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ep.06 続きはバスルームで
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あれだけ雨が降ったからか、からりと晴れた週明けは、空気が澄んでいた。
こういう日は、外回りも悪くない。
俺は、週の初めから気持ちも新たに仕事に励んだ。
「お前、どうかしたのか?」
「どうって?」
牛丼チェーン店で吉田と昼飯を食べていると、箸を止めて聞いてきた。
何のことかと口を動かしながら聞く姿勢でいると、吉田は俺の眼鏡の奥の目を探るように見てきた。そこまでして何を知りたいのかと、妙に胸騒ぎがする。
「今日のミーティングだよ。なんか、上の空だったじゃないか」
「そう、だったか?」
「そうだよ。部長に売り上げ聞かれても、ポカーンとしちゃってさ」
それは、仕方がない。
美浜を見ていると、先週のことがつい思い浮かんでしまう。
ホテルで裸になって、二人で愉しんだのは、たった2日前のことだ。
あんなに色っぽく啼いていた人が、俺に触られて気を失うまで感じていた人が、目の前で涼し気な顔で仕事をしているのだ。そのギャップに燃えない方がおかしいだろう。
怜悧なエリート部長が、俺の前でどんな痴態を晒すのか。
スリーピースに隠されたあの身体が、いかにエロいのか。
課長を始めとした部下に問いかける、あの厳しい深みのある声が、俺の下では上擦った喘ぎに変わる。
それを知っているのは、ミーティングルームの中で俺ただ一人だけだ。
今すぐにでもキスして押し倒して、この間の続きをしたいくらいだ。
そんなことを考えていたせいで、ついつい仕事が疎かになった。
こんなことでは駄目だ。
浮かれて仕事を蔑ろにして、美浜に愛想をつかされたくない。
ただでさえ力のない俺だ。せめて真剣に取り組むことは忘れたくない。
あの人に、見下げられるのは御免だ。
俺は、牛丼を食べ終わると、吉田と共に外に出た。
冷たい空気に気を引き締めて、次の取引先へと向かう。
その噂が飛び込んできたのは、週の半ばくらいだった。
俺たちの扱う商品、からり晴れの生産が中止になるかもしれない、という話だ。
同じ課の後輩から聞いて、俺も吉田も驚いた。
寝耳に水だった。
「生産中止になったら、今の受注契約はどうなるんだ? 出荷できないのなら、もう営業したって無駄だろ」
吉田は顔を顰めて、話してきた後輩に詰め寄った。
そんなことを後輩に言ったところで、どうしようもない。
事情を知っていそうな課長に聞くのが手っ取り早いか。
俺は、課長が会議から帰ってくるのをデスクワークをしながら待った。
それから1時間ほどで課長が戻って来て、俺は直接聞きに行った。
「長門課長、今いいですか?」
「ん? ああ。じゃあ、あっちで話すか」
俺は、長門課長と共に、廊下の奥にある喫煙所に向かった。
そこを利用するのは、大体俺と長門と他の課の数人くらいだ。
中に入ると誰の姿もなく、二人でそれぞれ煙草を取り出して火を点けた。
「それで?」
紫煙をくゆらせ、トンとスタンドに灰を落としてから、長門は話を振る。
「からり晴れの生産中止の話、本当ですか?」
「その件か」
長門は渋い顔つきになり、やはり本当だったのかと俺は悟った。
「からり晴れの製法は知っているか?」
「もちろん。営業で何度も説明していますからね」
からり晴れは麦芽100%のビールで、副原料は一切使われていない。
それだけでも、この業界においては特色のあるビールに分類される。
だが、からり晴れの売りはそれだけじゃない。
一番は、純国産稀少ホップのKAGURAを使用していることだ。
苦みとコクのある、フルーティーな香りのビール。
美浜をリーダーとして、3年半かけて開発したのが、からり晴れという商品だ。
営業トークで何度も何度も顧客に伝えてきた。
だからこそ是非、販売してほしいのだと。
俺の言葉を聞くと、長門は頷いた。
「そのKAGURAが、うちのメイン商品であるスーパーマウンテンにも使われているのは知っているかい?」
