気がつけば彼に抱かれていました

美凪ましろ

文字の大きさ
23 / 27
第四部――『なによりも大切なこと』

◇2

しおりを挟む


 赤子の泣き声に揺さぶられ、ゆっくりとまとまらぬ意識を浮上させる。慣れているゆえ無意識のうちにお腹のうえの我が子の背中に手を添え。からだを起こして抱っこの体勢に入る――

 はずが。

 ふ。とお腹のうえの我が子が逃げていく。――あれ。綾乃は疑問を声に出した。見れば。

「いつ――帰ってきたの」

 生まれて初めて、我が子を抱っこする夫の姿があった。「ついさっき」と丈一郎。

「飲み会から帰ってきたら優香が泣いてるのが玄関で聞こえてさあ。手ぇ洗って慌てて走ってきたんだよ。……綾乃おまえさあ」

 不慣れな手つきで我が子を抱っこし直すと気遣わしげに丈一郎は綾乃を見つめ、

「……向こうでちょっと、寝てきたら? 優香のことはおれに任せて」

 ――は。

 なにを言っているのだろう。いったいこのひとは誰なのだろう。こんなふうに――目を合わせて話すのなんていつぶりだろう。様々な疑問が渦となって綾乃の頭をよぎるが。ひとまず。

 手早く優香のおむつだけを取り替えると、綾乃は、夫の勧めに応じた。

 日頃使わない客間に丈一郎の布団が置いてある。あまりに頻繁に泣く我が子のせいで丈一郎を夜中に起こさぬよう、妻としての配慮だった。布団を適当に敷き、ひとまず横になる。静寂。――が、訪れてくれれば完璧、なのだったが。

 案の定、離れた寝室のほうからは赤子の泣き声が。「優ちゃん。けいちゃん……」

 だが。

 立ち上がれないほど疲弊した自分自身を感じるのも事実だった。消耗して摩耗して削られた靴底のように。自分が雑巾だったとしたら絞っても出るものが一滴も残っていない。元気が枯渇している。仮に、アントニオ猪木や蝶野正洋にビンタされたとしても即座に意識を失う自信がある。――けいちゃんならいってえ! と悶絶して観客を沸かすだろう、月亭方正のように。そんなけいちゃんが『任せて』と言っているのなら、頼るのも手。休めるのは――いましかないのだから。そうすると。

 久方ぶりに安堵が彼女の元を訪れる。任せられるひとがいるというのは、なんと頼もしいことなのだろう……。

 渇いた大地に水が染み込むように、丈一郎の初めての気遣いが綾乃のなかに染み渡った。その感触を味わいながら、綾乃は、自然と溢れ出てくる涙を拭いもせず、静かに、自分のなかから生み出される様々な感情をこころの奥へと流し込み。まぶたを、おろした。

 ブラックアウトはコンマ一秒でやってきた。JOYのCMでお馴染みの高田純次も驚きの速さだ。

 汗だくで綾乃は目を覚ます。……一気に、三時間も眠れた。連続でなんの邪魔もなく眠れ、頭がすっきりと冴えていた。ネットサーフィンもしてみたいという余裕もあるくらいだった。綾乃は、あたたかな布団を離れると暗い廊下を手探りで寝室の方向へと進む。電気を点けて丈一郎や優香を起こしてしまうのも悪いと思ったゆえ。素足なので床がとても冷たかった。冬の空気は冷えていた。静かな寝息が揃って聞こえることからして、ふたりとも、寝ている。――さて。

 綾乃は夜中に授乳をしている。もし客間に再び戻って綾乃が眠りこけてしまい、優香が泣いたらば綾乃の反応が遅れ、寝ている丈一郎を起こしてしまう事態となる。因みに優香を客間に連れて行くという選択肢はない。優香がラッコ抱きじゃないと寝ないのも理由のひとつだが、特定の場所じゃないとこの子は落ち着いて長く眠れない傾向にある。真夜中の暗い廊下を幼子を抱っこしながら進むのも危険だ。かといって。

 一枚の敷布団に優香はゆったりと、丈一郎は窮屈そうに手足をはみださせて寝ている。綾乃が入り込むスペースなど皆無。はて。どうしたものか……。

 と、突っ立ったまま顎先に手を添えて考え込んでいれば。――ふ。

 ぎゃあ。おぎゃあ。おぎゃあおぎゃあ……!

