7 / 358
第一章 王子への転生と冒険者修行
第7話 魔法の先生募集中!
しおりを挟む
俺は二才になった。
目もはっきり見えて、言葉も喋れるようになり、ヨチヨチではあるが自力で歩ける。
飛行魔法で移動してばかりで足腰に筋力がつかないと困る。
なので、最近は意識して歩くようにしているのだ。
「アンジェロ様、書庫より本をお持ちいたしました」
お付きの猫耳侍女フランが、分厚い本を持って俺の部屋に入って来た。
この猫耳侍女フランに抱っこして貰いながら読書をするのが最近の日課だ。
まだ二才の子供だからね。
甘えた事をしても笑って許される。
子供の特権!
「フランの尻尾を触っても良い?」
「アンジェロ様、いけませんよ~。獣人の尻尾は敏感ですから触ると獣人は怒りますよ~」
「わかったぁ」
フランの尻尾のガードは堅いな。
いつかモフモフさせて貰えないかな。
この異世界には、人間以外の種族が沢山住んでいる。
動物が人化したような獣人、魔法の扱いに長け長命なエルフ、火と金属の扱いが得意で酒好きなドワーフなどだ。
彼らは亜人と呼ばれていて、我々人間と共存している。
ちなみに人間は人族と呼ばれている。
俺の住んでいるフリージア王国にもかなりの数の亜人がいて、王様が仕事する王宮や、ここ後宮で働いている者がいる。
「アンジェロ様は、難しい本がお好きですね~」
俺を膝の上で抱えながらフランが呟く。
フランは獣人の中でも身体能力の高い豹族だ。
耳と尻尾以外は人間と変わらない。
フランは俺の護衛も兼ねているのだろう。
やっぱ腹筋とか割れているのかな?
「この本は魔法の本だよ。そんなに難しくない……。と言うか、もう覚えてしまった内容だな……。フラン、ページをめくって」
「はい。……魔法の基本属性は火水風土?」
「うん、基本の四属性魔法について書いてあるけど、この辺はもう理解している。次のページへ」
「アンジェロ様は凄いですね! 私たち獣人は魔法が使えないので羨ましいです!」
もっと褒めて下さい!
俺は褒めて伸びるタイプです!
何でも獣人はみんな魔力が無いので、魔法が使えないそうだ。
女神ミネルヴァ様が俺にくれた例の魔力造血幹細胞ってやつを、種族として持っていないのだろうな。
と言っても、人族だって魔法が使えるのは十人に一人の割合らしい。
みんながみんな魔法を使えるわけじゃない。
この異世界には『魔力』と『魔法』がある。
まず『魔力』は、俺が女神ミネルヴァ様に授けてもらったやつで、魔法の素、魔法のエネルギー源だ。
そして『魔法』は、『魔力』を使って発動するのだけれど、仕組みは良くわからない。
正直な話、地球世界の常識とか物理法則とかは、まるっきり無視されている。
だって俺が赤ん坊の頃から使っている飛行魔法なんて、あきらかに物理法則を無視しているだろう。
魔力を放出して人間が空を飛ぶ……。
ニュートンが真っ赤になって、机をバンバン叩いて猛抗議しそうな話だよ。
リンゴとは一体……。
最初は色々と考えてしまったが、最近は『そういうものだ』と割り切って受け入れている。
「アンジェロ様は四属性魔法全部が使えるのですよね」
「そうだよ」
「じゃあ、このコップに水を入れてみて下さい」
「ほい。クリエイトウォーター!」
「うわあ! すごーい!」
コップに水魔法で水を注いだだけで、猫耳侍女のフランは大喜びだ。
獣人は喜怒哀楽の感情表現が、ストレートで良いね。
こっちも楽しくなってくる。
魔法本に書いてある初級の魔法を、俺はもう使いこなせている。
魔法の先生に中級以上の魔法を教わりたいのだけれど、魔法の先生が次々と辞めてしまうのだ。
今までの先生は――。
「では、アンジェロ王子。火属性魔法初級のファイヤーボールを……」
「出来るよ。ファイヤーボール!」
ちゅどーん! ドバーーーーーーン!
「すいません。辞職します」
初っぱなから威力が強すぎたらしい。
魔法訓練場を黒焦げにしてしまった。
俺の特大ファイヤーボールを見て自信を無くした先生は辞職してしまった。
何か月かして次の先生がやって来た。
「アンジェロ王子は、魔法が得意だそうですが、私は水魔法の権威と呼ばれており……」
「クリエイトウォーター!」
ゴゴゴゴゴゴゴ……、ザバーン!
「溺れる~! 助けて~!」
発生させた水の量が多すぎた。
今度は魔法訓練場を高波が荒れ狂うプールにしてしまい、魔法の先生を溺死させかけてしまった。
自信を無くした先生は辞職してしまった。
そしてまた次の先生がやって来た。
「俺は土魔法の……」
「アースウォール!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド! ドーン!
「辞めます」
そしてまた次の先生……。
「風魔法とは、つまり……」
「ウインド!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
「実家に帰ります。探さないで下さい」
おかしい。
俺は幼児で侍女たちにも人気の可愛いアンジェロ王子だ。
何故か先生たちは、一回の授業で辞めてしまう。
父上には、『魔法の先生を探すのにも、雇うのにも金がかかる。魔法訓練場を修理するのも金がかかる。もう勘弁してくれ!』と怒られてしまった。
いや、待って欲しい。
俺は悪くないよな?
先生にちょっと良い所を見せようと張り切っただけだ。
魔法の威力が想定外に大きくなってしまったというだけで……。
中級魔法や無属性の魔法、高度属性魔法の雷、光、闇なんかを教わりたいのだがな。
先生が辞めてしまうから、魔法の勉強が停滞気味だ。
「うーん、この本の内容は参考にならないな……」
この本は……、羊皮紙かな?
動物の皮に手書きで文字が書いてあるので、本の厚さはあるのだけれどページ数はたいしたことない。
魔法本の中身は既にマスターしている魔法初心者向けの内容だった。
難しい魔法は口伝。師匠から弟子に直接指導して口伝える物なんだろうね。
「申し訳ございません。もう魔法の本は、書庫にございません」
フランが恐縮している。
「うん。しょうがないね。フランは気にしないで。本は戻しておいて」
「かしこまりました」
どうもこの世界では本の流通量は少ないらしい。
王宮の書庫と言っても6畳くらいの部屋で蔵書量は少ない。現代日本ならば、王宮の書庫より沢山の本を持っている人は掃いて捨てるほどいるだろう。
女神ジュノー様が言っていたけれど、本当に文明が発達していない世界なのだ。
どうやってこの世界を発展させよう?
女神ジュノー様は『ゲーム感覚で気楽にやれ』と言っていたけれど……。むーん……。
こっちの世界に転生して二年たつし、そろそろ何かやらなきゃなあ。
*
天界では女神ミネルヴァと神メリクリウスが机に向かい書類仕事をしていた。
「ふー、これでひと段落だ。メリクリウスの方はどうだ?」
「まあ、だいたい片付いて来た。しかし、ジュノーは全然帰って来ないな……」
「ああ。今回は長いな……」
この世界の主神である女神ジュノーは地球世界に行ったきり帰ってこない。
その分、女神ミネルヴァと神メリクリウスに仕事の負担がかかっているのである。
神メリクリウスはあたりを見回した。
他の下級神はいない。
小さな声でミネルヴァに聞いた。
「あれだろ。地球世界からこっちの世界に連れてくる人間を探しに行ったんだろ?」
「そうだ」
「今のところアンジェロだけだよな?」
「うむ。これはという人物は、なかなかいないようだ」
「アンジェロは良いやつだよなあ」
「ふふ、そうだな。そろそろ会いに行くか。留守番を頼めるか?」
「ああ。留守は任せとけ。アンジェロによろしくな」
「伝えておこう」
女神ミネルヴァは黄金のフクロウに姿を変えると、天界から地上へ向けて羽ばたいて行った。
女神ミネルヴァがいなくなると、神メリクリウスは横長のソファーにゴロンと寝転がった。
「やーれやれ。やっと一人になれた! これで心置きなく昼寝が出来るぞ!」
目もはっきり見えて、言葉も喋れるようになり、ヨチヨチではあるが自力で歩ける。
飛行魔法で移動してばかりで足腰に筋力がつかないと困る。
なので、最近は意識して歩くようにしているのだ。
「アンジェロ様、書庫より本をお持ちいたしました」
お付きの猫耳侍女フランが、分厚い本を持って俺の部屋に入って来た。
この猫耳侍女フランに抱っこして貰いながら読書をするのが最近の日課だ。
まだ二才の子供だからね。
甘えた事をしても笑って許される。
子供の特権!
「フランの尻尾を触っても良い?」
「アンジェロ様、いけませんよ~。獣人の尻尾は敏感ですから触ると獣人は怒りますよ~」
「わかったぁ」
フランの尻尾のガードは堅いな。
いつかモフモフさせて貰えないかな。
この異世界には、人間以外の種族が沢山住んでいる。
動物が人化したような獣人、魔法の扱いに長け長命なエルフ、火と金属の扱いが得意で酒好きなドワーフなどだ。
彼らは亜人と呼ばれていて、我々人間と共存している。
ちなみに人間は人族と呼ばれている。
俺の住んでいるフリージア王国にもかなりの数の亜人がいて、王様が仕事する王宮や、ここ後宮で働いている者がいる。
「アンジェロ様は、難しい本がお好きですね~」
俺を膝の上で抱えながらフランが呟く。
フランは獣人の中でも身体能力の高い豹族だ。
耳と尻尾以外は人間と変わらない。
フランは俺の護衛も兼ねているのだろう。
やっぱ腹筋とか割れているのかな?
「この本は魔法の本だよ。そんなに難しくない……。と言うか、もう覚えてしまった内容だな……。フラン、ページをめくって」
「はい。……魔法の基本属性は火水風土?」
「うん、基本の四属性魔法について書いてあるけど、この辺はもう理解している。次のページへ」
「アンジェロ様は凄いですね! 私たち獣人は魔法が使えないので羨ましいです!」
もっと褒めて下さい!
俺は褒めて伸びるタイプです!
何でも獣人はみんな魔力が無いので、魔法が使えないそうだ。
女神ミネルヴァ様が俺にくれた例の魔力造血幹細胞ってやつを、種族として持っていないのだろうな。
と言っても、人族だって魔法が使えるのは十人に一人の割合らしい。
みんながみんな魔法を使えるわけじゃない。
この異世界には『魔力』と『魔法』がある。
まず『魔力』は、俺が女神ミネルヴァ様に授けてもらったやつで、魔法の素、魔法のエネルギー源だ。
そして『魔法』は、『魔力』を使って発動するのだけれど、仕組みは良くわからない。
正直な話、地球世界の常識とか物理法則とかは、まるっきり無視されている。
だって俺が赤ん坊の頃から使っている飛行魔法なんて、あきらかに物理法則を無視しているだろう。
魔力を放出して人間が空を飛ぶ……。
ニュートンが真っ赤になって、机をバンバン叩いて猛抗議しそうな話だよ。
リンゴとは一体……。
最初は色々と考えてしまったが、最近は『そういうものだ』と割り切って受け入れている。
「アンジェロ様は四属性魔法全部が使えるのですよね」
「そうだよ」
「じゃあ、このコップに水を入れてみて下さい」
「ほい。クリエイトウォーター!」
「うわあ! すごーい!」
コップに水魔法で水を注いだだけで、猫耳侍女のフランは大喜びだ。
獣人は喜怒哀楽の感情表現が、ストレートで良いね。
こっちも楽しくなってくる。
魔法本に書いてある初級の魔法を、俺はもう使いこなせている。
魔法の先生に中級以上の魔法を教わりたいのだけれど、魔法の先生が次々と辞めてしまうのだ。
今までの先生は――。
「では、アンジェロ王子。火属性魔法初級のファイヤーボールを……」
「出来るよ。ファイヤーボール!」
ちゅどーん! ドバーーーーーーン!
「すいません。辞職します」
初っぱなから威力が強すぎたらしい。
魔法訓練場を黒焦げにしてしまった。
俺の特大ファイヤーボールを見て自信を無くした先生は辞職してしまった。
何か月かして次の先生がやって来た。
「アンジェロ王子は、魔法が得意だそうですが、私は水魔法の権威と呼ばれており……」
「クリエイトウォーター!」
ゴゴゴゴゴゴゴ……、ザバーン!
「溺れる~! 助けて~!」
発生させた水の量が多すぎた。
今度は魔法訓練場を高波が荒れ狂うプールにしてしまい、魔法の先生を溺死させかけてしまった。
自信を無くした先生は辞職してしまった。
そしてまた次の先生がやって来た。
「俺は土魔法の……」
「アースウォール!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド! ドーン!
「辞めます」
そしてまた次の先生……。
「風魔法とは、つまり……」
「ウインド!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
「実家に帰ります。探さないで下さい」
おかしい。
俺は幼児で侍女たちにも人気の可愛いアンジェロ王子だ。
何故か先生たちは、一回の授業で辞めてしまう。
父上には、『魔法の先生を探すのにも、雇うのにも金がかかる。魔法訓練場を修理するのも金がかかる。もう勘弁してくれ!』と怒られてしまった。
いや、待って欲しい。
俺は悪くないよな?
先生にちょっと良い所を見せようと張り切っただけだ。
魔法の威力が想定外に大きくなってしまったというだけで……。
中級魔法や無属性の魔法、高度属性魔法の雷、光、闇なんかを教わりたいのだがな。
先生が辞めてしまうから、魔法の勉強が停滞気味だ。
「うーん、この本の内容は参考にならないな……」
この本は……、羊皮紙かな?
動物の皮に手書きで文字が書いてあるので、本の厚さはあるのだけれどページ数はたいしたことない。
魔法本の中身は既にマスターしている魔法初心者向けの内容だった。
難しい魔法は口伝。師匠から弟子に直接指導して口伝える物なんだろうね。
「申し訳ございません。もう魔法の本は、書庫にございません」
フランが恐縮している。
「うん。しょうがないね。フランは気にしないで。本は戻しておいて」
「かしこまりました」
どうもこの世界では本の流通量は少ないらしい。
王宮の書庫と言っても6畳くらいの部屋で蔵書量は少ない。現代日本ならば、王宮の書庫より沢山の本を持っている人は掃いて捨てるほどいるだろう。
女神ジュノー様が言っていたけれど、本当に文明が発達していない世界なのだ。
どうやってこの世界を発展させよう?
女神ジュノー様は『ゲーム感覚で気楽にやれ』と言っていたけれど……。むーん……。
こっちの世界に転生して二年たつし、そろそろ何かやらなきゃなあ。
*
天界では女神ミネルヴァと神メリクリウスが机に向かい書類仕事をしていた。
「ふー、これでひと段落だ。メリクリウスの方はどうだ?」
「まあ、だいたい片付いて来た。しかし、ジュノーは全然帰って来ないな……」
「ああ。今回は長いな……」
この世界の主神である女神ジュノーは地球世界に行ったきり帰ってこない。
その分、女神ミネルヴァと神メリクリウスに仕事の負担がかかっているのである。
神メリクリウスはあたりを見回した。
他の下級神はいない。
小さな声でミネルヴァに聞いた。
「あれだろ。地球世界からこっちの世界に連れてくる人間を探しに行ったんだろ?」
「そうだ」
「今のところアンジェロだけだよな?」
「うむ。これはという人物は、なかなかいないようだ」
「アンジェロは良いやつだよなあ」
「ふふ、そうだな。そろそろ会いに行くか。留守番を頼めるか?」
「ああ。留守は任せとけ。アンジェロによろしくな」
「伝えておこう」
女神ミネルヴァは黄金のフクロウに姿を変えると、天界から地上へ向けて羽ばたいて行った。
女神ミネルヴァがいなくなると、神メリクリウスは横長のソファーにゴロンと寝転がった。
「やーれやれ。やっと一人になれた! これで心置きなく昼寝が出来るぞ!」
54
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
神の手違い転生。悪と理不尽と運命を無双します!
yoshikazu
ファンタジー
橘 涼太。高校1年生。突然の交通事故で命を落としてしまう。
しかしそれは神のミスによるものだった。
神は橘 涼太の魂を神界に呼び謝罪する。その時、神は橘 涼太を気に入ってしまう。
そして橘 涼太に提案をする。
『魔法と剣の世界に転生してみないか?』と。
橘 涼太は快く承諾して記憶を消されて転生先へと旅立ちミハエルとなる。
しかし神は転生先のステータスの平均設定を勘違いして気付いた時には100倍の設定になっていた。
さらにミハエルは〈光の加護〉を受けておりステータスが合わせて1000倍になりスキルも数と質がパワーアップしていたのだ。
これは神の手違いでミハエルがとてつもないステータスとスキルを提げて世の中の悪と理不尽と運命に立ち向かう物語である。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる