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第83話 天界神の加護
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メイシスを先頭に森に入って目的地を目指している。
森の中はさっきまで魔物達が居たとは思えない程の静けさを保ち土の匂いと草花の香りが漂っていた。
「なあ、本当に魔物が居たのか?死骸1つ無いぞ?」
「そうね・・・でも・・感じるわ。森が静かであって静かじゃ無い・・無数の聞こえない騒めきがこの静けさの中に溶け込んでいるわ・・」
クルレラは森を見渡して纏わりつくような森の空気に緊張を隠せないでいた。
がさっ・・がささっ・・・ずずっ・・
すると静けさの中で何かを引きずる音が響いた。
「えっ?!何?!何の音?!」
メイシスが慌てて辺りを見渡す。
森の雰囲気に緊張していた面々も心臓を跳ね上げて音のする方を振り向くと、そこには大きな体に木の蔓のような物を巻き付けられて引き摺られている魔物の姿であった。
「な、何・・?あ、あれは・・・」
アリナスが震える手で魔物を引きずっている大きな木を指差す。
「あぁ、あれはトレントよ。木の精霊よ。大量の魔物の死骸を放置して置くと腐って森が汚れるでしょ?
だから自分の養分にする為に足元に埋めるのよ。」
サルビナがあっけらかんと当然のように教えてくれるが兵士達も皆、視線の先のトレントの姿に釘付けになっていた。
皆が呆然と見ている中、トレントは自分が居たであろう大きな穴の前に着くと魔物を穴へと引き摺り込む。そして器用に根っこをうねらせて穴に収まると枝を手のように使い周りの土を根元に集めだした。
するとトレントは満足したのか枝を空に向けて動かなくなった。
「は、はは・・だから死骸が1つも無いのか・・・な、納得だ・・・」
「ね、ねえ・・こ、この森の木の全てが・・トレントなの?」
メイシスが自分の側に立つ木々からそっと離れる。
「そうよ。全ての木々、大地、草花、全てに精霊が宿っているのよ。今ここに私が居るから皆んな歓迎してくれているわ!ほら!」
サルビナが両手を空に掲げると森が騒めきだす!
周りの木々は風も無いのに枝を大きく揺らし足元の草花も騒めき花を咲かせる。見れば辺り一面、色とりどりの花に囲まれていた。
皆がさっきまでの殺伐とした雰囲気から一変して頬が綻ぶ。
(すげぇ・・・俺達は歓迎されてるのか・・)
(あぁ、森も生きているんだな・・所でさっきから小便したいんだけど・・・大丈夫かな・・・)
「・・綺麗・・・」
「えぇ。森の雰囲気が一気に変わったわね。さすが精霊使いね。サルビナが味方で本当に良かったわ・・・」
アリナスがブロンドの長い髪で白とピンクを基調とした祭服を着た女性の肩に手を置く。
「森には季節の表情だけじゃなく感情の表情もあるのね・・神秘的だわ・・・」
「そうね。森も感情を持って生きているって事ね。・・・さあ。先を急ぎましょう!行くわよ!リナ!」
「えぇ!行きましょう!この素晴らしい世界を守る為に!!」
皆が精霊達の咲かせた花道をリナの言葉を胸に突き進むのであった。
「メイシスさん!何とかなりませんか?!皆んなと同じように私の想いをあの子に伝えたいんです!!
私は皆と違って伝える事は少ないです!どうにかなりませんか?!」
リナがしつこくメイシスに詰め寄っていた。
「そ、そう言われても・・今ここにあの子は居ないのよ。私達はこの街に強く思念があるのよ?!この街から離れれば離れる程その思念は弱くなるわ!想いを伝えるのは・・・あっ・・・ミハエル君なら・・・」
「えっ?!ミハエル君?!メイシスさんの子孫の子ですよね?!あの子なら何とかしてくれるんですか?!」
リナが胸を両腕で挟み目の前で拳を握り締める。メイシスはその挟まれてはみ出る胸を見ながら思う。・・・合格と。
「ミハエル君・・お願いがあるんだけど良いかしら?」
メイシスがリナを連れてミハエルの目の前に現れる。
「どうしたんですか?」
「まずは紹介するわ。この子は〈天界神の加護〉リナよ。」
ミハエルがリナに目を向けるとリナは目が合うなりミハエルに駆け寄り手を取るとミハエルの目線に合わせてしゃがみ込む。
「ミハエル君!お願い!サーシャちゃんとお話がしたいの!!あの子は私の生まれ変わりなの!みんな程難しい話は無いけど・・私だけなんか・・寂しい・・・なって・・・」
リナは悲しそうな顔をして俯く。
やっぱりそう言う事か・・僕達は偶然か運命か・・・メイシスの仲間・・・やっぱり悪い前兆みたいだね・・・
「・・・メイシスさん。もしかして僕達は意図的に集められたんですか?」
「・・そう考えるのも無理はないわ。私も信じられなかったぐらいよ。でもね。運命、宿命、絆、言い方は色々あるけどこれは奇跡的な偶然なのよ。
数年後に復活する〈暗黒神ルビラス〉に合わせたようにミハエル君が起こした奇跡なのよ!」
「んっ?!〈暗黒神ルビラス〉の復活?!」
初めて聞く情報に顔を上げる!
「そうよ!これから約5年後に〈暗黒神ルビラス〉が復活するわ。ミハエル君ならきっと・・・大丈夫よ。」
タイミングが良すぎるよ・・そう言えば暗黒神ルビラス〉はイルバスを利用したんだよね・・・〈世界神の加護〉・・・そう言う事か・・・
ミハエルはメイシスの言葉を察する。
「メイシスさん。〈暗黒神ルビラス〉は僕の前に現れるってことですよね?僕を懐柔しようと策を打って来るって事ですね?」
メイシスは自分が言おうとしている事を先に言われて肩を落とす。
「まったく・・ミハエル君は察しが良すぎるわね・・。そうよ・・ミハエル君の周りにちょっかいを掛けてくるわ。
でも・・・ミハエル君なら大丈夫よね?」
メイシスがまるで心配していない顔でミハエルの顔を覗き込む。
ミハエルは大きな2つの谷間を見ながら思う。
僕に関わる人達に手を出すなら神だろうと容赦はしないよ。封印どころかその場で消滅させてやるよ!
「あの・・私のお願いは・・・?」
リナが蚊帳の外から呟くのであった。
森の中はさっきまで魔物達が居たとは思えない程の静けさを保ち土の匂いと草花の香りが漂っていた。
「なあ、本当に魔物が居たのか?死骸1つ無いぞ?」
「そうね・・・でも・・感じるわ。森が静かであって静かじゃ無い・・無数の聞こえない騒めきがこの静けさの中に溶け込んでいるわ・・」
クルレラは森を見渡して纏わりつくような森の空気に緊張を隠せないでいた。
がさっ・・がささっ・・・ずずっ・・
すると静けさの中で何かを引きずる音が響いた。
「えっ?!何?!何の音?!」
メイシスが慌てて辺りを見渡す。
森の雰囲気に緊張していた面々も心臓を跳ね上げて音のする方を振り向くと、そこには大きな体に木の蔓のような物を巻き付けられて引き摺られている魔物の姿であった。
「な、何・・?あ、あれは・・・」
アリナスが震える手で魔物を引きずっている大きな木を指差す。
「あぁ、あれはトレントよ。木の精霊よ。大量の魔物の死骸を放置して置くと腐って森が汚れるでしょ?
だから自分の養分にする為に足元に埋めるのよ。」
サルビナがあっけらかんと当然のように教えてくれるが兵士達も皆、視線の先のトレントの姿に釘付けになっていた。
皆が呆然と見ている中、トレントは自分が居たであろう大きな穴の前に着くと魔物を穴へと引き摺り込む。そして器用に根っこをうねらせて穴に収まると枝を手のように使い周りの土を根元に集めだした。
するとトレントは満足したのか枝を空に向けて動かなくなった。
「は、はは・・だから死骸が1つも無いのか・・・な、納得だ・・・」
「ね、ねえ・・こ、この森の木の全てが・・トレントなの?」
メイシスが自分の側に立つ木々からそっと離れる。
「そうよ。全ての木々、大地、草花、全てに精霊が宿っているのよ。今ここに私が居るから皆んな歓迎してくれているわ!ほら!」
サルビナが両手を空に掲げると森が騒めきだす!
周りの木々は風も無いのに枝を大きく揺らし足元の草花も騒めき花を咲かせる。見れば辺り一面、色とりどりの花に囲まれていた。
皆がさっきまでの殺伐とした雰囲気から一変して頬が綻ぶ。
(すげぇ・・・俺達は歓迎されてるのか・・)
(あぁ、森も生きているんだな・・所でさっきから小便したいんだけど・・・大丈夫かな・・・)
「・・綺麗・・・」
「えぇ。森の雰囲気が一気に変わったわね。さすが精霊使いね。サルビナが味方で本当に良かったわ・・・」
アリナスがブロンドの長い髪で白とピンクを基調とした祭服を着た女性の肩に手を置く。
「森には季節の表情だけじゃなく感情の表情もあるのね・・神秘的だわ・・・」
「そうね。森も感情を持って生きているって事ね。・・・さあ。先を急ぎましょう!行くわよ!リナ!」
「えぇ!行きましょう!この素晴らしい世界を守る為に!!」
皆が精霊達の咲かせた花道をリナの言葉を胸に突き進むのであった。
「メイシスさん!何とかなりませんか?!皆んなと同じように私の想いをあの子に伝えたいんです!!
私は皆と違って伝える事は少ないです!どうにかなりませんか?!」
リナがしつこくメイシスに詰め寄っていた。
「そ、そう言われても・・今ここにあの子は居ないのよ。私達はこの街に強く思念があるのよ?!この街から離れれば離れる程その思念は弱くなるわ!想いを伝えるのは・・・あっ・・・ミハエル君なら・・・」
「えっ?!ミハエル君?!メイシスさんの子孫の子ですよね?!あの子なら何とかしてくれるんですか?!」
リナが胸を両腕で挟み目の前で拳を握り締める。メイシスはその挟まれてはみ出る胸を見ながら思う。・・・合格と。
「ミハエル君・・お願いがあるんだけど良いかしら?」
メイシスがリナを連れてミハエルの目の前に現れる。
「どうしたんですか?」
「まずは紹介するわ。この子は〈天界神の加護〉リナよ。」
ミハエルがリナに目を向けるとリナは目が合うなりミハエルに駆け寄り手を取るとミハエルの目線に合わせてしゃがみ込む。
「ミハエル君!お願い!サーシャちゃんとお話がしたいの!!あの子は私の生まれ変わりなの!みんな程難しい話は無いけど・・私だけなんか・・寂しい・・・なって・・・」
リナは悲しそうな顔をして俯く。
やっぱりそう言う事か・・僕達は偶然か運命か・・・メイシスの仲間・・・やっぱり悪い前兆みたいだね・・・
「・・・メイシスさん。もしかして僕達は意図的に集められたんですか?」
「・・そう考えるのも無理はないわ。私も信じられなかったぐらいよ。でもね。運命、宿命、絆、言い方は色々あるけどこれは奇跡的な偶然なのよ。
数年後に復活する〈暗黒神ルビラス〉に合わせたようにミハエル君が起こした奇跡なのよ!」
「んっ?!〈暗黒神ルビラス〉の復活?!」
初めて聞く情報に顔を上げる!
「そうよ!これから約5年後に〈暗黒神ルビラス〉が復活するわ。ミハエル君ならきっと・・・大丈夫よ。」
タイミングが良すぎるよ・・そう言えば暗黒神ルビラス〉はイルバスを利用したんだよね・・・〈世界神の加護〉・・・そう言う事か・・・
ミハエルはメイシスの言葉を察する。
「メイシスさん。〈暗黒神ルビラス〉は僕の前に現れるってことですよね?僕を懐柔しようと策を打って来るって事ですね?」
メイシスは自分が言おうとしている事を先に言われて肩を落とす。
「まったく・・ミハエル君は察しが良すぎるわね・・。そうよ・・ミハエル君の周りにちょっかいを掛けてくるわ。
でも・・・ミハエル君なら大丈夫よね?」
メイシスがまるで心配していない顔でミハエルの顔を覗き込む。
ミハエルは大きな2つの谷間を見ながら思う。
僕に関わる人達に手を出すなら神だろうと容赦はしないよ。封印どころかその場で消滅させてやるよ!
「あの・・私のお願いは・・・?」
リナが蚊帳の外から呟くのであった。
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