2 / 32
二章
本当に引き裂きたいのはあいつ(っていうか、自分⁉)!
しおりを挟む
「いやあ、ほんとにめでたい。あんたは腕のいい弁護士だよ」
真梨子を現実に引き戻したのは脂ぎったガマガエルの脳天気な声だった。あいかわらず真梨子の手を上下に激しく揺さぶりながら片手で肩を強く叩きはじめた。真梨子はこらえ切れずに顔をしかめた。
重々しい体型通り、力はある。しかも、遠慮するということがない。かなり痛い。祝福されているというより殴られているよう。肩にかけられる手の重さが首にはめられた頸木の重さのような気がして、真梨子は腹の底からムカムカしてきた。
「これであの小娘も身の程を知ったろう。いやあ、いい気分だ。それにしてもあんたは気に入ったよ。また何かあったら頼むよ。報酬ははずむからね」
真梨子の気も知らず依頼人はあくまでも上機嫌。『少しは相手の表情から気持ちを汲み取れないのかしら』と、真梨子は思ったが、すぐに思いなおした。そもそも、女に意志があるなどと思ったこともないような男だ。そんな繊細さを求めるのは真夏に雪が降って涼しくしてくれることを望むのと同じくらい無理なぜいたくだ。
「……どうも。何かあれば力になります」
真梨子はひきつった笑顔を浮かべながら半ば無意識にそう言っていた。この八年間の弁護士家業で身についた心なしの営業態度。こんなときにも出てしまう自分に気がついて真梨子は本気で自分がきらいになった。
依頼人は上機嫌のまま島村にあいさつして帰っていった。島村はぺこぺこというより、へこへこしながら見送った。その態度たるやまるで水飲み鳥。依頼人の靴の跡にまでキスしかねないぐらいだった。もっとも、島村武雄のこと。そう言われれば胸を張って答えるにちがいない。
『それで金になるなら、いくらだってキスしてやるさ』
真梨子はさすがに腹を立てた。このときばかりは雇い主と雇われ人という関係を忘れ、眉を吊り上げてつめよった。
「所長! 何だってあんな男にそこまで下手に出るんです⁉ 相手の弱みに付け込んでセクハラしまくってる野蛮人なんですよ!」
「その野蛮人の弁護をしたのは君だろ?」
「誰の命令ですか⁉ プライドとか倫理とかいうものはないのかと聞いているんです!」
意外なことに島村は傷ついたように顔をしかめて見せた。
「心外だな。おれのことをそんな風に見ていたなんて。八年間も一緒に仕事していたのに悲しいぞ。おれはまちがったってあんなやつに頭を下げたりはしない」
「下げまくりじゃないですか!」
「おれはあの男に頭を下げているんじゃない。金に頭を下げているんだ」
胸を反らしてそう言い放ったのはいっそあっぱれだった。
真梨子は一瞬、絶句した。言い返そうとした言葉がとまって口がOの字に開いたまま停止した。何とか気を取りなおして叫んだ。
「金のことしか頭にないんですか!」
「いつも金、金と言ってるからそう思えるだろうな。でも、あの男は今後とも大きな金ヅルになってくれるんだ。逃がせるか」
――あたしがバカだった……。
真梨子はワインの瓶底にたまった澱のような疲労感とともにそう思った。島村が人間性のかけらもない金の亡者であることぐらい、入社して三日で思い知らされたはずではなかったか。それなのにいまさら人間相手にするように怒ってみせるなんて……ああ、あたしってほんとバカ!
「まあ、それはそうと、今回は本当によくやってくれたよ。おかげで報酬もたんまりだ」
金の亡者な島村はそれにふさわしいほくほく顔で言った。真梨子の気持ちなんてまるでおかまいなし。この世にはもう他人の気持ちを思いやる人間なんてひとりもいないの? 深刻にそう悩む真梨子であった。
「向こうも君が気に入ってくれたよ。今度も君に頼むってさ。これからは君が彼の選任弁護士だ。金ヅルを逃がさないようよろしく頼むよ」
真梨子は今度という今度は心臓がとまったかと思った。口と両目で三つの丸を作った。頭のなかは真っ白になり、まわりは時がとまったかのよう。
――冗談じゃないわ!
思いきり叫んだつもりがショックのあまり、声が喉から先に出ていかない。
――何であたしがこれ以上、セクハラ男の味方をしなくちゃいけないのよ! そんなの理不尽すぎるわ、今回だけでももう耐えがたいっていうのに二度も三度もできるわけないじゃない!
「いやです! もうあんな人の弁護なんか二度としません」
「またまた。心配しなくても感謝の気持ちはちゃんと形にして現すって」
「誰がそんなこと言いました⁉ あたしはこんな仕事をするために弁護士になったんじゃないんです」
「じゃあ、どんな仕事がしたかったわけ?」
「そりゃあ……世の中の苦しんでいる人たちの少しでも助けになれればって……」
言っているうちに頬が赤くなっていくのを感じる。昔は目をきらきらさせて堂々と言えたはずなのに。『人助けをしたい』と口にすることが気恥しいことになったのはいつからだろう?
島村はおどけた調子で肩をすくめながら答えた。
「苦しんでいるのは金がないから。金がなければおれたちに生活費も払ってくれない。大切なのは日々の米代を払ってくれるお客さま。もういいおとななんだからそれぐらいわきまえな。現実第一、前向きに」
言いたいことを言いたいように言うと島村は真梨子の前から去っていった。後に残された真梨子はもう限界。頭のなかでは脳細胞が沸騰し、溶岩のように泡立っている。
オリンピックに出場するスプリンターのような勢いで駆け出すと、トイレに飛び込み、トイレットペーパーをむちゃくちゃに引き裂き、思いきり床にぶちまけた。
真梨子を現実に引き戻したのは脂ぎったガマガエルの脳天気な声だった。あいかわらず真梨子の手を上下に激しく揺さぶりながら片手で肩を強く叩きはじめた。真梨子はこらえ切れずに顔をしかめた。
重々しい体型通り、力はある。しかも、遠慮するということがない。かなり痛い。祝福されているというより殴られているよう。肩にかけられる手の重さが首にはめられた頸木の重さのような気がして、真梨子は腹の底からムカムカしてきた。
「これであの小娘も身の程を知ったろう。いやあ、いい気分だ。それにしてもあんたは気に入ったよ。また何かあったら頼むよ。報酬ははずむからね」
真梨子の気も知らず依頼人はあくまでも上機嫌。『少しは相手の表情から気持ちを汲み取れないのかしら』と、真梨子は思ったが、すぐに思いなおした。そもそも、女に意志があるなどと思ったこともないような男だ。そんな繊細さを求めるのは真夏に雪が降って涼しくしてくれることを望むのと同じくらい無理なぜいたくだ。
「……どうも。何かあれば力になります」
真梨子はひきつった笑顔を浮かべながら半ば無意識にそう言っていた。この八年間の弁護士家業で身についた心なしの営業態度。こんなときにも出てしまう自分に気がついて真梨子は本気で自分がきらいになった。
依頼人は上機嫌のまま島村にあいさつして帰っていった。島村はぺこぺこというより、へこへこしながら見送った。その態度たるやまるで水飲み鳥。依頼人の靴の跡にまでキスしかねないぐらいだった。もっとも、島村武雄のこと。そう言われれば胸を張って答えるにちがいない。
『それで金になるなら、いくらだってキスしてやるさ』
真梨子はさすがに腹を立てた。このときばかりは雇い主と雇われ人という関係を忘れ、眉を吊り上げてつめよった。
「所長! 何だってあんな男にそこまで下手に出るんです⁉ 相手の弱みに付け込んでセクハラしまくってる野蛮人なんですよ!」
「その野蛮人の弁護をしたのは君だろ?」
「誰の命令ですか⁉ プライドとか倫理とかいうものはないのかと聞いているんです!」
意外なことに島村は傷ついたように顔をしかめて見せた。
「心外だな。おれのことをそんな風に見ていたなんて。八年間も一緒に仕事していたのに悲しいぞ。おれはまちがったってあんなやつに頭を下げたりはしない」
「下げまくりじゃないですか!」
「おれはあの男に頭を下げているんじゃない。金に頭を下げているんだ」
胸を反らしてそう言い放ったのはいっそあっぱれだった。
真梨子は一瞬、絶句した。言い返そうとした言葉がとまって口がOの字に開いたまま停止した。何とか気を取りなおして叫んだ。
「金のことしか頭にないんですか!」
「いつも金、金と言ってるからそう思えるだろうな。でも、あの男は今後とも大きな金ヅルになってくれるんだ。逃がせるか」
――あたしがバカだった……。
真梨子はワインの瓶底にたまった澱のような疲労感とともにそう思った。島村が人間性のかけらもない金の亡者であることぐらい、入社して三日で思い知らされたはずではなかったか。それなのにいまさら人間相手にするように怒ってみせるなんて……ああ、あたしってほんとバカ!
「まあ、それはそうと、今回は本当によくやってくれたよ。おかげで報酬もたんまりだ」
金の亡者な島村はそれにふさわしいほくほく顔で言った。真梨子の気持ちなんてまるでおかまいなし。この世にはもう他人の気持ちを思いやる人間なんてひとりもいないの? 深刻にそう悩む真梨子であった。
「向こうも君が気に入ってくれたよ。今度も君に頼むってさ。これからは君が彼の選任弁護士だ。金ヅルを逃がさないようよろしく頼むよ」
真梨子は今度という今度は心臓がとまったかと思った。口と両目で三つの丸を作った。頭のなかは真っ白になり、まわりは時がとまったかのよう。
――冗談じゃないわ!
思いきり叫んだつもりがショックのあまり、声が喉から先に出ていかない。
――何であたしがこれ以上、セクハラ男の味方をしなくちゃいけないのよ! そんなの理不尽すぎるわ、今回だけでももう耐えがたいっていうのに二度も三度もできるわけないじゃない!
「いやです! もうあんな人の弁護なんか二度としません」
「またまた。心配しなくても感謝の気持ちはちゃんと形にして現すって」
「誰がそんなこと言いました⁉ あたしはこんな仕事をするために弁護士になったんじゃないんです」
「じゃあ、どんな仕事がしたかったわけ?」
「そりゃあ……世の中の苦しんでいる人たちの少しでも助けになれればって……」
言っているうちに頬が赤くなっていくのを感じる。昔は目をきらきらさせて堂々と言えたはずなのに。『人助けをしたい』と口にすることが気恥しいことになったのはいつからだろう?
島村はおどけた調子で肩をすくめながら答えた。
「苦しんでいるのは金がないから。金がなければおれたちに生活費も払ってくれない。大切なのは日々の米代を払ってくれるお客さま。もういいおとななんだからそれぐらいわきまえな。現実第一、前向きに」
言いたいことを言いたいように言うと島村は真梨子の前から去っていった。後に残された真梨子はもう限界。頭のなかでは脳細胞が沸騰し、溶岩のように泡立っている。
オリンピックに出場するスプリンターのような勢いで駆け出すと、トイレに飛び込み、トイレットペーパーをむちゃくちゃに引き裂き、思いきり床にぶちまけた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。
さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった!
しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って?
いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる