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第三章 領地開発
第45話 ギルベンダ家の娘
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ルーナ先生が、家出中のエルフの女の子に事情を聞いている。
まあ、ここは同族のルーナ先生に任せた方が良いだろう。
俺とジョバンニは横で静かに二人の会話を聞いているのだが、女の子の話をまとめると――。
女の子はエルフの里に住んでいた。
どうも話の感じだと有力者の娘っぽい。
両親が勝手に婚約者を決めてしまい、それに反発して家出をした。
エルフの里から知り合いの船に乗せて貰い大陸に移った。
大陸で知り合った人族に魔法の腕を見込まれて、魔法兵士として各地を転戦してフリーの傭兵として生活していた。
ところが先日ブルムント地方の内乱で負け側に雇われてしまい、知り合いの人族は戦死してしまう。
攻城戦のおりに彼女も捕虜となり、その後、勝者側の領主からベルントに奴隷として売られた。
「ふむ、事情はわかった。お主の名前は?」
「マリー。マリー・ギルベンダ」
「あのギルベンダ家の娘か……、火属性の魔法を得意とする家だったな。私はルーナ・ブラケットだ」
「えっ!? あのハイエルフの!?」
「そうだ。今はフリージア王国第三王子アンジェロの魔法教師であり、冒険者パーティー『王国の牙』のメンバーだ」
ルーナ先生とマリーの話し合いがひと段落したところで俺は話しかけた。
「ルーナ先生、マリーさんのご実家のギルベンダ家は、有名なのですか?」
「名門だ。これまでエルフ族の族長を何人も輩出している」
「へー! じゃあ、人族で言う所の貴族みたいな家ですか?」
「その認識で間違いない。それにギルベンダ家は、火魔法の中でも爆裂系の火魔法が得意な武門の家だ」
「なるほど、事情はわかりました」
奴隷商人のベルントが、会話に入って来た。
「ほら! 私が申し上げた通りでございましょう? 私は正当な取引の上で彼女を引き取って来たのです。いわばこれは商人なりの救出作戦なのですよ!」
「はい? 救出作戦? どういう事だ?」
「そもそもですな。ジョバンニ殿に相談されブルムント地方に奴隷を仕入れに行ったのですよ。すると偶然噂を耳にしたのです。エルフが捕虜にされ領主が扱いに困っていると」
まあ、そりゃ領主も扱いに困るよな。
戦争でエルフを捕虜にしました。
でも、冒険者ギルドの所属じゃないから解放する必要はありません。
しかし、扱いを間違えればエルフ族に報復されるかもしれない。
「そこで、私は思ったのですよ! アンジェロ殿下率いる『王国の牙』にハイエルフがいるのは有名な話です。捕虜になったエルフを引き取ってくれば、高く売れ……、ゲフン! ゲフン! きっと感謝されると!」
何か今、高く売れるって言おうとしたよな。
咳込んでごまかしたよな。
「そこで! 忙しい仕事の途中ではありましたが遠方まで遥々足を延ばして……、そこなエルフを買い取って……、ゲフン! ゲフン! 助け出して来たのでございます!」
奴隷商人のベルントが、もの凄いドヤ顔で俺たちを見ている。
いやいや、でもオマエは、これ絶対商売になると思っていただろう!
なんか物は言いようって感じで、『買い取って来た』が『助け出した』にすり替わってしまっているし。
まあ、でも、結果的には、マリーさんは同族のルーナ先生と出会えたわけだから良しとするか。
「ベルント、ご苦労だったな」
「お褒め頂き光栄の至りでございます! それでは……、そこなエルフはお買い上げ頂けると言う事で?」
「え? お金かかるの?」
「それはもちろん! 私は商人でございますから、感謝の気持ちは現金でお願いいたします!」
「……わかった。いくらだ?」
「金貨一千枚でお願いいたします」
「ちょっ! 待てよ!」
モロに素で驚いてしまった。
金貨一千枚だとおおおおおお!
日本円なら十億円じゃねえか!
