2 / 4
破の国
契りの儀
しおりを挟む
バストロイ城の大広間でクンタ将軍は玉座に座った。
当時の服装は男女共にチュニックを着ているのが一般的だ。男は太腿までのチュニックを腰で結び、ズボンを履く。下着として褌を着けていた。女は膝まであるチュニックを腰で結ぶだけである。下着は高貴な者は着けず、貧しい者はチュニックが汚れないようにホルターネックエプロンのような胸当てを着けていた。下は何も履いていないのが当たり前だった。
城の者たちは玉座の前の床に座らされた。周りを兵士たちが囲む。
後ろ手に縛られ、胸当てに男物のヒモ褌を着けたシータが入ってきた時、兵士たちにどよめきが起きた。
「シータさまだ。やっぱり破の国の姫……裸であっても、お美しい……」
お姫様でありながら庶民や男しか着けない胸当てや褌をさせているのは侮辱するためだ。しかも、その胸当ては小さく、シータの豊満な胸ははみ出しているし、幅は狭く臍も見えていて何の意味もなかった。下半身もヒモだけでは丸見えだ。
しかも、それに興奮して下半身を曝け出す馬鹿な兵士まで現れる始末だ。
「姫、こちらへ……」
玉座に座るクンタ将軍の前に連れて来られたシータは、そこへ座らされた。
「こうやって裸を晒されても、未だ言う気は無いのか?」
「言うわけ、ないでしょう」
「ほぉ、相当に愛しているんだな。仕方がない……諦めようじゃないか。その代わり条件がある」
クンタは玉座を下りるとシータの前に寄った。
「お前の身体に惚れたよ。抱きしめたいんだ……」
その言葉にシータは胸糞悪い感じがした。
「だから、僕と「契りの儀」を交わして欲しい」
その「契りの儀」とは破の国の結婚式を意味する。好きな二人が親たちに認められる為に性交を行い、女性が男性の精液をいっぱいに貯めた性器を二人の両親に見せる事で結婚を承諾してもらう儀式なのだ。シータもコニタ王子としていた事だ。
「その代わり、もう二度とコニタ王子を追う事はしない。約束する……」
シータの心にコニタ王子の事が過ぎった。そうする事で、コニタ王子が助かるなら、私は犠牲になってもいい。そう思えた。
「良いわ……」
「ありがとう。でも僕には両親がいないし、直ぐに始めたいし君の親も呼ぶ時間がない……だから、国民の皆に承諾してもらおうじゃないか……国民たちを呼べ……」
「国民の皆……」
その言葉にシータはゾッとした。
城庭に集められた国民に向かってクンタは言う。
「国民の皆さん、ご報告があります。本日、国王で在られたコンタさま及びコニタ王子が、お亡くなりになられました。誠に悲しい事です。ただ、このような状況にあっても破の国は進んで行かなければいけません。そこで、神官サキタさまの「白龍のお告げ」により私クンタが当分の間、統治させて頂く運びとなりました」
シータは嘘ばっかりだと嘯いた。隣にいた大男、リスラがシータの頭を掴む。
「それと急な話で申し訳ありませんが、元コニタ王子の妻であるシータ様が私のような下等な者と契を結んでくださるそうです……本日は二人とも証人がおりませんので、皆様方に是非ともシータさまの秘部を見て証人となって頂こうと思う。賛同される者は龍の壺を持ち、大広間に並んでくれ……」
その言葉に国民は一瞬凍りついたが次の瞬間、男たちは我先にと大広間へと駆けつけたのである。あっという間に予定人数を超える。
並んだ男たちに札が配られる。これは後ほど彼らが承認するかどうかを決する札として使われる。愛があると承認する者は持って帰り、愛が無いと二人を承認しない者はクンタへ返却するのだ。
大広間に舞台が作られる。野球場のような客席が用意された。何千もの国民が見守るなか、真ん中にベッドが置かれ、そのうえでクンタとシータは性交を行うのだ。
「では、これより契りの儀を行う。先ずは偉大なる男よ。出て来なさい」
神官サキタの声に、クンタはベッドの前に出ると、チュニックを脱いだ。体温が高いせいなのか、湯気が舞い上がった。
そしてそこには、まるで鋼のような筋肉を持った身体が現れる。至る所にある傷は、彼が幾つもの戦争で生き残ってきた証でもある。そして、背中には湯気から登りたつ白龍の彫り物が浮かびあがる。
次にズボンを下ろすと褌は履いておらず、まるで武器のモルゲンシュテルンのように幾つもの棘を着けた陰茎が姿を現した。それを見た国民は驚愕する。それは正しく龍……いや蛇の性器そのものだったからだ。クンタは白龍の息子と言うのは本当の事なのか。
「次は貞操たる乙女よ。出て来なさい」
シータが俯いて出てきた。恥ずかしそうにベッドの前、クンタの横に立つと、お辞儀をする。しかし、立ったままだ。
「シータ姫、脱ぐのです……貴女の全てを見てもらうのです」
神官サキタはシータを促す。しかし動かない。
「サキタさま、彼女は恥ずかしいのです。だから自分で脱ぐ事が出来ないのです。私が手伝っても宜しいでしょうか?」
「仕方がないですね……クンタ、手伝ってあげなさい」
クンタは俯いたシータの前に立つと、腰の紐を外した。チュニックの下を掴むと、ゆっくりと持ち上げる。膝から太腿、そして股間……割れ目……下から順にシータの裸が公開されていく。臍が見える。
「手を挙げなさい……」
クンタの言葉にシータは手を挙げた。チュニックは臍を越え、豊満な胸を過ぎる。頭が抜けた時、シータは全裸となった。しかし、シータは俯いたままだ。動かない。
「それでは、誓いのキスを……」
サキタの言葉にクンタはシータの顎を人差し指で押し上げた。そのまま唇をつける。クンタは舌を入れようとするが、シータは拒んだ。クンタは唇を離す。
「分かった。拒むのならコニタを探すまでだ。直ぐに探し出して、お前の目の前で殺してやっても良いんだぜ」
シータがクンタを睨んだ。もう一度、クンタは唇をつける。舌をシータの口の中に入れる。シータはクンタの舌に舌を絡めた。クンタはシータの身体を抱きしめ、絡めた舌でシータの全てを奪い去ろうとする。
余りに激しいキスにサキタは咳払いをした。我に返るクンタ。唇を離すとシータを見た。相変わらずクンタを睨みつけていた。
「では、皆様にシータ姫が無垢である事を見て頂きましよう。クンタ、シータ姫、ベッドに上がって……股を広げ女性器を見せるのです」
クンタが先に上がり股を広げて座る。シータも上がるとクンタに背を向けて上に座った。クンタはシータの太腿を掴むと上に挙げて思いっきり拡げた。シータの性器は丸見えになった。
その開かれた秘部にはクリトリスの先、陰核から尿道、膣、そしてアナルまでが一直線に並んでいる。その脇を固める陰唇が微妙に濡れながら蠢く。
「では前の方から順に、ご覧ください……」
男たちの視線がシータの秘部に注がれる。
「これがヴァギナかな? 何も入ってない事を確かめる為に指を入れても良いんだよな……」
「左様でございます」
見ず知らずの男の指がシータの膣に入ってくる、その肉壁を撫で奥の奥、子宮口まで弄る。
「あっあっ」
男は中指を差し込みながら親指で陰核を刺激する。その刺激がシータを感じさせる。思わず、男の手を握った。嗚咽をあげたシータを見ると指が濡れて納得したのか、笑いながら男は指を抜いた。
一人が、そんな事をすれば皆が真似をするのは世の常である。次から次へとシータの膣を何人もの男の指が掻き回し、そして感じさせる。シータの秘部はいつしか、びしょ濡れとなっていた。
「もうダメ……」
「何を言ってる。僕たちの愛の行為は、これからだよ」
クンタは立ち上がるとシータの目の前に彼のモルゲンシュテルンを差し出す。それを見たシータは恐怖で震えた。それでも手で握る。ゆっくりと、ゆっくりと扱いていく。
「舐めてくれよ。その、お口に入れて……」
クンタは束ねたシータの黒髪を掴むと顔をモルゲンシュテルンに近づけた。棘が顔に当たる……シータは舌を出して裏筋を舐めた。到底、あの棘など舐めれる気がしない。
「咥えろって」
クンタの命令は絶対だ。目を瞑りシータは口を開けて、その棘の固まりを含んだ。思ったより柔らかい棘は、シータの口内をいっぱいにした。髪の毛を掴んで頭を引っ張られると、喉奥を棘頭は刺激する。思わず吐き出し噎せた。そこには、巨大化した棘頭を持つ魔羅があった。
シータはベッドの上に、仰向けに倒された。両膝を持ち上げられる。腰が十センチほど浮いたところで、クンタのモルゲンシュテルンは振り下ろされた。完全に濡れていたシータの膣は、ズブズブと愛液を絡ませながらモルゲンシュテルンを受け入れていく。
「うっうっ……イクイク」
「未だ奥まで入ってもいないんだぜ……」
クンタのモルゲンシュテルンは未だ本当の破壊力を発揮していない。
当時の服装は男女共にチュニックを着ているのが一般的だ。男は太腿までのチュニックを腰で結び、ズボンを履く。下着として褌を着けていた。女は膝まであるチュニックを腰で結ぶだけである。下着は高貴な者は着けず、貧しい者はチュニックが汚れないようにホルターネックエプロンのような胸当てを着けていた。下は何も履いていないのが当たり前だった。
城の者たちは玉座の前の床に座らされた。周りを兵士たちが囲む。
後ろ手に縛られ、胸当てに男物のヒモ褌を着けたシータが入ってきた時、兵士たちにどよめきが起きた。
「シータさまだ。やっぱり破の国の姫……裸であっても、お美しい……」
お姫様でありながら庶民や男しか着けない胸当てや褌をさせているのは侮辱するためだ。しかも、その胸当ては小さく、シータの豊満な胸ははみ出しているし、幅は狭く臍も見えていて何の意味もなかった。下半身もヒモだけでは丸見えだ。
しかも、それに興奮して下半身を曝け出す馬鹿な兵士まで現れる始末だ。
「姫、こちらへ……」
玉座に座るクンタ将軍の前に連れて来られたシータは、そこへ座らされた。
「こうやって裸を晒されても、未だ言う気は無いのか?」
「言うわけ、ないでしょう」
「ほぉ、相当に愛しているんだな。仕方がない……諦めようじゃないか。その代わり条件がある」
クンタは玉座を下りるとシータの前に寄った。
「お前の身体に惚れたよ。抱きしめたいんだ……」
その言葉にシータは胸糞悪い感じがした。
「だから、僕と「契りの儀」を交わして欲しい」
その「契りの儀」とは破の国の結婚式を意味する。好きな二人が親たちに認められる為に性交を行い、女性が男性の精液をいっぱいに貯めた性器を二人の両親に見せる事で結婚を承諾してもらう儀式なのだ。シータもコニタ王子としていた事だ。
「その代わり、もう二度とコニタ王子を追う事はしない。約束する……」
シータの心にコニタ王子の事が過ぎった。そうする事で、コニタ王子が助かるなら、私は犠牲になってもいい。そう思えた。
「良いわ……」
「ありがとう。でも僕には両親がいないし、直ぐに始めたいし君の親も呼ぶ時間がない……だから、国民の皆に承諾してもらおうじゃないか……国民たちを呼べ……」
「国民の皆……」
その言葉にシータはゾッとした。
城庭に集められた国民に向かってクンタは言う。
「国民の皆さん、ご報告があります。本日、国王で在られたコンタさま及びコニタ王子が、お亡くなりになられました。誠に悲しい事です。ただ、このような状況にあっても破の国は進んで行かなければいけません。そこで、神官サキタさまの「白龍のお告げ」により私クンタが当分の間、統治させて頂く運びとなりました」
シータは嘘ばっかりだと嘯いた。隣にいた大男、リスラがシータの頭を掴む。
「それと急な話で申し訳ありませんが、元コニタ王子の妻であるシータ様が私のような下等な者と契を結んでくださるそうです……本日は二人とも証人がおりませんので、皆様方に是非ともシータさまの秘部を見て証人となって頂こうと思う。賛同される者は龍の壺を持ち、大広間に並んでくれ……」
