「何のために私たちがここに来たと思っているんですか?」
ジーラ、あなたのワインに対する情熱は、もしかしたら私以上かもしれません。果汁を発酵させている時、毛布1枚にくるまって問題がないかと一晩中、樽の中を我が子のように見守っていましたね。あなたはきっといい母親になります。
「「今晩は夜通し呑みましょう、イラリア様」」
他のみんなも本当にありがとう。ここで皆と働けて本当に楽しかった。何かと至らない私を今日まで支えてくれて……本当に。
「あっ……ッッ……!!」
瞼の奥が熱いです。おかしいですね。楽しかったのに、なぜ私は泣いているのでしょう?
冗談です。さすがの私にだってこれくらいは分かります……寂しいのです。大好きな皆さんと離れ離れになってしまうのが。
だから、私はこの言葉に精一杯の想いを乗せました。
「本当に、本当にありがとうございました!」
「「「大変お世話になりました!!!」」」
その後は、皆で作ったワインを皆で飲みました。
ラベルに記入されたヴィンテージを見ながら、この年はこんなことがあったね、なんて、思い出話にも花を咲かせました。時間が止まれば良いと初めて本気で思いました。
けど、楽しい時間はあっという間です。夜も明けて旅立ちの時が訪れてしまいました。
「我々にできることがあれば、何でもお伝えください。何を差し置いても必ず向かいます。」
「皆ありがとう。最高のブドウが、最高のワインができることを楽しみにしています」
そして、私を乗せた馬車は走り出します。私の姿が見えなくなるまで、皆は大きく手を振ってくれていました。
「さて、とりあえず隣国をぶらりと旅でもしてみましょう。貯蓄も少しはありますし、なにか美味しい物でも食べながら身の振り方を考えましょうか」
でも、今はすごく眠い。隣国といっても丸2日はかかる長旅です。今はただ、何も考えずにゆっくりと休みましょう。
そうして私は目を閉じました。
急な呼び出しをいただき、何事かと思ったら、まさに晴天の霹靂でした。
この方はグリアム様。
城内で人員の配置を担当されている、とてもお偉い方です。
「あら、それは残念です……理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
冷静さを装いつつも内心では混乱していました。何か不手際があったのかと、ぐるぐると定まらない思考に耽ってしまいます。
「お前のような田舎者に、この城の名を冠するワインを作っては欲しくないということだ。しかもワイン部門の統括責任者だと?馬鹿げている」
「そう申されましても……私は辞令に従っただけですので」
「黙れ!減らず口を叩きおって」
いいか!と憤りを隠さず、グリアム様はお話を続けられました。
「お前も知っての通り、この国はワインの輸出によって莫大な富を築きあげてきた。ワインは、我が国の経済を支える最も重要な位置づけ、象徴《シンボル》なのだ。だというのに、その統括責任者がお前のような田舎出身で気品のかけらもない小娘だと?他国からもいい笑いものだ」
小娘、とは少々複雑ですね。顔立ちが幼いのは仕方のないことかと。
「はあ。私の生い立ちはひとまず置いておいて。後任の方はお決まりなのでしょうか」
「ふん、教えてやる義理もないが良いだろう。クーラだよ。お前も知っての通り、副統括責任者だ。適当な人選といえるだろう」
クーラ様ですか?……ああ、思い出しました。とてもお綺麗な方でしたね。ただ残念なことに、お話をしたことがほとんど無かったので忘れていました。
あの方は、虫が苦手だとブドウ畑にはお顔を出されていませんでしたし。それに、アルコールの匂いがきついからと醸造所でもお見かけしたことがありませんでした。私の主な作業場でもある、研究所にもいませんでしたし。
普段はどこにいらっしゃったのかしら?
「そうですか、残念です。今年は過去に類を見ない素晴らしいワインができそうでしたので」
「そんなことは知ったことか。どうせ今までもこの国の持つ素晴らしい土壌や天候に頼ってワインを作ってきたのだろう。この地があれば、誰にでもできるのだよ。たまたま、お前の作った変わり種が評価されたからといって、いい気になるなよ!」
「はあ。誰にでもですか……」
それに、変わり種とは随分な言い方ですね。作るの、すごく大変でしたのに。
「理解したか?なら、さっさと荷をまとめて明日の朝にでもこの城を立ち去れ」
どうやら、これ以上の対話は不可能なようですね。
「承知いたしました。それでは明日にはこのお城を出ていきます。長い間お世話になりました」
グリアム様ったら、こちらを見てもくれませんのね。片手で小動物を追い払うような動作をしていらっしゃる。さすがに傷つきます。
グリアム様の部屋を出ると、一人の美しい女性と目が合いました。私を嘲笑うかのような表情で見つめています。おや、クーラ様でしたか。
「こんにちは。クーラ様」
「あら、ごきげんよう。どうかされましたの?ひどく落ち込んだ表情をされていますわよ」
「ええ。実は本日付けでお城をクビになってしまいまして」
あら!と、白魚のような御手でご自分の口元を覆われました。
「それは驚きですわ。その件で、私もグリアム様に呼ばれたのかしら?」
あらあら、声が弾んでとても嬉しそうです。何か良いことでもあったのでしょうか?
「ええ、そうだと思います。私の後任は、クーラ様になるとおっしゃっていましたので」
「そんな大役が務まるか不安ですわ。ですが、後任として一生懸命頑張らせて頂きますわね」
「仲間の皆様を、ブドウをよろしくお願いいたします」
激励を兼ねて握手を求めましたが、急いでいるからと断られてしまいました。土にまみれたこの手で、あの柔肌に触れようとするのは失礼でしたでしょうか?
─グリアム執務室─
「やあ、クーラ。よく来たな」
「グリアムさまぁ。この度は無理を聞いて下さり感謝いたしますわ」
甘い声色を出しながら、クーラはグリアムのすぐ横に腰かけると、そっと自身の両手を彼の太腿へと乗せた。
「私にかかればこのくらい容易いことだ。今年はあの小娘の言う通り、過去に類をみないワインができるだろう。素晴らしい天候に恵まれているからな。国内のみならず、他国からの評価もかなりのものになるだろう。そうなれば、手柄は統括責任者のお前と、そんなお前を推薦した私のものになる」
「ええ。ご期待に添えるよう全力を尽くしますわ」
「そうだ。私の為に励めよ」
「……はい!」
クーラは我慢できないと言わんばかりに、グリアムへと抱き着く……そして、嗤った。
(フフフフッ)
歪んだ笑み。それが溢れ落ちるのを我慢できなかった。こんな顔を見られるわけにはいかない。
この男を利用して、やっとこの地位まで登り詰めた。あの邪魔だった田舎者を遂に追い出せたんだ。この私を差し置いて目立ちやがって!以前から目障りだったのよ。
でも、それも過去のこと。これで私がこの国の顔になるのね。近い将来訪れる未来に想いを馳せて、恍惚とした表情を浮かべてしまう。ああ、ワインのリリース時にはインタビューをいくつも受けることになるだろう。美しいワインの作り手として、その名はきっと他国にまで及ぶことになる。
農業などという芋臭いものに興味はない。しかし一国の経済を支えるアイテムなのだから、そこは妥協してやるか……婚約者には王侯貴族の中から、吟味して飛びきりのを選ぼう。そう、私の将来は約束されたも同然だ。
(その際は、この男もさっさと切り捨てる)
「グリアムさまぁ~」と耳元では甘い声で囁きながらも、彼を見下す目は、一層冷たく鋭利なものへと変わっていく。
その視線の先には、窓辺に飾られた白い薔薇と何故か伏せられた写真立てがあった。
◇ ◇ ◇
「これで全部かしら?」
グリアム様に、明日の朝には出ていくようにと言われてしまいましたので、自室に戻り荷造りを行っていましたが、ようやく終わりました。すっかり深夜になってしまいましたね。
(コンコンコン)
あら、ノックの音。誰かしら、こんな時間に?
「どうぞ、お入りになって」
「失礼します」
「あら、どうしましたか?皆様お揃いで」
扉を潜ってきたのは、私が統括責任者を務めていたワイン部門の方々でした。
「聞きましたよ。今日でお辞めになると」
「どうして教えて下さらなかったのですか?」
「私は一体、これから誰にワイン作りを教わればよろしいのですか!?」
あらあら、矢継ぎ早に質問されましても、私の口は一つだけですし、困りましたね。
「落ち着いてください。皆さん。まず最初に……」
私は深々と頭を下げました。
「ごめんなさい。私も今日初めて告げられたのです。皆様への挨拶は、明朝に伺おうと思っていました。だって皆さん、いつもお忙しくて疲れているでしょうから」
「水臭いですよ。それに、一番忙しいのはあなた自身じゃないですか」
ルーチェ。私の右腕なんて呼ぶのはおこがましいですが、本当に色々と手伝ってくれましたね。私が悩んでいる時はずっとそばで話を聞いてくれた。すごく頼りになる男性です。
「何のために私たちがここに来たと思っているんですか?」
ジーラ、あなたのワインに対する情熱は、もしかしたら私以上かもしれません。果汁を発酵させている時、毛布1枚にくるまって問題がないかと一晩中、樽の中を我が子のように見守っていましたね。あなたはきっといい母親になります。
「「今晩は夜通し呑みましょう、イラリア様」」
他のみんなも本当にありがとう。ここで皆と働けて本当に楽しかった。何かと至らない私を今日まで支えてくれて……本当に。
「あっ……ッッ……!!」
瞼の奥が熱いです。おかしいですね。楽しかったのに、なぜ私は泣いているのでしょう?
冗談です。さすがの私にだってこれくらいは分かります……寂しいのです。大好きな皆さんと離れ離れになってしまうのが。
だから、私はこの言葉に精一杯の想いを乗せました。
「本当に、本当にありがとうございました!」
「「「大変お世話になりました!!!」」」
その後は、皆で作ったワインを皆で飲みました。
ラベルに記入されたヴィンテージを見ながら、この年はこんなことがあったね、なんて、思い出話にも花を咲かせました。時間が止まれば良いと初めて本気で思いました。
けど、楽しい時間はあっという間です。夜も明けて旅立ちの時が訪れてしまいました。
「我々にできることがあれば、何でもお伝えください。何を差し置いても必ず向かいます。」
「皆ありがとう。最高のブドウが、最高のワインができることを楽しみにしています」
そして、私を乗せた馬車は走り出します。私の姿が見えなくなるまで、皆は大きく手を振ってくれていました。
「さて、とりあえず隣国をぶらりと旅でもしてみましょう。貯蓄も少しはありますし、なにか美味しい物でも食べながら身の振り方を考えましょうか」
でも、今はすごく眠い。隣国といっても丸2日はかかる長旅です。今はただ、何も考えずにゆっくりと休みましょう。
そうして私は目を閉じました。
135
あなたにおすすめの小説
【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立
黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」
「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」
ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。
しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。
「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを!
伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。
これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
勇者パーティを追放された地味な器用貧乏は、 魔王軍の女騎士とスローライフを送る
ちくわ食べます
ファンタジー
勇者パーティから「地味、英雄譚の汚点」と揶揄され追放された器用貧乏な裏方の僕。
帰る場所もなく死の森を彷徨っていたところ、偶然にも重傷を負った魔王軍四天王で最強の女騎士「黒鉄剣のリューシア」と遭遇する。
敵同士のはずなのに、なぜか彼女を放っておけなくて。治療し、世話をし、一緒に暮らすことになった僕。
これは追放された男と、敗北を重ね居場所を失った女の物語。
国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。
樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。
ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。
国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。
「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
婚約破棄された「無能」聖女、拾った子犬が伝説の神獣だったので、辺境で極上もふもふライフを満喫します。~捨てた国が滅びそう?知りません~
ソラ
ファンタジー
「エリアナ、貴様との婚約を破棄し、この国から追放する!」
聖女としての魔力を使い果たし、無能と蔑まれた公爵令嬢エリアナ。
妹に婚約者を奪われ、身一つで北の最果て、凍てつく「死の森」へと捨てられる。
寒さに震え死を覚悟した彼女が出会ったのは、雪に埋もれていた一匹の小さなしっぽ。
「……ひとりぼっちなの? 大丈夫、私が温めてあげるわ」
最後の手向けに、残されたわずかな浄化の力を注いだエリアナ。
だが、その子犬の正体は――数千年の眠りから目覚めた、世界を滅ぼす伝説の神獣『フェンリル』だった!
ヒロインの淹れるお茶に癒やされ、ヒロインのブラッシングにうっとり。
最強の神獣は、彼女を守るためだけに辺境を「極上の聖域」へと作り替えていく。
一方、本物の聖女(結界維持役)を失った王国では、災厄が次々と降り注ぎ、崩壊の危機を迎えていた。
今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくる王子たち。
けれど、エリアナの膝の上には、甘えん坊の神獣様(執着心MAX)が陣取っていて――。
「聖女の仕事? いえ、今は神獣様とのお昼寝の方が忙しいので」
無自覚チートな聖女と、彼女にだけはデレデレな神獣様による、逆転溺愛スローライフが幕を開ける!
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
スキル『農業』はゴミだと追放されたが、実は植物の遺伝子を書き換える神スキル【神農】でした。荒野を楽園に変えて異世界万博を開催します!
黒崎隼人
ファンタジー
「そのスキル『農業』?剣も魔法も使えないクズはいらん、失せろ!」
勇者召喚に巻き込まれて異世界へ転生した植物オタクの青年カイルは、地味なスキルを理由に王都を追放され、死の荒野へと捨てられた。
しかし、誰も知らなかったのだ。
彼のスキルが、ただの農業ではなく、植物の遺伝子さえ書き換え、不毛の大地を瞬く間に聖域に変える神の力【神農】であることを。
荒野を一瞬で緑豊かな楽園に変えたカイルは、伝説の魔獣フェンリルを餌付けして相棒にし、傷ついた亡国の美姫ソフィアを助け出し、自由気ままなスローライフを開始する。
やがて彼が育てた作物は「エリクサーより効く」と評判になり、その噂を聞きつけた商人によって、彼の領地で世界規模の祭典――『異世界万博』が開催されることに!?
一方、カイルを追放した王国は深刻な食糧難に陥り、没落の一途をたどっていた。
「今さら戻れと言われても、この野菜は全部、俺とソフィアのとフェンのものですから」
最強の農民が送る、世界を揺るがす大逆転・万博ファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる