天才中学生高過ぎる知力で理不尽をぶっ飛ばす!

yoshikazu

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第59話 帝国の人間

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『バインさん!ちょっと待ってください!【英雄の弟子達】が化け物揃いなら、屋敷に残して来た人達が危ないです!!
もしかしたらもう既に・・・・』
鑑定士が諭すようにバインを止める。

『どっちにしても、もう遅い!最後の望みはあの師匠だけだ!!』
バインも分かっていた。屋敷に残して来た者達はもうダメだと・・・・。隙を見て襲えと指示を出していたからだ・・・。

『そ、そんな・・・私達はただの使い捨てなんですか?!そんな簡単に命を諦めるんですか?!
今からでも遅くない!!知らせに戻らないと!!』
必死に止めようとする。

しかしバインは鑑定士を突き飛ばし

『そうだ!!俺達は使い捨てなんだよ!!
成果を上げなきゃ捨てられるんだよ!!』

尻餅をついた鑑定士に吐き捨てるように言うとそしてギルドへ入って行ってしまっ
た、、。

残された鑑定士は自分が何も出来ないのが悔しかった・・・
『お姉ちゃん・・・私どうしたら・・』


『12人・・師匠達を付けて行ったわね。
まぁ、心配は皆無だけどね!』
パルが笑いながら言ってる。

エマがため息をつく。

『多分、帝国の奴らだよね。汚名挽回ってところかな。』

そこでパルが悪い顔になる。
『ねえ、屋敷で迎え撃つと掃除が大変だから私達3人で外に出て誘い出してみようか?』

エルも悪い顔を真似する。
『いい考えなの!ここはデンバー君とチェイス君、フェンちゃんに任せれば大丈夫なの!』

『おい!3人共悪い顔になってるぞ!どうしたんだ?』
3人が振り向くと
デンバーが引き気味でやってくる。

『ねぇ、デンバー!屋敷の守りを頼むわ!私達は外にいる奴らとお話ししてくるから!』
3人の魔力が漂い口元がニヤリと笑う。

『わ、分かったぞ。存分にお話しして来たらいい・・・。』
(蹂躙という名のお話しを・・・・)


『ねぇ、隙を見て襲えって言ってたけど、あの庭にいる大きな犬はなんなの?!
あれはやばい気がする・・』
メイラが怖気付く。

すると、入り口から出てくるパル達に気付いたセスがメイラを手をかざす。
『しっ!誰か出て来だぞ!!
女が3人・・・ガキだな。あれが弟子か?』

様子を見ていると大きな犬が3人の前で尻尾を振り倒して甘えている。
セスとメイラは意外と人懐っこいなと勘違いしていた。
そしてパル達が門を出て行く・・。

セスとメイラが顔を見合わせる・・・
『確か弟子が6人だったよな?師匠合わせて7人・・。
だとすると屋敷には執事やメイドと犬か・・・。
よし!あの3人を追うぞ!!』

『あっ、動き出したわね!全員こっちに向かって来るよ!』
パルが悪い顔で笑う。

後ろから女性の声がする。
『お嬢さん達、ちょっと良いかしら?』

パル達はニヤリと笑い振り返ると、男女22人の団体が自分達を取り囲こんだ。

『何でしょうか?私達に何かご用意ですか?』
パルはわざとらしく答える。

『貴方達は【英雄の弟子達】でしょう?】

『はい。周りからはそう呼ばれています。』

『そう、それなら黙って私達について来なさい。拒否権はないわ。
抵抗すれば痛い目を見るわよ。』

メイラは澄ました顔でパル達に命令する。しかし、囲まれても怯まない彼女達に不安を覚えていた。

パルはジト目でメイラを見据え話し出す。

『帝国の人間はいつも勝手で傲慢ね。この前来た人達もそうだったわ。
3週間後の武闘大会という名の茶番まで待てないの?そんなに先走って死にたいの?
あなた達が勝手な都合で襲って来るならこっちこそ容赦はしないわよ。どうするの?』

セスの表情が曇る。
『クソ!既に帝国だとバレていたか!
メイラ!!これは罠だ!俺達は誘い出されたんだ!屋敷の人間を皆殺しにして来い!
俺達の情報を渡す訳にはいかん!』

メイラは頷き焦って弾かれたように部下を連れて屋敷に向かい走り出す。

その瞬間パル達から魔力が溢れ出す!

『何故あんたらは自分達たちの勝手な都合で簡単に人の命を奪えるの?!』
パルの頭上に無数の炎の槍が現れる!

『本当にあんた達は人の命を何だと思っているの?!』
エマの頭上に無数の光の槍が現れる!

『あんた達みたいな理不尽なクズをぶっ飛ばす為に私達はいるの!!』
エルの頭上にシヴァが顕現する!

セスは唖然、呆然、そして後悔する。
俺達は何を敵に回した?!こんな化け物をどうすればいい?!
そして既に自分達の下半身は氷漬けになっている事に気付く。

『ま、待て!俺達を殺せば屋敷に居る奴らは皆殺しだぞ!!今なら間に合う!俺達を解放しろ!!』
セスは必死に無駄な交渉を提案する。

パル達は顔を見合わせ笑い出す。
『『『プッ!アーッハッハッハ!!!!
フッフフフフッブッッッ!!
あんた達の行動なんてお見通しよ!!
屋敷には、ある意味私達より恐ろしい戦力を残してきたわ!!』
メイラだったわね!楽に死ねると良いけどね!』

セス達は完全に戦意を失った。周りからは男達の泣き叫ぶ声。懺悔の声。
・・もう遅い・・・。

パルがセスに指を指す!
『さあ、あんた達の罪を数えなさい!』

エマがセスに指を指す!
『そして後悔しなさい!』

エルがセスに指を指す!
『そして死ぬの!!!』

そして無数の炎と光と氷の槍が男達に降り注ぐのだった・・・。


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