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08-【ダメ見本】中出しはやめましょう。
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「だ、大悟、痛い。…………お、おちんちんが」
それは、熟れた頭で精一杯考えた言葉だった。痛いと言えば触られることもなくなるだろうと。
でも。
何コレっ、この恥ずかしさッ!
こういうことに免疫がないだろう大悟に、ペニスなんて露骨な言葉が通じるだろうかという不安を、幼児語を口にする羞恥との天秤にかけた結果だった。
選択の余地なんかなかったけど、果たした挙句、救いようのない恥ずかしさに襲われた。
俺がセルフ羞恥プレイに悶えていると、大悟が掴んでいた俺の腰をぐいっと自分から引き離した。
「あああっ!!」
確かにペニスが硬い腹筋に擦られることはなくなった。
けど、今度は、アナルが……。
大悟から引き離されて不安定になった俺は、力が入らないままの腕を伸ばし、大悟の腕に必死に掴まった。後ろに倒れまいと、背中を丸めた不自然な姿勢を余儀なくされる。
その姿勢がダメだった。いくらか引き抜かれたペニスの位置も。
あたってるんだ。俺の一番感じる場所、前立腺に。大悟のペニスの、あの張り出したカリが。
カクンと、ひとりでに腰が揺れる。ドライに入る前兆だ。
少しの間を置きながら、カクン、カクン、と腰が揺れ続ける。そのたびに俺の身体は緊張と弛緩を繰り返し、大悟のペニスはそのカリで俺の弱みを擦り立てた。はっ、はっ、と短い息を吐きながら、ゆるりと頂上へと登っていく。
俺はこの行程が好きだ。この先にある真っ白な恍惚は、もっと好き。
でも、そんなことまでは、さすがの大悟でも知らなかったらしい。
突然、容赦のない突きあげを食らう。いや、正確には突きあげられたわけじゃない。これ以上ないほど、引きおろされたんだ。それでも、この衝撃は突きあげと同等か、それ以上だ。
薄く引き伸ばされたアナルが、ローションに濡れた大悟の下生えに擽られる。そのまま硬い腰に押しつけられて、これ以上入り込めない深みまで、大悟のペニスを押し込まれた。
奥までみっちり嵌められたかと思うと、今度は力強い腕に持ちあげられて、結合が外れるギリギリまで引き抜かれる。そのたびにローションが、ぐちゅりじゅぽりと、はしたない音を立てた。
リズムこそゆっくりで、その動きには気遣いを感じたが、大きさのせいか、いつもより妙に長く感じるストロークだ。
それだけなら、まだよかった。
「ああっ、大悟っ、だめっ、そこだめっ、やああっ」
狙ってる。これ、絶対狙ってるだろ。
わかっちゃったんだ。そこが俺の弱点だってことが。
見られてたんだ。大悟のカリに擦られて感じてたさっきの姿を。
「はあっ、やあっ、だいごっ、だいごぉ」
もう無理だ。限界が、手の届くすぐそこまで迫っていた。
でも、これを掴んでしまえば、きっとこの時間は終わってしまう。
いやだ。終わってしまったら、もう大悟には抱いてもらえないかもしれない。
だって、大悟はただ流されてるだけだ。大切にしていた親友に迫られて、その窮状に仕方なく。
こんなこと、二度はないかもしれない。だから、できるだけ長く、この時間を堪能したかった。
でも、それでも、思わず縋ってしまいたくなるほど、目の前に見える限界は強烈な誘惑だった。
強く押し込まれたときの、ジンと全身に伝播していくような緩い快感と、あそこを突かれるたびに、一段ずつ押しあげられていくような鋭い快感が、交互に訪れる。
これ以上は登れない。もうギブアップするしかない。
でも、でも。
「ああっ、大悟っ、もっとッ」
もっと抱かれていたい。もっと感じていたい。
