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三話
「んぅ…」
「あ、目が覚めましたか?」
ミシェルが目を覚ますとそこには赤い瞳の男がいた。
「ひっ…」
「良かった…もう目を覚まさないかと思って心配したんですよ」
男はそう言ってミシェルの頬を撫でる。
男の手は驚くほど冷たかった。
「ここ、どこですか…?それに、あなただれなんです…?」
「言いませんでしたか?ここは魔界で僕は悪魔。もしかして名前を聞いてるんですか?だとしたら僕はシンです」
魔界、悪魔…
なにもかもが信じられない。
ミシェルは悪夢を見ているような気がした。
しかし、これは夢ではない。
「はぁ…あなたをこの部屋で抱くことを何度夢見たことか…」
「ふ、なにっ…」
シンはミシェルの神父服のボタンをひとつひとつ外していく。
「脱がせにくい服ですねぇ」
「なんで、脱がせるんですか…?」
「決まってるでしょう。あなたを抱くためですよ」
抱く、と言う言葉の意味を理解していないミシェルは首を傾げるばかりだ。
抵抗しないでいるうちにミシェルはあっという間に裸にされてしまった。
「っ…僕を食べるんですか?」
「え?」
ミシェルは自身の身体を守るように抱きしめた。
「ふふ…まぁ、食べるんですけど、あなたが思ってる食べる、とは違うと思いますよ」
「え…」
ミシェルのぽかんと空いた口にシンは無遠慮に指を突っ込んだ。
「ん、うぐぅ」
「舐めて」
なんでこんなことを。
わからないまま抵抗するのも恐ろしくてできなくて、ミシェルは大人しく指を舐めた。
「む…んぅ」
「はは…いい光景ですね」
ちらっとシンを見上げると赤い瞳がミシェルを見つめていた。
背中がぞくぞくとして、ミシェルは目を逸らした。
「もういいです」
「ん、ぷぁ」
ずる、とシンは指を引き抜くと、次はあらぬところに触れた。
「な、なんでそんなとこ…」
「この小さい穴に僕のを入れるんですよ」
「へ…?」
ミシェルの唾液を纏った指がお尻の穴に入れられた。
「ひっ…」
「力抜いて」
猛烈な違和感にミシェルは震えた。
シンは探るようにミシェルの腸内で指をうごめかす。
「ん…ぁあ」
「…ここ、きもちいいんですか?」
シンがミシェルのナカのぷっくりとしたらところを押した。
「あ、あぁあ…だめぇ」
「ふっ…天使って、快楽に弱いんですね」
ナカを弄る指が意地悪くうごめく。
「う、なんで…そんなことっ、するのぉ」
「泣かないで下さい。興奮する」
ぐずぐずと泣いたミシェルが零した涙をシンが舐めとる。
「ねぇ、天使が処女童貞って本当なんですか…?」
「しょじょ、どうてい…?」
「もしかして、言葉の意味も知らない?」
こくん、とミシェルは頷いた。
「ここに何が入れたり、これを誰かに入れたりしたこと、ありますか?」
シンがそう言いながらミシェルの下半身を触ると、ミシェルはぴくん、と体を震わせて、今度はふるふると首を横に振った。
「はは…たまんないな」
じゃあ、ここに入れるのは自分が初めてと言うことだ。
「な、なにするつもりなんですか…?」
「天使様の頭がぐちゃぐちゃになって、堕ちるとこまで落ちちゃうようなこと、ですよ」
「てんし…?僕は人間で…」
「いえ、貴方は天使です」
ミシェルは何が何だかわからず頭を振った。
「もうやだ…僕を教会に戻してっ…」
(僕は天使様ほど神聖な存在じゃない…ほんの少し神からの加護が与えられただけの人間なのに……この人は何を言っているの?堕ちるって、どういうことなの…?)
「戻しませんよ。あなたはこれからずぅっと、魔界で僕と暮らすんです」
この世の闇を集めたように澱んだ目。
ミシェルの背中に怖気が走る。
「そのためにも、貴方には孕んでもらわないと」
「え……ひ」
ぴとり、とお尻に何かがあてがわれた。
「なに、それ…」
「なにって…見たらわかるでしょう?」
(見たら分かるけど…分かるけど、大きすぎない!?あんなの普通じゃないっ…)
あんなものを入れられたら大変なことになる、そう思ってミシェルは逃げようとしたが、腰をしっかりと掴んだシンの手がそれを阻んだ。
「逃しませんよっ…!」
「んぎっ」
ミシェルを引き寄せた勢いのままシンはミシェルの中に己のものを突っ込んだ。
「きっつ…」
「あ…ぅ、いたぃ、くるしいっ…」
あまりの激痛と圧迫感にミシェルは涙をこぼす。
しかし、ミシェルの涙を見てシンは楔を大きくする。
「う、おっきくしないでぇ」
「貴方が煽ったのがいけないんですよ」
シンがゆっくりと腰を引く。
ふ、ふ、とミシェルはなんとか息をするので精一杯だ。
「絶対に孕ませてやる…」
「へ…ひあぁぁあ!!」
ごちゅ、と体の奥深くまで熱いものが突き立てられる。
「う、やだぁあっ…やめ、やめてぇ!!」
「辞めませんよ。あなたが僕の子を孕むまで」
(はらむ…?僕、男なのに?)
でも、こんなに大きいもので、奥深くに出されたらできてしまうかもしれない。
悪魔の子を孕んだら、どうなるのだろう。
「ちょっと、考え事とは余裕ですね」
「ひぅ、あっ…ごめんなしゃ…ふぁ」
ミシェルの思考はシンが腰を振るたび溶けていく。
「んぁあ!う、もっ…だめ、だめなのっ…」
「僕の子を孕んでください」
「うっ…あぁあ!だめ、うぁ…あかちゃん、できちゃうぅ」
激しく腰を振られてミシェルは縋り付くようにシンに抱きついた。
「っ…だしますよ」
「ぁああああ!!」
どくどくとナカに温かいものが注がれる。
「ふ…ぅう」
「こら、まだ寝ちゃだめすよ」
「へ…」
意識が飛びそうになったのをシンに頬を叩かれて戻される。
「僕の子どもを孕むまで離しませんので」
「へ、やっ…やだぁ」
ベットの上を這いずってミシェルは逃げようとするが、シンに腰を掴まれ引き寄せられる。
そうしてまた強引に挿れられて、ミシェルが泣いて叫んでもシンは止めるどころかますます興奮してミシェルを抱き潰したのだった。
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