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中間の村
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流しそうめんの後片付けをしていると、ハルー村とオーガの里からトラックが続々と到着する。
スーパーに運んでもらい、並べてもらう。
旅館やお土産屋さんを案内したりして、ここに中間の村を作る事を提案したら、とても喜ばれた。近いシェアハウスは、時々掃除に行ってくれていたけど、ハルー村からもオーガの里からも、ここは遠いからあまり来れてなかったようだ。
旅館の説明をしていて、予約を取る事が出来ないから、自分達で来て、ご飯作って食べて、布団敷いて寝る事になると気付いた。
またやってしまった……。とりあえず、宿泊施設として使ってくれればいい!
温泉もあるので、のんびりするには良いかもしれない。
そーゆー事にしよう!!
土産屋さんは、大盛況で家族や恋人に色々と選んでいた。結構ぬいぐるみが好評だ!風鈴も店先に吊るしてあり綺麗な音がして喜ばれた。
いつの間に作ったのか、ハートマークの色違いマグカップや、夫婦茶碗なんかもある。
そして何故か木彫りのクマが大人気だった。カッコイイらしい。
ハルー村からも、オーガの里からもここに住むと言ってくれる人がいて、とても助かった。生活に慣れてない人達だけで、ここにいるのは大変だろうから色々と教えてもらえるのはありがたい。
7家族と1人暮らし4名が中間の村に住んでくれる事になった。
1人暮らしの4名は、シェアハウスで、生活すると言ってくれた。家族用に家を出そうとしたら、アパートで十分だと言われた。あまり広いと掃除が大変だから、アパートくらいがちょうどいいらしい。
子どもが産まれたりして、家族が増えたら家を出す事にする。
今日は遅くなったから、来てくれた人達みんなで旅館に泊まる。
食事も中間の村の人達と一緒に皆んなで作って、宴会場で食べた。
温泉に入って、浴衣に着替えて部屋でのんびりしていると、夏といえば花火だ!!と思い付く!!
手持ち花火を沢山出して、バケツに水も用意。準備OK!
1人でゴソゴソと外でしていたら、ワーガがやってきた。
「ワーガ、見ててね!」
蝋燭で火をつけて、赤い火花がシューーと出るのを見てワーガはびっくりして固まってしまった。
何個かしていると、復活して自分もしたいと言いだす。
2人でギャーギャー騒いでいると、皆んな興味津々で寄ってくる。
人に向けたらダメだし、持つ方を間違えないように言って、皆んなで花火大会を楽しんだ。
最後はお約束の線香花火をして、誰が1番最後まで落とさずにいられるか競争が始まり、あちこちから笑い声が聞こえてくる。
あぁ、なんかいいなぁ~。こんな風にのんびり過ごす夏は久しぶりだ。地元の夏祭り行きたかったなぁ~。今年こそは彼氏と夏祭りに行って……と目標立ててたけど、もぅ日本は夏も終わってしまった。
やっぱり、どこの世界にいても線香花火してたら、ちょっと感傷に浸ってしまう。
あっ、でもここの夏はまだまだ続くらしいから、夏らしい事いっぱいしよう!!
海水浴も楽しそうだし、スイカ割りとか、夏祭りもこっちで開催するのも絶対楽しい!!
たこ焼きや、焼きそば、フランクフルト、綿菓子にカキ氷!!金魚掬いは金魚いないから出来ないけど、スーパーボール掬いやヨーヨー釣り、射的、輪投げ……。絶対楽しい!!
よし!ハルー村に帰ったら夏祭りの絵本を沢山出して図書室に並べよう!勝手にポスターとか作ろうかな。
あぁ、ワクワクしてきた!
部屋に戻って寝ようとするけど、夏祭りの事で興奮したからか、なかなか寝付けなかった。
朝、中間の村の事は任せてオーガの里へ行く。
オーガの里も落ち着いていて、特に問題もなく、楽しく過ごしている。
ずっと気になっていた、海の島に行ってみようと言う事になり、ゴーガやリリガ、ワーガと船に乗って行ってみる。
多分、お祭りハイが続いていて、そのままの勢いで決行したのが悪かった。
何も考えず、準備もせずに突撃したら、島から矢のようなものが飛んできた!
ワーガが私を庇って、腕に怪我をしてしまう。
「ワーガ!!大丈夫??」
「くっ……、大丈夫です。……ぅぐっ……。」
そこまでの怪我じゃないのに、ワーガが座り込んでしまう。毒でも塗ってあったんだろうか……。
解毒剤と言っても、何の毒か分からないし……。
どうしていいか分からなくてパニックになっていたら、リリガが何かを塗って、包帯を巻いてくれた。
「多分、大丈夫。エルフが作ってくれた薬だから効くはず!」
「ワーガ、ごめんね!大丈夫?リリガありがとう!!」
その間にも矢が飛んでくる。ゴーガが持って来ていたリュックを振り回して矢を落としてくれているけど、いつまで持つか分からない。
私を庇ってワーガが怪我をしてしまった……。もぅ絶対許さない!!何もしてないのに攻撃してくるなんて……!!
今こそ文明の力を見せつける時だ!!
何かないか??とりあえず、警察がドラマとかで使ってる盾を出してゴーガとリリガに持ってもらう。これで矢はもぅ怖くない!!
何か反撃できる物……ピストル……ダメだ危険すぎる!ボーガン…これもダメだ!
んーーー!!何がある??考えろーーー!!
あっ!よくドッキリ番組とかでやってる粉が噴き出るバズーカーとかどうだ??
それに唐辛子の粉も混ぜよう!!
ワーガの仇を取ってやるーー!!!
かなり近づいてから、ドーーンと撃った!!
かなりの音と、風に乗って粉が広がって行く!
ついでに胡椒も混ぜたから、そのうちクシャミが聞こえてくるはずだ!!
「ハックション!!クシャン!ハッハッハッハックション!!!」
「うっ!目が……ハックション!!」
スーパーに運んでもらい、並べてもらう。
旅館やお土産屋さんを案内したりして、ここに中間の村を作る事を提案したら、とても喜ばれた。近いシェアハウスは、時々掃除に行ってくれていたけど、ハルー村からもオーガの里からも、ここは遠いからあまり来れてなかったようだ。
旅館の説明をしていて、予約を取る事が出来ないから、自分達で来て、ご飯作って食べて、布団敷いて寝る事になると気付いた。
またやってしまった……。とりあえず、宿泊施設として使ってくれればいい!
温泉もあるので、のんびりするには良いかもしれない。
そーゆー事にしよう!!
土産屋さんは、大盛況で家族や恋人に色々と選んでいた。結構ぬいぐるみが好評だ!風鈴も店先に吊るしてあり綺麗な音がして喜ばれた。
いつの間に作ったのか、ハートマークの色違いマグカップや、夫婦茶碗なんかもある。
そして何故か木彫りのクマが大人気だった。カッコイイらしい。
ハルー村からも、オーガの里からもここに住むと言ってくれる人がいて、とても助かった。生活に慣れてない人達だけで、ここにいるのは大変だろうから色々と教えてもらえるのはありがたい。
7家族と1人暮らし4名が中間の村に住んでくれる事になった。
1人暮らしの4名は、シェアハウスで、生活すると言ってくれた。家族用に家を出そうとしたら、アパートで十分だと言われた。あまり広いと掃除が大変だから、アパートくらいがちょうどいいらしい。
子どもが産まれたりして、家族が増えたら家を出す事にする。
今日は遅くなったから、来てくれた人達みんなで旅館に泊まる。
食事も中間の村の人達と一緒に皆んなで作って、宴会場で食べた。
温泉に入って、浴衣に着替えて部屋でのんびりしていると、夏といえば花火だ!!と思い付く!!
手持ち花火を沢山出して、バケツに水も用意。準備OK!
1人でゴソゴソと外でしていたら、ワーガがやってきた。
「ワーガ、見ててね!」
蝋燭で火をつけて、赤い火花がシューーと出るのを見てワーガはびっくりして固まってしまった。
何個かしていると、復活して自分もしたいと言いだす。
2人でギャーギャー騒いでいると、皆んな興味津々で寄ってくる。
人に向けたらダメだし、持つ方を間違えないように言って、皆んなで花火大会を楽しんだ。
最後はお約束の線香花火をして、誰が1番最後まで落とさずにいられるか競争が始まり、あちこちから笑い声が聞こえてくる。
あぁ、なんかいいなぁ~。こんな風にのんびり過ごす夏は久しぶりだ。地元の夏祭り行きたかったなぁ~。今年こそは彼氏と夏祭りに行って……と目標立ててたけど、もぅ日本は夏も終わってしまった。
やっぱり、どこの世界にいても線香花火してたら、ちょっと感傷に浸ってしまう。
あっ、でもここの夏はまだまだ続くらしいから、夏らしい事いっぱいしよう!!
海水浴も楽しそうだし、スイカ割りとか、夏祭りもこっちで開催するのも絶対楽しい!!
たこ焼きや、焼きそば、フランクフルト、綿菓子にカキ氷!!金魚掬いは金魚いないから出来ないけど、スーパーボール掬いやヨーヨー釣り、射的、輪投げ……。絶対楽しい!!
よし!ハルー村に帰ったら夏祭りの絵本を沢山出して図書室に並べよう!勝手にポスターとか作ろうかな。
あぁ、ワクワクしてきた!
部屋に戻って寝ようとするけど、夏祭りの事で興奮したからか、なかなか寝付けなかった。
朝、中間の村の事は任せてオーガの里へ行く。
オーガの里も落ち着いていて、特に問題もなく、楽しく過ごしている。
ずっと気になっていた、海の島に行ってみようと言う事になり、ゴーガやリリガ、ワーガと船に乗って行ってみる。
多分、お祭りハイが続いていて、そのままの勢いで決行したのが悪かった。
何も考えず、準備もせずに突撃したら、島から矢のようなものが飛んできた!
ワーガが私を庇って、腕に怪我をしてしまう。
「ワーガ!!大丈夫??」
「くっ……、大丈夫です。……ぅぐっ……。」
そこまでの怪我じゃないのに、ワーガが座り込んでしまう。毒でも塗ってあったんだろうか……。
解毒剤と言っても、何の毒か分からないし……。
どうしていいか分からなくてパニックになっていたら、リリガが何かを塗って、包帯を巻いてくれた。
「多分、大丈夫。エルフが作ってくれた薬だから効くはず!」
「ワーガ、ごめんね!大丈夫?リリガありがとう!!」
その間にも矢が飛んでくる。ゴーガが持って来ていたリュックを振り回して矢を落としてくれているけど、いつまで持つか分からない。
私を庇ってワーガが怪我をしてしまった……。もぅ絶対許さない!!何もしてないのに攻撃してくるなんて……!!
今こそ文明の力を見せつける時だ!!
何かないか??とりあえず、警察がドラマとかで使ってる盾を出してゴーガとリリガに持ってもらう。これで矢はもぅ怖くない!!
何か反撃できる物……ピストル……ダメだ危険すぎる!ボーガン…これもダメだ!
んーーー!!何がある??考えろーーー!!
あっ!よくドッキリ番組とかでやってる粉が噴き出るバズーカーとかどうだ??
それに唐辛子の粉も混ぜよう!!
ワーガの仇を取ってやるーー!!!
かなり近づいてから、ドーーンと撃った!!
かなりの音と、風に乗って粉が広がって行く!
ついでに胡椒も混ぜたから、そのうちクシャミが聞こえてくるはずだ!!
「ハックション!!クシャン!ハッハッハッハックション!!!」
「うっ!目が……ハックション!!」
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