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アフター
Side T 19
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ポトフ、サラダ、ハンバーグ、白米、果物がきれいに並べられて、図ったようにおれが髪を乾かし終わったタイミングで折り畳み式のテーブルの上に並ぶ。
茶碗はいただいためおと茶碗だ。
おれは料理しないから知らないけど、ハンバーグって結構手間かかるんじゃなかったっけ、と同僚の既婚女性が献立について愚痴っているのを思い出して瞬きした。
忙しい中わざわざうちに来て手の込んだものを作ってくれるのはいつきの優しさだ。
「…おいしそう」
「おいしいよー。食べよー」
ふたりして手を合わせていただきますを言う。
味は間違いなく絶品だった。前に二人で暮らしてたときにも食べたことのあるもので、デミグラスソースも自分で作ってしまったという。
ハンバーグは冷凍しておけるからとストックしてあって、最初におれがヒートになったときにも冷凍庫にあったものを食べた記憶がある。
ひとくち口に含むとじゅわと閉じ込められた肉汁がこぼれてとても美味しい。
食にこだわりはないほうなので美味く形容はできないのだがいつきが作るものは特別美味しかった。
「うまい。…ありがと」
「よかった」
素直に感想を述べるとへらっとさらっと返された。
ちらと顔を見るといつも通り、のように見えた。が。
…なんか、違和感を感じる。
いつもよりワントーン、テンションが低い気がしたのだ。
というか、風呂に入る前と後で。
たぶん他の人にはわからないだろう。
いつきは店員に対しても非常に穏やかだし、友人と話しているときもかなり明るくよく喋る部類だと認識している。
けれどなんだか今のいつきは元気がないように見えた。
しばらく白米を噛んで、ポトフのジャガイモを呑み込んで、それからやっぱり気になって、ぽそっと尋ねてみた。
「…なんかあった?」
「えーなんかって?」
「なんか、…えっと、元気ないように感じた、から。
気のせいだったらごめん…、だけど、気になって」
あまり喋るのは得意ではない。
仕事でもカウンセリング系は向いてないから外されるし、いつきのようににこにこと店員さんにお礼を言ったり世間話をしたりもしない。
だから特に突っ込んだ話をするときなんかは本当に上手く言葉が出なくてつっかえることが多い。
けれどいつきはそのたびに根気強く「マテ」をしてくれるものだから、おれはいつきにだけは少しだけ素直に、流暢に話せた。
いつきは「気のせいだよ」と笑って流したが、それに対して「いつき」と小さい声で呼んで促す。
しばらく口をもぐもぐさせていたが、やがて低い声で唸りだした。
「……なんか、あります…」
絞り出すようにそんなことを言うのでおれは箸をおいて聞く姿勢を取る。
いつきも箸をおいておずおずと「怒らないでね?」と前置きをした。
それは話の内容にもよる、と内心では思いつつとりあえず頷く。
「ケチャップ、こないだ買ったからどこしまったっけって探してたんだけど、
あの、…おもちゃ、が、増えてない…?」
「…おもちゃ?」
おもちゃの部分だけちょっと小声で言われて、なんのことだと一瞬考えたが、すぐ合点がいった。アダルトグッズだ。
そうか、適当に段ボールに突っ込んでいたが、食料のストックを探してそれを開けてしまったのか。
いつきは両手で口元を覆いながらぼそぼそと、申し訳なさそうに続ける。
「その、ヒート期間は一緒にいるっていったけど、
それ以外でも必要だったかと思って…」
「はあ?」
すっとんきょうな声が出た。
ヒート期間、以外に、なにが?必要?
「だって俺が前片付けたときより増えてる…」
いつもは順序だてて話す頭のいいいつきの話がバラバラとしていておれは混乱した。
入院する前に酷い惨状だった部屋を合鍵を使って侵入したいつきが片付けてくれたことがある。
帰って来たときにいやにきれいで、アダルトグッズの類もきれいにされていたのでいつきに問いただしたら、平謝りされながら自分がやったと伝えられた。
帰って来たときにあの状態を片付けるのは嫌じゃないかと思って、と。
さすがに恥ずかしくて怒りそうになったが、実際ヒートのあとにぐちゃぐちゃのどろどろになった部屋を片付けている時間が一番むなしく自己嫌悪に陥るときが多いのと、いつきがあまりに申し訳なさそうにしゅんと謝るのでそのときは許してしまったわけだが。
そうか、そのときのラインナップより増えていることが気になったのか。
「そ、れは…まあ…そういうことも、あるだろ…」
「体調いいって言うから油断してた…。
具合悪いなら呼んでくれてよかったのに…苦しくなかった?」
「…ああ」
そこでもう一段回理解が及んだ。
番でありながら、おれがまたヒートのような症状に苦しんでいたところに駆けつけられなかったことを反省しているのだ。
独りにさせてしまってごめんと。番になって浮かれてたのかなぁと。
…そんなの、気にしなくてもいいのに。…大体。
「えと、いつき、たぶん、お前が思ってるのと、違う…」
それからはおれのほうが言いよどんだ。
説明するのは、さすがにちょっと、恥ずかしい。
けれどおれが口を開いたら、いつきは最後まで言い終わるまで待ってくれる。
折角作ってくれた夕飯が冷めてしまうのが気になって、おれは目を合わせずにとっとと白状することにした。
「あれは、拡張するのに…必要…だったから、で…ヒートは関係ない…」
「……拡張?」
今度はいつきが疑問符で反復する番だった。
おれはわずかに頷く。
「だから、ヒートんときと違って、
そうじゃないときは、たぶんお前の全部入らないだろ…。
ほぐすのにだってすごい時間かかるし…。
それならおれが、お前のがちゃんと入るように、
調整すればいいんじゃないかと思って…」
なんでこんなことを説明しなきゃならないんだばか。
恥ずかしさでもぞもぞと姿勢が揺れる。
けど、変な誤解は解いておいたほうがお互いのためにもいい。
いつきはわかりやすいやつだが無駄に行動力もあるので明後日の方向に飛んで行ってしまうと困る。
「おれが勝手にしてるだけだから、
別にお前にその気がなければそれでいいんだけど…。
けど、これは、Ωの矜持というか…。
そういうことになったら、ヨく、してやりたい、だろ…普通に…。
だから、お前の心配は的外れなの。わかったら飯食えよ。冷める」
「…はあー…」
でかいため息を吐かれて、なんだよと思いながら見ると、真っ赤になって困った顔で目を逸らしている姿が目に入って息を呑む。
風呂入ってきたおれより赤いじゃん。
おもはゆそうにあーだのうーだの散々唸ったあとでいつきは眉を下げて言う。
「…こないだ、病院でしたとき最後透さん泣いちゃったから、
俺としたの嫌だったとか、俺が下手だったとかで、
無機物のほうがいいのかと思った…」
んなわけあるか!と大きい声が出そうになってギリギリ呑み込んだ。
ほらやっぱり明後日の方向に飛んでいく。
さすがに付き合いも長くなってきて扱いがわかってきた。
大体おれはヒート以外で後ろを使わない。
ヒートのときだってあんなの作業でしかないのに、いつきを知ってる以上ほかの生半可なもので満足できるわけがない。
中途半端に渇きが止まらなくなるだけだ。
平時に後ろをいじる趣味もないし、…いつきが、ゴムの陳列棚見て、ヒートじゃないときでも、って言うから、気を遣った、だけ。
…最後のほうは考えるのもしんどいくらいこっちも暑くなってきた。
なんだこれ、恥ずかしい。
「…今日、する?」
いつきが聞いてくる。
そんな熱っぽい目で見られたらせっかく作ってくれた飯の味なんかわからなくなってしまう。
わからないほどちょっとだけ頷いたのをいつきは見逃さずに確認すると、よしと呟いてそれから米をかきこんだ。
ああもう、味、全然わかんねえよ。
茶碗はいただいためおと茶碗だ。
おれは料理しないから知らないけど、ハンバーグって結構手間かかるんじゃなかったっけ、と同僚の既婚女性が献立について愚痴っているのを思い出して瞬きした。
忙しい中わざわざうちに来て手の込んだものを作ってくれるのはいつきの優しさだ。
「…おいしそう」
「おいしいよー。食べよー」
ふたりして手を合わせていただきますを言う。
味は間違いなく絶品だった。前に二人で暮らしてたときにも食べたことのあるもので、デミグラスソースも自分で作ってしまったという。
ハンバーグは冷凍しておけるからとストックしてあって、最初におれがヒートになったときにも冷凍庫にあったものを食べた記憶がある。
ひとくち口に含むとじゅわと閉じ込められた肉汁がこぼれてとても美味しい。
食にこだわりはないほうなので美味く形容はできないのだがいつきが作るものは特別美味しかった。
「うまい。…ありがと」
「よかった」
素直に感想を述べるとへらっとさらっと返された。
ちらと顔を見るといつも通り、のように見えた。が。
…なんか、違和感を感じる。
いつもよりワントーン、テンションが低い気がしたのだ。
というか、風呂に入る前と後で。
たぶん他の人にはわからないだろう。
いつきは店員に対しても非常に穏やかだし、友人と話しているときもかなり明るくよく喋る部類だと認識している。
けれどなんだか今のいつきは元気がないように見えた。
しばらく白米を噛んで、ポトフのジャガイモを呑み込んで、それからやっぱり気になって、ぽそっと尋ねてみた。
「…なんかあった?」
「えーなんかって?」
「なんか、…えっと、元気ないように感じた、から。
気のせいだったらごめん…、だけど、気になって」
あまり喋るのは得意ではない。
仕事でもカウンセリング系は向いてないから外されるし、いつきのようににこにこと店員さんにお礼を言ったり世間話をしたりもしない。
だから特に突っ込んだ話をするときなんかは本当に上手く言葉が出なくてつっかえることが多い。
けれどいつきはそのたびに根気強く「マテ」をしてくれるものだから、おれはいつきにだけは少しだけ素直に、流暢に話せた。
いつきは「気のせいだよ」と笑って流したが、それに対して「いつき」と小さい声で呼んで促す。
しばらく口をもぐもぐさせていたが、やがて低い声で唸りだした。
「……なんか、あります…」
絞り出すようにそんなことを言うのでおれは箸をおいて聞く姿勢を取る。
いつきも箸をおいておずおずと「怒らないでね?」と前置きをした。
それは話の内容にもよる、と内心では思いつつとりあえず頷く。
「ケチャップ、こないだ買ったからどこしまったっけって探してたんだけど、
あの、…おもちゃ、が、増えてない…?」
「…おもちゃ?」
おもちゃの部分だけちょっと小声で言われて、なんのことだと一瞬考えたが、すぐ合点がいった。アダルトグッズだ。
そうか、適当に段ボールに突っ込んでいたが、食料のストックを探してそれを開けてしまったのか。
いつきは両手で口元を覆いながらぼそぼそと、申し訳なさそうに続ける。
「その、ヒート期間は一緒にいるっていったけど、
それ以外でも必要だったかと思って…」
「はあ?」
すっとんきょうな声が出た。
ヒート期間、以外に、なにが?必要?
「だって俺が前片付けたときより増えてる…」
いつもは順序だてて話す頭のいいいつきの話がバラバラとしていておれは混乱した。
入院する前に酷い惨状だった部屋を合鍵を使って侵入したいつきが片付けてくれたことがある。
帰って来たときにいやにきれいで、アダルトグッズの類もきれいにされていたのでいつきに問いただしたら、平謝りされながら自分がやったと伝えられた。
帰って来たときにあの状態を片付けるのは嫌じゃないかと思って、と。
さすがに恥ずかしくて怒りそうになったが、実際ヒートのあとにぐちゃぐちゃのどろどろになった部屋を片付けている時間が一番むなしく自己嫌悪に陥るときが多いのと、いつきがあまりに申し訳なさそうにしゅんと謝るのでそのときは許してしまったわけだが。
そうか、そのときのラインナップより増えていることが気になったのか。
「そ、れは…まあ…そういうことも、あるだろ…」
「体調いいって言うから油断してた…。
具合悪いなら呼んでくれてよかったのに…苦しくなかった?」
「…ああ」
そこでもう一段回理解が及んだ。
番でありながら、おれがまたヒートのような症状に苦しんでいたところに駆けつけられなかったことを反省しているのだ。
独りにさせてしまってごめんと。番になって浮かれてたのかなぁと。
…そんなの、気にしなくてもいいのに。…大体。
「えと、いつき、たぶん、お前が思ってるのと、違う…」
それからはおれのほうが言いよどんだ。
説明するのは、さすがにちょっと、恥ずかしい。
けれどおれが口を開いたら、いつきは最後まで言い終わるまで待ってくれる。
折角作ってくれた夕飯が冷めてしまうのが気になって、おれは目を合わせずにとっとと白状することにした。
「あれは、拡張するのに…必要…だったから、で…ヒートは関係ない…」
「……拡張?」
今度はいつきが疑問符で反復する番だった。
おれはわずかに頷く。
「だから、ヒートんときと違って、
そうじゃないときは、たぶんお前の全部入らないだろ…。
ほぐすのにだってすごい時間かかるし…。
それならおれが、お前のがちゃんと入るように、
調整すればいいんじゃないかと思って…」
なんでこんなことを説明しなきゃならないんだばか。
恥ずかしさでもぞもぞと姿勢が揺れる。
けど、変な誤解は解いておいたほうがお互いのためにもいい。
いつきはわかりやすいやつだが無駄に行動力もあるので明後日の方向に飛んで行ってしまうと困る。
「おれが勝手にしてるだけだから、
別にお前にその気がなければそれでいいんだけど…。
けど、これは、Ωの矜持というか…。
そういうことになったら、ヨく、してやりたい、だろ…普通に…。
だから、お前の心配は的外れなの。わかったら飯食えよ。冷める」
「…はあー…」
でかいため息を吐かれて、なんだよと思いながら見ると、真っ赤になって困った顔で目を逸らしている姿が目に入って息を呑む。
風呂入ってきたおれより赤いじゃん。
おもはゆそうにあーだのうーだの散々唸ったあとでいつきは眉を下げて言う。
「…こないだ、病院でしたとき最後透さん泣いちゃったから、
俺としたの嫌だったとか、俺が下手だったとかで、
無機物のほうがいいのかと思った…」
んなわけあるか!と大きい声が出そうになってギリギリ呑み込んだ。
ほらやっぱり明後日の方向に飛んでいく。
さすがに付き合いも長くなってきて扱いがわかってきた。
大体おれはヒート以外で後ろを使わない。
ヒートのときだってあんなの作業でしかないのに、いつきを知ってる以上ほかの生半可なもので満足できるわけがない。
中途半端に渇きが止まらなくなるだけだ。
平時に後ろをいじる趣味もないし、…いつきが、ゴムの陳列棚見て、ヒートじゃないときでも、って言うから、気を遣った、だけ。
…最後のほうは考えるのもしんどいくらいこっちも暑くなってきた。
なんだこれ、恥ずかしい。
「…今日、する?」
いつきが聞いてくる。
そんな熱っぽい目で見られたらせっかく作ってくれた飯の味なんかわからなくなってしまう。
わからないほどちょっとだけ頷いたのをいつきは見逃さずに確認すると、よしと呟いてそれから米をかきこんだ。
ああもう、味、全然わかんねえよ。
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