Treasure of life

月那

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【3】Astrophyllite

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 特別授業がある日。
 彬は翔を部屋に連れ込む。
 翔としても、もう、抵抗もしない。
 実際彬が施すのは快楽ばかりで、慣れてしまえばただの自慰行為と変わらないと思えたから。
 二度、そんなことが続き、今日は三度目。

 部屋に入り、当たり前のようにベッドに押し倒される。
 当たり前のように、キスがくる。
 成親とのセックスより経験値が増えた時点で、自分の中の何かが壊れた気がした。
 だから、敢えてこの経験をただの“学習”だと認識することにしたのだ。
 いつかまた、成親を抱く時により快感を成親に与えてやれるよう、ただの“お勉強”だと、翔はこの行為を、そう位置付けた。
 自分の中の、成親を護る為に。

「………?」
 キスの途中、何かが喉の奥に当たり、反射的にそれを飲み込んだ。
 唇を離して彬を見ると、にまにまと嗤っていて。
「そのまま、目を閉じて」
 言われる。
 が、だからと言って素直にそれに応じる程、可愛い性格をしているわけではない。
 彬を見つめていると。

「……何、コレ?」
 ふいに焦点が合わなくなり、ぐらりと世界が歪んだ。
「ちょっとね。催淫剤」
 さい、いん、ざい? 
 頭の中で、漢字が上手く変換されない。
 聞いたことのない単語。だが、もう既にその意味が、体に伝わっていた。

 目を開けていられない。
 めまいがして、目を閉じると。
 体の一部が熱くなる。
 ……意思に反して、モノがどんどん熱くなるのがわかった。

「な……に、これ……」
 力が、入らない。
 でもただただ、勃起しているのだけがわかる。
 もはや、ソコに触れたくて堪らなくて。

「んー。いいねえ」
 彬がくふくふと嗤いながら翔を全裸にした。
 抵抗なんて全くできなくて。
 寧ろ、そうされて露わになった自分自身に手を添えて、恥ずかしげもなく自慰行為をしてしまう。
「あっ……ああっ……」
 
 ダメだ、こんなの。
 いくら何度も彬の前でイかされているとはいえ、こんな無防備にただ闇雲に目の前でソレを扱く姿なんて、見せたくなんかないのに。
 でも、手が止まらなかった。

「ああ、大丈夫大丈夫。そんな必死でしなくても、俺がイかせてあげる」
 翔の手を掴んで止めさせると、彬が代わりに手を使って数回扱き、そのまま射精する。
「はあっ……ああっ……んっ……」
 イったのに、全然収まらない。
 腰が、勝手に動く。
 もっと、ソコに刺激が欲しいと。

「ん、まだ全然足りないでしょ? いいよ、今から俺がたっぷり可愛がってやっから」
 薄く目を開ける。
 まだ視界は歪んでいるけれど、その中で彬が何かを手にしているのが、見える。
 何?
「コレ? オモチャだよ。大人の、ね」

 小さなピンク色のプラスチックでできた物体。
 カチと音がした瞬間、それが小さく振動した。
「コレはね、こうしたらしょおくん、すっごく気持ちよくなると思うよ?」
 そう言って、その物体を翔の乳首に当てた。

「ふあっ……ああっ! んんっ!」
 ぶぶぶぶぶ、という振動が乳首を刺激して、体中をその震えが突き抜けた。
 敏感なソコに彬が押し当てているのを、払いのけようとして手を伸ばす。
「大丈夫、いっぱい感じて? ほら、気持ちイイでしょ?」

 でも力の入りきらない翔の抵抗なんて、彬が軽く指を絡めるだけで防がれてしまう。
 その、一本一本の指の間に伝わる感触すら、今の翔にはただの快感でしかなく。
 全身が性感帯になっている、という事実に気付いた。
 振動は、乳首を刺激した後体中を這い回った。
 臍に当たっただけなのに、翔のモノはびくんと反り返った。

「ああっ……はっ……」
 ソコに触れる。
 先端から溢れる先走りが、だらだらと垂れていて。
 絡まるその滑りで、自分の普段している自慰なんかとは較べ物にもならない快感が走る。

「だから、自分でシてたらつまんないでしょ」
 彬が翔の手をまた、ソコから放させる。
 振動は下腹部を超え、M字に開脚させられている鼠径部へ。
「はあっ……んっ! ンやっ……!」
 脚を閉じようとして、抑えつけられる。
「閉じたら見えなくなるじゃん。しょおくんの、びんびんに勃っててめっちゃ可愛いんだから、俺に見せてよ」
 そう言って、脚の間に彬が入って来た。
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