まだ、終わりたくなかった。
「やああッ、だ、だいごっ」
ふたたび腰を抱き寄せられた。
大悟の手が俺の腰を離れて、俺の身体をぎゅうっと抱き締めてくる。大きなストロークは消え、自分の重みで沈んだ俺はアナルの奥の奥まで塞がれた。
胸も腹も合わさって、俺のペニスも押しつぶされて、そのまま大悟が俺を揺する。
俺も知らない最奥で、同じところを何度も小さく擦られて。それまで知らなかった、きゅうっと切なくなるような快感がアナルから全身へと散っていく。
「……ゆきなりッ……」
耳元で聞いた。ごくごく小さな、押し殺したような声だった。
「ッッ!! あっ、ああッ、あああッ!!」
大悟はズルい。こんなのはヒドい。
普段から必要最低限の言葉しか使わないで、俺の名前なんか滅多に呼ばないくせに。
自ら手を伸ばして掴んだ限界じゃなかった。
これ以上は登れないと思っていたその上に、ぶんっと放り出されたような感覚だった。
天も地も重力もない。そこにあるのは、ただ強く、俺を抱き締め繋ぎ留める確かな腕だけだ。
「んあっ? あッ、ああーっ!!」
アナルのなかを、びゅるるッと駆けのぼってくる小さな波があった。
その波を引きちぎるみたいに、大悟の腰が揺れる。直後に、びゅくびゅくと重く小さな衝撃が俺の最奥をノックした。
そのノックに、すでに絶頂にあった身体が、さらに一歩背中を押されて、ふわりと飛んだ。
なに、これ。大悟の? もしかして、中出し、された?
絶頂のさなかに食らった初めての感覚に、回らない思考のままぼんやりと惑う。
なのに大悟が、自分の放ったものとローションを撹拌するみたいにするから。
「あ、あ、ああ……」
その掻き混ぜるような腰の動きにも追い詰められて、頂から降りてくることも許されない。吸い込みすぎた息も硬直も、解けないまま数瞬を強いられた。
キツい。苦しい。
でも、これまでのどの瞬間よりも。
真っ白で、空っぽで、いっぱいで。
…………気持ちよかった。
それは、熟れた頭で精一杯考えた言葉だった。痛いと言えば触られることもなくなるだろうと。
でも。
何コレっ、この恥ずかしさッ!
こういうことに免疫がないだろう大悟に、ペニスなんて露骨な言葉が通じるだろうかという不安を、幼児語を口にする羞恥との天秤にかけた結果だった。
選択の余地なんかなかったけど、果たした挙句、救いようのない恥ずかしさに襲われた。
俺がセルフ羞恥プレイに悶えていると、大悟が掴んでいた俺の腰をぐいっと自分から引き離した。
「あああっ!!」
確かにペニスが硬い腹筋に擦られることはなくなった。
けど、今度は、アナルが……。
大悟から引き離されて不安定になった俺は、力が入らないままの腕を伸ばし、大悟の腕に必死に掴まった。後ろに倒れまいと、背中を丸めた不自然な姿勢を余儀なくされる。
その姿勢がダメだった。いくらか引き抜かれたペニスの位置も。
あたってるんだ。俺の一番感じる場所、前立腺に。大悟のペニスの、あの張り出したカリが。
カクンと、ひとりでに腰が揺れる。ドライに入る前兆だ。
少しの間を置きながら、カクン、カクン、と腰が揺れ続ける。そのたびに俺の身体は緊張と弛緩を繰り返し、大悟のペニスはそのカリで俺の弱みを擦り立てた。はっ、はっ、と短い息を吐きながら、ゆるりと頂上へと登っていく。
俺はこの行程が好きだ。この先にある真っ白な恍惚は、もっと好き。
でも、そんなことまでは、さすがの大悟でも知らなかったらしい。
突然、容赦のない突きあげを食らう。いや、正確には突きあげられたわけじゃない。これ以上ないほど、引きおろされたんだ。それでも、この衝撃は突きあげと同等か、それ以上だ。
