天才中学生高過ぎる知力で理不尽をぶっ飛ばす!

yoshikazu

文字の大きさ
90 / 183

第89話 クズの連鎖

しおりを挟む
男達が屋敷に運び込まれる。
『何だ?!どうしたんだ?!何があった?!』
フレイドは慌てふためく。

『み、店の奴らに・・・ぐっ!やられました。ぐあっ!!』
男達は痛みに呻きながらのたうち回っている。

『俺の名を言ったのだろう?!なぜ言う事を聞かないんだ?!
下民風情が貴族に逆らう筈ないだろう?!』 

『や、奴らは関係無く・・・襲って来ました。がはっ!!
つ、次はフレイド様だと・・・ぐっ!』

フレイドは焦る。
『あいつらはファイデルを離れたんだろう?!なぜまだ逆らう奴が居る?!
ふん!!下民風情が!!奴の所に人をやれ!!目に物見せてやる!!』


『リンド様、フレイド様の使いが来ました。どうしますか?』

『いいだろう。通せ!』
(また、あいつか・・・)

白髪混じりの身なり良い男が入って来る。
『フレイド様の用件を伝える。
今、ファイデルの街で噂されている〈英雄の雑貨店〉の奴らにフレイド様に楯突いたらどうなるか教えてやれとの事だ。
その上でこの書類にサインさせろ。』

リンドは眉間に皺を寄せる。
『おい!不吉な名前だな?!まさか、奴らが絡んでるんじゃないだろうな?!』

使いの男はため息をつく。
『奴らはファイデルを離れた。恐らく、奴等の真似事をしているだけだ。気にするな!』

『ならいいが・・・分かったと伝えてくれ。』

『おい、奴等に連絡して全員連れて来い!
今日の閉店の直前を狙うぞ!!』
『はい。了解しました。』


見張りの男が駆け込んで来る。
『お頭!リンドの屋敷から合図がありましたぜ!全員集合ですぜ!!』

『そうか!鬱憤が溜まってた所だ!久々に暴れてやるか!!!』

〈英雄の雑貨店〉休憩室。
『あのクズ貴族は今日辺り仕返しにくるわ。
恐らく人数を連れて店を潰しに来るでしょうね。
でもハヤト様の手を煩わす事はないわ!私達だけでぶっ飛ばしてやるのよ!』
メルが2人にニヤリと笑う。

『じゃあ、アレを使うのね?!』
『やっぱりアレを使うのね?!』
2人もにニヤリと笑う。


リンドの目の前はお抱えの盗賊が45人集合している。

『お前等!今日もフレイド様の依頼だ!!
〈英雄の雑貨店〉とやらを潰して貴族に逆らうとどうなるか教えてやるんだ!!
閉店直前を狙う!相手は手練れだ!油断するなよ!?』

男達がざわつく。
『リンドさん!やばい名前だけど奴らは関わってないんだよな?!』

『俺はやっと傷が治ったんだ・・・。もうあんなのは勘弁だぜ!!』

リンドは頷きながら
『そうだな・・・俺も確認したが奴らはファイデルを離れた。
1番厄介な奴さえ刺激しなければ大丈夫だ!
奴らの真似事をしているに過ぎない!
だから思いっきりやれ!!報酬は弾むぞ!!』

『うおぉぉぉ!!!!』

この男達はこれから自分がどんな目に合うのか想像も出来ないのであった・・・。


『・・・来たわね。閉店を狙っているみたいね。2人共、アレは付けたわね?』

『もちろんよ!行くわよぉぉ!』
『初お披露目ね!ぶっ飛ばしてやるわ!』

『さあ、表に出ましょう!
奴らを纏めてぶっ飛ばしてあげましょう!』
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。

しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。 しかし―― 彼が切り捨てた仲間こそが、 実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。 事実に気づいた時にはもう遅い。 道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。 “荷物持ちがいなくなった瞬間”から、 アレクスの日常は静かに崩壊していく。 短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。 そんな彼と再び肩を並べることになったのは―― 美しいのに中二が暴走する魔法使い ノー天気で鈍感な僧侶 そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。 自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。 これは、 “間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる” 再生の物語である。 《小説家になろうにも投稿しています》

レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない

あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います

とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。 食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。 もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。 ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。 ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました

下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。 ご都合主義のSS。 お父様、キャラチェンジが激しくないですか。 小説家になろう様でも投稿しています。 突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!

没落貴族と拾われ娘の成り上がり生活

アイアイ式パイルドライバー
ファンタジー
 名家の生まれなうえに将来を有望視され、若くして領主となったカイエン・ガリエンド。彼は飢饉の際に王侯貴族よりも民衆を優先したために田舎の開拓村へ左遷されてしまう。  妻は彼の元を去り、一族からは勘当も同然の扱いを受け、王からは見捨てられ、生きる希望を失ったカイエンはある日、浅黒い肌の赤ん坊を拾った。  貴族の彼は赤子など育てた事などなく、しかも左遷された彼に乳母を雇う余裕もない。  しかし、心優しい村人たちの協力で何とか子育てと領主仕事をこなす事にカイエンは成功し、おまけにカイエンは開拓村にて子育てを手伝ってくれた村娘のリーリルと結婚までしてしまう。  小さな開拓村で幸せな生活を手に入れたカイエンであるが、この幸せはカイエンに迫る困難と成り上がりの始まりに過ぎなかった。

幼馴染パーティーから追放された冒険者~所持していたユニークスキルは限界突破でした~レベル1から始まる成り上がりストーリー

すもも太郎
ファンタジー
 この世界は個人ごとにレベルの上限が決まっていて、それが本人の資質として死ぬまで変えられません。(伝説の勇者でレベル65)  主人公テイジンは能力を封印されて生まれた。それはレベルキャップ1という特大のハンデだったが、それ故に幼馴染パーティーとの冒険によって莫大な経験値を積み上げる事が出来ていた。(ギャップボーナス最大化状態)  しかし、レベルは1から一切上がらないまま、免許の更新期限が過ぎてギルドを首になり絶望する。  命を投げ出す決意で訪れた死と再生の洞窟でテイジンの封印が解け、ユニークスキル”限界突破”を手にする。その後、自分の力を知らず知らずに発揮していき、周囲を驚かせながらも一人旅をつづけようとするが‥‥ ※1話1500文字くらいで書いております

我が家に子犬がやって来た!

もも野はち助
ファンタジー
【あらすじ】ラテール伯爵家の令嬢フィリアナは、仕事で帰宅できない父の状況に不満を抱きながら、自身の6歳の誕生日を迎えていた。すると、遅くに帰宅した父が白黒でフワフワな毛をした足の太い子犬を連れ帰る。子犬の飼い主はある高貴な人物らしいが、訳あってラテール家で面倒を見る事になったそうだ。その子犬を自身の誕生日プレゼントだと勘違いしたフィリアナは、兄ロアルドと取り合いながら、可愛がり始める。子犬はすでに名前が決まっており『アルス』といった。 アルスは当初かなり周囲の人間を警戒していたのだが、フィリアナとロアルドが甲斐甲斐しく世話をする事で、すぐに二人と打ち解ける。 だがそんな子犬のアルスには、ある重大な秘密があって……。 この話は、子犬と戯れながら巻き込まれ成長をしていく兄妹の物語。 ※全102話で完結済。 ★『小説家になろう』でも読めます★

処理中です...