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第71話 武闘大会
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『おい!ベラント!
賞金が高すぎるぞ!!どうなっておる!!』
ゲランド皇帝が青筋を立てている。
『はっ!こちらが提示した賞金と賞品では、ファイデル王国が首を縦に振らなかったのでこの金額になりました。』
ベラントは無表情で答える。
『くっ、そう言う事か!足元を見よって!
ゲインには最初の提示金額を伝えておけ!
団体戦は帝国の威信にかけて必ず勝て!!
どんな手を使っても勝て!!』
『はっ!』
ベラントは無表情で立ち上がりハヤトの命令を速やかに遂行する為、部屋を立ち去った。
団体戦試合会場は城の裏手に広がる横100m縦200mの岩場のフィールドである。
王族や貴族が城から観戦出来る様に城の一部に大きく豪華な観戦席が迫り出している。
周りにもひな壇の様に観客席が作ってある。
メラがメガホンの様な物で声を上げる!
『皆様!!ゲランド帝国の武闘大会へようこそ!!
皆様との親睦を深める為に全力で語り合ってください!!
それと!ゲランド皇帝の提案で3位まで賞金が設定されました!!
歓声が上がる!!
『気前いいじゃねーか!皇帝!!!』
『ルールの確認です!
双方の祠にある宝玉を取ったら勝ちです!
参加10人までなら入れ替え自由!
武器も自由!
魔法も自由!
テイム魔獣も使用自由!
ただし、相手を殺したら即失格です!
皆様!自国をアピールする絶好のチャンスです!!
それでは対戦表を発表します!!!』
城の城壁にトーナメント表が張り出される。
俺の指示通り帝国をシードにして俺達に当てるようにした。帝国の不正を潰す為だ。
あとは自由にしてある。
第1試合はファイデル王国vsエンダル王国!
準備してください!!
『いよいよ試合だな!お前達、作戦はあるのか?』
ギエンは笑いながら
『1人で宝玉を取りに行って後は守りにするんだ。全員で行ったら一瞬で終わるからな!』
『それはいいな!まぁ、1人でも充分だがな・・・』
俺は肩をすくめて苦笑いする。
ジャンケンの結果第1試合はエルに決まったようだ。
エルだけ前に出て他のメンバーは祠の前に立ちはだかる。
『フッ、誰がこの祠に辿り着けるんだ?
辿り着いた奴に俺が賞金をやろうかな・・』
俺はふと笑いがこぼれる。
エンダル王国は男6人女4人で全員がレベル200越えの猛者ばかりだ。
オーソドックスな前衛職と後衛職。
そして魔獣使いがいた。
これは楽しそうだと眺めている。
『おい、ファイデルの奴らの布陣どう思う?
罠かな・・・?』
『分からないわ。まさか1人で私達を相手にしようと言うなら舐められてるわね・・。』
『サミー!試合が始まったらちょっと脅かしてあげなさい!』
『分かったわ!私達を舐めるとどうなるか教えてあげるわ!』
『第1試合開始!!』
開始のドラが鳴る!
そしてサミーが叫ぶ
『行きなさい!あのチビを脅かしてやるのよ!!』
するとエルに向かって体長2m程の虎のような魔獣が襲い掛かる。
エンダル王国の面々は半笑いで眺めている。
しかし魔獣がエルと目が合うと急停止する。
魔獣が固まり目が泳ぐ・・・。
そしてエルが近づくと魔獣が低めに尻尾を振りまくり顎を地面に付け媚びだした。
『何やってるのよ!!敵に媚びてどうするのよ!!!』
サミーが叫ぶ。
魔獣はお構い無しでエルに対してお腹を見せて媚び始める。
『可愛い!!よしよし!』
『ぐぅる、ぐぅる、ぐぅる。』
完全に猫となっていた。
『この役立たず!!もういいわ!帰って来なさい!!』
サミーがイラついて叫ぶと魔獣がサミーを見る。
すると魔獣が牙を向いてエンダル陣営に襲い掛かる!!
(この馬鹿主人!!こんな化け物に勝てるかぁぁぁ!!!)
『な、何よ!何なのよ!敵はあっちよ!!痛たたたた!何すんのよ!!』
『おい!サミー!どうなってる?!』
エンダル陣営は混乱している。
すると魔獣が宝玉を咥えてエルの元に走り出す。
魔獣はエルの前に宝玉を置いて尻尾を振り倒し褒めてくれと言わんばかりに地面に顎をつけて媚びる。
『ありがとう!よしよし!』
エルが宝玉を拾い上げると試合終了のドラが鳴る!
『勝負あり!!勝者ファイデル王国!!』
観戦していた者も何が起きたか分からず固まっていたが、遅れて歓声が起きる!
『何が起きたか分からないが凄いぞ!!』
『あの子は魔獣使いなの?!』
エンダル陣営はなす術もなく立ち尽くすだけだった・・・。
『私・・・何もしてない・・・。』
エルは呟くのだった・・・。
賞金が高すぎるぞ!!どうなっておる!!』
ゲランド皇帝が青筋を立てている。
『はっ!こちらが提示した賞金と賞品では、ファイデル王国が首を縦に振らなかったのでこの金額になりました。』
ベラントは無表情で答える。
『くっ、そう言う事か!足元を見よって!
ゲインには最初の提示金額を伝えておけ!
団体戦は帝国の威信にかけて必ず勝て!!
どんな手を使っても勝て!!』
『はっ!』
ベラントは無表情で立ち上がりハヤトの命令を速やかに遂行する為、部屋を立ち去った。
団体戦試合会場は城の裏手に広がる横100m縦200mの岩場のフィールドである。
王族や貴族が城から観戦出来る様に城の一部に大きく豪華な観戦席が迫り出している。
周りにもひな壇の様に観客席が作ってある。
メラがメガホンの様な物で声を上げる!
『皆様!!ゲランド帝国の武闘大会へようこそ!!
皆様との親睦を深める為に全力で語り合ってください!!
それと!ゲランド皇帝の提案で3位まで賞金が設定されました!!
歓声が上がる!!
『気前いいじゃねーか!皇帝!!!』
『ルールの確認です!
双方の祠にある宝玉を取ったら勝ちです!
参加10人までなら入れ替え自由!
武器も自由!
魔法も自由!
テイム魔獣も使用自由!
ただし、相手を殺したら即失格です!
皆様!自国をアピールする絶好のチャンスです!!
それでは対戦表を発表します!!!』
城の城壁にトーナメント表が張り出される。
俺の指示通り帝国をシードにして俺達に当てるようにした。帝国の不正を潰す為だ。
あとは自由にしてある。
第1試合はファイデル王国vsエンダル王国!
準備してください!!
『いよいよ試合だな!お前達、作戦はあるのか?』
ギエンは笑いながら
『1人で宝玉を取りに行って後は守りにするんだ。全員で行ったら一瞬で終わるからな!』
『それはいいな!まぁ、1人でも充分だがな・・・』
俺は肩をすくめて苦笑いする。
ジャンケンの結果第1試合はエルに決まったようだ。
エルだけ前に出て他のメンバーは祠の前に立ちはだかる。
『フッ、誰がこの祠に辿り着けるんだ?
辿り着いた奴に俺が賞金をやろうかな・・』
俺はふと笑いがこぼれる。
エンダル王国は男6人女4人で全員がレベル200越えの猛者ばかりだ。
オーソドックスな前衛職と後衛職。
そして魔獣使いがいた。
これは楽しそうだと眺めている。
『おい、ファイデルの奴らの布陣どう思う?
罠かな・・・?』
『分からないわ。まさか1人で私達を相手にしようと言うなら舐められてるわね・・。』
『サミー!試合が始まったらちょっと脅かしてあげなさい!』
『分かったわ!私達を舐めるとどうなるか教えてあげるわ!』
『第1試合開始!!』
開始のドラが鳴る!
そしてサミーが叫ぶ
『行きなさい!あのチビを脅かしてやるのよ!!』
するとエルに向かって体長2m程の虎のような魔獣が襲い掛かる。
エンダル王国の面々は半笑いで眺めている。
しかし魔獣がエルと目が合うと急停止する。
魔獣が固まり目が泳ぐ・・・。
そしてエルが近づくと魔獣が低めに尻尾を振りまくり顎を地面に付け媚びだした。
『何やってるのよ!!敵に媚びてどうするのよ!!!』
サミーが叫ぶ。
魔獣はお構い無しでエルに対してお腹を見せて媚び始める。
『可愛い!!よしよし!』
『ぐぅる、ぐぅる、ぐぅる。』
完全に猫となっていた。
『この役立たず!!もういいわ!帰って来なさい!!』
サミーがイラついて叫ぶと魔獣がサミーを見る。
すると魔獣が牙を向いてエンダル陣営に襲い掛かる!!
(この馬鹿主人!!こんな化け物に勝てるかぁぁぁ!!!)
『な、何よ!何なのよ!敵はあっちよ!!痛たたたた!何すんのよ!!』
『おい!サミー!どうなってる?!』
エンダル陣営は混乱している。
すると魔獣が宝玉を咥えてエルの元に走り出す。
魔獣はエルの前に宝玉を置いて尻尾を振り倒し褒めてくれと言わんばかりに地面に顎をつけて媚びる。
『ありがとう!よしよし!』
エルが宝玉を拾い上げると試合終了のドラが鳴る!
『勝負あり!!勝者ファイデル王国!!』
観戦していた者も何が起きたか分からず固まっていたが、遅れて歓声が起きる!
『何が起きたか分からないが凄いぞ!!』
『あの子は魔獣使いなの?!』
エンダル陣営はなす術もなく立ち尽くすだけだった・・・。
『私・・・何もしてない・・・。』
エルは呟くのだった・・・。
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