 手足を突っ張らせ優香が泣き始める。慌てて綾乃は優香の横に回り込み、膝の上に乗せて抱き、片手で自分の胸元を開く。すると。

「――ん。優香起きたの……?」

 頭をぼりぼり掻きながら丈一郎が身を起こす。辺りを見回すと綾乃に気づき、「大変だねえ」と話しかける。すると綾乃は我が子に目を落としたまま、

「――まあ。みんなこんなもんだよ。

 確かに。うちの子は、他の子よりも、よく泣く傾向にあるけどまあ、からだに異常があるわけでもないし。元気に育っているわけだから。心配ないと思うよ……」

 実を言うと実家で。と綾乃は言い足す。「あんまり泣くから大丈夫なんですかこの子ーって小児科駆け込んだこともあるんだけど。

 そんなもんですよ。

 の一言で、帰された……」

「ははは」声を立てた丈一郎が笑いを止める。……例えば。授乳中にスマホをいじる母親も世の中にはいるようだが――

 赤ちゃんを授乳できる期間など限られている。限られたこのときを大事にしたい。ゆえに。

 綾乃は、授乳中は赤ちゃんを見続ける主義だ。ごく、ごく、ごく……。自分のなかの大切ななにかが赤ちゃんに届けと願いながら。穏やかに見守る女神の表情。母子の織りなす神聖な瞬間。それを目の当たりにして丈一郎は笑いを口許に収めたのだった。

「授乳。夜中に何回してんの?」と丈一郎。

「二三回くらい……。多いときで、22時と0時と3時と6時。そっから7時8時にすることもあるよ。十時間のあいだでマックス7回ペース」

 暗闇のなかで丈一郎がえっ、と大きく息を飲む音が響いた。「……てことは、なに。綾乃、全然、通しで眠れてないってこと?」

「母乳の出はいいんだけど。一回で飲める量がこの子はちょっぴり少なめだったから。それもあってよく泣くみたい。頻回過ぎる授乳のおかげで成長曲線には問題ないんだけど。ただまあ、あんまり頻繁すぎるとお母さんが大変だから、ちょっとずつ時間をあけて、たくさん飲ますようにとアドバイスは受けた。つか自然にそうなっていくんだって。

 ……この子の場合はたぶん、その進行速度がちょっと遅いみたいだけの話。

 体重も何度も計っているし、わたしの母乳の出と赤ちゃんの口の相性がどうなのかってのも入院しているときにちゃーんと見てもらった。乳頭吸引器は不要。母乳はじゃーじゃー出るってレベル。で向こうにいるあいだに優香の飲みもだいぶ改善された。優香が泣いてても飲まさないときがあるのはそれが理由。……7時と8時にあげたらさすがに9時にはあげないって程度の決め事は作ってるよ」

 やけに食いついてくる丈一郎に戸惑いつつも冷静に綾乃が状況を伝えると、

「じゃ、おれ。客間から布団取ってくるわ」と丈一郎が腰を浮かせる。「おれ。今日からこっちで寝るわ。授乳するの、近くで見るか寝てるかだけでなんも力になれんけど、いないよりかマシだろ? ……綾乃が準備するあいだ、抱っこしててやれるかもしれないし」

