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第百十七話 エルフの叫び
しおりを挟む斎藤「お風呂もありますのでお先にどうぞ」
エナ「ありがとうございます!してもらってばかりで申し訳ないです……私も何か」
斎藤「森での生活に比べればこんなの対したこと無いですよ 気にしないで下さい」
アリス「エナお姉ちゃん 一緒に入ろう」
エナ「分かりました! それじゃアリスちゃん行こっか」
アリス「うん!!」
リナ「場所はこっちだよ」
普段は自分でやっている事が多く違和感を感じるエナだったが今日は甘える事にしリナに案内されながらアリスと共にお風呂へと向かっていった
斎藤「鈴木さんから聞きましたが福田君は大丈夫なのですか?」
天雷「そうよ 流石にカッコつけすぎでしょ てか彼女のそばに居てあげなよ」
海斗「慣れてるからな、いくら何でも無理はさせたくないんだよ」
天雷「そう……あんたも気が利くようになったのね驚きよ」
海斗「前の俺と一緒にするなよ」
斎藤「でも2人だけとなると心配です……」
海斗「ケレノアが付いてくるみたいだし3人になるかな、斎藤さん達もあんまり無理はしないでね」
海斗「俺もお風呂に入りにいくよ」
少しだけ会話をした海斗は着替えを持って風呂に向かっていったが顔からは少し無理をしているような感じが伝わっていた
天雷「斎藤さん……本当にあいつ大丈夫なの?」
斎藤「少し無理してるとは感じます」
天雷「だったら……」
斎藤「でもそれ以上にアリスさんが傷ついたりエナさんが無理して怪我するのが嫌なのだと思います」
天雷「よね……前からずっとそう」
斎藤「だからこそ作戦を成功させないといけないのです」
エナとほぼ同じタイミングで上がった海斗は合流し天雷がいたので寝室の場所を聞く
海斗「いい湯だった 寝室の場所はどこかな?」
天雷「一番奥の部屋よ、て言っても分かんないよね私が案内する」
海斗「お前も昨日来たばっかりなのに場所分かるんだな」
天雷「うっさいわね さっさと寝ろ」
アリス「喧嘩してる?」
エナ「喧嘩じゃないよ、アスフェアと同じ感じ」
アリス「だったらもっと駄目じゃん」
エナ「あはは……そうかも」
他愛もない会話をしながら壁に囲まれた通路を進んでいく、本来なら暗く寂しさを感じる通路だが今は勇者達が泊まっているからか灯りがついており月明かりがあるのも相まってか寂しさはほとんど感じない
天雷「ほらここ 結構広いから贅沢に使ってよ」
クシア「先にお邪魔しております」
一番奥まで進むと大きい木のドアがあり開けるとクシアが椅子に座って何か考え事をしていたようである
海斗「クシアもおつかれだったね」
クシア「いえ、私は特に何もしてないですよ」
エナ「何もしてないは嘘でしょ」
海斗「そうだよ、今日は疲れたから速めに寝よう」
天雷「海斗……隣の部屋は私だから///あんまりはしゃがないでよ」
2人が恋人だと知ってる天雷は良からぬ事が頭をよぎったのか遠回しに海斗に伝えるが特に海斗は分かってない様子だ
海斗「疲れてるし騒いだりはしねーよ 修学旅行じゃねーんだから」
天雷「そうね、お前にこんな事言っても仕方ないか」
海斗「やかましい奴だな まだ斎藤さんと話すことないのか?早く行けって」
天雷「あーい 明日寝坊すんなよ、じゃあお休みー」
海斗「変な感じだな」
今日で本音を聞いたからか謎の違和感を感じたが気にしても仕方がない
今は早くクシアとエナを寝かせないといけないのだ
アリス「うぅ……眠くなってきた」
海斗「久しぶりの暖かい布団だな」
クシア「何か森と違って安心しますね」
海斗「そうだね、エナも早く寝ようよ」
エナ「ごめん、少し待ってて」
