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3 *モブ
しおりを挟む「ふ、ぐぅ……んっ! ふっ、ぅう……っ!」
男が部屋に襲撃してきてから十数分、俺は男に押し倒され体を撫で回されていた。放り投げられるように横たえさせられたベッドの上、太ももの上に陣取った男のせいで逃げることのできない俺。
べろりとめくり上げられたシャツは胸部を丸出しにし、露になった素肌を男の手が這いまわる。腰から腋へ、そのまま中央へと寄せるように手のひらが動き、腹へと下っていく。力を入れてせめてもの抵抗を示すも、意識をしているせいでうっすら浮かんだ腹筋の線を指先でなぞられる感覚をしっかり拾い上げてしまう。抵抗できる場所でそうなのだ、脇腹なんかの皮膚の薄い無防備なところなんて、ねちっこく男に揉まれるとつい体をくねらせ男を楽しませてしまった。
特別、性的なことはされてない。本当にただ体を撫でられているだけ。
だというのに俺の股間はすっかり熱を持ち、ズボンの中で硬く張り詰めていた。
「っ、ぁ! くぅ、んっ!♡」
「うんうん、エッチな声がでてきたねぇ。そろそろお薬が効いてきたのかな?」
「は……くす、り……? ひぅっ!♡♡」
「お、いい声。ピン♡と尖って膨らんで、気になってたんだよね」
「あっ♡ぅあっ♡♡そんな、とこで♡や♡いや、ぁあっ♡♡」
始めはただ気持ち悪いだけだったというのに、今や勝手に口からは甲高い声が漏れてしまう。そんな俺を見下ろす男はにやつきを一層深め、とんでもないことを口にしながらぐいっと手で俺の胸を鷲掴んできた。
まあ胸、といっても鍛え上げられたものではない、掴む肉なんて存在しないただの男の薄い胸。力強い男の揉みしだきはほとんどが皮膚を滑るようになっていて……結果、ぽつりと浮かんでいる乳首が強烈に押しつぶされ捏ねられることになった。
振り返ってみれば、男の手は上半身のあらゆる場所を這いまわっていたというのに乳首だけはうまく避けていた。薬ーー恐らく媚薬の類なのだろうあの液体のせいか、硬く芯を持ち立ち上がっていた乳首。フルフルと胸の上で健気に震えていた小さな二つの突起は、触れられると信じられないほどの快感を俺に与えてきた。
皮膚に埋めるようにぐりぐりと押し込まれると擦り回される先端からじわりと快楽が拡がり、かと思えばずりっ♡ずりっ♡と手の平の付け根で捏ね延ばすように乳頭を上下に翻弄されると微かな痛みと共に腰に痺れが走る。強い力を加えられ少し芯をなくしたところに今度は優しく触れられて、乳頭を摘んだ指先がくりくりこすり合わされると湧き上がる愉悦に背を弓なりにしならせた。
今までまったく気にしたことのない小さな尖りで気持ちよくなり、翻弄されているなんて認めたくない。だというのに執拗に嬲られる乳首に思考はどんどん蕩けていき、媚びるような甘ったるい声を放ちながらかくっ♡かくっ♡と腰を男に擦り付るように揺らして快感を得ようとしてしまう。
後ろ手に拘束されているため必然的に突き出すようになってしまっている胸を、そうしてどれだけ弄ばれていただろうか。赤く色付き腫れた突起は二回りほど大きく育ち、息を吹きかけられるだけで体が跳ねてしまうほどの快感を生み出す。そんなところを男は指で触れるか触れないかギリギリの力で撫で回し、焦れて尖りきった瞬間ビシッ!♡と左右同時に指先で弾き飛ばされた。
「んおおおっ♡♡」
「はっはは、凄い声だねぇ。ただの小粒乳首がすっかり性器だ」
「んっ♡お前が飲ませた、薬のせい、だっ……!」
「うん、そうだね。僕のしたことで、こんなに体をエッチにさせて……やっぱり両思い、なんだね」
「はぁ!? 何ふざけたこと、ぉほおっ♡♡」
「だって好きじゃなきゃ薬を飲んだってここまで股間をびちょびちょにしないでしょ? それとも、その気がなくてもエッチな反応しちゃう変態さんなのかな?」
「ち、がっ! ぅはっ♡ぐ、うんっ♡さわ、るな、あぁっ♡♡ん、おっ♡♡」
ぐちゅり、ぐちゅり、と音を立てて揉まれるペニス。乳首だけでは高まりはするものの達するまではいかず、しかしとめどなく吐き出された先走りによってズボンまでぐっしょりと濡れたそこは、男の手の動きに合わせてぬるつく下着に擦られる。
放置され続けていたところに直接的な刺激を与えられ、嫌がる意識に反して男の手の中でペニスは跳ねる。ビキリと竿に走る血管が怒張し、一際力強くペニスが上向いた……ところで、男はパッとソコから手を離した。
「ぁ……」
「ふぅん? 嫌がっていた割に、残念そうな顔をしてるよ?」
「っ、そんなこと……っ!」
「安心してよ、ちゃぁんと精液ぴゅっぴゅさせてあげるから。だけどそんな可愛いおちんちんはしっかりこの目で見たいからねぇ」
「!? まっ、待て、それは、やめっ!」
射精を寸止めされたもどかしさを男に見破られ、俺は誤魔化すように声を張る。しかしそんな俺の強がりはお見通しだとばかりに笑う男が次に手をかけたのは俺のズボンだった。
俺の制止の言葉など意にも介さず、ボタンをはずしチャックを下げていく男。
「ひ……! このっ! くそ、止めろっ! や、やめ……」
ズボンを奪われ、射精をしているところを見られるだけで終わるわけがない。いや、射精を見られること自体も屈辱だが、その先、もっと取り返しのつかないこともされるに違いない。
そんな恐怖から体を捻って抵抗するも、それすらも楽しむようにずるりずるりとズリ下げられていく俺のズボン。俺の上から退いた代わりに拘束具として使うつもりなのか膝のあたりでズボンは放置され、そのまま下着へと男の手が伸びてきた。
こちらもゆっくり、俺を追い詰めるようにして少しずつ下へと力を入れられる。鼠径部は既に丸出しになっていて、勃起に引っかかり辛うじて決定的な部分は守られているような状態だ。しかしそれがかえって俺の恥部を際立たせることになっていて、少しでも動けばそこさえも飛び出してしまいそうな危うさに俺は体を硬直させるしかない。
濡れた布を擦り付けながらじりじりと下がっていく下着に、ガチガチに張り詰めたペニスが湾曲する。くしゅくしゅと下着を小刻みに左右に動かされると食い込んだカリ首から鋭い快感が生まれ、ペニスの硬度が上がって一層下着からこぼれ出ようとしてしまう。
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