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第六章 創生
カーテン裏で
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壁に設えた大きな鏡。
僕はその前に、かれこれ一時間は立っている。
「もう少しウェストを絞った方がいいかしら」
「それでしたら、背中側を編み上げに代えて──」
傍で立ち働くのは7人の女性だ。
アデラ城ではなく、王城から派遣されてきた侍女たちで、儀式の衣装の担当らしい。
裁ちばさみを手にしている人や針山を腕に着けて仮縫いをしている人、設計図のような紙に書き込んでいる人。それぞれが分担して考え込んでいる。
100日祭を20日後に控え、準備は急ピッチで進んでいる。
僕がサガンとして召喚されて、今日で80日だ。
まだ80日なのか、もう80日なのか。
あまりにもいろいろあり過ぎて、リディアンに出逢った日が遠く感じる。
異世界に召喚されるなんて、考えたこともなかった。
魔力と満ちた世界。エルフやドワーフ、獣人族などが共存している社会。
御伽噺の夢物語のような日々。
これが今の僕の現実だ。
鏡の前に立つ自分の姿も、現実離れしている。
純白の高級な生地をふんだんに使い、フリルやレースをあしらい、紫色に染めた糸が刺繍されている。ブラウスは腰丈だけれど、テイル部分は膝近くまである。ズボンには側面にラインが入っていて、こちらも純白の生地に紫色の刺繍が入っている。
一体どれだけの時間をかけて準備してきたんだろう。
その労苦を考えれば、鏡の前に立ち続けることなんて苦労の内に入らない。
「肩はきつくありませんか?」
「はい、大丈夫です」
こうしてフィッティングしながら細部を整えて、またアレンジをして。
一生懸命、僕に合うようにしてくれている。
「それでは、少し休憩しましょう」
ということは、これで終わりではなく、まだ続くということか。
僕は、笑顔で頷いて、ホッと息を吐いた。
「タカト」
声を掛けられて扉の方を見ると、女性たちと入れ替わりで、リディアンが部屋に入ってくる。
「リディ、夜会に行ったんじゃないんですか?」
今日は、オングストレーム商会主催のパーティーがあると聞いている。
僕は、まだまだやることがあったので遠慮したんだけれど、リディアンは行くことにしていた。
「ああ、これから行くよ。ただ、その前にタカトの顔を見に来たんだ」
リディアンはそう言って笑い、僕の方へ指を伸ばした。
「髪、伸びたな」
黒の短髪だったのに、今は結べるほどになっていて、片側の前髪は目にかかるほどに長い。
今は、後ろ髪を紐で結んでいる。
「短い方がいいですか?」
「俺はどっちも好きだよ」
即答して、突然着替えのためのカーテンを引いた。
何をと思う前に、顎先を捉えられて意図を知る。
後ろに身を引こうにも、今の格好で動いたら布を破いてしまいそうだ。
唇が重なって、ぞくりと背中が痺れる。
リディアンの舌が口の中に入り込み、逃げた僕の舌を絡めとる。
「……っん……は……リディ」
キスの合間に名前を呼んで止めさせようとしても、火に油だったようだ。
甘く濃厚なキスが続き、唇が離れる頃には息が乱れていた。
「こんなところ、誰かに見られでもしたら」
「俺とタカトがキスをしていたって、城の誰も驚かないだろう」
そういう問題じゃない、と反論しかけて気付く。
誰も驚かない? そんなはずがない。
まさか、アデラ城のみんなに知られている?
別の要因で心臓がドキドキし始めたところで、リディアンはカーテンを開けた。
ちょうどそこに、飲み物を手にカミロが入ってきた。
「お茶をお持ちしました」
リディアンは僕の分も手に取って渡してきて、零さないように気を付けて飲む。
今日は花のハーブティーのようだ。少し甘酸っぱい味がする。
「ピンクローズのハーブティーです」
考えが顔に出ていたのか、そう説明してくれた。
ハーブティーは適度に冷えていて、喉の渇きが癒された。
「ありがとうございます。ごちそうさまです」
トレイに戻して、僕は一息ついた。
「じゃあ、俺は行くよ」
リディアンはそう言って笑い、最後に付け足した。
「それ、サガンの衣装というより、ウェディングドレスみたいだ」
確かに僕もそう思っていたけれど、改めて言われると気恥ずかしい。
「また夜に」
「いってらっしゃい。気を付けて」
オングストレーム商会のパーティーなら心配は要らないだろうけれど。
つい口癖で言ってしまった僕に、リディアンは軽く手を振って去っていった。
カミロも下がり、代わりに先程の侍女が現れる。
「オングストレーム商会のパーティーでしたっけ」
「あらじゃあ、エミル様もご出席なんでしょうか」
「もちろんそうでしょう。お二人を会わせるためなのでは?」
召使たちが、僕の傍で縫い仕事をしながら世間話を始める。
「サガン様は、エミル様をご存知ですか?」
「いいえ。オングストレーム商会の方なんですか?」
僕が聞くと、みんな訳知り顔で頷く。
「会長の愛娘で、とても素敵な方です」
「ローズのようなピンク色の髪と瞳の、綺麗な方なんですよね」
ピンクの髪と瞳と聞いて、さっきのハーブティーを思い出し、イメージを膨らませてはみたけれど。
やっぱり、上手くできなかった。
「王太子妃候補のお一人として、噂を囁かれている方でもあるんです」
「王太子妃、候補」
この場合の王太子とは、リディアンのことだろう。
ということは、リディアンの妃候補と噂されている方なのか。
「ご本人は身分の問題から、妾妃でもいいっておっしゃっているようですけれど」
妾妃。
また聞き慣れない言葉が飛び出して、僕は内心狼狽えてしまう。
恋愛ごとに疎い僕でも、王太子が何人も妃を持つ理由は大体わかる。
リディアンも18だ。結婚して、子供を望まれるのも理解できる。
でもなんだろう。この胸騒ぎは。
痛みを覚えてしまうなんて、どうかしている。
僕は、ただのサガンでしかないのに。
その後も周囲の噂話は続いていて、僕は黙って聞いていた。
さっきまでの気持ちが萎んでしまい、笑顔でいるのが難しくなった。
それから更に1時間後。
僕はようやくお役目から解放された。
「ではまた3日後に」
「……はい、よろしくお願いします」
何とかそう言ってから、僕はお風呂に入って、部屋で休むことにした。
寝室のテーブルの上には、バルツァールからの宿題が山積みだ。
少しでも多く読んで、あやふやなところは次回聞いて確かめたい。
メモを取りながら考えていても、不意に声が蘇った。
──『妾妃でもいい』
自分以外に妃がいてもいいと思うなんて、今の日本の文化とはだいぶ違う。
それも、リディアンが王族だからなんだろうけれど。
僕が考えても仕方がない。
読書に集中して、その話を忘れ、疲れを覚えた頃にカミロに声を掛ける。
「僕は先に寝ます。リディアンにも伝えてもらえますか?」
「承知いたしました」
カミロが挨拶をして出ていったところで、僕はベッドに入った。
明日は、図書室で調べものをして、明後日バルツァールのところに行こう。
それから──。
考えているうちに瞼が重くなり、僕はリディアンが帰る前に眠りに落ちた。
僕はその前に、かれこれ一時間は立っている。
「もう少しウェストを絞った方がいいかしら」
「それでしたら、背中側を編み上げに代えて──」
傍で立ち働くのは7人の女性だ。
アデラ城ではなく、王城から派遣されてきた侍女たちで、儀式の衣装の担当らしい。
裁ちばさみを手にしている人や針山を腕に着けて仮縫いをしている人、設計図のような紙に書き込んでいる人。それぞれが分担して考え込んでいる。
100日祭を20日後に控え、準備は急ピッチで進んでいる。
僕がサガンとして召喚されて、今日で80日だ。
まだ80日なのか、もう80日なのか。
あまりにもいろいろあり過ぎて、リディアンに出逢った日が遠く感じる。
異世界に召喚されるなんて、考えたこともなかった。
魔力と満ちた世界。エルフやドワーフ、獣人族などが共存している社会。
御伽噺の夢物語のような日々。
これが今の僕の現実だ。
鏡の前に立つ自分の姿も、現実離れしている。
純白の高級な生地をふんだんに使い、フリルやレースをあしらい、紫色に染めた糸が刺繍されている。ブラウスは腰丈だけれど、テイル部分は膝近くまである。ズボンには側面にラインが入っていて、こちらも純白の生地に紫色の刺繍が入っている。
一体どれだけの時間をかけて準備してきたんだろう。
その労苦を考えれば、鏡の前に立ち続けることなんて苦労の内に入らない。
「肩はきつくありませんか?」
「はい、大丈夫です」
こうしてフィッティングしながら細部を整えて、またアレンジをして。
一生懸命、僕に合うようにしてくれている。
「それでは、少し休憩しましょう」
ということは、これで終わりではなく、まだ続くということか。
僕は、笑顔で頷いて、ホッと息を吐いた。
「タカト」
声を掛けられて扉の方を見ると、女性たちと入れ替わりで、リディアンが部屋に入ってくる。
「リディ、夜会に行ったんじゃないんですか?」
今日は、オングストレーム商会主催のパーティーがあると聞いている。
僕は、まだまだやることがあったので遠慮したんだけれど、リディアンは行くことにしていた。
「ああ、これから行くよ。ただ、その前にタカトの顔を見に来たんだ」
リディアンはそう言って笑い、僕の方へ指を伸ばした。
「髪、伸びたな」
黒の短髪だったのに、今は結べるほどになっていて、片側の前髪は目にかかるほどに長い。
今は、後ろ髪を紐で結んでいる。
「短い方がいいですか?」
「俺はどっちも好きだよ」
即答して、突然着替えのためのカーテンを引いた。
何をと思う前に、顎先を捉えられて意図を知る。
後ろに身を引こうにも、今の格好で動いたら布を破いてしまいそうだ。
唇が重なって、ぞくりと背中が痺れる。
リディアンの舌が口の中に入り込み、逃げた僕の舌を絡めとる。
「……っん……は……リディ」
キスの合間に名前を呼んで止めさせようとしても、火に油だったようだ。
甘く濃厚なキスが続き、唇が離れる頃には息が乱れていた。
「こんなところ、誰かに見られでもしたら」
「俺とタカトがキスをしていたって、城の誰も驚かないだろう」
そういう問題じゃない、と反論しかけて気付く。
誰も驚かない? そんなはずがない。
まさか、アデラ城のみんなに知られている?
別の要因で心臓がドキドキし始めたところで、リディアンはカーテンを開けた。
ちょうどそこに、飲み物を手にカミロが入ってきた。
「お茶をお持ちしました」
リディアンは僕の分も手に取って渡してきて、零さないように気を付けて飲む。
今日は花のハーブティーのようだ。少し甘酸っぱい味がする。
「ピンクローズのハーブティーです」
考えが顔に出ていたのか、そう説明してくれた。
ハーブティーは適度に冷えていて、喉の渇きが癒された。
「ありがとうございます。ごちそうさまです」
トレイに戻して、僕は一息ついた。
「じゃあ、俺は行くよ」
リディアンはそう言って笑い、最後に付け足した。
「それ、サガンの衣装というより、ウェディングドレスみたいだ」
確かに僕もそう思っていたけれど、改めて言われると気恥ずかしい。
「また夜に」
「いってらっしゃい。気を付けて」
オングストレーム商会のパーティーなら心配は要らないだろうけれど。
つい口癖で言ってしまった僕に、リディアンは軽く手を振って去っていった。
カミロも下がり、代わりに先程の侍女が現れる。
「オングストレーム商会のパーティーでしたっけ」
「あらじゃあ、エミル様もご出席なんでしょうか」
「もちろんそうでしょう。お二人を会わせるためなのでは?」
召使たちが、僕の傍で縫い仕事をしながら世間話を始める。
「サガン様は、エミル様をご存知ですか?」
「いいえ。オングストレーム商会の方なんですか?」
僕が聞くと、みんな訳知り顔で頷く。
「会長の愛娘で、とても素敵な方です」
「ローズのようなピンク色の髪と瞳の、綺麗な方なんですよね」
ピンクの髪と瞳と聞いて、さっきのハーブティーを思い出し、イメージを膨らませてはみたけれど。
やっぱり、上手くできなかった。
「王太子妃候補のお一人として、噂を囁かれている方でもあるんです」
「王太子妃、候補」
この場合の王太子とは、リディアンのことだろう。
ということは、リディアンの妃候補と噂されている方なのか。
「ご本人は身分の問題から、妾妃でもいいっておっしゃっているようですけれど」
妾妃。
また聞き慣れない言葉が飛び出して、僕は内心狼狽えてしまう。
恋愛ごとに疎い僕でも、王太子が何人も妃を持つ理由は大体わかる。
リディアンも18だ。結婚して、子供を望まれるのも理解できる。
でもなんだろう。この胸騒ぎは。
痛みを覚えてしまうなんて、どうかしている。
僕は、ただのサガンでしかないのに。
その後も周囲の噂話は続いていて、僕は黙って聞いていた。
さっきまでの気持ちが萎んでしまい、笑顔でいるのが難しくなった。
それから更に1時間後。
僕はようやくお役目から解放された。
「ではまた3日後に」
「……はい、よろしくお願いします」
何とかそう言ってから、僕はお風呂に入って、部屋で休むことにした。
寝室のテーブルの上には、バルツァールからの宿題が山積みだ。
少しでも多く読んで、あやふやなところは次回聞いて確かめたい。
メモを取りながら考えていても、不意に声が蘇った。
──『妾妃でもいい』
自分以外に妃がいてもいいと思うなんて、今の日本の文化とはだいぶ違う。
それも、リディアンが王族だからなんだろうけれど。
僕が考えても仕方がない。
読書に集中して、その話を忘れ、疲れを覚えた頃にカミロに声を掛ける。
「僕は先に寝ます。リディアンにも伝えてもらえますか?」
「承知いたしました」
カミロが挨拶をして出ていったところで、僕はベッドに入った。
明日は、図書室で調べものをして、明後日バルツァールのところに行こう。
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