しかしアリスがとても眠たそうにしていたので布団に入れてエナは日記帳を取り出して机に座って今日の出来事を書き始めたのだ
海斗「分かった」
クシア「アリスさん 一緒にねましょう!」
アリス「うん……」
海斗「これはすぐに眠るかもな(連れ出すべきなのか……)」
クシア「特訓で相当疲れてたみたいですね」
海斗「クシアも疲れてない?早く寝て明日に備えないと」
クシア「海斗の方が疲れてるはずです、私は特に何も」
海斗「気にしないでよ、ほら!アリスの隣に」
アリス「クシア……」
海斗「ほら呼んでるよ」
クシア「なら行くしかありません」
アリス「海斗お兄ちゃんも……」
クシア「海斗も呼ばれてますよ」
海斗「仕方ないなー」
久しぶりの暖かい布団に入ったアリスは安心したのか瞼がかなり重そうにしておりクシアと海斗に甘えようとしている
クシアはアリスの隣へと行き体を横向きにしてアリスの頭を撫でている
海斗「俺は座っておくかな……」
海斗も隣に座ったがエナの後ろ姿を見てアリスの隣に座りクシアと海斗に挟まれたアリスは幸せそうにしている
クシア「エナにビビっているのです?」
海斗「まぁ……クシアも少し勘が良くなったんじゃない?」
クシア「そうですかね?」
海斗「さーー」
クシア「海斗がそう思うのならそうなのでしょう」
海斗「かな?……今日は斎藤さん達と何を話してたの?」
クシア「特にこれと言ったことは何も、昨日の出来事を話したくらいですね、その後はサルビアさんの看病をしてましたよ」
海斗「そうなんだ……サルビアは元気なの?(破壊の魔神だっけ?そいつの事は知らされてないのか)」
クシア「大丈夫ではありますがしばらくは治療が必要ですね」
海斗「そう……取り敢えず無事ならなら良かったよ」
アリス「ク……シア」
クシア「ひぁっ///アリスさん!?」
真面目に話している2人の会話を眠りながら聞いていたアリスだったが眠気が限界に達しクシアに正面から抱きつく
ビックリしたクシアは高い声をあげておりその声を聞いたエナは内心でドッキリしていた
クシアはアリスを優しく包み込んで抱きしめて撫でていると途端に自分の方にも眠気が襲ってきたのだ
海斗「お母さんみたいだ」
クシア「そんな事言われても困りますよ…………何だか私も眠……いです」
戸惑っているクシアだったが眠るのにそんなに時間はかからず2人ともスヤスヤと寝息を立てて抱き合いながら眠ってしまったようである
エナ「2人とも寝ちゃったかな?」
そこに丁度日記を書き終えたエナが立っておりこちらを見つめていた
海斗「みたいだね、疲れてたみたいだし仕方ないよ」
エナ「布団の中にいてくれても良かったのに」
海斗「別にいいだろ? エナも疲れてるだろうし早く寝ようよ、ほらアリスの横に」
エナ「海斗は端っこで良いの?」
海斗は座っていた場所から移動してエナをアリスの横で寝させようと誘う
海斗「大丈夫だよ」
エナ「なら遠慮なく……暖かい」
アリスの横に来たエナは布団から海斗の温もりを感じており海斗は恥ずかしそうにしている
海斗「少し恥ずかしいな」
エナ「もう少しこっちに来てよ」
海斗「うん……おわっ!?」
エナ「しーーっ、アリスちゃんが起きちゃう」
海斗「でも今するのは流石に」
エナ「アリスちゃんに見られたら刺激が強いのは分かってるよ、だから抱きしめて」
海斗「流石にな」
エナ「うん///今凄い幸せ」
海斗「良かった」
エナ「海斗……恥ずかしい……けどずっとこのま……ま」
抱き合ってしばらくするとエナは安心したかのように眠ってしまう
海斗(エナも寝たね……でもしばらくはこのままにしとこう)
数分の間だけ待ち眠りが深くなったと感じると海斗はエナを起こさないようにゆっくりと布団を出る
海斗(アリスは本当に連れ出すべきなのだろうか)
海斗(けどこうするしかない……よな)
本当にこれでいいのか?そんな不安が頭を過りながらもクシアに抱きついているアリスをゆっくりと剥がし背中に背負う
最後にエナとクシアにお休みの挨拶をして部屋を出ていく、時間は夜の10時を回ったくらいで城にいる人達は起きているのか灯りがついている
海斗「斎藤さん、それじゃ俺は行ってくるね エナとクシアには朝早く出ていったって伝えててよ」
斎藤「分かりました お気をつけて下さいね」
神崎「何かあればすぐにこちらへ来て下さい」
海斗「ありがとう、でも斎藤さん達も無理したら駄目だよ?」
海斗「それで……ケレノアはどこに?」
神崎「エルフの方ならあちらに」
神崎が向いてる方を見ると城の入り口付近に大変満足そうにしているエルフが見える
ケレノア「遅かったじゃないですか 今日はここで寝泊まりかと思いましたよ」
海斗「そうだった? ごめん」
ケレノア「謝らないで下さい無理する必要はありませんからね」
海斗「全然平気さ、ケレノアは言うまでもなさそうだね」
ケレノア「これでも冒険者ですから!ゴールドランクは伊達じゃないですよ」
海斗「頼もしい限りだ、アリスは寝てるからゆっくり行こうか」
ケレノア「勿論ですとも」
2人は王宮から出ていき暗闇へと消えていく、その後ろ姿を最後まで見送った2人は再び気を引き締めて作戦や情報などを整理し始めた
ケレノア「以前のビスト王国よりも寂しさを感じます……」
海斗「前に来たことが?」
ケレノア「それなりに生きてますからね 十年以上前になりますが夜中の今の時間帯も灯りがついてて酒場とかも賑わってましたよ」
外に出るまでの道中、ケレノアは色々思うことがあるのか寂しそうに呟きその声は暗い街へと消えてゆく
海斗「そうなのか……」
ケレノア「先代国王が殺された時からでしょうね……きっとそこから少しずつ崩壊していったのだと感じます」
海斗「…………でもあいつらは頑張ってる」
ケレノア「もちろんです、小さいかもしれませんが希望はあります」
しかしそこに小さな希望があるのは間違いなくその為にも王国の力になる事を誓って2人は外へでていつもの森へと向かっていった
ケレノア「着きましたね」
海斗「だな、だけど今回は3人か」
ケレノア「寂しいのですか?」
海斗「逆に今までが明るかったのかもな」
ケレノア「かもしれませんね、人数が少ないですから木の上に行きましょうか」
海斗「うん……分かった」
ケレノアの言うがままに従いアリスを起こさないようにゆっくりと木を登っていくとバッサリと切られた跡があり丁度良いスペースがあったのだ
海斗「この寝床はあんたのか?」
ケレノア「はい、貴方達と会う前はここで休憩して夜を過ごしていましたので」
海斗「ここなら安全ではありそうだな」
ケレノア「昨日のウルフは木の上まで登ってくる事は恐らく出来ないでしょうが」
ケレノア「まだ何があるのか分かりませんよ」
海斗「確かにな……やっぱり何か違和感が?」
ケレノア「はい、森が何かを訴えているような……そんな感じがするのです」
海斗「エルフのあんたが言うのなら間違いないかもな」
海斗「そういえば最初仲間のエルフの事について色々言ってたけど良かったら教えてくれない?」
ケレノア「唐突ですね」
海斗「俺はケレノアの事についてあんまり知らないから、気になって」
ケレノア「分かりました、つまらぬ話になりますがそれでも?」
海斗「そんな事ないとは思うけど」
ケレノア「見ての通り私は他のエルフと違って戦う事が得意で冒険者です」
海斗「俺はよく知らないけど珍しいんだったよな確か」
ケレノア「そうですとも、私達は結構最近までは人間や魔族に薬や魔法で手助けをしていたのですが」
海斗「していたけど?」
ケレノア「デストリンガーが現れてしまい大変なことになってしまって」
ケレノア「私達が住む場所にも危険が及ぶ可能性があったので比較的安全な人間領のアトラス王国に逃げました」
ケレノア「私しか戦えるものはおらずそうするしかありませんでしたので」
海斗「ケレノア一人じゃ守りきれないしな……住む場所が無くなっても生きるためには仕方ないよ」
ケレノア「いえ、別に住む場所のことなんてどーでも良いのです」
海斗「えっ!?」
ケレノア「どーでもよくはないのですが、人間領に来たらどうなったと思いますか?」
海斗「どーなったって……住みづらかったとか?」
ケレノア「そんな事ないですよ、むしろ住むのは最高なくらいです」
海斗「だったら何が」
ケレノア「そう、エルフはたちまち大人気となりました」
海斗「人気!?」
ケレノア「街の女性からは美容だったり薬の作り方を沢山聞かれ」
ケレノア「男性からはエルフの舞を見せてくれと頼まれ色々と大変でしたよ」
海斗「何か思ってたのと違うけど、何だかんだ人気でて楽しくやれてたのか」
ケレノア「私達はお店を開きそこは料理を提供したり踊りを踊ったりお肌に良い化粧水を売ったりしていたのですよ」
海斗「エンジョイしてるじゃねーか」
ケレノア「そう……私を除いて」
海斗「えぇ……」
ケレノア「私の踊りが絶望的に下手だったからか人気はでなかったんですよ!私もチヤホヤされたかったんです」
海斗「人気とかあったんだね……てかそんな事思ってたんだ(街の方にいたけど全然気付かなかったな)」
ケレノア「それに戦える私は魔物退治とかに駆り出されて気が付けばゴールドランクの冒険者ですよ」
海斗「でも戦える方が珍しいってなってチヤホヤされなかったの?」
ケレノア「それは逞しくて頼りになるって意味じゃないですか!そんなんじゃなくてあの子達みたいに」
ケレノア「歌っておどってえーーとあれ なんでしたっけ アイ……ドル?みたいな感じになりたいんですよ!」
海斗「アイドル!?こっちにもそんな概念あったの!?」
ケレノア「貴方達の世界の言葉ですよね?元々そんな概念はなかったはずです」
海斗「だったら何で広がってんだよ」
ケレノア「貴方の仲間が広めたのではいないのですか?」
ケレノア「何ヶ月か前になりますが異世界の勇者の人から「貴方達をプロデュースする」とか言われて魔族領でライブ?とか言うのをするとか」
海斗「なんだそりゃ……んでケレノアは」
ケレノア「勿論戦う為にそんな事出来るはずなく置いてけぼりですよ」
ケレノア「私もシルフフォレストに入りたかったのに」
海斗「おぉ……そういう名前なのか(多分だけど高橋とかのオタク共か?)」
ケレノア「よく分かりませんがそうなのでしょう、とまぁ何だかんだ言いましたが皆が無事であるならそれが一番ですがね」
ケレノア「少しスッキリした気がします」
海斗「なら良かったよ、その為にも明日の特訓も宜しく頼むよ」
ケレノア「もちろんですとも、さっさとデストリンガーを懲らしめて私はアイドルになります」
海斗「頼もしいな(何か色々とゴチャゴチャだけど……何か大丈夫そう?なのかな?)」
今日聞いたことと違いすぎることやケレノアのまさかの一面を見た事で感じていた疑問は全て吹き飛んでしまいケレノアと色々話して仲が深まった
お互い数時間寝て起きてを繰り返して気が付くと朝になりまだ寝ているアリスを背負って2人は朝の森を駆け抜けて地下室へと向かっていき昨日のように再び特訓を開始したのであった
この生活を続けたが1週間はあっという間に過ぎ去ってしまいいよいよ決戦の日が来たのである
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