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第124話 懐かしい瞬間
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『終わりましたね。』
ロウは村長を見ると跪いて頭を下げていた。
『〈竜神ロウ〉様!ありがとうございました!
今日この日を代々語り継いで行きますぞ!』
エンペラードラゴンも顎を地面に付けている。
『良いよ!出来る事をやっただけだから・・・あっ!!アイラの事忘れてた!』
ロウは突然思い出してアイラの元へ駆け寄るとのたうち回る元気も無くなりグッタリしていた。
急いでポーションを取り出して口に注いでやると喉が鳴る。
そして勢いよく上半身を起こす。
『ぶはぁぁぁぁ!!!死ぬかと思ったぁぁぁぁ!!!!
師匠ぉぉぉ!!!遅いですよぉぉぉぉ!!
・・・でも物凄くレベルが上がったんですよ!!!』
ロウはニッコリ笑って
『そうだよね!レベル2桁なのにレベル1200オーバーを3人も倒したんだからね!
それ相応の代償は必要だよ。
ギルドに行ってステータスを見たらびっくりするよ。』
アイラは元気よく立ち上がり動きを確認している。
すると村長がやって来る。
『ロウ様、この村は今後も変わらず〈竜神を祀る村〉としてやって行きます。
時折思い出したら足を向けてください。
お待ちしております。』
『うん!たまに寄らせてもらうよ!』
『ぐぅるぅぅぅ』
エンペラードラゴンが付いて行きたそうに地面に顎を付ける。
『いいよ。一緒に行こう。』
そう言ってエンペラードラゴンを撫でると巨大な身体が縮んで肩に乗るぐらいの大きさになる。
パタパタと可愛らしく羽根を羽ばたかせてロウの肩に乗る。
『ぐるるるぅぅぅ』
『か、可愛い・・・』
アイラが手を伸ばして撫でようとすると
かぷっ!
見事に噛まれる。
『痛っ!!何で噛むのよ!!』
手を引っ込めて手を摩っていると
エンペラードラゴンはプイッとソッポを向く。エンペラードラゴンは女性らしい。
『ほら!仲良くして!行くよ!!』
ロウ達は〈獣王国ヒューラン〉へ戻って行くのだった。
アイラが目をまん丸くしてほっぺを抓っている。
『し、師匠・・・レ、レベルが1521・・・〈竜王〉になっているんですけど・・・これは夢ですか?!』
ギルドの受け付けの女性もあぐあぐと口を動かして言葉が出ないでいる。
『夢なんかじゃ無いよ。それぐらいは当然だよ。まだまだ上を目指さないとね!
今から特訓を始めるよ!』
ロウはにこやかに言う。
『は、はい!!頑張ります!!』
ロウはアイラと依頼ボードを眺めていると
後ろから声をかけられる。
『おい!そこのガキ!!』
振り返ると見るからに貴族のボンボンだと分かる出立ちで両脇に護衛であろう厳つい男が付いている。
(おい、あいつエイルド侯爵の馬鹿息子だろ?!)
(あぁ、我儘放題やってる馬鹿だろ?!可愛そうに面倒な奴に絡まれたな・・。)
冒険者達が噂している。
そんな噂を聞きながらロウはニヤけながらボンボンを見ている。
(ははっ!久しぶりに来たね・・・懐かしさすら感じるよ・・・)
『な、何だ貴様!!何がおかしい?!
ふ、ふん!取り敢えず、その肩に乗ってる奴を貰ってやる!!女もだ!!
さっさと寄越せ!!』
アイラの顔を見ると汚物を見るような目でボンボンを見ていた。
ロウは小枝を取り出してボンボンに向ける。
『ははっ!全力でお断りしますよ!
僕はあんたの様な親の影に隠れて好き放題出来ると勘違いしている馬鹿息子が大嫌いなんですよ!
早く目の前から消えないと2度とまともに生活出来ない身体になりますよ?』
(おおーーー!!あのガキ言うねぇ!!面白くなって来たぞ!)
(おう!そうだな!目が離せねぇな!!)
『な、何だとぉぉぉぉ!!!俺をエイルド侯爵の次男サルド様だと知って言っているのか?!』
『知らないよ!でも関係ないよ!クズはみんな一緒だもん!
ゴミ箱にでも入っていたら?』
『ぷっ!ふふふふふっ!』
アイラがロウの言葉に吹き出す。
サルドの顔が怒りで真っ赤になっていく。
『ガ、ガキ共が馬鹿にしやがって!!お前ら俺に逆らったらどうなるか教えてやれ!!』
護衛の男達が前に出てロウに襲い掛かる!!
(懐かしいなぁ・・・この瞬間。)
そしてロウがブレる!!
ズババババババババババババババ!!!!
『おごぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
『ぶげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!』
どばきゃぁぁぁぁぁ!!!
男達はギルドの扉を突き破り道に転がる。
サルドは何が起きたか分からないままその場にへたり込む。
(おい・・・今何が起きた?!)
(お、俺も何も見えなかった・・・)
ロウが振り返るとアイラもポカンと口が開いていた。
『アイラ?!今のどこまで見えた?』
アイラは我に返る。
『え?あっ!はい!ふ、踏み込んだ所までです・・・』
『じゃあ、やってみて!小枝を折らない様に闘気を纏わせるんだ。』
ロウはサルドを指差してアイラに小枝を渡す。
『はい!やってみます!!』
アイラは小枝を身体の一部の様にイメージする。
そして小枝でブンブンと素振りをする。
『いけるわ!!覚悟しなさい!!』
アイラはサルドに小枝を向ける。
サルドは尻餅を付いたまま後ずさる。
『あ、あの・・・や、やめ、やめて・・・
た、たす、助けて?!お、お願いs・・・』
そして問答無用で襲い掛かる!!
『さっきまでの威勢はどうしたのよぉぉぉぉぉ!!!!』
ズバババババババ!!!!!
『ぷぎぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
ずざざぁぁぁぁぁ!!!
サルドはギルドの入り口まで転がって行く。
アイラは振り返り笑顔になる。
『師匠!!出来ました!!』
『うん!よく出来ました!!その調子で行くよ!
依頼は巨大化したオークの集落の殲滅にしたよ!!』
アイラがキョトンとする。
『それって・・・冒険者を募集して100人体制で受けるやつ・・・だった様な・・・』
ロウはニッコリ笑って
『受け付けの女の人がそんな事言ってたけど大丈夫!大丈夫!
今のアイラなら余裕だと思うよ!
さあ!行こう!!』
ロウは村長を見ると跪いて頭を下げていた。
『〈竜神ロウ〉様!ありがとうございました!
今日この日を代々語り継いで行きますぞ!』
エンペラードラゴンも顎を地面に付けている。
『良いよ!出来る事をやっただけだから・・・あっ!!アイラの事忘れてた!』
ロウは突然思い出してアイラの元へ駆け寄るとのたうち回る元気も無くなりグッタリしていた。
急いでポーションを取り出して口に注いでやると喉が鳴る。
そして勢いよく上半身を起こす。
『ぶはぁぁぁぁ!!!死ぬかと思ったぁぁぁぁ!!!!
師匠ぉぉぉ!!!遅いですよぉぉぉぉ!!
・・・でも物凄くレベルが上がったんですよ!!!』
ロウはニッコリ笑って
『そうだよね!レベル2桁なのにレベル1200オーバーを3人も倒したんだからね!
それ相応の代償は必要だよ。
ギルドに行ってステータスを見たらびっくりするよ。』
アイラは元気よく立ち上がり動きを確認している。
すると村長がやって来る。
『ロウ様、この村は今後も変わらず〈竜神を祀る村〉としてやって行きます。
時折思い出したら足を向けてください。
お待ちしております。』
『うん!たまに寄らせてもらうよ!』
『ぐぅるぅぅぅ』
エンペラードラゴンが付いて行きたそうに地面に顎を付ける。
『いいよ。一緒に行こう。』
そう言ってエンペラードラゴンを撫でると巨大な身体が縮んで肩に乗るぐらいの大きさになる。
パタパタと可愛らしく羽根を羽ばたかせてロウの肩に乗る。
『ぐるるるぅぅぅ』
『か、可愛い・・・』
アイラが手を伸ばして撫でようとすると
かぷっ!
見事に噛まれる。
『痛っ!!何で噛むのよ!!』
手を引っ込めて手を摩っていると
エンペラードラゴンはプイッとソッポを向く。エンペラードラゴンは女性らしい。
『ほら!仲良くして!行くよ!!』
ロウ達は〈獣王国ヒューラン〉へ戻って行くのだった。
アイラが目をまん丸くしてほっぺを抓っている。
『し、師匠・・・レ、レベルが1521・・・〈竜王〉になっているんですけど・・・これは夢ですか?!』
ギルドの受け付けの女性もあぐあぐと口を動かして言葉が出ないでいる。
『夢なんかじゃ無いよ。それぐらいは当然だよ。まだまだ上を目指さないとね!
今から特訓を始めるよ!』
ロウはにこやかに言う。
『は、はい!!頑張ります!!』
ロウはアイラと依頼ボードを眺めていると
後ろから声をかけられる。
『おい!そこのガキ!!』
振り返ると見るからに貴族のボンボンだと分かる出立ちで両脇に護衛であろう厳つい男が付いている。
(おい、あいつエイルド侯爵の馬鹿息子だろ?!)
(あぁ、我儘放題やってる馬鹿だろ?!可愛そうに面倒な奴に絡まれたな・・。)
冒険者達が噂している。
そんな噂を聞きながらロウはニヤけながらボンボンを見ている。
(ははっ!久しぶりに来たね・・・懐かしさすら感じるよ・・・)
『な、何だ貴様!!何がおかしい?!
ふ、ふん!取り敢えず、その肩に乗ってる奴を貰ってやる!!女もだ!!
さっさと寄越せ!!』
アイラの顔を見ると汚物を見るような目でボンボンを見ていた。
ロウは小枝を取り出してボンボンに向ける。
『ははっ!全力でお断りしますよ!
僕はあんたの様な親の影に隠れて好き放題出来ると勘違いしている馬鹿息子が大嫌いなんですよ!
早く目の前から消えないと2度とまともに生活出来ない身体になりますよ?』
(おおーーー!!あのガキ言うねぇ!!面白くなって来たぞ!)
(おう!そうだな!目が離せねぇな!!)
『な、何だとぉぉぉぉ!!!俺をエイルド侯爵の次男サルド様だと知って言っているのか?!』
『知らないよ!でも関係ないよ!クズはみんな一緒だもん!
ゴミ箱にでも入っていたら?』
『ぷっ!ふふふふふっ!』
アイラがロウの言葉に吹き出す。
サルドの顔が怒りで真っ赤になっていく。
『ガ、ガキ共が馬鹿にしやがって!!お前ら俺に逆らったらどうなるか教えてやれ!!』
護衛の男達が前に出てロウに襲い掛かる!!
(懐かしいなぁ・・・この瞬間。)
そしてロウがブレる!!
ズババババババババババババババ!!!!
『おごぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
『ぶげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!』
どばきゃぁぁぁぁぁ!!!
男達はギルドの扉を突き破り道に転がる。
サルドは何が起きたか分からないままその場にへたり込む。
(おい・・・今何が起きた?!)
(お、俺も何も見えなかった・・・)
ロウが振り返るとアイラもポカンと口が開いていた。
『アイラ?!今のどこまで見えた?』
アイラは我に返る。
『え?あっ!はい!ふ、踏み込んだ所までです・・・』
『じゃあ、やってみて!小枝を折らない様に闘気を纏わせるんだ。』
ロウはサルドを指差してアイラに小枝を渡す。
『はい!やってみます!!』
アイラは小枝を身体の一部の様にイメージする。
そして小枝でブンブンと素振りをする。
『いけるわ!!覚悟しなさい!!』
アイラはサルドに小枝を向ける。
サルドは尻餅を付いたまま後ずさる。
『あ、あの・・・や、やめ、やめて・・・
た、たす、助けて?!お、お願いs・・・』
そして問答無用で襲い掛かる!!
『さっきまでの威勢はどうしたのよぉぉぉぉぉ!!!!』
ズバババババババ!!!!!
『ぷぎぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
ずざざぁぁぁぁぁ!!!
サルドはギルドの入り口まで転がって行く。
アイラは振り返り笑顔になる。
『師匠!!出来ました!!』
『うん!よく出来ました!!その調子で行くよ!
依頼は巨大化したオークの集落の殲滅にしたよ!!』
アイラがキョトンとする。
『それって・・・冒険者を募集して100人体制で受けるやつ・・・だった様な・・・』
ロウはニッコリ笑って
『受け付けの女の人がそんな事言ってたけど大丈夫!大丈夫!
今のアイラなら余裕だと思うよ!
さあ!行こう!!』
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