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【最終章①】廃界突入編
第171話 廃界の真実
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ダステニア城に集まった騎士たち。
皆歴戦の勇士らしく、その佇まいからして只者ではないというオーラで満ちていた。
議場入りした颯太はハルヴァ側の席へ向かい、そこで、
「ソータ、こっちよ」
「お待ちしていましたわ」
ブリギッテ、アンジェリカと合流した。
竜医であるブリギッテはハルヴァ竜騎士団に所属するドラゴンの体調管理のために帯同するだろうとは思っていたが、牧場オーナーであるアンジェリカも来ていたのは意外だった。
「アンジェリカも来たのか」
「父の名前が出た以上、ハルヴァで留守番というわけにはいきませんわ」
そうだった、と颯太は思い出す。
ミラルダ・マーズナー。
実の父が廃界オロムで目撃されたとあっては、さすがにアンジェリカとしても黙っているわけにはいかないのだろう。
「ただ、わたくしはキャロルと一緒にダステニア王都で戦果報告を待つ身となりますが」
「目的地が目的地だけに、何かあった際、ソータとアンジェリカの2大オーナーを同時に失うわけにはいかないものね」
アンジェリカとしては廃界へついていきたい気持ちがあるのだろうが、不測の事態への対応のため、ダステニア王都へ残ることを決めたようだ。
「なので、父の件も含め、廃界での活躍と無事を祈っていますわ」
「ああ、了承した」
「もし父を見つけて保護をしたのなら――わたくしの名を出して引っ叩いてください」
「え? 引っ叩く?」
「きっと、思うところがあり過ぎて反論する気もないでしょうから」
アンジェリカの父へ対する想いは、キャロルの父への想いに匹敵するだろう。口ではどこか突き放したような言い方をしているが、幼い頃から近くで大牧場に育て上げた父の手腕を目の当たりにしている。きっと、根底では認めているのだろう――父のことを。
「わかった。引っ叩くかはさておいて、アンジェリカの想いはきっちりと伝えるよ」
「お願いしますね」
とりあえず、颯太の提示した妥協案で納得してくれたようだ。
いくら実の娘からの依頼とはいえ、面識のない人をいきなり引っ叩くというのには抵抗がある。
一方、実際に廃界へと帯同するブリギッテは落ち着いたものだった。
「ブリギッテは廃界へ行くことへ抵抗はないのか?」
「怖くない――と言えば嘘になるわね。これでも、あなたに出会う前はいろんな戦場で竜騎士団の戦いを目の当たりにしつつ、ドラゴンたちの治療に専念してきた……それなりに場数を踏んでいるという自負もある。それでも、やっぱり廃界は特別だから」
ブリギッテは複雑な心境を吐露した。
颯太にはまだ廃界がどのような場所であるか、いまひとつビジョンが見えないが、生まれた頃から魔族の脅威を知り、廃界が禁忌の場所であると言いきかされているからこその不安なのだろう。
「これだけの騎士や竜人族が同行するとしても心配か?」
「そりゃあ、ねぇ……なんたってあの凶暴で野蛮な魔族の巣なわけだし――」
話の途中で、周囲の喧騒がシンと静まり返った。
何事かと見回すと、議場の中心にはふたりの男女が立っていた。
たっぷりと顎髭を蓄えたその男と長い白髪の女性――両者の服の腕部分には北方領ペルゼミネの紋章が輝いている。
「「ようこそお集まりくださいました」」
ふたりは深々と頭を下げた。
それから、男の方がまず話し始める。
「お初にお目にかかる方がほとんどだと思いますので軽く我々の自己紹介をしておきます。自分は、ペルゼミネで長年気候や地形などの観点から廃界の研究をしているイワン・モスゴワルです」
「私は魔族の生態研究をしているニーナ・レオンチェフです」
イワンとニーナ。
このふたりはペルゼミネにおいて廃界と魔族について研究している者たちのようだ。
「我々は8年ほど前から定期的に廃界の調査を行っています」
ニーナの言葉に、議場はざわざわと騒がしくなる。
「廃界の研究者がいたのか……」
「噂はあったのよ。ペルゼミネは今も定期的に廃界へ調査遠征を行っているって」
「そうなのか?」
「特にシリング王になってからは積極的に行っているようですわ。研究に対する費用もこれまでの数倍の国家予算を割いているとか」
「熱心なんだな、シリング王は」
「戦力的にも財源的にも、4大国家の中で定期的に廃界へ長期遠征をさせることができるのはペルゼミネくらいだものね」
ペルゼミネの技術力は颯太も目にしている。
ハルヴァ、ガドウィン、ダステニアの王都を見ても、あそこほど発展したところはどこにもなかった。それだけの力があるペルゼミネだからこそ、廃界を専門に研究する者や、それを支援する機関も存在しているのだろう。
「その結果、廃界でも旧オロムの王都近辺以外では魔族の数は少ないことが判明しました」
「魔族は旧オロム王都周辺に群れを作っているのです」
ざわざわざわ。
議場はさらに騒がしさを増していく。
「つまり、我らが目指すのは廃界でもオロム王都一点――魔族たちの巣となっているここを集中的に攻撃することを最終目標とします」
「本当にそこを撃破すれば魔族の侵攻は止むのかね」
議場から質問が飛ぶ。
発信者は不明だが、その疑問はもっともだと颯太も感じた。
そこを狙う根拠がなければ、周りは納得しないだろう。
「みなさまもご承知でしょうが、我々は以前、まだオロム王都が魔族で溢れかえる直前に、ここからいくつかの関連書籍を回収しました」
「そこには魔族精製に関する重大なヒントが記された極秘書類もありました」
「ま、魔族の精製だと!?」
ドッと湧き出したように声があがる。
裏を返せば、その情報を知るペルゼミネは、いつでも魔族を生み出すことができるということだからだ。
「ご安心ください。我々は魔族の精製など行いませんし、そもそも知ったところでどうすることもできません」
「ど、どういう意味だ?」
「魔族の精製には恐ろしいほどの魔力が必要だとわかりました。魔法撤廃運動以降、魔力を封じ込められた現代の人間には不可能です。――聖女と呼ばれる特殊な人間以外には」
「聖女……」
聞き慣れない言葉に、颯太は思わず無言でブリギッテに視線を送る。
それを感じ取ったブリギッテはすぐに、
「聖女というのは生まれつき高い魔力を有した女性を指すのよ」
「女性だけが魔力を?」
「今のところ、女性にしか見られない特徴らしいですわ」
アンジェリカからも助言を受け、颯太は納得する。
「その魔族の精製ですが、驚くべきことに、旧オロム王都の魔法学研究施設内で今なお続けられていることが先日の調査で発覚しました」
「な、なんだと!? では、オロム王都には今も誰かが住んで魔族を生み出し続けているというのか!?」
「我々も最初はその線を疑いましたが、どうも違うようです」
「どういうことだね」
「魔族の精製は――全自動で行われているようなのです」
「全自動だと!?」
「誰がなんの目的で設置したかは不明ですが、魔族の精製に必要な膨大な魔力――それを生み出し続ける魔法陣がその研究施設内に存在しているようなのです」
「その施設を完全に破壊し、魔法陣を無力化することでもう魔族は新しく生まれない――その場にいる魔族を殲滅できれば、この世界から魔族の脅威は完全に取り除かれます!」
イワンは力強く言い切った。
議場ではなおも各国の騎士たちがにわかには信じられないといった具合に話し合っている様子が見て取れる。
ハルヴァ竜騎士団も、ガブリエルとリガンが何やら難しい顔で話し合っていた。
果たして、本当に施設内の魔法陣を破壊することで、魔族の増殖を止めることができるのだろうか。
皆歴戦の勇士らしく、その佇まいからして只者ではないというオーラで満ちていた。
議場入りした颯太はハルヴァ側の席へ向かい、そこで、
「ソータ、こっちよ」
「お待ちしていましたわ」
ブリギッテ、アンジェリカと合流した。
竜医であるブリギッテはハルヴァ竜騎士団に所属するドラゴンの体調管理のために帯同するだろうとは思っていたが、牧場オーナーであるアンジェリカも来ていたのは意外だった。
「アンジェリカも来たのか」
「父の名前が出た以上、ハルヴァで留守番というわけにはいきませんわ」
そうだった、と颯太は思い出す。
ミラルダ・マーズナー。
実の父が廃界オロムで目撃されたとあっては、さすがにアンジェリカとしても黙っているわけにはいかないのだろう。
「ただ、わたくしはキャロルと一緒にダステニア王都で戦果報告を待つ身となりますが」
「目的地が目的地だけに、何かあった際、ソータとアンジェリカの2大オーナーを同時に失うわけにはいかないものね」
アンジェリカとしては廃界へついていきたい気持ちがあるのだろうが、不測の事態への対応のため、ダステニア王都へ残ることを決めたようだ。
「なので、父の件も含め、廃界での活躍と無事を祈っていますわ」
「ああ、了承した」
「もし父を見つけて保護をしたのなら――わたくしの名を出して引っ叩いてください」
「え? 引っ叩く?」
「きっと、思うところがあり過ぎて反論する気もないでしょうから」
アンジェリカの父へ対する想いは、キャロルの父への想いに匹敵するだろう。口ではどこか突き放したような言い方をしているが、幼い頃から近くで大牧場に育て上げた父の手腕を目の当たりにしている。きっと、根底では認めているのだろう――父のことを。
「わかった。引っ叩くかはさておいて、アンジェリカの想いはきっちりと伝えるよ」
「お願いしますね」
とりあえず、颯太の提示した妥協案で納得してくれたようだ。
いくら実の娘からの依頼とはいえ、面識のない人をいきなり引っ叩くというのには抵抗がある。
一方、実際に廃界へと帯同するブリギッテは落ち着いたものだった。
「ブリギッテは廃界へ行くことへ抵抗はないのか?」
「怖くない――と言えば嘘になるわね。これでも、あなたに出会う前はいろんな戦場で竜騎士団の戦いを目の当たりにしつつ、ドラゴンたちの治療に専念してきた……それなりに場数を踏んでいるという自負もある。それでも、やっぱり廃界は特別だから」
ブリギッテは複雑な心境を吐露した。
颯太にはまだ廃界がどのような場所であるか、いまひとつビジョンが見えないが、生まれた頃から魔族の脅威を知り、廃界が禁忌の場所であると言いきかされているからこその不安なのだろう。
「これだけの騎士や竜人族が同行するとしても心配か?」
「そりゃあ、ねぇ……なんたってあの凶暴で野蛮な魔族の巣なわけだし――」
話の途中で、周囲の喧騒がシンと静まり返った。
何事かと見回すと、議場の中心にはふたりの男女が立っていた。
たっぷりと顎髭を蓄えたその男と長い白髪の女性――両者の服の腕部分には北方領ペルゼミネの紋章が輝いている。
「「ようこそお集まりくださいました」」
ふたりは深々と頭を下げた。
それから、男の方がまず話し始める。
「お初にお目にかかる方がほとんどだと思いますので軽く我々の自己紹介をしておきます。自分は、ペルゼミネで長年気候や地形などの観点から廃界の研究をしているイワン・モスゴワルです」
「私は魔族の生態研究をしているニーナ・レオンチェフです」
イワンとニーナ。
このふたりはペルゼミネにおいて廃界と魔族について研究している者たちのようだ。
「我々は8年ほど前から定期的に廃界の調査を行っています」
ニーナの言葉に、議場はざわざわと騒がしくなる。
「廃界の研究者がいたのか……」
「噂はあったのよ。ペルゼミネは今も定期的に廃界へ調査遠征を行っているって」
「そうなのか?」
「特にシリング王になってからは積極的に行っているようですわ。研究に対する費用もこれまでの数倍の国家予算を割いているとか」
「熱心なんだな、シリング王は」
「戦力的にも財源的にも、4大国家の中で定期的に廃界へ長期遠征をさせることができるのはペルゼミネくらいだものね」
ペルゼミネの技術力は颯太も目にしている。
ハルヴァ、ガドウィン、ダステニアの王都を見ても、あそこほど発展したところはどこにもなかった。それだけの力があるペルゼミネだからこそ、廃界を専門に研究する者や、それを支援する機関も存在しているのだろう。
「その結果、廃界でも旧オロムの王都近辺以外では魔族の数は少ないことが判明しました」
「魔族は旧オロム王都周辺に群れを作っているのです」
ざわざわざわ。
議場はさらに騒がしさを増していく。
「つまり、我らが目指すのは廃界でもオロム王都一点――魔族たちの巣となっているここを集中的に攻撃することを最終目標とします」
「本当にそこを撃破すれば魔族の侵攻は止むのかね」
議場から質問が飛ぶ。
発信者は不明だが、その疑問はもっともだと颯太も感じた。
そこを狙う根拠がなければ、周りは納得しないだろう。
「みなさまもご承知でしょうが、我々は以前、まだオロム王都が魔族で溢れかえる直前に、ここからいくつかの関連書籍を回収しました」
「そこには魔族精製に関する重大なヒントが記された極秘書類もありました」
「ま、魔族の精製だと!?」
ドッと湧き出したように声があがる。
裏を返せば、その情報を知るペルゼミネは、いつでも魔族を生み出すことができるということだからだ。
「ご安心ください。我々は魔族の精製など行いませんし、そもそも知ったところでどうすることもできません」
「ど、どういう意味だ?」
「魔族の精製には恐ろしいほどの魔力が必要だとわかりました。魔法撤廃運動以降、魔力を封じ込められた現代の人間には不可能です。――聖女と呼ばれる特殊な人間以外には」
「聖女……」
聞き慣れない言葉に、颯太は思わず無言でブリギッテに視線を送る。
それを感じ取ったブリギッテはすぐに、
「聖女というのは生まれつき高い魔力を有した女性を指すのよ」
「女性だけが魔力を?」
「今のところ、女性にしか見られない特徴らしいですわ」
アンジェリカからも助言を受け、颯太は納得する。
「その魔族の精製ですが、驚くべきことに、旧オロム王都の魔法学研究施設内で今なお続けられていることが先日の調査で発覚しました」
「な、なんだと!? では、オロム王都には今も誰かが住んで魔族を生み出し続けているというのか!?」
「我々も最初はその線を疑いましたが、どうも違うようです」
「どういうことだね」
「魔族の精製は――全自動で行われているようなのです」
「全自動だと!?」
「誰がなんの目的で設置したかは不明ですが、魔族の精製に必要な膨大な魔力――それを生み出し続ける魔法陣がその研究施設内に存在しているようなのです」
「その施設を完全に破壊し、魔法陣を無力化することでもう魔族は新しく生まれない――その場にいる魔族を殲滅できれば、この世界から魔族の脅威は完全に取り除かれます!」
イワンは力強く言い切った。
議場ではなおも各国の騎士たちがにわかには信じられないといった具合に話し合っている様子が見て取れる。
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