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【3】Astrophyllite
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彬に抱き潰された後、少しだけ仮眠を取って帰宅したが、体調が悪いとすぐに部屋に籠って家族を遠ざけた。
翔はあまりにも自分がおぞましくて、そんな自分を天使のような双子に晒したくなくて。
母が心配してお粥を用意してくれたから、それだけ食べてベッドに潜り込んだ。
まるで、自分が“性欲の塊”になったような感覚。
いつだって、どんなに成親の微笑みに打ちのめされても、絶対に自分の理性だけは揺るがずに保っていたのに。
もちろん、あの初めてのセックスは理性と感情がぐちゃぐちゃになって成親に慰められてしまったけれど。
でも、だからってこんなにもただただ“ヤりたい”“イきたい”だけを全身全霊で感じることなんて、あり得なくて。
怖いと思った。ただ、単純に、自分がされたことも怖いけれど、あれを成親が、なんて想像したら。
それこそ、あり得ない。
絶対に、それだけはさせない。
だから、彬が成親に接触することが何より、恐ろしくて。
あんなこと、成親にさせてたまるか。
双子と並ぶ、いや、それよりも最上の、自分の中の一番の天使。
純粋で、ふわふわと微笑んで周囲に癒しを与える成親が。
自分以外の人間に穢されるなんてあり得ない。
自分なら、いい。もう、いいんだ。彬の慰めモノになるなんて、屈辱は感じるけれどそれでも成親があのおぞましい姿を晒すことを考えれば、そんなのどうでもいいことだ。
そう思って。
その事実には、開き直ることなんて簡単で。
成親を護る為なら、自分なんてどうでもいいから。
でも、だからと言ってこの状況に甘んじているなんて、自分が赦せないと。
恐怖から、怒りへと感情を移行させる。
自分の最大のウィークポイントである成親を抑えられてしまっているから、この状況に今、甘んじているしかないわけで。
なら、彬のウィークポイントは?
そう言えば。
“される時には俺も使ってるし”と言ってなかったか?
つまり、あれを使って愉しんでいる相手がちゃんといる、ってことで。
……それは、誰だ?
翔はむくり、と起き上がった。
反撃だ。
彬の相手を探し出す。
薬を使って体を重ねるなんて、恐らくそれ相応の相手じゃないとしないことだろうと翔は考えた。
待ってろ、と。
彬が“なる”という単語で成親を見つけたように、自分だってあの彬の言葉から絶対にその相手を見つけ出してやる、と。
翔は拳を握りしめ、これから自分がすべきことを考えた。
翔はあまりにも自分がおぞましくて、そんな自分を天使のような双子に晒したくなくて。
母が心配してお粥を用意してくれたから、それだけ食べてベッドに潜り込んだ。
まるで、自分が“性欲の塊”になったような感覚。
いつだって、どんなに成親の微笑みに打ちのめされても、絶対に自分の理性だけは揺るがずに保っていたのに。
もちろん、あの初めてのセックスは理性と感情がぐちゃぐちゃになって成親に慰められてしまったけれど。
でも、だからってこんなにもただただ“ヤりたい”“イきたい”だけを全身全霊で感じることなんて、あり得なくて。
怖いと思った。ただ、単純に、自分がされたことも怖いけれど、あれを成親が、なんて想像したら。
それこそ、あり得ない。
絶対に、それだけはさせない。
だから、彬が成親に接触することが何より、恐ろしくて。
あんなこと、成親にさせてたまるか。
双子と並ぶ、いや、それよりも最上の、自分の中の一番の天使。
純粋で、ふわふわと微笑んで周囲に癒しを与える成親が。
自分以外の人間に穢されるなんてあり得ない。
自分なら、いい。もう、いいんだ。彬の慰めモノになるなんて、屈辱は感じるけれどそれでも成親があのおぞましい姿を晒すことを考えれば、そんなのどうでもいいことだ。
そう思って。
その事実には、開き直ることなんて簡単で。
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でも、だからと言ってこの状況に甘んじているなんて、自分が赦せないと。
恐怖から、怒りへと感情を移行させる。
自分の最大のウィークポイントである成親を抑えられてしまっているから、この状況に今、甘んじているしかないわけで。
なら、彬のウィークポイントは?
そう言えば。
“される時には俺も使ってるし”と言ってなかったか?
つまり、あれを使って愉しんでいる相手がちゃんといる、ってことで。
……それは、誰だ?
翔はむくり、と起き上がった。
反撃だ。
彬の相手を探し出す。
薬を使って体を重ねるなんて、恐らくそれ相応の相手じゃないとしないことだろうと翔は考えた。
待ってろ、と。
彬が“なる”という単語で成親を見つけたように、自分だってあの彬の言葉から絶対にその相手を見つけ出してやる、と。
翔は拳を握りしめ、これから自分がすべきことを考えた。
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