天才中学生高過ぎる知力で理不尽をぶっ飛ばす!

yoshikazu

文字の大きさ
42 / 183

第41話 男性side

しおりを挟む
『さすが、王都の武器屋は大きいな!!』
『そうだな。この前はスタンビートで来れなかったからな。』
『楽しみだね!』
そんな会話をしながら武器屋の扉を開ける。
中に入ると、壁に並べられた剣の数々、鎧や兜が綺麗に整頓されて並べられている。その数がセリディクの武器屋の比ではない。
3人はテンションが上がる。
『うおー!すげー!どれだけあるんだよ!!見てるだけでも飽きないぞ!』
ギエンがはしゃぐ!!
すると、厳つい色黒の店主が声をかける。
『おい!お前ら!店の中で騒ぐなよ!他の客も居るんだ!!』
ギエンは頭を掻きながら
『ごめんよ!こんな凄い武器屋初めてだから楽しくて!』
『ふん。嬉しい事言ってくれるじゃねーか!
ゆっくり見ていってくれや!』
『うん、ありがとう!』
『ここの店主さん良い人だね!』
ロウが嬉しそうに言う。
『そうだな、人を見かけだけで馬鹿にする奴が多かったからな。』
ジンも嬉しそうに話す。

3人を眺めていた店主は内心驚愕していた。
(こいつら、見てくれは若いが相当腕が立つぞ・・・纏っている雰囲気が普通じゃねぇ。この若さで・・・何者なんだ・・・。)
すると突然目の前にギエンが現れた。
『おっちゃん!鍛治もやるの?』
『うおっ!びっくりするじゃねーか!
も、もちろんやってるぞ!
素材を持ち込むか店持ちかで値段は変わるが何か持ってるのか?』
『ドラゴンの魔石なんだけど、いくらで出来るかな?』
店主はポカンとしている。
『な、な、なに?ド、ドラゴンの魔石?!』
『あぁ、なんなら死骸丸ごとあるから安くできないかな?』
店主の理解が追いつかない。
『そ、そう言う事ではなくて!ド、ドラゴンの魔石を持っているのか?!』
『持っているよ一個づつ。』
『さ、さ、3個もあるのか!!』
『ほらこれ!』ギエンは地竜の魔石を見せる。
店主は目を見開き息を荒げて手に取る。
『こ、これ程の魔石は見たことがない・・。
こ、これを俺に打たせてくれるのか?』
店主は肩を震わせながらギエンを見据える。
ギエンは首を傾げで店主に言う。
『ここは武器屋だろ?武器を作りに来たんだから打ってもらわないと困るよ!!』
『お、おう!そうだな!そうだよな!悪いな変なこと言って!』
店主は気を取り直し魔石に目を落とす。
『おっちゃん!今日は下見で来たんだ!一旦帰って作って欲しい物を相談して出直すよ!』ギエンは笑顔で話す。
『そうか!それじゃあこれは返しておく。』
ギエンは魔石を受け取り、店主に向かって手を出す。
『俺はギエンだ!この店気に入ったよ!また来るよ!』
店主はギエンの手を握り、
『俺はアレンだ!これから贔屓に頼むぜ!』
『次来る時はドラゴンの素材も持って来るからな!』
『お、おう!任せろ!!待ってるぞ!』
俺達は上機嫌で店を後にした。

『ジン、ロウ、気付いているか?』
『あぁ、武器屋を出てからつけられてるな。』
『10人か・・・。少し強い奴が居るね。』
『おそらく魔石が狙いだろう。王都も治安が良くないな。』ジンがため息をつく。
『もうすぐ現れるよ!』ロウが親指で後ろを指す。
『おい!ガキ共!!待てや!!』
後ろからダミ声がする。
俺達は、取り敢えず無視して歩き続ける。
『おい!聞こえねぇのか!!』
『あぁ、聞こえないな。』
ギエンが明後日の方を向いて喋る。
『ふざけやがって!!』
男が駆け寄ろうとした瞬間
ジンが槍を一閃!!男の足元に横一線の筋ができる。
『この線を一歩でも越えたら殺す。』
ジンが槍を男に突きつけ殺気を漏らす。
すると、後ろから小太りの男がやってくる。
『おい!ガキ共!俺様はエンフォード男爵家の次男アウロイ様だ!お前らの持っている魔石を全部寄越せ!!』
『『『断る!!!』』』声が揃った。
『なんだと!!!下民の癖に貴族に逆らうだと!!!俺が寄越せと言ったら差し出せばいいんだ!!下民は俺の言うことを素直に聞けばいいんだ!!クズ共が!!』
3人の殺気と闘気が溢れる!
その勢いでアウロイの片足のつま先が線の外に出た瞬間!アウロイのつま先が吹き飛んだ!!
何が起こったが分からないアウロイ、、。
数秒後我に返る・・。
『いだぁぁぁぁぁーー!!足が!足が!つま先が!!無い!無い!がぁぁぁぁーー!!』
のたうち回って叫んでいる。
『その線から出たら殺すと言ったはずだぞ?
今のは警告だ!死にたい奴は越えてこい!』
ジンが手招きする。
『お前ら!!こいつらを殺せ!!殺して奪え!!後悔させろぉぉぉーーー!!!』
アウロイが叫ぶ!!
そして男達は一線をこえてしまった・・・。
ジンの一閃!8人の男達の身体が両断された。
アウロイは線の向こうで股間を濡らし怯えながら震えている。
そして1人だけ一線を越えずに震えている剣士が1人・・。
『あいつは・・・どこかで会ったような気がする・・・。』ギエンが首を傾げる。
『まぁ、いいか!あいつはチャンスを掴んだんだ。さあ、帰ろか!!』
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。

しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。 しかし―― 彼が切り捨てた仲間こそが、 実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。 事実に気づいた時にはもう遅い。 道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。 “荷物持ちがいなくなった瞬間”から、 アレクスの日常は静かに崩壊していく。 短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。 そんな彼と再び肩を並べることになったのは―― 美しいのに中二が暴走する魔法使い ノー天気で鈍感な僧侶 そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。 自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。 これは、 “間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる” 再生の物語である。 《小説家になろうにも投稿しています》

レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない

あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います

とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。 食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。 もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。 ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。 ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました

下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。 ご都合主義のSS。 お父様、キャラチェンジが激しくないですか。 小説家になろう様でも投稿しています。 突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!

没落貴族と拾われ娘の成り上がり生活

アイアイ式パイルドライバー
ファンタジー
 名家の生まれなうえに将来を有望視され、若くして領主となったカイエン・ガリエンド。彼は飢饉の際に王侯貴族よりも民衆を優先したために田舎の開拓村へ左遷されてしまう。  妻は彼の元を去り、一族からは勘当も同然の扱いを受け、王からは見捨てられ、生きる希望を失ったカイエンはある日、浅黒い肌の赤ん坊を拾った。  貴族の彼は赤子など育てた事などなく、しかも左遷された彼に乳母を雇う余裕もない。  しかし、心優しい村人たちの協力で何とか子育てと領主仕事をこなす事にカイエンは成功し、おまけにカイエンは開拓村にて子育てを手伝ってくれた村娘のリーリルと結婚までしてしまう。  小さな開拓村で幸せな生活を手に入れたカイエンであるが、この幸せはカイエンに迫る困難と成り上がりの始まりに過ぎなかった。

赤ん坊なのに【試練】がいっぱい! 僕は【試練】で大きくなれました

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はジーニアス 優しい両親のもとで生まれた僕は小さな村で暮らすこととなりました お父さんは村の村長みたいな立場みたい お母さんは病弱で家から出れないほど 二人を助けるとともに僕は異世界を楽しんでいきます ーーーーー この作品は大変楽しく書けていましたが 49話で終わりとすることにいたしました 完結はさせようと思いましたが次をすぐに書きたい そんな欲求に屈してしまいましたすみません

幼馴染パーティーから追放された冒険者~所持していたユニークスキルは限界突破でした~レベル1から始まる成り上がりストーリー

すもも太郎
ファンタジー
 この世界は個人ごとにレベルの上限が決まっていて、それが本人の資質として死ぬまで変えられません。(伝説の勇者でレベル65)  主人公テイジンは能力を封印されて生まれた。それはレベルキャップ1という特大のハンデだったが、それ故に幼馴染パーティーとの冒険によって莫大な経験値を積み上げる事が出来ていた。(ギャップボーナス最大化状態)  しかし、レベルは1から一切上がらないまま、免許の更新期限が過ぎてギルドを首になり絶望する。  命を投げ出す決意で訪れた死と再生の洞窟でテイジンの封印が解け、ユニークスキル”限界突破”を手にする。その後、自分の力を知らず知らずに発揮していき、周囲を驚かせながらも一人旅をつづけようとするが‥‥ ※1話1500文字くらいで書いております

処理中です...