その言葉に国民は一瞬凍りついたが次の瞬間、男たちは我先にと大広間へと駆けつけたのである。あっという間に予定人数を超える。
並んだ男たちに札が配られる。これは後ほど彼らが承認するかどうかを決する札として使われる。愛があると承認する者は持って帰り、愛が無いと二人を承認しない者はクンタへ返却するのだ。
大広間に舞台が作られる。野球場のような客席が用意された。何千もの国民が見守るなか、真ん中にベッドが置かれ、そのうえでクンタとシータは性交を行うのだ。
「では、これより契りの儀を行う。先ずは偉大なる男よ。出て来なさい」
神官サキタの声に、クンタはベッドの前に出ると、チュニックを脱いだ。体温が高いせいなのか、湯気が舞い上がった。
そしてそこには、まるで鋼のような筋肉を持った身体が現れる。至る所にある傷は、彼が幾つもの戦争で生き残ってきた証でもある。そして、背中には湯気から登りたつ白龍の彫り物が浮かびあがる。
次にズボンを下ろすと褌は履いておらず、まるで武器のモルゲンシュテルンのように幾つもの棘を着けた陰茎が姿を現した。それを見た国民は驚愕する。それは正しく龍……いや蛇の性器そのものだったからだ。クンタは白龍の息子と言うのは本当の事なのか。
「次は貞操たる乙女よ。出て来なさい」
シータが俯いて出てきた。恥ずかしそうにベッドの前、クンタの横に立つと、お辞儀をする。しかし、立ったままだ。
「シータ姫、脱ぐのです……貴女の全てを見てもらうのです」
神官サキタはシータを促す。しかし動かない。
「サキタさま、彼女は恥ずかしいのです。だから自分で脱ぐ事が出来ないのです。私が手伝っても宜しいでしょうか?」
「仕方がないですね……クンタ、手伝ってあげなさい」
クンタは俯いたシータの前に立つと、腰の紐を外した。チュニックの下を掴むと、ゆっくりと持ち上げる。膝から太腿、そして股間……割れ目……下から順にシータの裸が公開されていく。臍が見える。
「手を挙げなさい……」
クンタの言葉にシータは手を挙げた。チュニックは臍を越え、豊満な胸を過ぎる。頭が抜けた時、シータは全裸となった。しかし、シータは俯いたままだ。動かない。
「それでは、誓いのキスを……」
サキタの言葉にクンタはシータの顎を人差し指で押し上げた。そのまま唇をつける。クンタは舌を入れようとするが、シータは拒んだ。クンタは唇を離す。
「分かった。拒むのならコニタを探すまでだ。直ぐに探し出して、お前の目の前で殺してやっても良いんだぜ」
シータがクンタを睨んだ。もう一度、クンタは唇をつける。舌をシータの口の中に入れる。シータはクンタの舌に舌を絡めた。クンタはシータの身体を抱きしめ、絡めた舌でシータの全てを奪い去ろうとする。
余りに激しいキスにサキタは咳払いをした。我に返るクンタ。唇を離すとシータを見た。相変わらずクンタを睨みつけていた。
「では、皆様にシータ姫が無垢である事を見て頂きましよう。クンタ、シータ姫、ベッドに上がって……股を広げ女性器を見せるのです」
クンタが先に上がり股を広げて座る。シータも上がるとクンタに背を向けて上に座った。クンタはシータの太腿を掴むと上に挙げて思いっきり拡げた。シータの性器は丸見えになった。
その開かれた秘部にはクリトリスの先、陰核から尿道、膣、そしてアナルまでが一直線に並んでいる。その脇を固める陰唇が微妙に濡れながら蠢く。
「では前の方から順に、ご覧ください……」
男たちの視線がシータの秘部に注がれる。
「これがヴァギナかな? 何も入ってない事を確かめる為に指を入れても良いんだよな……」
「左様でございます」
見ず知らずの男の指がシータの膣に入ってくる、その肉壁を撫で奥の奥、子宮口まで弄る。
「あっあっ」
男は中指を差し込みながら親指で陰核を刺激する。その刺激がシータを感じさせる。思わず、男の手を握った。嗚咽をあげたシータを見ると指が濡れて納得したのか、笑いながら男は指を抜いた。
