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第117話 ミラフ村
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『さあ!こちらです!!ここがミラフ村です!』
馬車から降りると目の前には高い外壁で囲まれて立派な村だった。
入り口の両側にはドラゴンの石像が置かれ厳かな雰囲気だ。
皆が門の前に立つと門が開かれると厳つい男が出迎える。
『おう!遅かったな!?何か・・あったのか・・・?
男は皆の様子がいつもと違うのに気付き首を傾げる。
『詳しい事は後で話すから急いで村長の所に人を集めてくれ!!急げ!!』
男が指示を飛ばす!!
(いや、そんなに集めなくてもいいよ・・・)
『さあ竜神様、こちらでございます。』
村の中はほとんどが石造で道も石畳になっていて綺麗に整備されていた。
しばらく歩くと他の家の倍ほどある家が見えてくる。
『竜神様、ここが村長の家です。少々お待ちください。』
男が扉をノックすると中から声がして扉が開けられる。
中へ入ると、歳は80は越えていると思われる男が玉座の様な椅子に座りこちらを向いている。
『皆、今日はどうしたのだ?大勢で押しかけて。・・・うん?見ない顔がおるのう・・一体何者じゃ・・・・んっ!!!』
すると村長の細い目が見開かれる!!
『な、な、な、んと!!!!り、り、竜神様!!!!』
村長が椅子から跳ね飛びロウの前に跪く。それと同時に周りの人達も跪く。
村長は【鑑定】を使えるらしい。
『やはり竜神様でしたか!!ミラフ村へようこそ!!!』
ロウの周りで村人が跪く。
(この状況どうしたらいいんだ・・・早々に引き上げないと・・・)
『皆んな、もうそろそろ僕は行かないと・・』
皆の間をすり抜けて村長の家の扉を開けると村人全員が目の前に跪く光景が広がっていた。
ロウが唖然としていると村の外が騒がしくなる。
村人の1人が村長の家に飛び込んでくる。
『村長!!冒険者達が押しかけています!!
』
『何事じゃ?』
『ドラゴンを出せと訳の分からない事を言っております!!』
村長はロウを見ると事情を察する。
『竜神様、心配はいりませぬぞ。わし等が話してきましょう。』
村長と護衛の男達が門まで出向き20名の冒険者達と対峙する。
『お主達は大勢で何しに来たのじゃ?!』
血の気の多い若い男が声を上げる。
『この辺でドラゴンの目撃情報があったんだ!!ギルドから討伐依頼が出ている!!
お前らが関わっているんだろう?!
早くドラゴンを出せ!!』
村長はため息をつくと
『お主、少し冷静になりなさい。ここは竜神様を祀る村ではあるがドラゴンがいる村ではないぞ。
見ての通りどこにドラゴンが居るのじゃ?』
『うるさい!うるさい!ここに居るのは分かっているんだ!!さっさと出しやがれ!!
出ないとぶち壊して中に入るぞ?!』
男は話を聞かずにわめき散らし門を壊そうとする。
(あれはどうしようも無いね・・・)
ロウはため息をつくと門へと向かい冒険者達に話しかける。
『あんた達、僕は旅の途中でここに寄ったけどここにはドラゴンなんて居ないよ。
第一にこんな所にドラゴンがいたらすぐに分かるよね?』
男は口をポカンと開けてロウを見る。
冒険者達がざわつきロウの言った事を冷静に考える。
『ふ、ふん!きょ、今日はこれぐらいで引き揚げてやる!』
冒険者達は渋々元来た道を帰っていく。
村長が頭を下げる。
『竜神様、ありがとうございました。この村は何かと目の敵にされておりまして、時々ああいった輩が来るのです。』
『そうなんですか。気をつけてくださいね。
それでは僕はこれで帰りますね。』
ロウは門を開けて出ていく。
助けた男が声を上げる。
『竜神様!あの!ありがとうございました!』
すると村人全員が頭を下げる。
ロウはニッコリ笑い手を振って出て行った。
ロウは森へ入りドラゴンを呼ぼうとしたが
【索敵】に先程の男達の反応が出る。
(あの男達・・帰らずに付けて来たみたいだね・・・しばらく様子を見ようかな。)
ロウは泉に向かって歩いていると冒険者達が近づいて来る。
『おい!小僧!!待ちやがれ!!』
後ろから呼び止められる。
ロウが立ち止まり振り向くと冒険者達に囲まれる。
そしてさっきの男が詰め寄る。
『お前!本当にあの村にドラゴンは居なかったのか?!
