みんなの心の傷になる死にキャラなのに、執着重めの皇太子が俺を死なせてくれない

兎束作哉

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第5部1章 再び戻った日常

01 戻ってきた日常

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 夏の暑さは和らぎ、秋の風が吹き始めた九月。

 モントフォーゼンカレッジは、今日から後期の授業が始まり、制服も衣替えが行われていた。学園に戻ってくるのは、半年ぶりで、皆に忘れられていないか少し心配でもあった。


「ニル、どうした?」
「えっと、なんか、入学したてのころと同じくらい緊張してる。久しぶりだからかな」
「そうかもしれないな。それに……」


 と、俺の隣を歩いていたセシルが俺の髪の色を見る。

 下半分ほどが白く染まった髪を見て、彼の眉が八の字に曲がったのが見えた。頭のてっぺんは純黒だが、下半分は雪のように白い。魔法でごまかしてきてもよかったのだが、あいにくそんな魔法を使えるほどの魔力は残っていない。
 染料で染めることもできたが、俺はそれを選ばなかった。隠すことがなんだか不誠実に思ってしまったのだ。
 魔塔での一件後、サテリート帝国を中心とした国々の動きに大小なり変化があった。国民に大きな変化はないが、国同士の関係やら魔塔に対する新たな方針やらはだいぶ変化が起きた。
 セシルは、ほとんどその国の会議に引っ張り出されており、俺はサマーホリデーのほとんどを療養にあてていた。そのおかげもあって俺は無事にサマーホリデー明けに復帰することができたのだ。医師には奇跡といっても過言ではないといわれたが、リハビリに励み、絶対に直すぞという強い意思を持って休んだことが少なからず影響したのではないかと個人的に思っている。
 とはいえ、奇跡であることには変わりない。

 俺に関することは一応学園側に伝えてある。担任の教師には心配され、他の教師からもかわいそうなこと言う目を向けられてしまった。そして、俺への特別な授業やらなにやら提案してくれたが、俺は基本的にこれまでどおりがいいといった。しかし、学園からしても倒れられたら困るので、と俺への接し方なり授業は考えるそうだ。
 今のところ、身体を動かし魔力を多く使わなければ問題がない。
 髪の色を気にして、眉を下げているセシルの手を俺は握った。


「俺は、サマーホリデー中頑張ったよ。セシルが頑張ってたのも知ってる。一緒に卒業しようって約束したもんね」
「……ああ、そうだったな。つらいことも、お前となら乗り越えていける。すまない、ニルも気にしていることだっただろうに」
「全然大丈夫! 君に心配かけちゃうことがちょっと辛いけど、それ以外は大丈夫だよ。だって、またセシルと一緒に学園に通えるんだもん。俺は幸せだよ」


 嘘偽りのないまっすぐな言葉をセシルにかけると、彼はそうだな、と言って笑ってくれた。やっぱり、セシルは笑顔が一番だ、と俺もなんだか優しい気持ちになれる。
 つらいことがあったのは事実だ。
 あの魔塔での出来事は一生心に残り続けるだろうし、忘れようと思っても忘れられない。ようやくすべての事件の黒幕だったズィーク・ドラッヘンが捕まったとはいえ、今後彼のような人間が出てこないとは言い切れない。そうならないようにと帝国側は手を打つだろうが、いつどこでああいう狂った人間が生まれるかはわからない。それほどまでに、神話時代に生きていた竜は人を魅了するのだと。
 母はそんな血を根絶しようとしていた。でも、母の中に子供が欲しい、愛する人と生きた証が欲しいという気持ちがあり俺が生まれた。血を嫌いつつも、俺を生むという決断をするまでに母はたくさん悩んだだろう。自分が殺した罪のない人と罪ある人のこと、故郷のこと。様々なことが母の中を駆け巡り、苦しめ、悩ませた。
 けれど、母は俺を生む選択をし、愛してくれた。それだけは変わらないことだ。
 そんな母ももうこの世にはいない。母は、成し遂げようとしていたことをなして幸せに死んでいった。俺の目にはそう見えた。だから、俺も幸せになるために、幸せを掴むために生きようと思う。母が俺に望んだことだから。それが親孝行になるのなら。


「とにかく、何かあったらすぐに俺に言ってくれ。くれぐれも無茶だけはしないように」
「分かってるって。でも、ありがとう。君にそういってもらえるうちは、ちゃんと言いつけを守るようにするよ」
「……別に、お前の自由を縛りたいわけじゃない」
「分かってるって。大好きな人が心配してくれているのに、これ以上心配させて胃に穴開けちゃうなんてこと俺はしたくないから」


 不安でいっぱいな彼の手をさらに握ってやる。俺の手は冷たいけど、彼に溶かされていい温度になったのではないだろうか。
 そんなことを思っていると、おい、と後ろから声をかけられる。
 振り返れば、鮮やかな赤い髪が俺の視界に映った。


「ゼラフ!」
「今日は、げっ、とか、また……とか、んな顔しねえんだな」
「それは、まあ……君のことがよくわかってきたし。てか、俺たちを見つけて声をかけるのは君ぐらいだからね」


 答えになってねえ、と言われたがゼラフは悠々とこちらに近づいてきた。セシルは嚙みつくことはなかったものの、嫌そうな顔をしており、早くどっか行けというオーラを放っている。
 そんなセシルを脇に、ゼラフはフッと笑うと俺の前にやってきた。


「ニル、お前体調のほうは?」
「完全回復……とまではいかないけど、学園に通えるくらいには元気になったよ。ゼラフも、心配してくれてありがとう。それと、君も久しぶり」


 体調は? と聞くと、ゼラフは見ての通りだ、と両手を広げて見せた。見た感じ、包帯をしている感じもなかったし、ガーゼを当てている感じもない。歩き方も普通だったし、顔色もいい。
 問題ないな、と俺はゼラフをもう一度見た。
 ゼラフは、魔塔で俺に魔力を注いでくれ、その後俺を身を挺して守ってくれた。その後、後遺症が残るのではないかとかいろいろ言われていたが、彼の自然治癒のおかげでどうにか元通りになったらしい。ゼラフ自身は、魔塔関連でいろいろと聞かれていたらしいが、学園に普通に通えているところを見ると、おとがめ物何もないようだ。監視はあるのか、時々周りを見渡すような仕草をする。


「てっきり、来ないかと思ってた。傷も治ったようで、それはすごく安心する」
「つっても、まだ本調子じゃねえよ……が、まあ、休学するほどのことでもねえ。後半年ほどだからな。お前らがいなくなった後の学園に通うなんざまっぴらごめんだからな」
「サボらず受けるってことか。変わったね、ゼラフ」
「授業はサボらず受けるのが当たり前なんじゃねえのか? ハハッ、つーことで、後半年間よろしくな」


 と、ゼラフはまだ何か言いたげに口をまごつかせたが、それだけ言うと俺の髪をわしゃわしゃと撫で始めた。

 俺は、うわっ、と思わず声を出してしまい顔に熱が集まるのを感じた。そして、そんなゼラフの行動を認めるはずもなく、彼の腕をセシルが掴んだ。


「ニルが嫌がってるだろう」
「軽い挨拶だ。皇太子殿下。お前は変わってねえなあ。余裕がねえ男は嫌われるぞ?」
「ニルは、そんな俺でも受け止めてくれる。俺は、最高の恋人を持った」
「ああ~惚気んな。んなこと聞きたくねえんだよ。こっちは」


 ゼラフはセシルの腕を払いのけると、まるで汚いものに触れたようにズボンの横で手を拭いていた。その行動にセシルがピキッと青筋を立てたのは言うまでもないが、それ以上ゼラフに何か言ったりはしなかった。
 それどころか、セシルは「あの時のことだけは感謝している」と何の脈絡もなく言い出したのだ。これには、俺もゼラフも目を丸くした。


「ニルを助けてくれたあの日のことは感謝している。だが、それまでの関係だ。あれがあったからといって、俺と貴様の関係は変わらないと思え。勝手に、恋敵にされても困る」
「へえ~皇太子殿下は、俺がニルを奪う恋敵だって思ってんのか」
「そうではないのか?」


 セシルは不思議そうにゼラフを見た。セシルの中ではそうなのだろうが、どうやらゼラフは違うらしい。
 ゼラフの本音はあの日あの時聞けたが、まだまだ分からないことが多いのは事実だ。それでも、仲良くやっていけているのだから俺はそれでよかった。魔塔での一件で俺たちの関係が変わったかと言えば、セシルの言う通り変わらないような気もする。でもそれもすべて気持ちの問題であるような感じもするのだ。
 何があっているとか、間違っているとかではなく、ここにいて軽口を叩ける中であることが重要だ。


「相変わらずよく回る口だな。そのうち縫い付けてやる」
「あ~おっかねえ。やっぱり、ニル。俺にしとけよ。こんな物騒なこというやつじゃなくて、俺に」
「悪いけど、それはないね。君には感謝してるけど、俺が好きだって思うのはセシルだから。俺はそんな好きな人をとっかえひっかえする、尻軽じゃないよ?」
「……まあ、ここで鞍替えされてもそれはそれで解釈違いだからな。俺の好きなニルはそういうやつじゃねえ」


 ゼラフはぼそりと何かを言っていた。この距離なのに、聞こえないなんてことありえるのだろうか。耳が遠くなってる? と思っていると、ゼラフが俺の隣にいたセシルを見てげっと顔を歪ませていた。


「んだよ。気持ちわりぃ顔して……」
「フッ、さすがは俺のニルだと思ってな。言うことが違う。俺もニルが好きだ」
「あ、ありがとう。セシル……いつも言われるけど、なんかこういう時にサラッと言われると照れちゃうな」
「照れるニルもすごくかわいい。ああ、愛おしくて寮に戻ってずっと愛でていたい」
「ダメだよ。始業式あるし」


 セシルは俺の頬に、自身の頬を摺り寄せ「好きだ。愛してる」と連呼していた。朝から、致死量の糖分を与えられているはずなのに、嫌な気はしないし、むしろ俺まで好き、という気持ちが溢れてくる。ちょっと前までは恥ずかしくて人前でこんなことできなかったのに、もうずいぶん慣れてしまった。
 寿命の告白をしてからよりいっそセシルは俺に気持ちをダイレクトに伝えるようになったし、俺もそれを恥ずかしいながらも全部受け止めている。いつ死んでもいいように、いつも最高の状態でいたいのだ。きっとその気持ちが言動に反映されているのだろう。
 ゼラフは、俺たちのいちゃつきぶりを目の当たりにし、頬を引くつかせていた。


「お前らも相変わらずだな……人前でいちゃつくな」


 そういいつつも、無理やり入り込んでこないところを見るとゼラフも耐性がついたらしい。セシルの行動はいつも溺愛という言葉を体現しているけれど、それがさらに強くなっているようにも思える。
 魔塔の一件や、俺の告白、それらがセシルに何かしらの影響を与えているのは事実だ。
 今日も幸せだな、と感じながら俺はセシルを受け入れていた。いつもの日常が戻ってきたのだと、胸の中が穏やかな気持ちでいっぱいになっていく。


「――ニル先輩、ですよね」
「……っ、アイネ。それと、フィリップ」


 声をかけてきたのは、二年生に上がったアイネとフィリップだった。
 フィリップをおまけみたいに言ってしまったせいで、苦笑いされたがすぐにパッと花が咲いたようなはつらつとした笑顔に戻る。


「はいはーい。おまけのフィリップです。お久しぶりです。徒花先輩。殿下先輩」
「おい、二年坊……テメェのところの先輩にも挨拶をしろ」
「やだー先輩オレ恐喝されてますー」
「あはは、フィリップも変わりないようで」


 フィリップは、俺とセシルを盾にしようと近づいてくる。セシルは「まあ、当然だな」とゼラフがフィリップに挨拶されてないことに対してうなずいていた。


「あ、あの、ニル先輩」
「アイネ、遅くなったけど、二年生になったんだね。元気だった?」
「は、はい! ニル先輩は……? その」


 おずおずっと話しかけてきたのはアイネで、彼はちらちらと俺を見ながら言葉を紡ぐ。小さい口か鈴のような音が聞こえるたび、かわいい! という気持ちでいっぱいになる。
 アイネは俺の髪を見ていたようだ。


「ああ、ちょっといろいろあってね。でも大丈夫だよ」
「そ、そうだったんですね。事情はよくわかりませんが、ニル先輩が元気そうでよかったです」
「いい後輩を持ったなって、誇らしいよ」


 アイネは俺のことを気にしてか、それ以上髪のことについては聞いてこなかった。
 でも、気にかけてくれたことは嬉しかった。そして、何よりも半年間喋っていなかったけど髪色が変わった俺に戸惑うことなく話しかけてくれたことが嬉しかったのだ。俺は、アイネの頭を撫でてありがとう、ともう一度口にすると、それまでいがみ合っていたはずの残りのみんなの視線が一気に俺とアイネに注がれるのを感じた。
 後輩にそんな大人げない、と思いながら俺はアイネから手を離す。アイネは寂しそうにその手を見つめていたが、撫でられたところに手を当てて、えへへ、とはにかむように笑っていた。
 アイネも他のみんなも変わっていない。

 秋空の下、俺は天高くそびえたつ時計塔に目をやった。もう少しでチャイムが鳴る。それまでに教室に行かなければなと、セシルの手を握った。


「じゃあ、みんな。久しぶりで話したいことがあるけど、またランチタイムにでも。行こう、セシル」
「ああ、そうだな。ニル」


 遅刻は厳禁だ、とセシルはわざとゼラフに聞こえるように言って俺の手を握り返した。


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