「いや、ベルント! それは吹っ掛け過ぎだろう! ドラゴン一体の売値の相場が金貨百枚だぞ!」
「ですから! そこなエルフは、ドラゴン十体分の価値はあるかと思いますが?」
「えええええええええ! ジョバンニどうなのよ?」
もう、こういう商取引で困った時は、ジョバンニに振るに限る。
ジョバンニはベルントと丁々発止の価格交渉を始めた。
しばらくしてジョバンニが交渉結果を報告して来た。
「だめです……、まかりませんでした……」
「じゃあ、金貨一千枚って事?」
「申し訳ございません」
「こ、根拠は? その価格の根拠は何なの?」
いや、もう、目茶苦茶な値段設定だろう。
金貨一千枚、十億円奴隷ってどうなのよ?
宝くじかよ!
「まずエルフの奴隷は、市場に出る事がありません。ですので、価格交渉のスタートラインとなる目安の金額がありません」
「値段はあって無いようなモノって事か?」
「はい、その通りです。そして、マリーさんは美しく若いエルフです。エルフは長寿ですから、我々人族が死ぬまで若く美しいままでしょう」
「うーん、なるほど……」
「また別の見方もあります。爆裂系火魔法が使える魔法使い、さらに人族よりも魔力が高いエルフと来れば……」
「戦力として貴重だよな」
「そうです。それらの事情を考えますと金貨一千枚という値段設定も決して無茶苦茶ではありません。エルフの希少性を考えれば妥当です。大国の王なら出す金額でしょう。さらに……」
「まだ、何かあるのか!」
「ベルント殿の応接室を無茶苦茶にしてしまいましたので……」
「あっ……」
俺とジョバンニは、部屋の中を見回した。
ルーナ先生の風魔法と俺の風魔法が激突した余波だ。
机は壁にめり込み、ソファーはズタボロになっている。
壁も所々穴が開いている。
「迷惑料も込みという事です。それにベルント殿は、正規の取引をしてマリーさんを引き取って来ていますので、買い取るしかありません」
「ぐぬぬ」
いや、あるよ。金貨一千枚。
冒険者で活動して、ドラゴンは山ほど倒したし、ダンジョンから持ち帰った宝物も沢山あたっしさ。
ずっと貯金していたから、ええ、持っていますよ。
けどなあ。
コツコツ貯めていた貯金を、ここで吐き出すのは……。
「アンジェロ! 支払え! マリーを買い取れ! 買い取って奴隷から解放しろ!」
ルーナ先生から無慈悲な通告が来た。
「いや、ルーナ先生、そうしたいのは山々ですが、金額が金額ですので……」
「アンジェロは! 保護すると! 言った!」
「ええと……、言いました。はい……」
「なら払う!」
軽く言うなあ。
居酒屋の支払いじゃないのだけどなあ。
「いや、ルーナ先生。確認ですが、マリーさんを買い取ってからは?」
「私が同行してエルフの里に連れて帰る。事情をエルフ族の族長とギルベンダ家に説明する」
……ですよねえ。
……って事はさ。
俺が金出して買い取ってもちっとも良い事がない。
領地開発を手伝って貰うとか、もう少し俺が成長してからゴニョゴニョもない。
「それじゃあ、俺が一人で損する気が……」
「アンジェロ! これは必要な事。アンジェロがお金を出す!」
ルーナ先生が例によって例のごとく、ジト目で俺に支払いを押し付けて来る。
いや、そんなジト目で見てもダメですよ!
「ルーナ先生! 金貨一千枚を払って、何もナシじゃあんまりですよ!」
「何もナシではない」
「え!?」
「アンジェロは、エルフ族からの信頼を得られる。個人では無くエルフ族全体のだ」
「信頼……」
信頼はお金では買えない。
しかし、それにしても金貨一千枚は……。
俺が渋っているとルーナ先生が、落ち着いた声で話しだした。
「アンジェロは、魔道具を開発している」
「はい。そうです。飛行機のことですね?」
「ういすきも作る」
「そうですね。蒸留酒をアンジェロ領の特産品にします」
「そこで大事になるのがエルフの信頼。私は、そこのマリーをエルフの里に連れて帰る。その時、里に交渉してエルフの優秀な魔道具士を連れてくる」
「!」
なるほど……。
エルフの魔道具士をヘッドハントしてくれるのか。
「読めてきました。エルフの里から魔道具士をアンジェロ領に連れてくるには――」
「そう。エルフ族全体から、アンジェロが信頼される必要がある。私がお金を出すことも出来る。それでは、アンジェロの手柄にならない」
言葉は悪いが、『エルフ族に恩を売っておけ』とルーナ先生はいっているのだな。
見返りはエルフの魔道具士、魔道具を制作する技術者だ。
金で買うことが出来ない見返りだ。
「わかりました。俺が払います」
まあ、ここは同族のルーナ先生に任せた方が良いだろう。
俺とジョバンニは横で静かに二人の会話を聞いているのだが、女の子の話をまとめると――。
女の子はエルフの里に住んでいた。
どうも話の感じだと有力者の娘っぽい。
両親が勝手に婚約者を決めてしまい、それに反発して家出をした。
エルフの里から知り合いの船に乗せて貰い大陸に移った。
大陸で知り合った人族に魔法の腕を見込まれて、魔法兵士として各地を転戦してフリーの傭兵として生活していた。
ところが先日ブルムント地方の内乱で負け側に雇われてしまい、知り合いの人族は戦死してしまう。
攻城戦のおりに彼女も捕虜となり、その後、勝者側の領主からベルントに奴隷として売られた。
「ふむ、事情はわかった。お主の名前は?」
「マリー。マリー・ギルベンダ」
「あのギルベンダ家の娘か……、火属性の魔法を得意とする家だったな。私はルーナ・ブラケットだ」
「えっ!? あのハイエルフの!?」
「そうだ。今はフリージア王国第三王子アンジェロの魔法教師であり、冒険者パーティー『王国の牙』のメンバーだ」
ルーナ先生とマリーの話し合いがひと段落したところで俺は話しかけた。
「ルーナ先生、マリーさんのご実家のギルベンダ家は、有名なのですか?」
「名門だ。これまでエルフ族の族長を何人も輩出している」
「へー! じゃあ、人族で言う所の貴族みたいな家ですか?」
「その認識で間違いない。それにギルベンダ家は、火魔法の中でも爆裂系の火魔法が得意な武門の家だ」
「なるほど、事情はわかりました」
奴隷商人のベルントが、会話に入って来た。
「ほら! 私が申し上げた通りでございましょう? 私は正当な取引の上で彼女を引き取って来たのです。いわばこれは商人なりの救出作戦なのですよ!」
「はい? 救出作戦? どういう事だ?」
「そもそもですな。ジョバンニ殿に相談されブルムント地方に奴隷を仕入れに行ったのですよ。すると偶然噂を耳にしたのです。エルフが捕虜にされ領主が扱いに困っていると」
まあ、そりゃ領主も扱いに困るよな。
戦争でエルフを捕虜にしました。
でも、冒険者ギルドの所属じゃないから解放する必要はありません。
しかし、扱いを間違えればエルフ族に報復されるかもしれない。
「そこで、私は思ったのですよ! アンジェロ殿下率いる『王国の牙』にハイエルフがいるのは有名な話です。捕虜になったエルフを引き取ってくれば、高く売れ……、ゲフン! ゲフン! きっと感謝されると!」
何か今、高く売れるって言おうとしたよな。
咳込んでごまかしたよな。
「そこで! 忙しい仕事の途中ではありましたが遠方まで遥々足を延ばして……、そこなエルフを買い取って……、ゲフン! ゲフン! 助け出して来たのでございます!」
奴隷商人のベルントが、もの凄いドヤ顔で俺たちを見ている。
いやいや、でもオマエは、これ絶対商売になると思っていただろう!
なんか物は言いようって感じで、『買い取って来た』が『助け出した』にすり替わってしまっているし。
まあ、でも、結果的には、マリーさんは同族のルーナ先生と出会えたわけだから良しとするか。
「ベルント、ご苦労だったな」
「お褒め頂き光栄の至りでございます! それでは……、そこなエルフはお買い上げ頂けると言う事で?」
「え? お金かかるの?」
「それはもちろん! 私は商人でございますから、感謝の気持ちは現金でお願いいたします!」
「……わかった。いくらだ?」
「金貨一千枚でお願いいたします」
「ちょっ! 待てよ!」
モロに素で驚いてしまった。
金貨一千枚だとおおおおおお!
日本円なら十億円じゃねえか!
「いや、ベルント! それは吹っ掛け過ぎだろう! ドラゴン一体の売値の相場が金貨百枚だぞ!」
「ですから! そこなエルフは、ドラゴン十体分の価値はあるかと思いますが?」
「えええええええええ! ジョバンニどうなのよ?」
もう、こういう商取引で困った時は、ジョバンニに振るに限る。
ジョバンニはベルントと丁々発止の価格交渉を始めた。
しばらくしてジョバンニが交渉結果を報告して来た。
「だめです……、まかりませんでした……」
「じゃあ、金貨一千枚って事?」
「申し訳ございません」
「こ、根拠は? その価格の根拠は何なの?」
いや、もう、目茶苦茶な値段設定だろう。
金貨一千枚、十億円奴隷ってどうなのよ?