「あー、そう言えばそうでしたね」
スーパーマウンテンは、うちの会社の看板商品で、長く愛され続けている。
KAGURAとしてホップが商標登録される前から、原材料として使われてきたと聞いている。
からり晴れとは違い、KAGURAだけを使用しているわけじゃない。
他にも混ぜているが、その配合の割合は企業秘密とされている。
「KAGURAは、2種のビールに使われている。だから、からり晴れがこれ以上売れると、スーパーマウンテンの生産に問題が生じると言うんだ」
「そんなの、わかっていたことじゃないんですか?」
そもそも美浜は、新商品のコンセプトを打ち出した段階から、ホップにKAGURAを使用すると決めていた。それを、売り上げが伸びて原材料が足りなくなるから生産中止になるなんて納得いかない。
そのくらいの計算が、上層部にできないはずがないからだ
だが、起きてしまったものはどうしようもない。
今の在庫がなくなるまでには、まだ余裕があるはずだ。
「なら、KAKGURAをもっと栽培して、生産量を増やせばいいのでは?」
俺が考えつくくらいだから、上だって重々承知なはずだ。
なぜ、すぐに次の手を打たないのだろう。
長門は、指先で眉間を掻いた後、もう一口煙草を吸った。
そして、溜息と共に白い煙を吐き出して、俺に目を向ける。
「今後も、からり晴れが売れる保証はない。もし、軌道に乗らなかったら、今度苦しむのは生産農家になる」
KAGURAは直営農家が栽培している。
うちの会社以外とはもちろん取引がなく、ビールに使用されなければただの不良在庫だ。
「とにかくだ。そういうことだから、上の判断を待つしかない。それまでは、これまでと変わらず営業を続けてくれ」
「……わかりました」
そこで、話を終わらせて長門は喫煙室を出て行った。
俺は、しばらくそこに留まり、煙草を吸いながら美浜の顔を思い浮かべていた。
あの人は、そんな素振りをちっとも見せようとしなかった。
きっと、俺の知らないところで、ひたすら一人悩んでいたはずだ。
だからと言って、なぜこんなに胸がざわつくのだろう。
俺は、煙草をスタンドに押し付けて消し、喫煙室を後にした。
こういう日は、外回りも悪くない。
俺は、週の初めから気持ちも新たに仕事に励んだ。
「お前、どうかしたのか?」
「どうって?」
牛丼チェーン店で吉田と昼飯を食べていると、箸を止めて聞いてきた。
何のことかと口を動かしながら聞く姿勢でいると、吉田は俺の眼鏡の奥の目を探るように見てきた。そこまでして何を知りたいのかと、妙に胸騒ぎがする。
「今日のミーティングだよ。なんか、上の空だったじゃないか」
「そう、だったか?」
「そうだよ。部長に売り上げ聞かれても、ポカーンとしちゃってさ」
それは、仕方がない。
美浜を見ていると、先週のことがつい思い浮かんでしまう。
ホテルで裸になって、二人で愉しんだのは、たった2日前のことだ。
あんなに色っぽく啼いていた人が、俺に触られて気を失うまで感じていた人が、目の前で涼し気な顔で仕事をしているのだ。そのギャップに燃えない方がおかしいだろう。
怜悧なエリート部長が、俺の前でどんな痴態を晒すのか。
スリーピースに隠されたあの身体が、いかにエロいのか。
課長を始めとした部下に問いかける、あの厳しい深みのある声が、俺の下では上擦った喘ぎに変わる。
それを知っているのは、ミーティングルームの中で俺ただ一人だけだ。
今すぐにでもキスして押し倒して、この間の続きをしたいくらいだ。
そんなことを考えていたせいで、ついつい仕事が疎かになった。
こんなことでは駄目だ。
浮かれて仕事を蔑ろにして、美浜に愛想をつかされたくない。
ただでさえ力のない俺だ。せめて真剣に取り組むことは忘れたくない。
あの人に、見下げられるのは御免だ。
俺は、牛丼を食べ終わると、吉田と共に外に出た。
冷たい空気に気を引き締めて、次の取引先へと向かう。
その噂が飛び込んできたのは、週の半ばくらいだった。
俺たちの扱う商品、からり晴れの生産が中止になるかもしれない、という話だ。
同じ課の後輩から聞いて、俺も吉田も驚いた。
寝耳に水だった。
