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三十三話 嬉しい変化
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セシリオは練習後部屋に戻り、ふいにあのルイの言葉を思い出していた。
「あれは、なんのことを言ってたんだろう……あ」
最近しなくなったこと、特に最近ルイとしなくなったことは一つしかない。
セシリオの被虐趣味だ。
たしかに最近はめっきり虐げられたい欲求が鳴りを潜めていた。
以前は数日に一回はしないと耐えられなくなるぐらいだったのに。
どうしてだろうか。もしかしたら連日の練習で疲労しているからだろうか。いままで疲労して被虐欲求が抑えられたためしはないが。
もしかしたら、練習そのもののおかげかもしれない。
ルイと練習しているあいだは、ふんわりと柔らかくて暖かいもので胸が満たされるような感じがする。
たぶんセシリオはうれしいのだ。ルイが、セシリオを見てくれているのが。下手なら下手といって、うまくできるとほめてくれる。その当たり前のことがうれしいのだ。
「もう、これを使う必要もなさそう」
セシリオは棚にしまってある箱を見つめた。
これはセシリオが被虐欲求を満たすために使っていたものだ。
一人で使えるものをこっそり用意した。
ルイだってあんな暴力的なことは進んでしたくないだろうし、セシリオの被虐欲求が収まったのはよかったことだと言えよう。
その日、いい気分で眠りについたセシリオはとっても幸せで温かい夢を見た。
「あれは、なんのことを言ってたんだろう……あ」
最近しなくなったこと、特に最近ルイとしなくなったことは一つしかない。
セシリオの被虐趣味だ。
たしかに最近はめっきり虐げられたい欲求が鳴りを潜めていた。
以前は数日に一回はしないと耐えられなくなるぐらいだったのに。
どうしてだろうか。もしかしたら連日の練習で疲労しているからだろうか。いままで疲労して被虐欲求が抑えられたためしはないが。
もしかしたら、練習そのもののおかげかもしれない。
ルイと練習しているあいだは、ふんわりと柔らかくて暖かいもので胸が満たされるような感じがする。
たぶんセシリオはうれしいのだ。ルイが、セシリオを見てくれているのが。下手なら下手といって、うまくできるとほめてくれる。その当たり前のことがうれしいのだ。
「もう、これを使う必要もなさそう」
セシリオは棚にしまってある箱を見つめた。
これはセシリオが被虐欲求を満たすために使っていたものだ。
一人で使えるものをこっそり用意した。
ルイだってあんな暴力的なことは進んでしたくないだろうし、セシリオの被虐欲求が収まったのはよかったことだと言えよう。
その日、いい気分で眠りについたセシリオはとっても幸せで温かい夢を見た。
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