宝くじかよ!
「まずエルフの奴隷は、市場に出る事がありません。ですので、価格交渉のスタートラインとなる目安の金額がありません」
「値段はあって無いようなモノって事か?」
「はい、その通りです。そして、マリーさんは美しく若いエルフです。エルフは長寿ですから、我々人族が死ぬまで若く美しいままでしょう」
「うーん、なるほど……」
「また別の見方もあります。爆裂系火魔法が使える魔法使い、さらに人族よりも魔力が高いエルフと来れば……」
「戦力として貴重だよな」
「そうです。それらの事情を考えますと金貨一千枚という値段設定も決して無茶苦茶ではありません。エルフの希少性を考えれば妥当です。大国の王なら出す金額でしょう。さらに……」
「まだ、何かあるのか!」
「ベルント殿の応接室を無茶苦茶にしてしまいましたので……」
「あっ……」
俺とジョバンニは、部屋の中を見回した。
ルーナ先生の風魔法と俺の風魔法が激突した余波だ。
机は壁にめり込み、ソファーはズタボロになっている。
壁も所々穴が開いている。
「迷惑料も込みという事です。それにベルント殿は、正規の取引をしてマリーさんを引き取って来ていますので、買い取るしかありません」
「ぐぬぬ」
いや、あるよ。金貨一千枚。
冒険者で活動して、ドラゴンは山ほど倒したし、ダンジョンから持ち帰った宝物も沢山あたっしさ。
ずっと貯金していたから、ええ、持っていますよ。
けどなあ。
コツコツ貯めていた貯金を、ここで吐き出すのは……。
「アンジェロ! 支払え! マリーを買い取れ! 買い取って奴隷から解放しろ!」
ルーナ先生から無慈悲な通告が来た。
「いや、ルーナ先生、そうしたいのは山々ですが、金額が金額ですので……」
「アンジェロは! 保護すると! 言った!」
「ええと……、言いました。はい……」
「なら払う!」
軽く言うなあ。
居酒屋の支払いじゃないのだけどなあ。
「いや、ルーナ先生。確認ですが、マリーさんを買い取ってからは?」
「私が同行してエルフの里に連れて帰る。事情をエルフ族の族長とギルベンダ家に説明する」
……ですよねえ。
……って事はさ。
俺が金出して買い取ってもちっとも良い事がない。
領地開発を手伝って貰うとか、もう少し俺が成長してからゴニョゴニョもない。
「それじゃあ、俺が一人で損する気が……」
「アンジェロ! これは必要な事。アンジェロがお金を出す!」
ルーナ先生が例によって例のごとく、ジト目で俺に支払いを押し付けて来る。
いや、そんなジト目で見てもダメですよ!
「ルーナ先生! 金貨一千枚を払って、何もナシじゃあんまりですよ!」
「何もナシではない」
「え!?」
「アンジェロは、エルフ族からの信頼を得られる。個人では無くエルフ族全体のだ」
「信頼……」
信頼はお金では買えない。
しかし、それにしても金貨一千枚は……。
俺が渋っているとルーナ先生が、落ち着いた声で話しだした。
「アンジェロは、魔道具を開発している」
「はい。そうです。飛行機のことですね?」
「ういすきも作る」
「そうですね。蒸留酒をアンジェロ領の特産品にします」
「そこで大事になるのがエルフの信頼。私は、そこのマリーをエルフの里に連れて帰る。その時、里に交渉してエルフの優秀な魔道具士を連れてくる」
「!」
なるほど……。
エルフの魔道具士をヘッドハントしてくれるのか。
「読めてきました。エルフの里から魔道具士をアンジェロ領に連れてくるには――」
「そう。エルフ族全体から、アンジェロが信頼される必要がある。私がお金を出すことも出来る。それでは、アンジェロの手柄にならない」
言葉は悪いが、『エルフ族に恩を売っておけ』とルーナ先生はいっているのだな。
見返りはエルフの魔道具士、魔道具を制作する技術者だ。
金で買うことが出来ない見返りだ。
「わかりました。俺が払います」
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