一人が、そんな事をすれば皆が真似をするのは世の常である。次から次へとシータの膣を何人もの男の指が掻き回し、そして感じさせる。シータの秘部はいつしか、びしょ濡れとなっていた。
「もうダメ……」
「何を言ってる。僕たちの愛の行為は、これからだよ」
クンタは立ち上がるとシータの目の前に彼のモルゲンシュテルンを差し出す。それを見たシータは恐怖で震えた。それでも手で握る。ゆっくりと、ゆっくりと扱いていく。
「舐めてくれよ。その、お口に入れて……」
クンタは束ねたシータの黒髪を掴むと顔をモルゲンシュテルンに近づけた。棘が顔に当たる……シータは舌を出して裏筋を舐めた。到底、あの棘など舐めれる気がしない。
「咥えろって」
クンタの命令は絶対だ。目を瞑りシータは口を開けて、その棘の固まりを含んだ。思ったより柔らかい棘は、シータの口内をいっぱいにした。髪の毛を掴んで頭を引っ張られると、喉奥を棘頭は刺激する。思わず吐き出し噎せた。そこには、巨大化した棘頭を持つ魔羅があった。
シータはベッドの上に、仰向けに倒された。両膝を持ち上げられる。腰が十センチほど浮いたところで、クンタのモルゲンシュテルンは振り下ろされた。完全に濡れていたシータの膣は、ズブズブと愛液を絡ませながらモルゲンシュテルンを受け入れていく。
「うっうっ……イクイク」
「未だ奥まで入ってもいないんだぜ……」
クンタのモルゲンシュテルンは未だ本当の破壊力を発揮していない。
0
あなたにおすすめの小説
もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
【完結】勇者の息子
つくも茄子
ファンタジー
勇者一行によって滅ぼされた魔王。
勇者は王女であり聖女である女性と結婚し、王様になった。
他の勇者パーティーのメンバー達もまた、勇者の治める国で要職につき、世界は平和な時代が訪れたのである。
そんな誰もが知る勇者の物語。
御伽噺にはじかれた一人の女性がいたことを知る者は、ほとんどいない。
月日は流れ、最年少で最高ランク(S級)の冒険者が誕生した。
彼の名前はグレイ。
グレイは幼い頃から実父の話を母親から子守唄代わりに聞かされてきた。
「秘密よ、秘密――――」
母が何度も語る秘密の話。
何故、父の話が秘密なのか。
それは長じるにつれ、グレイは理解していく。
自分の父親が誰なのかを。
秘密にする必要が何なのかを。
グレイは父親に似ていた。
それが全ての答えだった。
魔王は滅びても残党の魔獣達はいる。
主を失ったからか、それとも魔王という楔を失ったからか。
魔獣達は勢力を伸ばし始めた。
繁殖力もあり、倒しても倒しても次々に現れる。
各国は魔獣退治に頭を悩ませた。
魔王ほど強力でなくとも数が多すぎた。そのうえ、魔獣は賢い。群れを形成、奇襲をかけようとするほどになった。
皮肉にも魔王という存在がいたゆえに、魔獣は大人しくしていたともいえた。
世界は再び窮地に立たされていた。
勇者一行は魔王討伐以降、全盛期の力は失われていた。
しかも勇者は数年前から病床に臥している。
今や、魔獣退治の英雄は冒険者だった。
そんな時だ。
勇者の国が極秘でとある人物を探しているという。
噂では「勇者の子供(隠し子)」だという。
勇者の子供の存在は国家機密。だから極秘捜査というのは当然だった。
もともと勇者は平民出身。
魔王を退治する以前に恋人がいても不思議ではない。
何故、今頃になってそんな捜査が行われているのか。
それには理由があった。
魔獣は勇者の国を集中的に襲っているからだ。
勇者の子供に魔獣退治をさせようという魂胆だろう。
極秘捜査も不自然ではなかった。
もっともその極秘捜査はうまくいっていない。
本物が名乗り出ることはない。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる