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意外な訪問者
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意外な訪問客がやって来たのは、ガーデンパーティーの次の日であった。
私が部屋で読書をしていると、メルロが慌てた様子でやって来たのだった。
「失礼します、レイチェル様」
「あら、そんなに慌ててどうしたの?」
「レイチェル様にお会いしたいとのことで、お客様がいらしております」
「どなたかしら?」
「それが……リュドミラのハンデルク公爵家のご令嬢、フリージア様とのことでして」
「えええっ!?」
メルロの言葉を聞いて、私は反射的に立ち上がった。そして窓から外を見てみると、たしかに豪華な馬車が一台、門の前に停まっていたのだった。
「ねえ、フリージアだけ一人で来たの? それとも公爵閣下や兄君が同伴してらっしゃるの?」
「それが……フリージア様だけのようです。お付きの使用人はおひとり連れてらっしゃるみたいですが」
正直、家族内でヴィルヘルムに対してだけでなく、リュドミラへの反発が強まっているのは事実だ。フリージアがリュドミラ王室と関係の深い家の者と分かれば、おそらく皆良い顔はしないだろう。
しかし。わざわざ来てくれた彼女を、このまま追い返すことはしたくなかった。運良く今日は、私以外全員が公務で不在だったので、私はフリージアを宮殿に招き入れることを決めた。
「分かったわ。すぐにお通ししてちょうだい」
「リュドミラのお方ですが、本当によろしいのですか?」
「向こうでも仲良くしてくれてた子だから、大丈夫よ。何かあったら私が責任を取るわ」
(フリージア……どうしたのかしら?)
突然の訪問に困惑しつつも、私は急いで身支度を始めたのだった。
+
「予告もなく押しかけてしまい、申し訳ございません」
庭園のガゼボに行くと、顔を合わすや否やフリージアはそう言って頭を下げた。
「大丈夫よ、お久しぶりね。元気にしてた?」
「はい、私は特段変わりなく」
そう言ったものの、フリージアはどこか浮かない顔をしていた。その理由を聞いて良いものか迷いつつも、私は話を続けることにした。
「ここまで来るの、大変だったでしょう?」
「いえ、父上がテルクスタに知人がおりまして、その方に協力いただいたので……国境の検問所もすぐに通してもらえました」
「そうなのね。でも、ひとりでテルクスタに行くだなんて、ご家族も心配してらっしゃるんじゃない?」
「家族と来たら、余計に警戒されてしまうと思いましたので。私以外はヴィルヘルム国王陛下との関わりも深いものですから……私だけならお許しいただけるかと思って、同伴は断って来ました」
「そ、そう」
たわいのない会話なはずなのに、フリージアの表情は暗くなるばかり。どうすれば良いか分からず、私は内心焦り始めていた。
「レイチェル様は、体調はいかがですか?」
何を言おうか迷っていると、フリージアが先にそう問いかけてきたのだった。
「私は大丈夫よ。溺れた直後はずっと寝てたみたいだけど、今は元気に……って」
「ううっ……」
私がそう言った途端、フリージアは急に泣き出してしまったのである。
「ちょっ……フリージア様?」
「っ、私、レイチェル様が意識が戻らないまま、リュドミラに戻られたとお聞きしてから……ずっと気が気でなくて……、心配で」
「……え?」
「家族を説得したり、手筈を整えるまで時間がかかってしまいましたけど……本当は、すぐにでも駆けつけたくて……っ」
嗚咽を漏らしながら、フリージアはそう言った。
当然ながら、私からすれば気絶していた時も寝ていただけだが、周囲からすれば生死が分からぬ状況だった訳だ。姉上たちのように、きっとフリージアも心配してくれていたのだろう。
「心配させてごめんね。でも、本当に大丈夫だから。ね?」
「う、ううっ……」
私がフリージアの背中を摩っていると、ちょうど公務から戻った兄上たちがやって来たのだった。
「レイチェル、ただいま帰ったわよ。今から皆でお茶しましょう……って」
そこまで言って、驚いたように立ち止まる姉上。その他のみんなも驚いた様に目を丸くしている。まるで私がフリージアを泣かせたかのように見える、最悪のタイミングである。
「レイチェル……私、女の子を泣かせるような子に育てた覚えはないわよ」
「ちが、……違わないけど……っ、これには深い理由が……!!」
「……初めまして。私、リュドミラのハンデルク公爵が娘、フリージアと申します」
フリージアが挨拶する姿を見ながら、私は顔を引き攣らせる。彼女としても、我が家のリュドミラに対する温度感がここまで高くなっているなど思っていなかったのだろう。
「みんな、あのね……」
「こちらこそ初めまして。私、レイチェルの姉のミレーユと申します。フリージア様、もし良ければ自己紹介がてら、一緒にお茶にしませんか?」
「……え?」
「そうしましょう。ちょうど、お土産で美味しい紅茶をいただいたところなのよ」
意外な方向に話が転がっていき、困惑する私。しかし、姉上の提案に首を横に振る者はこの場に誰一人としていなかったのである。
+
「うちのレイチェルが心配をかけて、ごめんなさいね」
「もう……お義母様。私だって子供じゃないんですから」
「ふふっ」
食堂に移動して、私たちはお茶をしていた。テーブルには、義母上たちが公務で行った先で貰ってきた紅茶と、フリージアが手土産に持って来てくれた松の実のミニタルトとサブレが並んでいた。
「松の実を食べるのは初めてだが、とても美味しいな。レイチェルがハマるのも何となく分かる気がするよ」
「お口に合ったようで、何よりです」
ギスギスとした空気が流れることもなく、意外にもお茶会は和やかそのものであった。みな礼儀正しいフリージアを気に入ったようで、彼女も私以外と初対面とは思えないほどに馴染んでいたのである。
「サブレ美味しい!」
「ほら、ナタリヤ。口元が汚れてるぞ」
「何だか、うるさくてごめんなさいね」
「いえ、賑やかなのは好きなのでどうぞお気になさらず。それにしても、レイチェル様にこんなお兄様やお姉様がいらっしゃっただなんて……少し羨ましいですわ」
そう言ったフリージアの表情が一瞬だけ陰りを見せたのを、私は見逃さなかった。
「あら、フリージア様も頼もしいお兄様とお姉様がいらっしゃるじゃないですか」
慌ててフォローすると、フリージアは衝撃的な一言を口にしたのだった。
「恥ずかしながら……私は養子でして。公爵家の方々とは誰とも血が繋がっていないので、厳密には一人っ子なんです」
「……え?」
「だから、皆様とはだいぶ状況が違うのです」
俯いて、フリージアはぽつりと呟いた。それは、今まで疑問に感じていたことがようやく解消された瞬間だった。驚きつつもどおりで……と私は内心思っていた。
察するに、それが理由でフリージアはライアンたちと距離を感じているのだろう。
「あら。血が繋がっててもいなくても、些細なことだわ。妹が可愛いのに、変わりはないわよ」
きっぱりそう言い切ったのは、姉上だった。そして兄上も、深く頷いていたのである。
「そんなこと言ったら、夫婦だって元は血の繋がってない赤の他人だもの。そうでしょう?」
義母上も、続くようにそう言ったのだった。
「ふふ、ライアン様もガーネット様も、フリージア様が大好きなのが見てて伝わってきますもの」
「……そう、だったら良いのですが」
私は思ったまま正直な感想を言った。しかし、フリージアはどこか寂しげに笑っただけだったのである。
+
「それでは、お邪魔しました」
「また今度会いましょうね」
お茶したあと、私たちはフリージアを馬車の前まで見送った。もし私がヴィルヘルムと離婚するならば、彼女と会えるのもおそらくこれが最後だ。しかし、そうとは思いたくなくて、私は「また会おう」と自然と口にしていたのである。
そして馬車が見えなくなったタイミングで、父上が口を開いたのだった。
「レイチェル」
「……は、はい」
リュドミラの関係者を宮殿の敷地内に招き入れるなんて、と怒られると思い、私は覚悟した。
しかし、降ってきたのは意外な言葉であった。
「彼女、良い子じゃないか」
「本当ね、とっても礼儀正しくてお上品で、驚いたわ。帰ったら、ちゃんと来てくれたお礼の手紙も書きなさいな」
父上と義母上の言葉に、私は驚きを隠せなかった。なぜならそれは、フリージアと今後も関係を続けていくような口ぶりだったからである。
「え? これからも、フリージア様と仲良くして良いの?」
「ああ、もちろんだ。せっかくできた友達だろう? 大切にしなさい」
兄上も、私にそう言ってくれたのだった。
「さ、日が暮れないうちに家に入りましょうか」
「そうね」
皆で宮殿に戻ろうとした矢先、門の前に白馬に乗った騎士が一人、馬を走らせてやって来たのだった。
「どうした?」
「陛下、慌ただしく失礼します。先程リュドミラの王立騎士団の者より、手紙を一通預かりました。至急、ご確認いただけますか?」
「何……?」
リュドミラの名前を聞いて、どきりと心臓が跳ねた。
兄上は騎士から受け取った封筒から手紙を取り出し、すぐに読み始めた。そして、私に向いてこう言ったのである。
「レイチェル。三日後に、ヴィルヘルム国王陛下がテルクスタへいらっしゃるそうだ」
ようやく、愛する夫に会える。
それなのに、私の胸のうちは不安と恐怖で埋め尽くされていたのだった。
私が部屋で読書をしていると、メルロが慌てた様子でやって来たのだった。
「失礼します、レイチェル様」
「あら、そんなに慌ててどうしたの?」
「レイチェル様にお会いしたいとのことで、お客様がいらしております」
「どなたかしら?」
「それが……リュドミラのハンデルク公爵家のご令嬢、フリージア様とのことでして」
「えええっ!?」
メルロの言葉を聞いて、私は反射的に立ち上がった。そして窓から外を見てみると、たしかに豪華な馬車が一台、門の前に停まっていたのだった。
「ねえ、フリージアだけ一人で来たの? それとも公爵閣下や兄君が同伴してらっしゃるの?」
「それが……フリージア様だけのようです。お付きの使用人はおひとり連れてらっしゃるみたいですが」
正直、家族内でヴィルヘルムに対してだけでなく、リュドミラへの反発が強まっているのは事実だ。フリージアがリュドミラ王室と関係の深い家の者と分かれば、おそらく皆良い顔はしないだろう。
しかし。わざわざ来てくれた彼女を、このまま追い返すことはしたくなかった。運良く今日は、私以外全員が公務で不在だったので、私はフリージアを宮殿に招き入れることを決めた。
「分かったわ。すぐにお通ししてちょうだい」
「リュドミラのお方ですが、本当によろしいのですか?」
「向こうでも仲良くしてくれてた子だから、大丈夫よ。何かあったら私が責任を取るわ」
(フリージア……どうしたのかしら?)
突然の訪問に困惑しつつも、私は急いで身支度を始めたのだった。
+
「予告もなく押しかけてしまい、申し訳ございません」
庭園のガゼボに行くと、顔を合わすや否やフリージアはそう言って頭を下げた。
「大丈夫よ、お久しぶりね。元気にしてた?」
「はい、私は特段変わりなく」
そう言ったものの、フリージアはどこか浮かない顔をしていた。その理由を聞いて良いものか迷いつつも、私は話を続けることにした。
「ここまで来るの、大変だったでしょう?」
「いえ、父上がテルクスタに知人がおりまして、その方に協力いただいたので……国境の検問所もすぐに通してもらえました」
「そうなのね。でも、ひとりでテルクスタに行くだなんて、ご家族も心配してらっしゃるんじゃない?」
「家族と来たら、余計に警戒されてしまうと思いましたので。私以外はヴィルヘルム国王陛下との関わりも深いものですから……私だけならお許しいただけるかと思って、同伴は断って来ました」
「そ、そう」
たわいのない会話なはずなのに、フリージアの表情は暗くなるばかり。どうすれば良いか分からず、私は内心焦り始めていた。
「レイチェル様は、体調はいかがですか?」
何を言おうか迷っていると、フリージアが先にそう問いかけてきたのだった。
「私は大丈夫よ。溺れた直後はずっと寝てたみたいだけど、今は元気に……って」
「ううっ……」
私がそう言った途端、フリージアは急に泣き出してしまったのである。
「ちょっ……フリージア様?」
「っ、私、レイチェル様が意識が戻らないまま、リュドミラに戻られたとお聞きしてから……ずっと気が気でなくて……、心配で」
「……え?」
「家族を説得したり、手筈を整えるまで時間がかかってしまいましたけど……本当は、すぐにでも駆けつけたくて……っ」
嗚咽を漏らしながら、フリージアはそう言った。
当然ながら、私からすれば気絶していた時も寝ていただけだが、周囲からすれば生死が分からぬ状況だった訳だ。姉上たちのように、きっとフリージアも心配してくれていたのだろう。
「心配させてごめんね。でも、本当に大丈夫だから。ね?」
「う、ううっ……」
私がフリージアの背中を摩っていると、ちょうど公務から戻った兄上たちがやって来たのだった。
「レイチェル、ただいま帰ったわよ。今から皆でお茶しましょう……って」
そこまで言って、驚いたように立ち止まる姉上。その他のみんなも驚いた様に目を丸くしている。まるで私がフリージアを泣かせたかのように見える、最悪のタイミングである。
「レイチェル……私、女の子を泣かせるような子に育てた覚えはないわよ」
「ちが、……違わないけど……っ、これには深い理由が……!!」
「……初めまして。私、リュドミラのハンデルク公爵が娘、フリージアと申します」
フリージアが挨拶する姿を見ながら、私は顔を引き攣らせる。彼女としても、我が家のリュドミラに対する温度感がここまで高くなっているなど思っていなかったのだろう。
「みんな、あのね……」
「こちらこそ初めまして。私、レイチェルの姉のミレーユと申します。フリージア様、もし良ければ自己紹介がてら、一緒にお茶にしませんか?」
「……え?」
「そうしましょう。ちょうど、お土産で美味しい紅茶をいただいたところなのよ」
意外な方向に話が転がっていき、困惑する私。しかし、姉上の提案に首を横に振る者はこの場に誰一人としていなかったのである。
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「うちのレイチェルが心配をかけて、ごめんなさいね」
「もう……お義母様。私だって子供じゃないんですから」
「ふふっ」
食堂に移動して、私たちはお茶をしていた。テーブルには、義母上たちが公務で行った先で貰ってきた紅茶と、フリージアが手土産に持って来てくれた松の実のミニタルトとサブレが並んでいた。
「松の実を食べるのは初めてだが、とても美味しいな。レイチェルがハマるのも何となく分かる気がするよ」
「お口に合ったようで、何よりです」
ギスギスとした空気が流れることもなく、意外にもお茶会は和やかそのものであった。みな礼儀正しいフリージアを気に入ったようで、彼女も私以外と初対面とは思えないほどに馴染んでいたのである。
「サブレ美味しい!」
「ほら、ナタリヤ。口元が汚れてるぞ」
「何だか、うるさくてごめんなさいね」
「いえ、賑やかなのは好きなのでどうぞお気になさらず。それにしても、レイチェル様にこんなお兄様やお姉様がいらっしゃっただなんて……少し羨ましいですわ」
そう言ったフリージアの表情が一瞬だけ陰りを見せたのを、私は見逃さなかった。
「あら、フリージア様も頼もしいお兄様とお姉様がいらっしゃるじゃないですか」
慌ててフォローすると、フリージアは衝撃的な一言を口にしたのだった。
「恥ずかしながら……私は養子でして。公爵家の方々とは誰とも血が繋がっていないので、厳密には一人っ子なんです」
「……え?」
「だから、皆様とはだいぶ状況が違うのです」
俯いて、フリージアはぽつりと呟いた。それは、今まで疑問に感じていたことがようやく解消された瞬間だった。驚きつつもどおりで……と私は内心思っていた。
察するに、それが理由でフリージアはライアンたちと距離を感じているのだろう。
「あら。血が繋がっててもいなくても、些細なことだわ。妹が可愛いのに、変わりはないわよ」
きっぱりそう言い切ったのは、姉上だった。そして兄上も、深く頷いていたのである。
「そんなこと言ったら、夫婦だって元は血の繋がってない赤の他人だもの。そうでしょう?」
義母上も、続くようにそう言ったのだった。
「ふふ、ライアン様もガーネット様も、フリージア様が大好きなのが見てて伝わってきますもの」
「……そう、だったら良いのですが」
私は思ったまま正直な感想を言った。しかし、フリージアはどこか寂しげに笑っただけだったのである。
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「それでは、お邪魔しました」
「また今度会いましょうね」
お茶したあと、私たちはフリージアを馬車の前まで見送った。もし私がヴィルヘルムと離婚するならば、彼女と会えるのもおそらくこれが最後だ。しかし、そうとは思いたくなくて、私は「また会おう」と自然と口にしていたのである。
そして馬車が見えなくなったタイミングで、父上が口を開いたのだった。
「レイチェル」
「……は、はい」
リュドミラの関係者を宮殿の敷地内に招き入れるなんて、と怒られると思い、私は覚悟した。
しかし、降ってきたのは意外な言葉であった。
「彼女、良い子じゃないか」
「本当ね、とっても礼儀正しくてお上品で、驚いたわ。帰ったら、ちゃんと来てくれたお礼の手紙も書きなさいな」
父上と義母上の言葉に、私は驚きを隠せなかった。なぜならそれは、フリージアと今後も関係を続けていくような口ぶりだったからである。
「え? これからも、フリージア様と仲良くして良いの?」
「ああ、もちろんだ。せっかくできた友達だろう? 大切にしなさい」
兄上も、私にそう言ってくれたのだった。
「さ、日が暮れないうちに家に入りましょうか」
「そうね」
皆で宮殿に戻ろうとした矢先、門の前に白馬に乗った騎士が一人、馬を走らせてやって来たのだった。
「どうした?」
「陛下、慌ただしく失礼します。先程リュドミラの王立騎士団の者より、手紙を一通預かりました。至急、ご確認いただけますか?」
「何……?」
リュドミラの名前を聞いて、どきりと心臓が跳ねた。
兄上は騎士から受け取った封筒から手紙を取り出し、すぐに読み始めた。そして、私に向いてこう言ったのである。
「レイチェル。三日後に、ヴィルヘルム国王陛下がテルクスタへいらっしゃるそうだ」
ようやく、愛する夫に会える。
それなのに、私の胸のうちは不安と恐怖で埋め尽くされていたのだった。
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