天才中学生高過ぎる知力で理不尽をぶっ飛ばす!

yoshikazu

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第166話 試練のダンジョン 7

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『さあ!他の皆んなも頑張っているな!!俺達も行くぞ!!』

ギエンが元気よく扉を開けると、そこは洞窟が続いていた・・・。

『なんだか不思議なダンジョンよね・・・何かに包まれている様な気がするわ。』
シャルが辺りを見渡す。

『確かに少し息苦しさがありますね。だけど行くしかありません!!』
アルメダが剣を抜いて構える。

『そうだな!さっさと攻略して師匠の所へ行かないとな!』

ギエンも剣を抜いて歩き出した。

”カチッ”

ギエンの額に汗が流れる。
『罠・・・踏んじゃった・・・??』

『『何やってるんですかぁぁぁぁぁ!!』』
2人が叫ぶと周りからガスのようか物が吹き出してくる!!!

ぶっしゅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!

『な、何だよこれは?!何の罠だ?!痛くも痒くもないぞ?!
ステータス的にも何も変化はないぞ?!』

『何よこれ?!誇りが舞っただけ?!』
シャルが服についた砂埃を払っている。

アルメダが首を傾げる。
『そう言えば【危機感知】が鳴らなかったですね・・・あっ!!【全状態異常無効】です!!恐らく何らかの状態異常のガスですね
。』

ギエンが頭を掻く。
『はは、師匠に助けられちまったな・・・慎重に行かないとな・・・』

”カチッ”

『あ・・・・』

ぶっしゅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!

『『何やってるんですかぁぁぁぁぁ!!』』

洞窟内にアルメダとシャルの声が響き渡るのだった。


『おいおい!!!!劇猛毒ガスと劇痺れガスが何故効かない!!どうなっているんだ?!
ゴーレムを節約して〈洞窟で罠作戦〉にしたのに・・・あっ!致死性ガスも効いてない?!
なのに物理と魔法の罠はしっかりと回避してやがる!!
くそっ!もしかして・・・あいつら【状態異常無効】か?!
・・・あの神共・・・この世界をどうしたいんだ・・・仕方ない・・・温存したかったが・・・』

大きく開けた場所でギエンがアルメダに怒られていた。
『師匠!!もう少し慎重に行動して下さい!!』

ギエンが鼻の頭を掻きながら言う。
『まあまあ、【危機感知】が反応しないなら無害なんだろ?踏んだって良いじゃん!!』

『ま、まあ、それはそうなんですが・・・あっ!!』
アルメダが言いかけて【危機感知】が鳴り響く!!
すると目の前の壁に赤い釦が現れる・・・。 

『なんですか・・このあからさまな罠は?』

アルメダが【鑑定】すると・・・【罠・魔物召喚】。

ギエンが反射的に手を伸ばす。

その瞬間アルメダがギエンの前に立ちはだかる。
『師匠、今・・押そうとしましたよね?!』
『そうよね、押そうとしたわよ!』
アルメダとシャルはギエンを止める。

『な、何だよ?!か、神からの挑戦状じゃないか!!押さないと先には進めないぞ!!』
ギエンが動揺しながら言い訳を並べる。

アルメダが腰に手を添えてギエンを見据える。
『そんな事は分かっています!!無策で押すのと、策を立てて押すのとでは違うと言っているんです!!』

するとギエンはアルメダの腰に手を回す。
『ちょっ!師匠?!』
アルメダは顔の前にギエンの顔が迫り赤面して動揺する。
『アルメダ・・おまえは、いつも冷静で・・凄いな・・』

”ポチッ!”

ギエンは動揺するアルメダの隙を突いて赤い釦を押してしまう。

『あぁぁぁぁぁぁ!!!師匠ぉぉぉ!!!何してるんですかぁぁぁぁぁぁ!!!』
アルメダが恥ずかしさと騙された感で複雑な感情で叫ぶ!!

するとギエンは冷静にアルメダを抱き寄せる。
『あうっ!!』

『アルメダ、俺は今急いでいるんだ。早く師匠の元に行かないといけないんだ!解ってくれ・・・これは試練だ。
ぶっつけ本番で判断する試練だ!!いいな?』
ギエンの気持ちと温もりを感じたアルメダは赤面したまま俯く。

『はい・・・師匠・・分かりました・・』

その光景を見ていたシャルは複雑な思いでギエンを見ていた。

(ギ、ギエン・・・恐るべし・・女を傷つけずに納得させるとは・・・〈英雄ハヤト〉の教えなの?!・・・恐るべし・・・)

そんな3人の前に身長5m程の6本の腕に各種の武器を持った阿修羅のような顔の魔物が立ちはだかった!!

『おおう!!レベル15万5000!!面白いじゃないか!!!
行くぞ!!2人共!!!!』

『『了解!!!』』

ギエンとアルメダが叫ぶ!!
『『【闘気解放】!!【鎧武剣】解放!!』』

シャルもテンションが上がり叫ぶ!
『【魔力解放】!!【鎧魔装】解放!!』

そこには青と赤の騎士、赤いとんがり帽子の魔法使いが現れる!

ギエンが剣を構えて檄を飛ばす!

『シャル!援護を頼む!!アルメダは右を抑えろ!俺は左をぶっ飛ばす!!
焦るなよ!!でも急げ!!!行くぞ!!』

『『了解!!!!』』

3人は地面を蹴り神のゴーレムへと攻撃を仕掛けるのであった。

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