薄く引き伸ばされたアナルが、ローションに濡れた大悟の下生えに擽られる。そのまま硬い腰に押しつけられて、これ以上入り込めない深みまで、大悟のペニスを押し込まれた。
奥までみっちり嵌められたかと思うと、今度は力強い腕に持ちあげられて、結合が外れるギリギリまで引き抜かれる。そのたびにローションが、ぐちゅりじゅぽりと、はしたない音を立てた。
リズムこそゆっくりで、その動きには気遣いを感じたが、大きさのせいか、いつもより妙に長く感じるストロークだ。
それだけなら、まだよかった。
「ああっ、大悟っ、だめっ、そこだめっ、やああっ」
狙ってる。これ、絶対狙ってるだろ。
わかっちゃったんだ。そこが俺の弱点だってことが。
見られてたんだ。大悟のカリに擦られて感じてたさっきの姿を。
「はあっ、やあっ、だいごっ、だいごぉ」
もう無理だ。限界が、手の届くすぐそこまで迫っていた。
でも、これを掴んでしまえば、きっとこの時間は終わってしまう。
いやだ。終わってしまったら、もう大悟には抱いてもらえないかもしれない。
だって、大悟はただ流されてるだけだ。大切にしていた親友に迫られて、その窮状に仕方なく。
こんなこと、二度はないかもしれない。だから、できるだけ長く、この時間を堪能したかった。
でも、それでも、思わず縋ってしまいたくなるほど、目の前に見える限界は強烈な誘惑だった。
強く押し込まれたときの、ジンと全身に伝播していくような緩い快感と、あそこを突かれるたびに、一段ずつ押しあげられていくような鋭い快感が、交互に訪れる。
これ以上は登れない。もうギブアップするしかない。
でも、でも。
「ああっ、大悟っ、もっとッ」
もっと抱かれていたい。もっと感じていたい。
まだ、終わりたくなかった。
「やああッ、だ、だいごっ」
ふたたび腰を抱き寄せられた。
大悟の手が俺の腰を離れて、俺の身体をぎゅうっと抱き締めてくる。大きなストロークは消え、自分の重みで沈んだ俺はアナルの奥の奥まで塞がれた。
胸も腹も合わさって、俺のペニスも押しつぶされて、そのまま大悟が俺を揺する。
俺も知らない最奥で、同じところを何度も小さく擦られて。それまで知らなかった、きゅうっと切なくなるような快感がアナルから全身へと散っていく。
「……ゆきなりッ……」
耳元で聞いた。ごくごく小さな、押し殺したような声だった。
「ッッ!! あっ、ああッ、あああッ!!」
大悟はズルい。こんなのはヒドい。
普段から必要最低限の言葉しか使わないで、俺の名前なんか滅多に呼ばないくせに。
自ら手を伸ばして掴んだ限界じゃなかった。
これ以上は登れないと思っていたその上に、ぶんっと放り出されたような感覚だった。
天も地も重力もない。そこにあるのは、ただ強く、俺を抱き締め繋ぎ留める確かな腕だけだ。
「んあっ? あッ、ああーっ!!」
アナルのなかを、びゅるるッと駆けのぼってくる小さな波があった。
その波を引きちぎるみたいに、大悟の腰が揺れる。直後に、びゅくびゅくと重く小さな衝撃が俺の最奥をノックした。
そのノックに、すでに絶頂にあった身体が、さらに一歩背中を押されて、ふわりと飛んだ。
なに、これ。大悟の? もしかして、中出し、された?
絶頂のさなかに食らった初めての感覚に、回らない思考のままぼんやりと惑う。
なのに大悟が、自分の放ったものとローションを撹拌するみたいにするから。
「あ、あ、ああ……」
その掻き混ぜるような腰の動きにも追い詰められて、頂から降りてくることも許されない。吸い込みすぎた息も硬直も、解けないまま数瞬を強いられた。
キツい。苦しい。
でも、これまでのどの瞬間よりも。
真っ白で、空っぽで、いっぱいで。
…………気持ちよかった。
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