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2(言ったけど...エンド)
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あれから二時間くらい経った。
もうだめ...ほんとに限界...
近くにいる、先生に声をかける、が、それはあの、全生徒から嫌われてるであろう、体育の侭田先生だった。
「先生...トイレ、行きたいんですけど...っ!」
「は?あと、一時間くらいだぞ?我慢しろ。」
「いや、でも、限か...」
「だめだ。我慢しろ。一時間くらい、我慢出来るだろ?」
「っ...でもぉ...っ!」
「でももなんでもあるか。が、ま、ん。」
(最悪...言う相手、間違えた...)
「......」
「聞いてるのか須谷!!」
侭田先生の周囲にしか聞こえないくらいの声量で、怒鳴られた。
ビクッ。
「ひぁっ...わ、わかり、ました...」
「もっと、腹から声出せ。」
なんだよ、それ、どこの声優のコーチだよ。
「...わかりました...っ!」
「んん...っ」
もじもじ
「足。もじもじすんな。」
「っ...はい...」
(逆らったら、何してようが構わず外走らされるしな...。)
やばい、泣きそう。
(森田...一輝...助けて...っ)
「うぅ...っ」
泣いてしまった。
「何泣いてんだ。お前。」
「もう、無理、です...トイレ、行かせてください...」
「だめだ。我慢しろって言ったろ。」
「ほんとに、無理なんですってば...ぅっぁっ...待っ...!」
しょわぁぁぁ............
「...ぁっ...やだ...」
「ぇぁ、お、俺は知らねえぞ...?!なんも、知らねえぞ...?!」
「俺ッ...トイレ行かせてってッ...言ったぁ...ッ!」
そこへ、森田が駆け寄ってくる。
「須谷!大丈夫か?!」
「もり、たぁ...ッ!俺ッ...トイレ行かせてってッ...言ったぁッ...」
「...そっか。それで?誰に言ったの?」
「侭田先生...ッ!」
「はぁ...っ!?俺はなんも...」
「侭田先生?これはどういうことですか?」
この声。俺らの担任だ。
「あの、先生。ちょっと須谷のこと保健室連れて行きます。」
「森田くん。よろしくね。...で、俺の生徒泣かした事についてはどう説明するんですか?」
「宮島先生...その...俺はなんも言われてなくて...」
「本人がそう言ってたじゃないですか!!」
後ろで担任がキレ散らかしてる。
「...先生、こわぁ...っ」
森田がそう小さく呟く。
「だな...ッ。」
「てか、疑ってるわけじゃないけど、言ったのか?」
「うん。言った。でも、一時間くらい我慢しろ。とか言われた...」
「最低すぎる。須谷は、悪くねえよ。」
「だよな...!」
「生理現象くらい我慢しろっておかしいだろ。」
「わかる。」
もうだめ...ほんとに限界...
近くにいる、先生に声をかける、が、それはあの、全生徒から嫌われてるであろう、体育の侭田先生だった。
「先生...トイレ、行きたいんですけど...っ!」
「は?あと、一時間くらいだぞ?我慢しろ。」
「いや、でも、限か...」
「だめだ。我慢しろ。一時間くらい、我慢出来るだろ?」
「っ...でもぉ...っ!」
「でももなんでもあるか。が、ま、ん。」
(最悪...言う相手、間違えた...)
「......」
「聞いてるのか須谷!!」
侭田先生の周囲にしか聞こえないくらいの声量で、怒鳴られた。
ビクッ。
「ひぁっ...わ、わかり、ました...」
「もっと、腹から声出せ。」
なんだよ、それ、どこの声優のコーチだよ。
「...わかりました...っ!」
「んん...っ」
もじもじ
「足。もじもじすんな。」
「っ...はい...」
(逆らったら、何してようが構わず外走らされるしな...。)
やばい、泣きそう。
(森田...一輝...助けて...っ)
「うぅ...っ」
泣いてしまった。
「何泣いてんだ。お前。」
「もう、無理、です...トイレ、行かせてください...」
「だめだ。我慢しろって言ったろ。」
「ほんとに、無理なんですってば...ぅっぁっ...待っ...!」
しょわぁぁぁ............
「...ぁっ...やだ...」
「ぇぁ、お、俺は知らねえぞ...?!なんも、知らねえぞ...?!」
「俺ッ...トイレ行かせてってッ...言ったぁ...ッ!」
そこへ、森田が駆け寄ってくる。
「須谷!大丈夫か?!」
「もり、たぁ...ッ!俺ッ...トイレ行かせてってッ...言ったぁッ...」
「...そっか。それで?誰に言ったの?」
「侭田先生...ッ!」
「はぁ...っ!?俺はなんも...」
「侭田先生?これはどういうことですか?」
この声。俺らの担任だ。
「あの、先生。ちょっと須谷のこと保健室連れて行きます。」
「森田くん。よろしくね。...で、俺の生徒泣かした事についてはどう説明するんですか?」
「宮島先生...その...俺はなんも言われてなくて...」
「本人がそう言ってたじゃないですか!!」
後ろで担任がキレ散らかしてる。
「...先生、こわぁ...っ」
森田がそう小さく呟く。
「だな...ッ。」
「てか、疑ってるわけじゃないけど、言ったのか?」
「うん。言った。でも、一時間くらい我慢しろ。とか言われた...」
「最低すぎる。須谷は、悪くねえよ。」
「だよな...!」
「生理現象くらい我慢しろっておかしいだろ。」
「わかる。」
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