「いいけど……」丈一郎は既に起立して向かう体勢だ。「でも。泣き声うるさいし、丈一郎の仕事に支障でも出たら……」

「そしたらそんとき」きっぱりと彼は答える。「どうしても無理、ってなったら、そんとき考える。いまは――

 綾乃と優香と、一緒にいたい。

 普段、なかなか居られないぶん……。

 これまで、居られなかったぶん、ずっと、な……」

 静かに涙を流す綾乃にはどうやら気づかず、くるりと背を向けた丈一郎は颯爽と歩きだす――つもりが。

 うわっ、なんだこれおれ全然寝ぼけてんわ。

 千鳥足になり挙句すっ転んでしまったから綾乃は笑ってしまった。受け身を完璧に取れる彼のことだから心配はないと思うが。

 綾乃と優香のいる寝室に丈一郎が自分の布団一式をセットし終えた頃には、綾乃は、身を立てて、静かに再び眠りだす我が子の背をさすっていた。できることなら、げっぷは、出させたい。だが今回は、なんだか無理そうだ……。

 諦めて母子ともに横になる。すると。

 五ヶ月ぶりに並んで寝そべり目を合わせる状況。丈一郎が――こっちを、見ている。

 静かに、星のかがやくような美しい瞳で。――こんなに。

(瞳のきれいなひとっているんだなあ……)

 感動すら覚える美しさ。友人時代、それに恋人時代。彼の瞳の綺麗さと、男らしい、決断力のある性格に、密かに魅了され続けたことを、いまここで綾乃は思い出した。思い返すことができた。

 丈一郎は視線を外さない。「なぁに?」と綾乃が訊いてみると……、

「ごめんな」眉を下げて丈一郎は詫びる。「おれ……。

 綾乃のこと、全然見れてやれなかった……。

 綾乃に任せきりにして、それでいいって思い込んでた。

 ひどいよな。家族なのに。許してくれとは言わない。でもおれ。――」

 変わるから。

 人間は、強い決意を口にするときにちからがこもる。発声した丈一郎は、我が子をお腹に乗せたまま、眠る間も母親業に勤しむ最愛の妻へと手を伸ばす。――伝わるようにと。

 これからの彼女が、これ以上苦しむことのないようにと――願いを込めて。

「けいちゃん……」彼女は涙声だ。だが。いまの彼女は延々と話し続けられる状況下にない。そこで丈一郎は、先ず、現状を変えるための提案をした。

「粉ミルクに変えるってのも手じゃね? 授乳間隔を伸ばすために。あれやると三時間おきになるんだろ」

 ああ、と綾乃は口を開けた。「あげたこともあるんだけど……。優ちゃん、哺乳瓶の口のゴム臭さがいやみたいで。すぐ顔背けるの。

 夜の授乳頻度を少なくするために、何度かミルクをあげてはみたんだけど、……ちょっと飲んで顔をしかめてほとんど残す。その繰り返しだと、いちいち夜中に台所立つのもばからしいし、だったら授乳するほうが全然楽って結論に陥って、……以来。試さずにいる」

「最後に粉ミルク試したのいつ?」

 ――母子の様子に目を向けなかった割りにはやけに育児に詳しい。疑問を感じつつも、綾乃は口を動かした。「一ヶ月前、くらい、だったかな……。こっち来る直前で、辞めた」

「じゃあさ。明日」まっすぐ。突き抜けるかのような目線を丈一郎は綾乃へと注ぐ。「おまえにもし元気があれば、出かけて貰って、ほんで留守のあいだに粉ミルクおれがあげてみる、ってのは、どう? ……もし不安があるなら、搾乳したのを哺乳瓶であげてみてもいいし。というのは。

 おれの先輩も。二ヶ月だか三ヶ月目だかで赤ちゃんが嫌がってあげなかったらしいんだけど。六ヶ月目で母親の服薬のために完ミに替えなきゃならなくってそれで父親があげてみたら――。

 びっくりするくらい、飲んだって話だぜ?」

 丈一郎の提案にはそそられるものがある。美容室。最後に行ったのは一ヶ月検診が終わった頃にようやく。でさっぱりした頭で実家に戻ればまた例のシッターに、「あらまー。都会の奥様! って感じやねえ。優香ちゃん。ママ来たからもう寂しないよ」と言われる始末。……綾乃が外に出たのは検診を除けばその一回きりだ。『お帰りなさい』『似合っとるわね』『優香ちゃん元気にしておったよー』何故その程度の気遣いが口に出せぬのか。わざわざ『優香が寂しがっていたこと』など伝えては、リフレッシュしてきた母親を追い込むだけではないか。悪いことをしてきたわけでもないのに。とことん、あのシッターとは波長が合わなかった。

「美容室、行きたい……」綾乃は正直な願望を口にする。「でも。……予約取れるか、分かんないし。わたしの行きつけのとこ、結構、人気、高いから……」

「そしたら美容室には朝イチで電話して行けたら行くとして。もし明日無理ならまた別の日に予約すればいんじゃね?」

「そんなに、……わたしの頭、ひどい?」綾乃は手で髪を押さえる。「なこたねえけどよ」と丈一郎。

「なんか馴染みじゃないところで切ってもらったって感じがおれの目にはまるわかりだから。

 いつもの店で切ってもらったらなんか気分も変わんじゃね?」

 ――これは。

 塞いでいる綾乃を元気づけるための行動なのか。

 久方ぶりに触れる丈一郎のやさしい言動に、綾乃は、困惑する自分自身も、感じていた。大部分は彼の考えのほうに引っ張られているのだが……。

 沈黙する綾乃に丈一郎は言葉を畳み掛ける。綾乃は、できれば、すぐさま寝かせてやりたい状況だ。彼女はまた三時間後には起きなければならない。「それか。明日さ。

 いつもの珈琲屋でなんっも考えずに頭ぼーっとさせる。……そんだけでも。

 なんか違えんじゃねえの? 元気があんなら夕方くらいまで出かけてたっていいぜ?

 飯は、おれが作る。麻婆豆腐とカニ玉で良ければな。

 もし母乳の出がよくなる惣菜とかあれば、別に買ってきてくれると助かる」

「じゃあ、そうする……」丈一郎が綾乃へと身を寄せる。やさしく彼女の頭の後ろに手を添え、

「おれのために。優香のために。頑張っててくれて、ありがとう。

 自分のことは二の次……。どころか。

 自分の好きなことなんか全然してねえだろう? ――明日は。

 お母さん業からちったあ開放されな。――泣いたら優香はおれがミルクをやる。ミルクが足りなければおれが抱っこ紐で優香連れてってドラッグストアに行けばいいだけの話だろ?

 それでも泣くならひたすら抱っこする。ベランダで、綾乃がやってたみたいにな。……てこれ、近所迷惑か? でも結構うちの階赤ちゃん多いよな。夜中割りと廊下から泣き声聞こえてくるぜ。赤ちゃんてか乳児も多いみたいだな。四人はいると見た」

「えっそうなの?」と綾乃。綾乃はさきほど熟睡できたゆえ全く気づかなかった。妻としては、夫である丈一郎に快適な睡眠を与えたいがために、客間での就寝を勧めたのだが。丈一郎いわく、上下階の足音を除けば防音ほぼ完璧のマンションといえども。廊下側と接する客間の壁は厚いが窓は薄いので『聞こえてしまう』とのこと。

 ……ひょっとしたら。彼は。寝室のほうから聞こえてくる我が子の泣き声と。窓のほうから聞こえてくる他人の赤ちゃんの泣き声の二重奏。かつ、家庭内での孤独。豹変した妻。……相当、苦しめられていたのかもしれない――。仮に、そうだったとしても、絶対に不満を述べ立てる性格のひとではないのだが。けいちゃんは。けいちゃんも。

(我慢、――してたんだ……)

 自分はなにを見ていたのだろう。当たり散らすばっかりで。寝室で寝かしつけをしているのに居間で大音量でライブ映像なんか見てる丈一郎の態度に怒りで頭を沸騰させ、いい加減にしてよ! 大きな音を立ててドアを閉め、――自分の世界に、閉じこもっていた。自分が怒るのは正当な理由があったのだがほかにもっとやり方があったのかもしれない。

 自分がなにに対して追い詰められており。なにに対して怒っているのか説明するだけでも――違ったろうに。

 ときに、夫婦関係を維持させるうえで、不満を定期的に噴出させるのも効果的ではある。でなければ一生相手は気づかない。権力のバランスがパートナー同士であまりに不均衡では、平穏な結婚生活の維持は難しい。

 ――貞淑な妻はしたたかである。表面上は『夫に従順な妻』を演じつつも裏で夫をコントロールする妻の多いこと。気づかぬ夫の多いこと。……滅多に怒らぬ夫というのは大概仕事において絶対的なプライドを抱いている。よってそこを突くのはどんな場合でもアウト。必ずや相手を傷つける台詞もアウト。敵に回すのではなく味方につける手法は新しい環境で友達を作るときとおんなじ。生活する上でどうしても我慢できないことのうえから二番目辺りから小出しにしていくのがコツである。ときには、一撃で仕留めるのもアリだが。ハンターのごとく。――結婚とは、見方を変えれば、権力維持の戦争である。伊藤整の指摘した通り。

 要は、自分が外でコミュニティで家庭内でどれだけの権力を維持したいのか。それを、『決める』ことである。居場所とはつまり権利である。自分のことを認めてもらえ、自分の主張する意見を通せるという。居場所を持てない人間は常に寂しさや妬みをお友達にして生きていく。なにも人間は必ずや結婚しなくてはならないという主張ではなく、『居場所を作る』行為が不可避なのである。それは、新たな家庭でも職場でも仲間うちでもウェブ上だけの付き合いでも構わない。居場所は自己肯定感に繋がる。他人を不必要に傷つける人間は、自己肯定感が低い。――さて。

 居場所にて覇権を維持するうえで必要なことはどんなことでもしなければならない。でなければ見くびられるか見下されるか。――夫に完全服従をし自分の意見を通さぬ妻も珍しくはないが。だが子どもがそれを見た場合にどう影響するか。長いスパンで物事を見ることも大切である。

 なんせ、結婚とは、これまで全く異なる環境で育ってきた男女同士が何十年と生活を生計をともに過ごさねばならぬ偉業だ。価値観のすり合わせが必須。新婚時代に喧嘩が多い夫婦ほどうまくいくのはそれが理由だ。かつての友達恋人であっても結婚となると話は別。どちらが早く起きてごみをまとめるのか――それだけでも立派な喧嘩材料にはなりうる。

 綾乃は、結婚すると誰もが経験する、その手のパートナーとの軋轢は結婚当初に通り過ぎたゆえ、もう来ないものかと思っていた。だが今回、里帰り先から戻ってきてから、そのバランスが、完全に崩れたかたちだ。こんなに互いの顔を見ずに過ごした期間など、いままでに、ない。

 自分が間違っていたとまでは思わない。が。

 自分の余裕のなさを理由を混じえて伝える余裕――が、なかったのかもしれない。

 どうやら、いままでの話しぶりを聞く限り。この短期間で。丈一郎は相当に育児について勉強をしたようだ。綾乃が戻ってきた当初は一切なにも知らない様子だったのに――。

 彼の熱情が、胸の中に染み渡る。添えられる彼の手に自分の手を重ね、

「――うん。

 じゃあ、甘えちゃって、いいかな……」

 すると丈一郎は穏やかに目を細め。久方ぶりとなるいつもの台詞にて、余裕をもって愛妻に応えたのだった。


 ――望むところよ。


 *
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

黒瀬部長は部下を溺愛したい

桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。 人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど! 好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。 部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。 スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

【完結済】25億で極道に売られた女。姐になります!

satomi
恋愛
昼夜問わずに働く18才の主人公南ユキ。 働けども働けどもその収入は両親に搾取されるだけ…。睡眠時間だって2時間程度しかないのに、それでもまだ働き口を増やせと言う両親。 早朝のバイトで頭は朦朧としていたけれど、そんな時にうちにやってきたのは白虎商事CEOの白川大雄さん。ポーンっと25億で私を買っていった。 そんな大雄さん、白虎商事のCEOとは別に白虎組組長の顔を持っていて、私に『姐』になれとのこと。 大丈夫なのかなぁ?

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

処理中です...