竜王様の秘密

あるのーる

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初夜 ②

「お゛っ♡お゛っ♡お゛ふ♡ん゛お゛お゛っ♡♡」

 バチュバチュと濡れた音と下品な喘ぎ声が寝室を満たす。始めての挿入から数時間、ドラセルはすっかり穴をほじられる快感をその体に覚え込まされていた。
 尻を掴んでいた手はシーツへと放り出され、ドラセルの巨体はリグの突き上げにただ抵抗なく揺さぶられるばかり。着床率の低い竜人族であるが故に大量に生産される精液はそれがあだとなり、後孔での絶頂で漏らすような力ない射精を何度も披露することになった。
 自らも拡張していた穴はもうリグの陰茎にピッタリの肉筒となっており、程よく締め付けながらも抽挿を邪魔しない極上の扱き穴へと育てられている。ぐじゅぐじゅに潤んだ穴はしかし腹が膨れるほどに大量に中に出されているというのに、陰茎とは違い縁から一滴たりとも出されたものを溢していなかった。

「っ、出るぞ、また呑み込めっ!」
「ん゛お゛っ♡また、膨らんでっ♡♡裂ける♡腹が♡裂けてしまう♡♡お゛♡お゛お゛お゛お゛っ♡♡♡」

 眉を寄せ、腰の動きを大きなものから小刻みに奥を突くものへと変化させるリグ。その動きは既に3回体験したものであり、リグの陰茎によって広がっている後孔がさらに広がる感覚にドラセルは頭を振って悶えていく。
 人狼族は、射精の際陰茎の根元が膨らみ陰茎が抜けないようにする。そしてその状態で大量の精液を相手に注ぎ込むのだ。
 そんな射精をドラセルは3度その身に受けており、限界だと思う反面再び力強い飛沫が体の中を蹂躙すると理解した体はリグへと尻を押し付けて射精を促す動きをする。理性はともかく、ドラセルの体は当の昔にリグを自らの『雄』であると認めていた。
 ずぶん♡と陰茎を根元まで咥えさせられ、腰を押さえつけられた状態で注がれる精液。ぽたぽたと己が精液を滴らせることしかできていないことも実感しているため、ドラセルは情けなさを噛み締めながら舌を突き出して達していた。

「ほぉっ♡おおっ♡♡ッおおおっ♡♡それ♡駄目だと言って♡んおおおっ♡♡」

 膨らんだリグの陰茎は、射精をしても簡単には細くならない。またしても吐き出された精液を腹に溜めることを強いられ苦しさに蕩けていたドラセルは、下半身に湧き上がる新たな快感に腰をくねらせてしまった。
 ドラセルの快感の発生源、それは尻尾。一回目の中出し射精後、落ち着いたリグが思い立って尻尾を弄ったところドラセルが身悶えたため、射精後はこうして尻尾を触ることにした。
 竜人族にとって尻尾は自らの力をひけらかすものであると同時に性感帯の一つでもある。特に垂らした時に体側に来る尻尾の内側は鱗が小さく柔らかいモノであるため、無遠慮に触れるのはマナー違反だ。
 しかし今リグが指でなぞっているのは、尻尾の内側でもさらに敏感な付け根の部分。相手に完全に服従した場合でないと夫婦でも触れさせないような場所を丹念に嬲られ、ドラセルは本能すらリグに屈しかけていた。

「はひっ♡はひっ♡♡」
「堂々と外に出してるもんでこんな感じるなんて、竜人はやらしい体してんなぁ。そうだ、角はどうなんだ? やっぱ性感帯?」
「はっ♡角、はぁ♡♡竜人を竜人たらしめる最も高貴な部分♡自分以外に触れさせることはない♡大事な場所だ♡♡それを♡性感帯などと♡」
「へぇ。だったら今度、角を爪でこそいでみるか」
「っ♡♡♡」
「お、ケツ穴締め付けたな? やっぱ性感帯なんじゃないか。楽しみにしてろよ、次は尻尾と角だけで漏らすほどイかせてやるからな」
「ひっ♡んひ♡♡」
(そんなこと♡そんなことされたら♡♡俺の体は本当にリグの言いなりになってしまう♡♡そんなのは認められない♡腐っても俺は竜人だ♡その誇りを、快感のために投げ捨ててはぁ♡♡)

 しゅこしゅこと陰茎を扱くように尻尾を扱かれ、思わず尻尾を真上にあげて弱点を見せつけてしまうドラセル。必死に脳内で欲望と戦ってはいるもののすっかり墜ちた顔からはその健闘を伺うことはできず、リグの責めを拒むことも出来ない。
 そうこうしているうちにリグの陰茎も硬さを失い、後孔から引き抜けるほどに細くなる。ずるずるゆっくり引き抜かれていく楔に軽く体を震わせて達しているドラセルは、そろそろ抜けるという時にパァン! と尻を叩かれて少しだけ意識をはっきりさせた。

「なぁ、今アンタの腹の中、オレの精液でぱんぱんだよな?」
「おっ♡そう、だが♡」
「だったら、ゲームをするか。どーしても角を弄られたくないってんなら、ゲームに勝つといい」
「げー、む……?」
「ああ。なにも難しいことじゃないぜ? オレがアンタに詰め込んだ精液、それをケツ穴から噴射して、的にあてたらアンタの勝ちだ」
「っ!?」

 告げられたのはあまりに卑猥なゲーム。そんなことは出来ないとドラセルが言うより早く後孔からリグの陰茎が抜かれてしまい、咄嗟にドラセルは穴を締め付けた。

「んっ♡んふ♡」
「お、暴発は防いだか。溜まってる精液が減れば減るほどアンタに不利だから、オレが的を用意するまでしっかりケツ穴締めとけよ。さて、的は……」
(は、早く♡早くしてくれ♡漏れる♡ケツ穴からぶびぶび出してしまう♡早く♡出させてくれ♡♡)

 ガニ股に開いていた足を閉じ、必死に後孔を締め付けるドラセル。縁は既に盛り上がっている上にぷぴ♡ぷぴ♡と少量の精液が隙間から漏れており、ドラセルが如何に限界かを物語っている。
 だがゲームに勝たせるつもりのないリグは的を探すと言ってドラセルの抵抗を笑いながら眺めているだけで、的を用意すらしない。そんなことにも気付かないほど後孔に意識を集中させていたドラセル、しかしその努力虚しくついに決壊の時は訪れてしまった。

「お゛お゛お゛お゛お゛っ♡♡♡お゛お゛お゛♡ん゛お゛お゛お゛♡♡♡」

 ぶびゅるるるるっ!!! と勢いよく穴から一直線に噴き出た精液は、寝室の床に勢いよく叩きつけられ跳ねた飛沫がドラセルの足を汚していく。同時に口からは聞くに堪えないほどの嬌声が溢れており、陰茎からもとぽとぽと精液を垂らすドラセル。中に出されたものを噴射するだけで達してしまったドラセルだが、量が量だけにそれもすぐには終わらない。
 時折穴が収縮するのに合わせて噴射の量は上下するものの、勢い自体は衰えることを知らない。縁を強烈に擦り上げて出ていく液体に何度も絶頂させられたドラセルは、リグが質の悪い笑顔を浮かべていることも分からずに吹き込まれたことを成し遂げようと動き始めた。

「お゛う゛っ♡お゛♡ん゛お゛♡お゛ほぉ♡♡」
「頑張れ頑張れ、的に当たりそうだぞー」

 へこっ♡へこっ♡と膝を曲げ伸ばしし、噴き出る精液を広範囲にまき散らすドラセル。リグに的が置かれていると聞いたドラセルは見えないながらもそれへ精液を当てようと腰をくねらせて着地点を変えているのだ。
 だが、もちろん的など置かれていない。少し後ろを振り向けば分かるのだが、今のドラセルはそこまで考えることができなかった。
 そうして後孔から精液を噴射し続けて数十分、流石にドラセルの腹の中身も尽きてくる。当初の勢いはなくなり直線から弧を描くように出ていた精液も、今や腹に力を入れないと噴き出さないほどになくなっていた。

「んっふぅぅぅ♡♡はっ……♡はっ……♡んっぐぅぅぅぅ♡♡♡」
 
 だが、リグに的に当たったと言われないドラセルは、顔を真っ赤にしていきんで精液をひり出そうとしている。出たとしても少量が穴から垂れるほどしか量はなく、力を抜いた後は反動で大きく後孔が収縮する卑猥な動きをしてしまう。
 だというのに何度も腹に力を込めては精液を飛ばそうとするドラセルの様子に、本当に角を弄られるのは嫌なのだとリグは理解してしまった。

「残念、時間切れだ」
「はぁ♡も、もう少し♡」
「駄目だ。でも、オレも鬼じゃないからな。頑張りに免じてあることをしてくれたら角に手を出すのを止めてやってもいい」
「っ、何を、すれば……」
「それは、今度のお楽しみ、だ」

 顔を持ち上げられ、楽しそうに笑うリグをその目に写すドラセル。この場には逆に似合わない慈悲の塊のような笑顔に、悪い予感がドラセルの全身を駆け巡るのだった。
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