隠すと痛い目に遭うぞ!!』
『はぁ、さっきも言ったけどあの村には居ないよ。
あの村のどこにドラゴンを隠せるの?
よく考えて喋らないと恥をかくよ。』
ロウがうんざりしながら答えると男のかおが真っ赤になっていく。
『このクソガキがぁぁぁ!!馬鹿にしやがって!!こうしてやるわ!!』
男が腕を振り上げてロウに殴り掛かる!
しかし、あっさり躱され足が絡れて顔面から地面に激突する。
ごぉぉん!!
『くべっ!!!いでぇぇぇぇ!!ぎ、ぎざま!!何しやがる?!』
ロウは半笑いで
『僕は何もしてませんよ。勝手な人だね。
そんな事でドラゴンに挑もうとしているなら
止めた方が良いんじゃないかな。』
すると周りの冒険者達が殺気立つ!
『おい!ガキ!俺達はレベル200越えのエリートなんだよ!!
ドラゴンの1匹や2匹余裕で狩れるんだよ!!舐めるなよ!!』
ロウもさすがにイラついて来た。
『へぇー!そうなんですか!じゃあ試してみますか?』
男がキョトンとする。
『ど、どう言うことだ?!何を言っている?!』
『だから、ドラゴンと戦いたいんでしょ?倒せるんでしょ?』
ロウはうんざりしながら空を見上げてドラゴンを呼ぶとレッドドラゴンとブルードラゴンが冒険者の前に降り立つ!!
ずずぅぅぅーーーんん!!
冒険者達は一瞬で腰を抜かし四つん這いで一箇所に固まる。
『あわわわわ!!ド、ド、ドラゴンんんんんんん!!』
ロウが冒険者達を見据える。
『ほら!探してたドラゴンだよ!戦いたいんでしょ!行くよ!』
『わぁぁぁぁ!!!!待て待て待て!!!』
冒険者達は恐怖で身動きが出来ずに男も女も股間を濡らしながら手を振る。
『んん?どうしたの?準備がまだ?
早く準備しなよ!待っててあげるから。』
冒険者達は既に戦意は無く、大口を叩いた後悔だけがあった。
『あ、、あう、、お、お前は、、何者なんだ!?』
『え?あぁ、僕は〈英雄ハヤト〉の弟子が1人!〈竜神のロウ〉だよ。』
冒険者達の1人が声を上げる!
『あーーー!!!どこかで見た事があると思ったら!
ゲランド帝国の武闘大会でいたドラゴンテイマーよ!!
ファイデル王国の【英雄の弟子達】よ!!』
『ああ!あ、あの化け物じみた強さの弟子の1人か!?』
冒険者達が顔を見合わせて一斉に土下座する!!
『俺達が悪かった!!!許してくれ!!あの、その、調子に乗っていた!!この通りだ!!』
皆が揃って頭を地面に付ける。
ロウは肩を落としてドラゴンを撫でる。
『まあ、いいよ。でもレベル200程度で満足してたら駄目だよ?
このドラゴン達はレベル2800以上なんだからね!一瞬で消し炭かお腹の中だよ。』
冒険者達が驚愕する。
『レベル2、2800・・・ま、待てよ・・レベル2800のドラゴンが従っているあんたは・・・それ以上・・・か。』
『そうだね。でも普通は自分のレベルより高いドラゴンを従わせるのが〈ドラゴンテイマー〉なんだよ。
僕の場合はドラゴン達よりレベルが上ってだけだよ。』
『だけって・・・とんでもねぇじゃねーか!!』
冒険者達は項垂れて心が折れる。
『あ!それと、あの村にもう嫌がらせをしない方が良いよ。
ドラゴン達が村の事を気に入ったから、ちょっかいを掛けるとドラゴン達が襲って来るよ!警告はしたからね。』
ロウは冒険者達に釘を刺す。
『う、あぁ、分かった。覚えておく。』
歯切れの悪い返事が返ってくる。
ロウは肩をすくめてドラゴンに乗る。
『じゃあ僕はこれで行くね!』
そう言い残して空へ登って行った。
残された冒険者達が緊張から解き放たれてへたり込む。
『なあ、あんな化け物見ると自分達が雑魚に思えて来るよな・・・』
皆が頷く。
『さあ、早く帰って着替えよう・・・。』
皆が自分の股間が濡れているのに気付くのだった。
馬車から降りると目の前には高い外壁で囲まれて立派な村だった。
入り口の両側にはドラゴンの石像が置かれ厳かな雰囲気だ。
皆が門の前に立つと門が開かれると厳つい男が出迎える。
『おう!遅かったな!?何か・・あったのか・・・?
男は皆の様子がいつもと違うのに気付き首を傾げる。
『詳しい事は後で話すから急いで村長の所に人を集めてくれ!!急げ!!』
男が指示を飛ばす!!
(いや、そんなに集めなくてもいいよ・・・)
『さあ竜神様、こちらでございます。』
村の中はほとんどが石造で道も石畳になっていて綺麗に整備されていた。
しばらく歩くと他の家の倍ほどある家が見えてくる。
『竜神様、ここが村長の家です。少々お待ちください。』
男が扉をノックすると中から声がして扉が開けられる。
中へ入ると、歳は80は越えていると思われる男が玉座の様な椅子に座りこちらを向いている。
『皆、今日はどうしたのだ?大勢で押しかけて。・・・うん?見ない顔がおるのう・・一体何者じゃ・・・・んっ!!!』
すると村長の細い目が見開かれる!!
『な、な、な、んと!!!!り、り、竜神様!!!!』
村長が椅子から跳ね飛びロウの前に跪く。それと同時に周りの人達も跪く。
村長は【鑑定】を使えるらしい。
『やはり竜神様でしたか!!ミラフ村へようこそ!!!』
ロウの周りで村人が跪く。
(この状況どうしたらいいんだ・・・早々に引き上げないと・・・)
『皆んな、もうそろそろ僕は行かないと・・』
皆の間をすり抜けて村長の家の扉を開けると村人全員が目の前に跪く光景が広がっていた。
ロウが唖然としていると村の外が騒がしくなる。
村人の1人が村長の家に飛び込んでくる。
『村長!!冒険者達が押しかけています!!
』
『何事じゃ?』
『ドラゴンを出せと訳の分からない事を言っております!!』
村長はロウを見ると事情を察する。
『竜神様、心配はいりませぬぞ。わし等が話してきましょう。』
村長と護衛の男達が門まで出向き20名の冒険者達と対峙する。
『お主達は大勢で何しに来たのじゃ?!』
血の気の多い若い男が声を上げる。
『この辺でドラゴンの目撃情報があったんだ!!ギルドから討伐依頼が出ている!!
お前らが関わっているんだろう?!
早くドラゴンを出せ!!』
村長はため息をつくと
『お主、少し冷静になりなさい。ここは竜神様を祀る村ではあるがドラゴンがいる村ではないぞ。
見ての通りどこにドラゴンが居るのじゃ?』
『うるさい!うるさい!ここに居るのは分かっているんだ!!さっさと出しやがれ!!
出ないとぶち壊して中に入るぞ?!』
男は話を聞かずにわめき散らし門を壊そうとする。
(あれはどうしようも無いね・・・)
ロウはため息をつくと門へと向かい冒険者達に話しかける。
『あんた達、僕は旅の途中でここに寄ったけどここにはドラゴンなんて居ないよ。
第一にこんな所にドラゴンがいたらすぐに分かるよね?』
男は口をポカンと開けてロウを見る。
冒険者達がざわつきロウの言った事を冷静に考える。
『ふ、ふん!きょ、今日はこれぐらいで引き揚げてやる!』
冒険者達は渋々元来た道を帰っていく。
村長が頭を下げる。
『竜神様、ありがとうございました。この村は何かと目の敵にされておりまして、時々ああいった輩が来るのです。』
『そうなんですか。気をつけてくださいね。
それでは僕はこれで帰りますね。』
ロウは門を開けて出ていく。
助けた男が声を上げる。
『竜神様!あの!ありがとうございました!』
すると村人全員が頭を下げる。
ロウはニッコリ笑い手を振って出て行った。
ロウは森へ入りドラゴンを呼ぼうとしたが
【索敵】に先程の男達の反応が出る。
(あの男達・・帰らずに付けて来たみたいだね・・・しばらく様子を見ようかな。)
ロウは泉に向かって歩いていると冒険者達が近づいて来る。
『おい!小僧!!待ちやがれ!!』
後ろから呼び止められる。
ロウが立ち止まり振り向くと冒険者達に囲まれる。
そしてさっきの男が詰め寄る。
『お前!本当にあの村にドラゴンは居なかったのか?!
隠すと痛い目に遭うぞ!!』
『はぁ、さっきも言ったけどあの村には居ないよ。
あの村のどこにドラゴンを隠せるの?
よく考えて喋らないと恥をかくよ。』
ロウがうんざりしながら答えると男のかおが真っ赤になっていく。
『このクソガキがぁぁぁ!!馬鹿にしやがって!!こうしてやるわ!!』
男が腕を振り上げてロウに殴り掛かる!
しかし、あっさり躱され足が絡れて顔面から地面に激突する。
ごぉぉん!!
『くべっ!!!いでぇぇぇぇ!!ぎ、ぎざま!!何しやがる?!』
ロウは半笑いで
『僕は何もしてませんよ。勝手な人だね。
そんな事でドラゴンに挑もうとしているなら
止めた方が良いんじゃないかな。』
すると周りの冒険者達が殺気立つ!
『おい!ガキ!俺達はレベル200越えのエリートなんだよ!!
ドラゴンの1匹や2匹余裕で狩れるんだよ!!舐めるなよ!!』
ロウもさすがにイラついて来た。
『へぇー!そうなんですか!じゃあ試してみますか?』
男がキョトンとする。
『ど、どう言うことだ?!何を言っている?!』
『だから、ドラゴンと戦いたいんでしょ?倒せるんでしょ?』
ロウはうんざりしながら空を見上げてドラゴンを呼ぶとレッドドラゴンとブルードラゴンが冒険者の前に降り立つ!!
ずずぅぅぅーーーんん!!
冒険者達は一瞬で腰を抜かし四つん這いで一箇所に固まる。
『あわわわわ!!ド、ド、ドラゴンんんんんんん!!』
ロウが冒険者達を見据える。
『ほら!探してたドラゴンだよ!戦いたいんでしょ!行くよ!』
『わぁぁぁぁ!!!!待て待て待て!!!』
冒険者達は恐怖で身動きが出来ずに男も女も股間を濡らしながら手を振る。
『んん?どうしたの?準備がまだ?
早く準備しなよ!待っててあげるから。』
冒険者達は既に戦意は無く、大口を叩いた後悔だけがあった。
『あ、、あう、、お、お前は、、何者なんだ!?』
『え?あぁ、僕は〈英雄ハヤト〉の弟子が1人!〈竜神のロウ〉だよ。』
冒険者達の1人が声を上げる!
『あーーー!!!どこかで見た事があると思ったら!
ゲランド帝国の武闘大会でいたドラゴンテイマーよ!!
ファイデル王国の【英雄の弟子達】よ!!』
『ああ!あ、あの化け物じみた強さの弟子の1人か!?』
冒険者達が顔を見合わせて一斉に土下座する!!
『俺達が悪かった!!!許してくれ!!あの、その、調子に乗っていた!!この通りだ!!』
皆が揃って頭を地面に付ける。
ロウは肩を落としてドラゴンを撫でる。
『まあ、いいよ。でもレベル200程度で満足してたら駄目だよ?
このドラゴン達はレベル2800以上なんだからね!一瞬で消し炭かお腹の中だよ。』
冒険者達が驚愕する。
『レベル2、2800・・・ま、待てよ・・レベル2800のドラゴンが従っているあんたは・・・それ以上・・・か。』
『そうだね。でも普通は自分のレベルより高いドラゴンを従わせるのが〈ドラゴンテイマー〉なんだよ。
僕の場合はドラゴン達よりレベルが上ってだけだよ。』
『だけって・・・とんでもねぇじゃねーか!!』
冒険者達は項垂れて心が折れる。
『あ!それと、あの村にもう嫌がらせをしない方が良いよ。
ドラゴン達が村の事を気に入ったから、ちょっかいを掛けるとドラゴン達が襲って来るよ!警告はしたからね。』
ロウは冒険者達に釘を刺す。
『う、あぁ、分かった。覚えておく。』
歯切れの悪い返事が返ってくる。
ロウは肩をすくめてドラゴンに乗る。
『じゃあ僕はこれで行くね!』
そう言い残して空へ登って行った。
残された冒険者達が緊張から解き放たれてへたり込む。
『なあ、あんな化け物見ると自分達が雑魚に思えて来るよな・・・』
皆が頷く。
『さあ、早く帰って着替えよう・・・。』
皆が自分の股間が濡れているのに気付くのだった。
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