「生産中止になったら、今の受注契約はどうなるんだ? 出荷できないのなら、もう営業したって無駄だろ」
吉田は顔を顰めて、話してきた後輩に詰め寄った。
そんなことを後輩に言ったところで、どうしようもない。
事情を知っていそうな課長に聞くのが手っ取り早いか。
俺は、課長が会議から帰ってくるのをデスクワークをしながら待った。
それから1時間ほどで課長が戻って来て、俺は直接聞きに行った。
「長門課長、今いいですか?」
「ん? ああ。じゃあ、あっちで話すか」
俺は、長門課長と共に、廊下の奥にある喫煙所に向かった。
そこを利用するのは、大体俺と長門と他の課の数人くらいだ。
中に入ると誰の姿もなく、二人でそれぞれ煙草を取り出して火を点けた。
「それで?」
紫煙をくゆらせ、トンとスタンドに灰を落としてから、長門は話を振る。
「からり晴れの生産中止の話、本当ですか?」
「その件か」
長門は渋い顔つきになり、やはり本当だったのかと俺は悟った。
「からり晴れの製法は知っているか?」
「もちろん。営業で何度も説明していますからね」
からり晴れは麦芽100%のビールで、副原料は一切使われていない。
それだけでも、この業界においては特色のあるビールに分類される。
だが、からり晴れの売りはそれだけじゃない。
一番は、純国産稀少ホップのKAGURAを使用していることだ。
苦みとコクのある、フルーティーな香りのビール。
美浜をリーダーとして、3年半かけて開発したのが、からり晴れという商品だ。
営業トークで何度も何度も顧客に伝えてきた。
だからこそ是非、販売してほしいのだと。
俺の言葉を聞くと、長門は頷いた。
「そのKAGURAが、うちのメイン商品であるスーパーマウンテンにも使われているのは知っているかい?」
「あー、そう言えばそうでしたね」
スーパーマウンテンは、うちの会社の看板商品で、長く愛され続けている。
KAGURAとしてホップが商標登録される前から、原材料として使われてきたと聞いている。
からり晴れとは違い、KAGURAだけを使用しているわけじゃない。
他にも混ぜているが、その配合の割合は企業秘密とされている。
「KAGURAは、2種のビールに使われている。だから、からり晴れがこれ以上売れると、スーパーマウンテンの生産に問題が生じると言うんだ」
「そんなの、わかっていたことじゃないんですか?」
そもそも美浜は、新商品のコンセプトを打ち出した段階から、ホップにKAGURAを使用すると決めていた。それを、売り上げが伸びて原材料が足りなくなるから生産中止になるなんて納得いかない。
そのくらいの計算が、上層部にできないはずがないからだ
だが、起きてしまったものはどうしようもない。
今の在庫がなくなるまでには、まだ余裕があるはずだ。
「なら、KAKGURAをもっと栽培して、生産量を増やせばいいのでは?」
俺が考えつくくらいだから、上だって重々承知なはずだ。
なぜ、すぐに次の手を打たないのだろう。
長門は、指先で眉間を掻いた後、もう一口煙草を吸った。
そして、溜息と共に白い煙を吐き出して、俺に目を向ける。
「今後も、からり晴れが売れる保証はない。もし、軌道に乗らなかったら、今度苦しむのは生産農家になる」
KAGURAは直営農家が栽培している。
うちの会社以外とはもちろん取引がなく、ビールに使用されなければただの不良在庫だ。
「とにかくだ。そういうことだから、上の判断を待つしかない。それまでは、これまでと変わらず営業を続けてくれ」
「……わかりました」
そこで、話を終わらせて長門は喫煙室を出て行った。
俺は、しばらくそこに留まり、煙草を吸いながら美浜の顔を思い浮かべていた。
あの人は、そんな素振りをちっとも見せようとしなかった。
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だからと言って、なぜこんなに胸がざわつくのだろう。
俺は、煙草をスタンドに押し付けて消し、喫煙室を後にした。
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